革財布を12年使ってみた

メインで使用している財布は、「レザーメンズ長財布 Lutece (リュテス) 高橋秀行」の「Lisse-slim」の色はオリーバ(オリーブ)という札入れ。2011年1月購入当時は25,000円(税抜き)、2023年12月現在の販売価格は40,864円。(革ee.com)
価格はだいぶ上がったとはいえ、まだ割安感がある。
外側がミネルバリスシオの2mmの1枚革でとても美しいもの。内側もすべて革で、全てが牛革のスリムな財布を探していて当時一目惚れ。今もベタ惚れ。ブランドに興味が無いので物だけを見て良いものが安くてお得と思った。

あれから12年。

12年経った革財布 1
さすがに12年使用しただけあって少し汚れがあるもののこの角度ではエイジング感は低め。

12年経った革財布 2
折り目の部分はやや疲れた印象で細かなヒビ感がある。脂を足せば治りそう?。

12年経った革財布 3
スリムな長財布を活かしたいのでカードが6枚入るところクレカ2枚だけ、札も10枚以上は入れないようにしているので内側もまだまだ綺麗。レシートは財布に入れない。

12年経った革財布 4
蓋の革の床面(ウラ面)は新品時よりもやや繊維が潰れた感があるが、床面としては綺麗。

12年経った革財布 5
コバ(革の端を蝋で処理した部分)はさすがに少し傷んできた。こういうのって作者さんに頼んでメンテナンスして貰ったら高いのかしら?

ここまでの札入れの写真はライトの影響ですべて少し明るめに写っています。実際の見た目ではもう少し暗い緑で、新品時よりも落ち着いた色になっています。

以下は、2012年5月に購入した革の小銭入れ。カーフ(仔牛)のオイルドヌバックの「ナポレオンカーフボナパルトL字ファスナー」で色はオリーブ。当時の販売価格はココマイスターで3,900円で、当時探して良さそうな全革の小銭入れの中では最も安かった。2023年12月時点ではサブブランド?が異なりメーカー価格は11,000円でちょっと高いかな。

12年経った革財布 6
L字のファスナーが使いやすそうで購入したが、ファスナーはYKKなので11年半経った今も調子は良い。新品時は繊維が立っていて起毛風の触り心地だったが、現在は繊維が完全に寝てしまってツルテカになり色が暗め茶色がかり落ち着いた感じになっている。この革は元々エイジング感を楽しめることが売りなので変化があって当然。

12年経った革財布 7
ココマイスターだがサブブランドはL'ARC DE ST.BERNARD (ラルク・ド・サン・ベルナール)。このサブブランドのロゴの刻印がかっこ悪くてイヤだったが、もうこのサブブランドは無くなった?現在の、ナポレオンカーフ・ボナパルトL字ファスナーではCOCOMEISTERの文字と人が乗った2頭の馬の刻印になっているよう。ロゴの斜め右下が黄色っぽく見えてるのはファスナーの端がこの部分の裏側で留められていて革が伸びているため。つまり最初からこう。

12年経った革財布 8
内側。ずっと使っているし、コインのような汚いものを入れる割にはめっちゃくちゃ汚いというほどには汚れていない。この小銭入れは革が薄めなので柔らかい。新品時は外側もこの内側に近い緑色だった。
内側にはO字型に内ポケットが付けられているが底は縫われていないのでただの筒になっている。(ここが小銭用)
この財布は小銭と会員カード数枚などを入れるのに適している。L字ファスナーで大きく開くとはいえ手の大きな男性が小銭を取り出すために指を入れるには少し小さい。また、コンビニなどちょっとした買い物にこの小銭入れだけを持って出ることがあるので1000円札を2つ折りにして入れることがあるが、ぎりぎり入るもののファスナー開け閉めで札に当たって挟みそうになるのでヨコ×タテともにあと5mmずつほど大きければもっと使いやすいのにと思う。

札入れは気に入っているし来年発行の新札が旧札とサイズが同じらしいのでまだまだ使い続けるつもりだけど、小銭入れは最初から少し気に入らないのでもっと良い革の小銭入れがあれば買い替えたいと探している。探し続けてあと半年で12年だけどまだ見つかってないわけだが。

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