MOTOROLA SF600 WIRELESS SPORTS HEADPHONES

MOTOROLA SF600 WIRELESS SPORTS HEADPHONES

7月下旬の有線ネックバンドヘッドホン購入で思いっきりハズレくじを引いてしまったので改めてヘッドホンを購入しました。スマートフォンに繋ぐ際にイヤホンコネクタに挿すのはやはり邪魔だと再認識。再度Bluetoothの物を買うと決めて探したが意外と難しい。

ネックバンド部分はプラスチックバネのようなハードタイプではなく太いケーブルのようなある程度グニャグニャ曲げられるソフトタイプが良い。S10-HDは大きくて重い本体が頭の後ろにぶら下がる形になるので動くと装着当初のポジションより少しずつ本体部分が下がっていき、そうなるとイヤホン部分も少しズレてしまうので気になっていた。そうやってズレるのを抑える為か左右の締め付けが強くなっていて長時間着けると頭と耳が痛くなるのも困った問題でした。
だから、本体はS10-HDのようにネックバンド部分ではなくBackbeat903のように左右の耳掛けの後ろに来るものが良い。本体部分はあまり主張しすぎないデザインの方が良いので耳の上に大きなユニットがあったり飛び出ていたりしない物が良い。

ここまでの条件だと以前に使っていたBackbeat903の後継モデルのBackbeat903+かなと思いますが、音は素晴らしいけど音漏れも凄い。ヘッドホンの音漏れというとシャカシャカ音が普通ですが、Backbeat903の場合は何を喋っているか詳細に全て漏れます。ヘッドホン型スピーカーといっても良いかもしれません。電車通勤でさえなければこれなんですが。

その他の条件としては

  • 通勤電車で使うのでイヤホン部分は耳載せではなく音漏れのしないカナルタイプ
  • バッテリーがヘタって再生時間が半分になっても2時間は再生できるもの(つまり新品で4時間以上)
  • 専用イヤーパッドだと入手が大変なので汎用のイヤーパッドが使えること
  • 本体部分の防水は外せません イヤホン部分も防水だと音が悪くなる可能性がありますが
  • できたらapt-x対応(今は対応機器持っていないけどあと半年もしたら買う筈)
  • 充電端子がmicroUSB これは今は当たり前になっていますが
  • 支那の怪しいメーカー製品のようなパチモノ感が無いこと
  • 良い音でなければならないとはいいませんが、少なくとも普通程度には鳴ること。
デザイン的にはBackbeat-GOとかJabra SPORTが軽くすっきりして好きですが、バッテリーが小さくて再生時間が短すぎてNG。 大人の余裕を見せてDENON GLOBE CRUISER AH-W200EMを買うというのも検討しましたが、Bluetoothヘッドセットはあまり寿命が長くないと思っているので1万6千円出して1年で壊れたらとか思うとちょっと勇気が出ません。

かなりの部分消去法で選んでみると何故かMOTOROLAのSF600ということになりました。今まで使っていたのが同じMOTOROLAのS10-HDで、正直あまり音が良くない(音が篭る・低音が無い・詳細感が無い)という悪い印象を持っていたのでまたMOTOROLAなのはどうかというのはあったのですが、SF600のネット上の音質に関する評判はS10-HDと違って悪くない。
なら買おうかという気になったのですが、日本での販売価格は高すぎです。(価格.com最安値が9,090円)

例によってこの手の商品は米国amazonで購入。SF600本体が$48.98(注文時のレートで5,095円)
シッピング&ハンドリングチャージが1,013円、合計で6,108円です。
amazon.comの販売品ではなく提携ショップ販売品にするともう少し安くなる場合がありますが、「Ships from and sold by Amazon.com. (amazon.comが発送と販売をします)」になっていない提携ショップ発送品を購入すると多くの場合はシッピング&ハンドリングチャージは変わらないのに船便で発送されてしまうので日本到着まで1ヶ月ほどかかり忘れかけた頃にようやく届くことになりお得感がありません。amazon発送品の場合は通関にどれくらいかかるかは運次第ですがクリスマスシーズンを除けば4日〜1週間程度で受け取れます。

と、いうことで?通関に3日ほどかかったので注文から1週間で到着。

佐川急便で配送
米国amazonで購入した商品は日本国内では自動的に佐川急便で配送されます。面倒な手続きも不要なので感覚としては国内のネットショップでの購入と変わりません。

パッケージ
こちらがパッケージ。左のCDは大きさ比較用

箱の中身
パッケージを開いたところ。

MOTOROLA SF600 本体
本体部分はこんな感じ。

MOTOROLA SF600 大きさ比較
大きさ比較の為100円玉を置いてみた。購入前にウェブの写真で見たらずんぐりして本体がかなり大きいという印象だったが実物を見ると意外と小さい。

MOTOROLA SF600とS10-HD比較
イヤホン部分比較の為にS10-HDと並べてみた。右上から左上部に伸びてきているのがS10-HD。S10-HDのイヤーパッドは音篭り低減の為に黒色のオープンタイプに変更済(国内未販売品)。SF600は取り付け部が見えるようにイヤーパッドを裏返している。普通に売られているイヤーパッドが使えそうです。

