走行動画 DDPAI Z50 4K vs 中華ミラーカメラ 2K vs 格安カーラジオ用ダッシュカム 2K

走行動画 DDPAI Z50 4K vs 中華ミラーカメラ 2K vs 格安カーラジオ用ダッシュカム 2K

4KのDDPAI Z50と2Kの中華ルームミラー型ドラレコの走行動画比較

DDPAI Z50は、フロントカメラが4Kでリアカメラが2Kです。中華ルームミラー型ドラレコはフロント・リア共に2Kです。
この2つドラレコ映像をフロント同士・リア同士で比較しました。
DDPAI Z50は、高精細ですが色が不自然なまでに強調されます。ただし、これは情報量を増やすための色合い調整のようです。人に見せるための走行動画としては良くはないでしょうが、記録動画としては良いといえるでしょう。
中華ルームミラー型ドラレコは青みが強くはあるもののDDPAI Z50よりは自然な色合いです。ただし、明るい部分が白飛びしやすいので情報が失われやすくなります。どちらのドラレコもGPS内蔵で、走行速度を記録映像に焼き付けることができます。DDPAI Z50はGPSアンテナがフロントカメラ内蔵で、中華ルームミラー型ドラレコはGPSアンテナが外付けです。GPSの受信感度が速度計算にどれほど影響するか不明ですし、映像処理の遅延による可能性もありますがDDPAI Z50は速度表示の遅延が非常に大きく速度のブレも大きいです。減速を開始すると減速前より速い速度を表示する傾向があります。速度表示に関してはDDPAI Z50は酷いレベルといえます。中華ルームミラー型ドラレコはGPS速度計としては遅延も少なめでブレ方も酷くありません。

おまけで、中華ルームミラー型ドラレコと格安Androidカーラジオ用のUSBダッシュカムの走行動画比較を追加しています。
どちらも2Kの映像ですが、安モノのカーラジオ用ダッシュカムはレンズの構成とセンサーが良くないのか明るさが不足し色合いも良くありません。解像度も2K未満に感じられる部分があります。HDRも無さそうなので屋外での撮影には向かなさそうとさえ思われます。
意外なことにマイクの感度は今回の動画で比較で使用した3つのドラレコの中ではこの安モノダッシュカムが一番高いようです。安モノダッシュカムはDVR本体だけで映像を録画してmicroSDカードに書き込む機能を持っていますが、GPSを内蔵しておらずAndroidカーラジオ(Androidナビ)からGPS位置情報を取得するようです。この位置情報を取得する部分に問題があるようで、Androidカーラジオ側でダッシュカム用アプリを起動しないと映像に記録される日時が2019年1月1日で時刻と位置情報と速度が適切に記録されないようです。ダッシュカム用アプリがタスクに残っていると記録される?また、microSDカードに記録された映像ファイルのタイムスタンプは全て2019年1月1日です。ファイル名はMOVxxxx.mp4なのでファイルを再生しなければいつの映像なのかを知ることができません。しかも再生しても映像に記録された日時が2019年1月1日なことも多いです。しばらく走行してから突然位置情報が適切に入るようになることもあります。

曇天の下でのDDPAI Z50走行動画

DDPAI Z50は、とくに晴天時に色味が不自然になりがちですが、曇天では色の不自然さがマシになります。その曇天での30分弱程度の走行動画を作成しました。ここでも気になったのは速度表示の遅延とブレです。DDPAI Z50については速度表示を映像に書き込まない方が良いかもしれません。これはDDPAIアプリのデバイス設定で変更できる部分です。
また、DDPAI Z50はマイクの感度が高くないのが残念といえます。

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