AdSenseより稼げる? 面倒だけどEzoicを導入してみる (広告有効化)

ezoicの広告が有効化できるようになったら

Ezoicの広告はGAMの運用代行なのでGAMのアカウントが必要です。GAMのアカウントを取得するにはAdSenseが必須です。他所のネットの記事を見るとEzoicの利用でGAMもAdSenseも要らないようなことが書かれているものがありますが、それは広告を利用せずにCDNの部分だけを利用する場合だと思われます。
GAMの招待を受ける部分についてはAdSenseより稼げる? 面倒だけどEzoicを導入してみる (中編)の最後の方をご参照ください。
この中編の記事ではGAMのアカウントの開設承認待ち且つドメインのレビュー待ちでした。GAMアカウントの開設は登録手続きから承認されるまで数時間から24時間程度かかります。ドメインのレビュー(承認)は数日から2週間ほどかかります。
以下、承認状況の確認と広告の有効化です。 広告の基本的な設定は、AdSenseより稼げる? 面倒だけどEzoicを導入してみる (後編) 広告をご覧ください。

Ezoic広告の有効化

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Ezoicのウェブサイトで、「Ezoic Ads」を開きます。
左列のメニューで、「Ad Transparency」を選択します。
右列上部のタブから「MCM」 (Multiple Customer Management)を選択します。
「Ad Manager Account Status」を確認し、緑色の「」でGoogle has approved your AdManager account.・・・であればGAMアカウントは登録承認済みです。「」アイコンが表示されていたらGAMアカウントが有効になっていません。
「Ad Manager Domain Status」はGoogleがEzoicに登録して広告を有効化しようとしているサイトのコンテンツを確認するので承認されるまで日数がかかります。この承認はGAM内で表示される登録済みドメイン(サイト)の承認状態とリンクしていると勘違いしやすいですが、別物なのでGAM内の表示が承認状態であってもEzoicのこの画面では未承認ということがあります。(次へ)
また、GAMアカウントが非承認であれば必ずドメインは非承認です。(ドメインがGAMアカウントより先に承認されることはありません)

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これはGAMの画面です。メニューから「在庫」「サイト」を開きます。
GAMのGoogleアカウントに紐付けられたサイトが自動的にリストアップされます。この画面で「プライバシーとメッセージ」の列は、サイトの所有権が確認されると「準備完了」の表示になります。「AdSenseの承認」の列は、そのサイトがAdSenseで広告を出せる状態であれば「はい」です。
この表示が「準備完了」且つ「はい」であればそのサイトが「GAMで承認された」と勘違いしそうですが、これはGAMでGoogleがレビューしたことを示すものではありません。過去にAdSenseでレビュー審査が通ったというのはここでは関係ありません。

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数日後、ドメインの審査が通った状態。このドメイン審査が通ったときにEzoic或いはGoogleからメールなどで知らせてくれれば親切なのですが、通知はありませんでした。つまり、このEzoic AdsのMCMタブの画面を開いて自分で確認するしかありません。
先に承認済みになっていた「Ad Manager Account Status」だけでなく、「Ad Manager Domain Status」も「 Google has approved this site for use.」になっています。
これでようやくEzoic Adsを有効化する準備ができました。

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Ezoicのトップページを開きます。
「NEW: MAXIMIZE YOUR SITE'S REVENUE」の「ENABLE」ボタンをクリックします。
これで広告配信が始まります。自身のウェブサイトを表示すると設定したプレースメントに広告が表示されるようになった筈です。広告が気に入らない位置に表示されるようであれば、そのプレースメントを調整してください。

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広告有効化後、しばらくするとEzoicによる自動セットアップの提案が表示されます。
Ezoicのトップページにを開きます。
「Would you like Ezoic setup your site for you? click here to opt in」のメッセージバナーが表示されます。「click here」をクリックしてEzoicにベストプラクティスに基く自身のサイトの自動セットアップさせる旨に同意します。

広告の収益を高める高度な設定の入口

Ezoicの広告を有効化しただけで基本的にはAdSenseのみと同等以上の収益が得られると思われます。
しかし、もっと広告の収益を増やしたいということであればより高度な設定を行うことができます。この記事では具体的な設定には触れません。設定を行うには自身でGAMの広告を設定するための知識が必要です。(用語はGAMと同じです) GAMの設定はわかりにくくて初心者泣かせです。そのためGAMのコンサルが存在するわけですし、そもそもEzoic AdsがGAMの運用代行です。

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Ezoic Adsの画面を開き、左列の「Ad Sales」を選択します。
右列上部の「Run Ad Campaign」タブを選択します。
「Direct Ad Orders」の「TURN ON」ボタンをクリックします。

