エレコムのマウスのネチャネチャを改善

4年ほど前に購入したエレコムのワイヤレスマウス M-XG2DB (BK)。マイクロソフトのマウスのように半年〜1年程度でベトベトになるということはなくて、購入して2年で指が当たる部分のゴム状の素材がツルツルになった(新品時はマットな状態)程度。
しかし、それからさらに2年経って、親指で操作する側面のボタンがやたらとネチャネチャするようになった。ときどきティッシュで拭っていたが、やはり暫くたつと再びネチャネチャに。この親指で操作するボタンはプラスチックなので本来ならネチャネチャする筈がなく、マウスの中からネチャネチャが湧いてきてるみたいで不思議に思っていた。その親指側のゴム状の部分をグッと握ったところ、本来は硬めの触感の筈がボアボアする。側面のゴム状シートが浮いている?

エレコムのワイヤレスマウスのゴムがネチャネチャ 1
側面のゴム状のシートを剥がしてみた。シートをマウスにひっつけている接着剤がドロドロになって膨張している?
親指で押すボタンがネチャネチャしたのは、この接着剤がボタンとシートの隙間から はみ出てきてたのが原因みたい。
マウス側は表面が嘘のように綺麗。つまり接着剤は残らずゴム状シート側にひっついていた。

エレコムのワイヤレスマウスのゴムがネチャネチャ 2
接着剤がすごい汚いしドロドロに溶けているように見えるので除去するのは手強いかなと思ったが、引っ張って剥がしたら簡単に取れた。上の写真だとゴムの表面に白い粉が吹いたみたいに見えるけど、これはゴム表面の細かな凹凸に光が反射しているせい。

エレコムのワイヤレスマウスのゴムがネチャネチャ 3
ゴムシートの接着剤が付いていた部分に薄いOPPフィルムの両面テープを貼ってマウスにひっつけた。これでほぼ元通り。ゴムの指が触れる部分は4年経ってもマイクロソフトのマウスのようにボロボロになったりベトベトしたりしないので優秀。

せっかく良い素材使ってるんだから接着剤変えた方が良いよ > エレコム

なお、以前の記事に追記したとおり、Windowsで使うとホイールの回転を逆回転に認識することがあるので万人にこのマウスをオススメはしない。まぁ、既に古いマウスなのでモデルチェンジしてるだろうし、在庫分も処分が進んであまり売られていないだろうとは思うけど。