AdSenseより稼げる? 面倒だけどEzoicを導入してみる (中編)

もしも・・・Ezoicがめっちゃ面倒だったら

前回、Ezoicでアカウントを取得して、ネームサーバを切り替えた。今回はWordPress用プラグインをインストールしてAds.txtのリダイレクトを行う。

WordPressプラグインの導入

Ezoicとの統合 18
前回最後の画面ですが、画面上部の「Settings」から「Site Integration」です。
ネームサーバの切り替えが完了していることが確認されて「Name Servers」の右上に「Integrated」(統合済み)の印が付いています。
新たに「WordPress Plugin」が出現しているので、そのWordPress Pluginの「VIEW INSTRUCTIONS」をクリックします。

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Ezoicプラグインのインストール方法について説明されています。ダウンロードリンクからプラグインのファイルをダウンロードして手動でインストールしても良いですが、普通はWordPressの管理パネルから他のプラグインと同様にインストールします。今回は、その方法で。
右下の「NEXT」をクリックします。

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WordPressの管理パネルにログインしてください。
左メニューから「プラグイン」を選択し、上部の「新規追加」ボタンをクリックします。(画像無し)
プラグインのリスト画面が表示されるので右上の検索テキストボックスに「ezoic」と入力します。
候補が表示されるおそらく最初あたりに表示されるEzoicのプラグインの作者が「Ezoic inc.」であることを確認して「今すぐインストール」をクリックします。

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次にインストールした「Ezoic」プラグインの「Activate」(有効化)ボタンをクリックするように書かれています。
「NEXT」ボタンをクリックします。
WordPress管理パネル側でEzoicプラグインの「有効化」をクリックしてください。(画像なし)
これでEzoicプラグインのインストールは完了です。次はEzoicプラグインの設定に進みます。

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WordPressの管理パネルのメニューの「設定」から「Ezoic」をクリックします。

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Ezoicプラグインの設定画面で、「Integration Status」タブが表示される筈です。
Ezoic Integrationのステータスが「Waiting on Integration」になっている筈なので「Enable WordPress Integration」ボタンをクリックします。

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これで統合モードになるのでEzoic Integrationの項目が「WordPress Integrated 」になります。
「Ads.txt Setup」の項目が新たに表示されます。「Redirection Required」になっている筈なので「Set up Ads.txt」ボタンをクリックします。(次の次へ)

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ここで、Ezoicのウェブサイトに戻り、画面上部の「Setting」をクリックして「Site Integration」のタブを開くと、先程表示されていた「WordPressプラグイン」の表示が消えています。こちらでもWordPressのEzoicプラグインの統合モードが確認された状態です。

Ads.txtのリダイレクト

Ads.txtは広告会社があなたのサイトで広告を表示することを許可するリストで、最近の多くのネット広告会社が利用するようになっています。GoogleのAdSenseだけを利用するのであればAdSense用に最低1行のAds.txtがあれば良いのですが、他の広告会社で複数の広告ネットワークを利用するタイプの広告を表示する場合はそれぞれの広告ネットワークがあなたのウェブサイトのAds.txtにリストアップされている必要があります。広告ネットワークは大量ですし、次々増えていくものです。ウェブサイトのオーナーが自身でAds.txtに全ての広告ネットワークをリストアップするのは難しいですし、随時新しい広告ネットワークの追加するというのも難しいです。
Ezoicでは「Ads.txt Manager」を使用することを推奨しています。Ads.txt Managerを利用することで、Ads.txt Managerが提供する最新のAds.txtにあなたのウェブサイトからリダイレクトしておくだけになります。ウェブサイトのオーナーはAds.txtの管理の手間から開放されます。
Ads.txt Managerを利用するにはアカウントを取得します。(以下)

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2つ前の「Set up Ads.txt」ボタンをクリックするとAds.txt Managerのログイン画面「https://svc.adstxtmanager.com/auth/login」が表示されます。過去にAds.txt Managerを利用したことが無ければアカウントを所有していない筈なので右下の「Create an account」をクリックします。(次へ)
既にアカウントを保有しているならそのアカウントでログインしてEzoicに統合するサイトを追加してください。(次の次の次へ)

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アカウント取得のために必要事項を入力します。会社名は入力不要です。
「I have read and accept terms and conditions」に(規約を読んで同意して)チェックし、「CREATE MY ACCOUNT」をクリックします。

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初アクセス時はチュートリアルが表示されます。「Next→」で読み進めるでも「SKIP」でも好きな方でチュートリアルを終了します。

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アカウントIDを確認するために右上の「自分の名前」の右横のドロップダウンメニューを開きます。(次へ)

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ドロップダウンメニューで「 My Profile」をクリックします。
Account IDを確認してください。このアカウントIDをWordPressのEzoicプラグインの画面で入力します。(次へ)

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WordPressの管理パネルの「設定」でEzoicの画面。上部のタブで「Ads.txt Manager」を選択し、「Ads.txt Manager ID」のテキストボックスに入力します。その上の「Automatic Detection」が「Enabled」になっていることを確認します。「Disable」になっていたら「Enable」にしてください。
「Save Settings」ボタンをクリックします。

