靖国神社

靖国神社に参拝してきました。

1869年(明治2年) 東京招魂社建立。
1872年(明治5年) 本殿竣工
1879年(明治12年) 靖国神社に改称。
1882年(明治15年) 遊就館開館
1887年(明治20年) 第二鳥居竣工
1901年(明治34年) 拝殿竣工
1921年(大正10年) 第一鳥居竣工
1923年(大正12年) 関東大震災 拝殿と遊就館に被害
1931年(昭和6年) 遊就館新築工事竣工
1934年(昭和9年) 神門竣工
1943年(昭和18年) 第一鳥居撤→木造鳥居
1945年(昭和20年) 遊就館→靖国神社宝物館
1974年(昭和49年) 第一鳥居再建
1986年(昭和61年) 遊就館再開

祭神
  • 北白川宮能久親王 (1847-1895 幕末〜明治)
  • 北白川宮永久王 (1910-1940)
  • 幕末の尊王志士・日本の軍人・軍属 246万柱以上

記紀に出てくる神様は祀られていない。
久親王は上野寛永寺の貫主を継承。彰義隊、寛永寺を拠点とする。一時幕府側となった為に朝敵となる。蟄居の後ドイツ留学、帰国後陸軍へ。乙未戦争で台湾に出征。マラリアにより病死。
永久王は能久親王の孫。陸軍砲兵大尉としてモンゴルへ赴任。演習中の航空事故で死去。

最寄り駅は都営新宿線、東京メトロ東西線・半蔵門線の九段下駅(230m徒歩3分)、都営新宿線の市ヶ谷駅(700m徒歩8分)、東京メトロ有楽町線・南北線の市ヶ谷駅(750m徒歩9分)、JR総武線の市ヶ谷駅(850m徒歩10分)。

靖国神社 1
靖国神社は東京大神宮の近く。南下すれば靖国神社の第一鳥居前に出る筈が南西方向に進んだため大村益次郎像の側に来てしまった。
写真は大村益次郎像近くから第一鳥居を撮ったもの。第一鳥居は鉄製+内部コンクリートで高さ25mの巨大なもの。25mプールを縦にしたような感じ。
京都の平安神宮の鳥居も巨大に思いましたがそれより僅かに大きいか。 34m弱の熊野本宮大社の鳥居は見たことがないので想像がつきません。

靖国神社 2
大村益次郎像。その後ろに第二鳥居。神門と続く。広い参道。イチョウの紅葉が綺麗。でも、臭い。
掃除の人たちが一生懸命落ち葉を集めているんだけど風が吹く度にワサワサと新しい落ち葉が。賽の河原状態。

靖国神社 3
大村益次郎像って長州藩出身の兵学者。兵部省の初代大輔。日本陸軍の創始者。名前は知っていても何の人だっけ?だった。像の風貌から壮年くらいに思っていたが亡くなった(暗殺された)のが46歳なので若い。

靖国神社 4
第二鳥居。15m青銅製

靖国神社 5
神門。直径1.5mの巨大な菊花の紋章がすごい(門が開いているので写真には写っていない)。丸太の柱がすごい太い。

靖国神社 6
拝殿。拝殿正面で写真撮影している人に守衛さんが注意していたので離れたところから。拝殿の後ろに屋根だけ見えているのが本殿。

靖国神社 7
本殿の斜め後ろにある神池庭園。もみじと池の鯉、イイ。

靖国神社 8
第一鳥居の外。右は靖国神社の写真でよく見る社号標。鳥居のところから坂になっていて撮影場所は坂を下って早稲田通りに出るところ。なので鳥居の奥は背の高い大村像しか見えません。
それと、神池庭園の写真の後に遊就館の見学をしたので時間が経って実は日没後。例によってカメラが勝手に明るく補正してしまったので何が写っているか判る程度にできるだけ暗く現像したけどやっぱり変に明るい。ライトアップされてる部分が赤くなっているので気味悪く撮れてしまったかも。

靖国神社 御朱印
御朱印。

実は靖国神社は横を通ることはあっても中に入るのは初めて。予想以上に大したものでした。
遊就館はしっかり見るなら2時間は必要だけど閉館が16時半なので14時には入らないと途中で終わりということに。ただし、見るものたくさん過ぎなので1回で全部というのも無理といえば無理かも。
遊就館1階の一部は無料で入れるのでゼロ戦と蒸気機関車(C56)くらいは観られるしお土産も買えます。(ただ、土産物はあまり欲しいとは思えなかった)
で、やっぱり歴史の参考書やネット/テレビで見るだけでなく実物を見るというのは大切だなと思ったわけで。観光というより勉強に良いところです。