昨年末に停まったOrangePi Zero Plusを回収した

ニュータイプのコロ助非常事態宣言で行き来できなくなる前にということで、実家に。で、昨年クリスマスに突然停まったADS-B受信&フィード用のSBCであるOrangePi Zero Plus(OPi0p)をようやく回収することができた。
ランプが全く点いていないというのは聞いていたが、なるほどUSBで給電しても全く何も起こらない。そこで基板を確認してみた。

壊れたOrangePi Zero Plus1
写真だと一見なんともない感じ。GPIOのところが汚れてるのはかなり以前にLNA用の電源としてORi0pの5VとGNDに接続していたから、昨年にはこの配線は外して使っていなかった。焦げてるのはハンダを外したから。左奥側はハンダを温めても固定したリード線が取れなかった残り。

壊れたOrangePi Zero Plus2
背面は全くなんともない。

壊れたOrangePi Zero Plus3
再びオモテ側をじっくり見ると、画像の赤い矢印の3x3mmのコイル(インダクタ)の角が欠けて銅がヘンに露出している。

壊れたOrangePi Zero Plus4
さらによく見ると、コイルの欠けた部分(画像の黄色の丸)の隣のチップの縁(画像の赤い楕円)のところが銅色に染まっている。写真では擦りキズのように白っぽく写ってるけどべっとり銅が付着している。コイルが超高温になって銅が溶けて弾け飛んだ?

何が発生してこうなったのかまったく判らないし、インダクタが破裂して溶けた銅が飛び散るって聞いたことないけどそんなことがあるのね。コイルだけ交換すれば直りそうな気もしないではないが、コイルの反対側(基板のウラ面)には極小チップコンデンサの類があるのでハンダこてで熱して外して新しいの付けてってやるとグチャグチャにしそう。仮にコイルを交換できたとしてまた同じようなことが発生しても困るし・・
なので、このOPi0pは廃棄ということで。

シートベルトとエアバッグの警告灯が消えない?

新たな新型コロ助非常事態宣言で行き来できなくなる前にということで、実家に。で、実家の古いクルマに乗った。
実は、昨年秋にもこのクルマに乗ったときに気付いていたのだが、ずっとシートベルトとエアバッグの警告灯(2種合わせて1つの警告灯)が点きっぱなし。
今回乗ってもやはり同じ。

シートベルトとエアバッグの警告灯が点きっぱなし 1
エンジンをかける時、コンソールの全てのランプが点灯する。(これは普通)

シートベルトとエアバッグの警告灯が点きっぱなし 2
エアバッグ(とシートベルト)の警告灯だけ点灯し続ける。(異常) これは走行時も。
シートベルト未装着警告灯は1つ前の画像の速度計の140の右側で点灯している警告灯で、これは前席に着座してシートベルト未装着で点灯、それ以外消灯するので正常動作。

クルマの警告灯はエラー等で点灯すると実際には壊れていなくても、または一部の異常であっても機能丸ごとキャンセルされる可能性があるので怖い。つまり、衝突時にエアバッグが展開されないかもしれない。シートベルトの方も衝突時に巻き取られなかったり、逆に力が加わりすぎたときに適度に緩める機能が動作しないと体がヤバい。
今回の場合はエアバッグの問題なのかシートベルトの問題なのか不明だが、そもそも素人がエアバッグ側を触るのは無理。自分でなんとかできるかもしれないのはシートベルト側。そして、埃やゴミで異常になるのもおそらくシートベルト側。

シートベルトとエアバッグの警告灯が点きっぱなし 3
通常は、シートベルトを装着する際に勢いよくベルトを引き出すことはない。仮に勢いよく引き出すとカツンと音がしてロックされベルトが引き出せない。今回はあえてロックさせるために勢いよく引き出した。正常にロックされるのを確認し少しベルトを戻すと元に戻る(ベルトを引き出せるようになる)。これを運転席と助手席のシートベルトで実施。(実家のクルマは制御されるのは前席のシートベルトだけ)

シートベルトとエアバッグの警告灯が点きっぱなし 4
再びエンジンをかけるとシートベルトとエアバッグの警告灯が正常に消灯するようになった。
ベルトをシュっ、カツンだけで直ったので超簡単。

クルマの古さが中途半端なのでシートベルト部分(Bピラーの内側)のカバーを開けて内部を掃除しなくてはならない程ではなかった。
整備士さんに見てもらうとつまらないことでも金かかるので自分で対応できる範囲ならできるだけ自分でなんとかしたいところ。とはいえ、わからないことを無理に自分でなんとかしようとして手に負えなくしてから整備士さんのところに持っていくと余計な手間賃を払うことになるかもしれないので「自分には無理」と判断することも大事と思う。
警告灯が点いているのに放置だけは厳禁ということで。

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