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Ads.txt Managerの画面に戻り、左上の「Get Started」をクリックします。

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「WHAT IS ADS.TXT?」の画面は一通り目を通して「NEXT」ボタンをクリックします。

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多くのFeatured Sellersが表示されるので「Ezoic」の「AUTHORIZE」ボタンをクリックします。
次に左上側の「NEXT」ボタンをクリックします。

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ウェブサイトで既に何らかのウェブ広告を利用していてAds.txtがあるならその内容をインポートします。
ウェブ広告を利用していないならこのIMPORT画面はスキップします。
「NEXT」ボタンをクリックします。

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リダイレクトの設定についての画面です。先ほど、WordPressの設定Ezoicプラグインの設定画面でAds.txt ManagerのアカウントIDを入力済みなのでリダイレクトはプラグインが行ってくれます。何もする必要がないので「NEXT」ボタンをクリックします。(次へ)
WordPressではないウェブサイトなどはウェブサーバで設定するので左下の「ADDITIONAL REDIRECT METHODS」をクリックして表示される設定方法に従います。

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先にWordPressのEzoicプラグインの設定画面でアカウントIDを入力したのはリダイレクトが有効になるまで若干のタイムラグがあるからです。
この画面ではまだ「Ads.txtの統合」(実際はリダイレクト)は有効化されていません。
さらに5〜10分ほど待ってから「RE-VALIDATE SITE」ボタンをクリックします。

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表示が「INTEGRATED」になればリダイレクトが有効化されています。
ブラウザで自身のウェブサイトのAds.txtを表示して確認しましょう。( https://あなたのサイトのドメイン名/ads.txt )

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WordPress管理パネルのメニューの「設定」から「Ezoic」をクリックします。
上部のタブに表示されいてた「Ads.txt Manager」タブは消えている筈です。

AdSenseの広告管理をEzoicに任せる

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Ezoicのウェブサイトにログインします。トップページのWelcome to Ezoic!表示の下に「COMPLETE SETUP」ボタンが表示されている筈なのでクリックします。(画像なし)
「③ Setup Ad Testing」と「④ Setup Ezoic Leap」が未完了です。この内、「③ Setup Ad Testing」が広告管理の部分です。
3つのパターンがあるようです。

  1. GoogleのAd Managerアカウントがある場合、「YES」を選択し、Ad Managerのメールアドレスを入力
  2. Ad Managerアカウント無しでAdSense利用中の場合、「NO」を選択し、AdSense利用のGoogleアカウントを入力
  3. Ad Managerアカウント無しでAdSenseも使っていない場合、「NO」を選択し、自身のメールアドレスを入力

今回は2番めのAd Managerアカウント無しAdSense利用中で進めます。
「SEND INVITE」ボタンをクリックします。(次へ)

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上の画像は、偽メール(迷惑メール)のネタにされないために中心をボカして読めなくしています。
「SEND INVITE」ボタンをクリックしてから暫くするとGoogle Ad Managerから招待メールが届きます。これはEzoicが管理を行うためのリクエストでもあります。
メール本文中程の「View request」リンクをブラウザで開きます。

この「View request」リンクは、初回クリック時は以下の記事の動作になる筈ですが、GAM非利用者が後でもう一度クリックするとGAMの申込み入口に繋がるようです。(これ、解っている人にとっては、とても貴重で重要なリンクですよね)

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メールのリンクをブラウザで開いた状態。
既にAdSenseを利用しているGoogleアカウントなのでパプリッシャー向けサービスとして「AdSense」が表示されています。
また、パブリッシャーIDや登録済みの名前や住所も表示されています。
右下の「続行」ボタンをクリックします。

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Ezoicが広告枠の管理を行うことが表示されています。
アドマネージャー利用規約を確認して同意するチェックボックスにチェックします。
親パブリッシャーの利用規約を確認して同意するチェックボックスにチェックします。
右下の「アカウントを設定」ボタンをクリックします。

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今度はAdSense認定パートナープログラムの招待メールが届きます。これは本文最下部にGoogleのコピーライトが付いていてGoogleからのメールのようですが、メールの差出人はEzoicになっています。
上の画像は、偽メール(迷惑メール)のネタにされないために中心をボカして読めなくしています。
招待を受け入れるのでメール本文中程の「Accept Invitation」ボタンのリンクをブラウザで開きます。(次へ)

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リンクをブラウザで開くと、「委託パブリッシャーとして登録できるプログラムへのご招待」のポップアップが開きます。
広告の管理をEzoicに委託することを承認して右下の「招待を承認」リンクをクリックします。

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Ezoicのウェブサイトにログインします。トップページのWelcome to Ezoic!表示の下に「COMPLETE SETUP」ボタンが表示されている筈なのでクリックします。(画像なし)
「③ Setup Ad Testing」がGoogleの承認待ちステータス2つになります。

次回はウェブサイトの最適化を行う予定です。

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