PHILIPS 抗菌防水仕様スポーツ向け ネックバンドヘッドフォン SHQ4000/98

PHILIPS 抗菌防水仕様スポーツ向け ネックバンドヘッドフォン SHQ4000/98
ここ一年半近くは通勤のお供にモトローラのS10-HDというBluetoothヘッドセットを使っていました。(下の写真)

この製品はネックバンドで防水、しかもBluetoothということで購入当時の希望条件がひと通り揃ったものでしたが、残念なことに音が良くありませんでした。音の表現は難しいですが、くぐもって広がりがなく詳細感が潰れて台無しな音といったところでしょうか。
ヘッドバンド部が硬く締め付けが強いので長時間着けると頭と耳が痛くなる問題もありました。
とはいえ、防水の効果なのかこの手の商品の中では堅牢な作りのおかげか1年半壊れずに使えていました。バッテリーの持ちもほぼ毎日で1年半使って満充電から2時間以上使えるなら優秀だと思います。

だからというわけではないですが、タフだという油断があったのかうっかりポイっと裸でカバンに入れてあちこち歩きまわったら装着時に耳の上あたりになる細くなった部分のプラスチックが割れて壊れてしまいました。ヘッドホンをカバンに入れる時はどの形の物でも何かケースに入れるべきでしょう。

壊れてしまっては仕方がないですが、外出時にヘッドホン無しは耳が寂しいので何か新しいものを買う必要があります。オーバーヘッド型のヘッドホンは頭の小さい人なら良いのですが、頭の大きなオッサンだとちょっと・・となるのでカナル(耳栓)型が有力な候補なのですがポロッと抜けるのが嫌いです。ポロリが嫌なら耳の奥までねじ込むタイプの製品もありますが外の音がほぼ遮断されるので外で使うには危険です。結局いろいろ考えてもまたネックバンド型に戻ってきてしまいます。
外出時用のヘッドホンはS10-HDの前にもBackbeat903などずっとBluetoothのものを使っていました。無線だとコードの取り回しとか考える必要がなく、何かにひっかかってビンッと引っ張られたりすることもなく楽ではあるのですが、毎日充電してやらないといけないのと音楽再生でバッテリーが持って数時間ということで旅行時は頼りないという問題があります。

そこで今回は有線のネックバンドでもしあればS10-HDとは違って軽いものをと思い探したところ、「PHILIPS 抗菌防水仕様スポーツ向け ネックバンドヘッドフォン SHQ4000/98」という製品が見つかりました。
ネットでは軽くて良いという評判のようです。ただし、出てくるレビュー記事のが何故かメーカー提供のモニター用商品をブロガーが評価したみたいなのが多くてちょっと心配な部分も。

例によってamazonで購入。3300円也。夕方注文したら流石に当日には届きませんでしたが翌日には届きました。

PHILIPS 抗菌防水仕様スポーツ向け ネックバンドヘッドホン SHQ4000 付属品
本体装着済の1組とは別に大きさの違うイヤーピースが2組とキャリングケースという名の巾着袋が入っています。

PHILIPS 抗菌防水仕様スポーツ向け ネックバンドヘッドホン SHQ4000 コード長すぎ
品物が届くまで考慮していなくて失敗だったのがコードの長さが1.2mもあるということとコネクタがL字ではなくストレートだということ。
どう取り回すにしてもコードが長すぎるしスマートフォンに挿すコネクタがストレートだと邪魔で仕方ありません。

そして最大の失敗だったのがありえないほど音が悪いということでした。ネットのレビューだとフラットで広がりもあるという評価だった筈が、中域の一部以外殆ど遮られているんじゃないかという程鳴らないし広がりがあるというよりは纏まりのない不安定な音という感じです。特に音域の違う複数楽器が鳴ると音がハーモニーを奏でるなんて表現はありえない破綻したというか聞きたくないと思うほどの酷さです。
雑音の多い屋外で使うなら中域があれば鳴ってるように感じるかもしれませんがAMラジオで交通情報聞きたいというわけではないのでこれはないなという感じ。あまりに酷いし評判と違いすぎるのでもしかしたらハズレ個体なのかもしれませんが。

