マイクロソフト PCマネージャというアプリを触ってみた

マネージャー
©いらすとや.

マイクロソフト PCマネージャというアプリのベータ版が公開されているので触ってみた。

PC Manager 1
ブラウザでhttps://pcmanager.microsoft.com/enを開く。
マイクロソフトのサイトであることを確認。
Download for freeをクリック。MSPCManagerSetup.exeがダウンロードされるのでクリックして実行する。

PC Manager 2
MSPCManagerSetup.exeを実行するとUACの画面が表示される。
とつぜん中国語で「微软电脑管家」と表示されるのでギョッとするが、「微软」はマイクロソフト、「电脑」はコンピュータ(PC)、「管家」はマネージャのこと。Microsoft PC Managerで、ようするにこのアプリの名前。マイクロソフトの中国の拠点で開発されている?

PC Manager 3
インストールの確認を求められるので左下の「I accept」にチェックして中央の「Install」をクリック。

PC Manager 4
インストールにはそれほど長い時間はかからない。

PC Manager 5
インストールが終わると「Launch Now」でPC Managerを起動できる。また、デスクトップにアイコンが作成されるのでそれでも起動できる。

PC Manager 6
PC managerのメイン画面。メモリの使用状況が40%、テンポラリファイルが137MBというのが表示されている。右のBoostをクリックすると確認なしで不要なテンポラリファイルの削除を一気に行う。同時に不使用のメモリがあると開放してくれるのかもしれないが、使用中のメモリは開放されないのでメモリ側は数字が殆ど変わらないかも。(メモリ開放機能があるのかはよく判らない)
Health chackとStrage managementは幾つかの機能が集めらたもの、Process managementは起動中のアプリを停止させるもの、Startup appsはシステム起動時に自動起動するアプリの管理のよう。
右下のSecurityはウイルススキャン。

PC Manager 7
ヘルスチェックはキャッシュファイルや更新関係のファイル、ブラウザのキャッシュファイル、ウイルススキャン用ファイルを調べて無駄を抽出する。

PC Manager 8
必要に応じてチェックを付けるまたは外して右上のProceedをクリックするとしつこい確認なしでサクっと削除される。

PC Manager 9
ストレージマネージメントの「Deep cleanup」は項目別に無駄なファイルを抽出して削除可能。

PC Manager 10
ストレージマネージメントで無駄なファイルを削除したところ。

PC Manager 11
ストレージマネージメントの中の「Storage sense」をクリックしたところ、Windowsの設定のシステムから記憶域のストレージセンサーが開いた。

PC Manager 12
昔からWindowsにある「ディスク クリーンアップ」。これとPC ManagerのDeep Cleanと何が違うのかしら?

Windowsが標準で持つ機能とかぶってたり既存のメニューを開くだけだったりで、正直あまり存在価値がわからないツールだった。メモリ開放がしっかり行われてその効果が実感できるとか不要なレジストリを削除する機能があるだとかであれば有用なアプリになるかもしれないけど。
なお、MSPCManager Serviceというサービス名で常駐することから常時無駄なファイルを監視(削除?)したり、無駄なメモリを開放するなどしてくれれば何かと重くなりがちなWindowsを軽く維持できるようになるのかもしれない。

まだベータバージョンということで意図した性能や機能を実現できていないかもしれないので正式リリース後に改めて触ってみたいかも。もしかしたらWindowsの大型アップデートでWindows本体に組み込まれるのかもしれないけど。