MOTOROLA SF600 付属品一式
付属品一式。イヤーパッドが複数セット付いています。S10-HDにも複数付いていましたが「ゴリラ用かよ!」とツッコミたくなるような巨大なイヤーパッドが入っていたりで実際のところ一番小さいのしか使えませんでしたが、SF600のはそんな訳のわからないサイズは無いようです。通気用に凹みがついたパッドもあったりして好感。
ただし、素材があまりに薄くて柔らかすぎる気がします。

使ってみての感想ですが、先ず良い点として、S10-HDがゴミに思えるほどまともに鳴ります。低音から高音までしっかりしていて音の詳細もはっきり解かるレベルです。ただし、低音は少しボワってる気がします。篭った感じはないので自然に聞こえます。(これが当然なんですが)
S10-HDは常にボリュームMAXでも音量足りず、プレーヤー側本体の音量も80%以上にしていたのですがSF600は音量もかなりあるのでそんな必要はありません。
音楽再生中など利用中に電話がかかってくると発信者番号を「Phone from ○○○○○ プルルル(電子音)・・」と読みあげて知らせてくれます。
S10-HDはヘッドセットの発する全ての通知音がDTMFみたいなピポパ音でしたがSF600は基本的にPCMになっています。各種の情報は女性の声で喋って知らせてきます。(ただし全て英語です)

悪い点は電源ボタン以外の操作ボタンが分かりづらいとの硬くて押しにくいところです。ボタンの場所は使い慣れるとある程度は解消すると思いますが硬すぎなのはちょっといけません。特にSF600は右耳の上にあるボタンが再生開始/電話受付/曲送り(2回押し)/曲戻し(3回押し)と多機能なので使う頻度が高いので押し難いのは困ります。せめて他の多くのヘッドセットのように曲送り/曲戻しが別に付いていればまだマシなのですが。
私の場合、個人的な習慣としてヘッドセットを外す際は必ず電源OFFにすることにしていて、確実にOFFなることを確認する為に装着したまま電源ボタンを押して電源OFF音が鳴るのを聞いて頭から外すようにしているのですが、S10-HDは電源OFF音がピーポポポみたいな軽い電子音だったので何も思っていませんでしたがSF600はこれが大音量で「ドギャーン」と鳴るのでビックリします。
イヤーパッドが数種類付いていてそれは良いのですがどれも薄過ぎて柔らか過ぎる気がします。他所のメーカーのもう少ししっかりしたイヤーパットに換えたいと思います。それくらいでしょうか。

ちなみに、持っていたS10-HDの音が酷かったのでS11-Flex HDは検討さえしませんでしたが、SF600の音を知っていてS11-Flex HDが同等以上の音がするということであればS11-Flex HDも検討したかもしれません。(高いですが)

2016年2月追記: 充電できなくなって壊れました。ネットの情報を見ても充電できなくなって壊れたという報告を見かけます。でも2年半使えたのでこの手の製品としては持った方かも。

TESCOM ヘアードライヤー TD121-K

TESCOM ヘアードライヤー TD121-K

amazonで気になっていた商品がこのドライヤー。写真で観る限り結構凄そうな雰囲気なのに1345円という信じられない安値。(価格は変更になる場合があります)
当然レビューの数も凄いですが、普通なら安物はある程度の数は低い評価もある筈のところが★1つとか2つは皆無。ホンマかいな?

TESCOM ヘアードライヤー TD121-K ブラック 本体
こちらが本体。折りたたみ型ではなく床屋で見るような形の大型のドライヤーです。大きさの割りには軽いので普通に使えます。
風量もしっかりあるのですぐに髪を乾かすことができます。個人的に温風が嫌いで冷風でしか使わないので風量があるのはありがたいです。冷風だと風量が無いとなかなか乾かないですからね。1200Wということなので温風も十分に出るかと思いますがこちらは使わないのでノーコメントで。
モーター音が日本の大手ブランドの高額製品と比べて大きいと思いますが、うるさすぎるという程ではありません。

発生量と効果のほどが怪しい「マイナスイオン」なるものがどうとかはないので書くことが無くて言い訳程度にムリクリ付け足しただけなのかこの製品の特徴として箱に書いてある効果不明な「エアスリット」というのは実際のところあまりにも小さい穴がある程度なので気休めにもならないものかと思われます。更に本体の筒の上から回すように作られた「エアダイヤル」というものも回してみるとダミーなのかと思うほど変化が感じらませんが、そもそも非常に小さなエアスリットを調整するだけのようで、殆ど役に立っていないものを調整したとしても機能しないでしょう。もっとも機能したとしても殆ど誰も使わないと思われます。

TESCOM ヘアードライヤー TD121-K ブラック 製造国
MADE IN CHINA
まぁこの値段ですから仕方ないところです。
ちなみにTESCOM(テスコム)という会社はWikipediaによると「東京都品川区に本社を置く、日本の中堅家電メーカーである。」とのこと。ごめんなさい知りませんでした。

で、結局のところこの製品はどうなのかですが、2,000円以下で買うならamazonのユーザー評価は合っていると思います。私も★4つは付けたいですね。

Up