逆に良いのはやはり軽さです。軽いのでネックバンドの耳を左右から押しつける力が強くなくてもイヤーピースが浮いたり下に少しズレて聞こえにくくなるようなことはありません。左右から押し付ける力が弱いので長時間着けても頭や耳が痛くなりません。
また、ハードタイプのネックバンドでありながらS10-HDのようなガッチガチ(ネックバンド部分に本体があるので仕方ないですが)ではないので脱着も力が要らず楽に行えます。

ということで、装着面では良い製品だと思うのですが、如何せん音が悪過ぎでこれで何かを聞きたいと全く思えないので暫く押入れの肥やしになった後でゴミ箱行きになりそうです。
一応、押入れにしまう前に2週間程度ノイズ音を鳴らし続けてバーンインしてみようかとは思っているところ。それでダメなら諦めます。

全くダメでした

ゴミ箱にポイッとな。

Battlestar Galactica

宇宙空母ギャラクティカ

バトルスターギャラクティカ。知らない人が多いかと思いますが「宇宙空母ギャラクティカ」と言われるとオジサン世代だと名前くらいは知ってるかもしれないアメリカのSF TVドラマです。(上の画像)
オリジナルが放映されたのが1978年、スターウォーズのエピソードIVが1977年なので経緯はどうあれ同世代の宇宙物のSFです。表面が凸凹した宇宙船や似たような戦闘機だったりするのでお互いの1シーンに紛れ込んでても気づかないくらい。ちなみにアニメの宇宙戦艦ヤマトが1974年、STARTREK(宇宙大作戦)が1966年!
TVドラマで予算が少ないこともあってか特撮シーンの使い回しは子供でも解かるくらい毎回同じという悲しさはあったもののベースのストーリーは上手くできていて印象に残る作品でした。
1980年の「新宇宙空母ギャラクティカ」は地球に着いてからのストーリーで、こちらは子供向けなのに子供が観ても面白くないやっつけ感ハンパない残念な代物でした。

Battlestar Galactica
そのバトルスターギャラクティカが2003年にTVドラマとしてリメークされました。
これが意外にも本当に素晴らしい出来で大人でも楽しめます。というか、国によってはお子様は観てはダメです。

この作品は最初からFull HD対応で作られているのですが、日本ではDVDすらなかなか出なくて、その後待ちに待ったBlu-rayがようやく出たと思ったらアホみたいに高くてビックリ。Blu-rayはレンタル無いですし。ちなみに既に販売されているシーズン1が定価29,400円、シーズン2が36,750円、シーズン3が15,750円。シーズン1とシーズン2の実売価格は半値程度の様ですが、それでもアホみたいに高い。
アメリカのアマゾンを見るとシーズン1から4まで入った銀箱で実売価格$180、黒箱で$97という非常にお安い価格となっています。銀箱は21枚組み、黒箱は20枚組みですが値段が倍近く違う理由はよくわかりません。

一度ボックスに手を出すとスピンオフとかCapricaのような関連シリーズも買いたくなるのでヤバい。そして、日本語字幕がないので苦労をしないといけないという問題が。
ただし、英語字幕は表示できるので、最初は英語字幕付きで観て、ある程度理解できたら字幕無しで観るということになります。英語力無いのでどれくらい理解できるかは不明。
そんな訳で買うか買わないかずっと悩んでいたのですが、今頃になってようやく踏ん切りが。貧乏なので黒箱の方ですが。

Battlestar Galactica パッケージ
注文して5日で到着。アメリカのアマゾンも速いですね。

Battlestar Galactica 蓋を開けてみた
蓋を開けるとこんなの。

Battlestar Galactica 中身

以下、2015年12月24日追記

ここまで日本市場向け。いつのまにかパリューパッケージというかなり安いのが出ていました。全部入りは相変わらず高いみたいだけどそのうち安いのが出るのかな。

Up