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「Direct Ad Orders」画面が更新されてリストが表示されるようになります。ただし、初めてTurn Onしたなら未登録なのでリストは空の筈です。
右の「ADD DIRECT AD ORDER」で広告オーダーの追加になります。

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オーダーの登録画面です。在庫(Inventory)やターゲティング(Targeting)はタブ切り替えで設定します。
GAM同様にAdSenseより高度なことができますが簡単ではありません。

高度な設定は急ぐ必要はないものと思われます。標準の広告で様子をみて収益が増えないようであれば高度な設定をおこなえばよさそうです。

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Tiny 11をMicrosoftと通信させない名前解決変更

Tiny 11をMicrosoftと通信させない名前解決変更

システム要件を満たさない低スペックのPCでWindows 11を使用した場合、2022年前半頃までは比較的快適に動作しており、むしろWindows 10より軽いと感じることさえありました。しかし、その後の更新に伴い、挙動が不安定になり、プチフリーズや長時間のフリーズが頻発するようになりました。古いインストールメディアを使用して再インストールすると、更新を適用するまでは軽快に動作するため、最新バージョンに更新することで問題が生じることが分かります。そして2023年2月以降、システム要件を満たさないPCでは画面右下に警告が表示されるようになり、さらに使い勝手が悪化。重さや警告表示の問題から、このOSは事実上使用に耐えなくなってしまいました。

そんな中、新たに登場したのが「Tiny 11」です。Tiny 11はWindows 11から様々な機能を省いて軽量化されたバージョンで、起動後の操作可能になるまでの時間が非常に短く、動作も軽快です。また、テレメトリ(使用状況データの送信)も減少していると考えられます。少し試してみた限りでは、純正のWindows 11よりも明らかに快適な使用感です。ただし、ウェブ上で見かける「メモリ使用量が1GB未満」という情報は正しくなく、実際には2GB程度のメモリを使用しています(これはb2版の場合)。Tiny 11に怪しい点が全くないわけではないため、メインPCでの使用は推奨されませんが、2015年以前の低スペックPCでWindows 11を使いたい場合、このような軽量版を検討する価値があります。

一方で、Tiny 11をシステム要件を満たさない低スペックPCにインストールした場合、Windowsの更新を適用すると動作が重くなる傾向があります。特に、起動後にシステムがビジー状態になる時間が長引き、せっかくの軽量化が台無しになってしまいます。したがって、Tiny 11ではWindows Updateの適用を控えることが望ましいです。しかし、Tiny 11は標準でWindows Updateが有効になっており、何も対策しないと自動で更新されてしまう可能性があります。今回は、Tiny 11の通信を調べてMicrosoftとの通信を制限する方法を紹介します。ファイアウォールで遮断する方法ではなく、名前解決を制限するだけで十分な対策となります。この作業をWindows側ではなく、LAN環境のDNSサーバで行うことで、Tiny 11を再インストールした場合や複数のPCで使用する場合も簡単に対応できます。

Tiny 11をMicrosoftと通信させない名前解決変更 1
実際に、いつもの低スペックノートPCにTiny 11(b2版、no sysreq)をインストールしてみました。これはWindows 11 Proエディションで、22H2アップデート相当の状態です。スクリーンショット撮影時には日本語化と最新状態への更新を行っていますが、この更新がトラブルの原因になったため、この記事を作成することになりました。

Tiny 11をMicrosoftと通信させない名前解決変更 2
通信内容を調べるには、ルーターなどにtcpdumpやWiresharkを仕掛けるのが一般的ですが、名前解決だけを確認したい場合は、Windows用の「DNSQuerySniffer」が簡単で便利です(ただし、システム起動完了前の情報は取得できません)。このツールを使うには、別途パケットキャプチャ用のドライバが必要です。Wiresharkのインストール時に一緒に導入されるPcapドライバを利用すれば問題ありません。ネットワークインターフェイスのIPアドレスで待ち受け設定を行い、「0.0.0.0」を選択しないよう注意します。動作中に名前解決が発生すると、新しい行が追加されます。左端列には名前解決を試みたホスト名が表示され、右端列には対応するIPアドレスが表示されます。この例では、LANのDNSでMicrosoft関連の通信先IPを全て「0.0.0.0」に書き換えた結果を示しています。

Tiny 11 b2の通信相手(Microsoft)

