ダイソー 「ピンセット」と「バイス」

理由はよくわからないんだけど「がとらぼ」でアクセスの多い記事の一つが『ダイソー 「はんだごて」と「こて台」』。
力を入れて書いた記事が全く読まれなくて、息抜きで書いたのがよく読まれるという、なかなか思い通りにいかないものね。

なら、もう一つダイソーの工作用商品の記事を作っちゃる。

ダイソー バイスとピンセット 1
ハンダ用ピンセット2
100円だけど一応ステンレスの先細ピンセット。ピンセットの先がクロスしているので力を入れて握ると先が開き、力を抜くと先が閉じるタイプ。

ダイソー バイスとピンセット 2
100円のバイス(万力)。プラスチックでできた幼児向け玩具の様な安っぽい外見。小さくてめっちゃ軽い。

ダイソー バイスとピンセット 3
バイスはそんなに開かない。つまり厚いもの、幅のあるものは挟めない。写真はSDカードの長い方を挟んだ状態。あと少しだけ開いても大丈夫。クランプ力は見た目おもちゃのわりには結構強いけど当然ながら全金属製の万力とは比べ物にならない。口金部分はなまいきにも鉄でできているように見せかけて表面に薄い鉄板が貼ってあるだけ。
バイスを固定するための吸盤が底面についている。バイス下部のレバーを回すと吸盤の中心が上に引っ張られて床面(作業机の天板)に吸着するようになっている。だから固定して使いたいならガラスやツルツルの鉄板の上などで吸着させないとすぐに吸盤が浮いてバイスが動き回ることになる。使用条件としてはキビシーんじゃないかな。

ダイソー バイスとピンセット 4
バイスにNanoPi NEO2を固定してピンセットでUARTのピンヘッダをつまんでみた。ピンセットは予想外に挟む力が強くて自立できるほど。

ダイソー バイスとピンセット 5
NanoPi NEO2の基板は4cm x 4cmだが、4cmはこのバイスが挟んで固定できる限界を超えている。しかし、基板四隅のネジであればギリギリ挟むことが可能。つまり写真の状態で一応挟んで固定できるている。

ダイソー バイスとピンセット 6
NanoPi NEO2にはんだ付けする時は実際には前の写真と違ってウラ面を上にすることが多いハズ。(何か思うところがあってウラ面側にピンヘッダを生やしたい場合を除く)
ウラ面を上にして固定したい場合はRJ-45モジュラージャックの金属部分を挟んでやると良い。実際にやってみたら、おもちゃのクセに予想してた以上に作業し易くて良かった。

ピンセットにしろバイスにしろ本格的なモノと比べたら話しにならないレベルだけど、緊急で必要になったときに近所の店で100円で買えるモノとしては意外とバカにできないと思う。