メルカトル図法らしき円筒図法の世界地図に円形のミサイル到達範囲を重ねるってどうなんだろうか? pic.twitter.com/2vm1n8sued
— King-Oboe-William-Charlie-How-Able-Nan-Neiner (@kowchan9) May 20, 2017
観てなかったから知らなかったんだけど、どこかのテレビ局がメルカトル図法の世界地図に同心円を重ねるというお前の世界はドラクエかファイナルファンタジーなのかとツッコミたくなる訳のわかんないことをしでかしたらしい。図を作った奴もスタジオの奴も全員そろって頭の中にオカラが詰まってる人の形をした何からしい。
同心円を重ねるなら正距方位図法を使わなきゃダメだってのは(今だと)中学校で習うことの筈だけど中学校行かなかったのかな?
今だとウェブで正距方位図法の世界地図を任意の中心点を指定して作成できる。
たとえばhttp://maps.ontarget.cc/azmap/
北朝鮮を中心にした正距方位図法の世界地図はこうなる。距離の目安になる同心円も入れられるのでわかりやすい。
北朝鮮から距離8000kmで、東は北米大陸の東北側のボコッとへこんだところ(ハドソン湾)に到達しようかというところ、西はアラビア半島と東欧がほぼすっぽり入るのが解るかと思うが、テレビの図の作り方だと1万kmでハドソン湾の遥か西のグレートスレーブ湖やグレートベア湖にしか達しない。(西側は不明)
もしもミサイルの射程が本当に1万kmならアメリカ中部やヨーロッバのほぼ全域が収まることになる。助かるのはスペインくらい?
でも、とりあえず今は北朝鮮よりテレビの報道の人のアタマの方が脅威だわ。