  • slscr.update.microsoft.com
  • fe2cd.update.microsoft.com
  • fe2cr.update.microsoft.com
  • fe3cr.update.microsoft.com
  • fe3cr.delivery.mp.microsoft.com
  • kv801.prod.do.dsp.mp.microsoft.com
  • cp801.prod.do.dsp.mp.microsoft.com
  • settings-win.data.microsoft.com
  • settings-win.data.mp.microsoft.com
  • geo.prod.do.dsp.mp.microsoft.com
  • geover.prod.do.dsp.mp.microsoft.com
  • download.windowsupdate.com
  • ctldl.windowsupdate.com
  • go.microsoft.com
  • wdcp.microsoft.com
  • wdcpalt.microsoft.com
  • cxcs.microsoft.com
  • www.msftconnecttest.com
  • windows.msn.com
  • time.windows.com
  • dns.msftncsi.com
  • www.bing.com
  • login.live.com
  • dmd.metaservices.microsoft.com
  • displaycatalog.mp.microsoft.com
  • storecatalogrevocation.storequality.microsoft.com
  • tsfe.trafficshaping.dsp.mp.microsoft.com
  • fd.api.iris.microsoft.com
  • watson.events.data.microsoft.com
  • msedge.api.cdp.microsoft.com
  • edge.microsoft.com
  • edgeassetservice.azureedge.net
  • a-ring.msedge.net
  • k-ring.msedge.net
  • spo-ring.msedge.net
  • dual-s-ring.msedge.net
  • s-ring.msedge.net
  • fp-vs-nocache.azureedge.net
  • config.edge.skype.com
  • static-ecst.licdn.com
  • msedge.b.tlu.dl.delivery.mp.microsoft.com
  • msedge.f.dl.delivery.mp.microsoft.com
  • nav.smartscreen.microsoft.com
  • nav-edge.smartscreen.microsoft.com
  • smartscreen-prod.microsoft.com
  • 2.au.download.windowsupdate.com
  • 3.au.download.windowsupdate.com
  • 4.au.download.windowsupdate.com
  • 7.au.download.windowsupdate.com
  • 9.au.download.windowsupdate.com

漏れがあるかもしれませんが、1日程度通信を監視した範囲では、Microsoft関連の通信先は以下のホストでした。リスト以外にも、 footprintdns.com や azureedge.us のホストが複数(多数)確認されましたが、ここでは省略しています。
これらの中で、 footprintdns.com 、 azureedge.net 、 azureedge.us 、 msedge.net 、 microsoft.com 、 windowsupdate.com のサブドメインは、unboundを使用してまとめて処理することが可能です。
なお、Tiny 11は純正のWindowsとは異なり、テレメトリの送信量が少ないようです。

Unboundで名前解決の設定を行う

これらのホスト/ドメインのIPアドレスを0.0.0.0に書き換えるunbound用ルールは以下です。(IPアドレス書き換え部分だけです)
    local-zone: "footprintdns.com." redirect
    local-data: "footprintdns.com. A 0.0.0.0"
    local-zone: "azureedge.net." redirect
    local-data: "azureedge.net. A 0.0.0.0"
    local-zone: "azureedge.us." redirect
    local-data: "azureedge.us. A 0.0.0.0"
    local-zone: "msedge.net." redirect
    local-data: "msedge.net. A 0.0.0.0"
    local-zone: "microsoft.com." redirect
    local-data: "microsoft.com. A 0.0.0.0"
    local-zone: "windowsupdate.com." redirect
    local-data: "windowsupdate.com. A 0.0.0.0"

#   local-data: "www.msftconnecttest.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "windows.msn.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "time.windows.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "dns.msftncsi.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "www.bing.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "login.live.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "config.edge.skype.com. IN A 0.0.0.0"
    local-data: "static-ecst.licdn.com. IN A 0.0.0.0"
サブドメインを纏めると少なくすっきりしたルールになりました。www.msftconnecttest.comの行をコメントにしていますが理由は次。

Tiny 11をMicrosoftと通信させない名前解決変更 3
上記の通信先の中で、 www.msftconnecttest.com は、Windowsがインターネット接続を確認するために利用しているようです。このドメインのIPアドレスを 0.0.0.0 に設定すると、Windowsはインターネットとの疎通ができないと判断します。なお、上の設定例では www.msftconnecttest.com を通常通り名前解決できるようにし、行頭に#を付けてコメント化しています。このホストとの通信については挙動が不明なためです。

time.windows.com は、Windowsの時刻合わせに使用されるNTPサーバです。ただし、Windowsは他のNTPサーバでも時刻同期が可能なため、この time.windows.com を通信不可に設定しても問題ないと思われます。 詳細については以下の記事をご参照ください: Windows 10の時刻同期設定

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