サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解

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©いらすとや.

「がとらぼ」でWordPress用のGoogle XML Sitemaps (XML Sitemaps)プラグインについて書いたのが2019年だが、その頃は古いバージョンのGoogle XML Sitemapsプラグインにダウングレードしろという話と共にnoindexが云々の話も出ていた。それから3年経って、さすがにプラグインを安全性の低い古いバージョンに戻せというミスリードのツイートは見かけなくなったがnoindex云々は未だに続いている。
これ、なぜかトラブってると思ってる人同士で誤った話を繰り広げてるのでちっとも解決しない。で、誤った解説記事を参照しちゃってなおさら解決しないと。

Search Consoleにサイトマップを登録 何を何処に?

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 1
GoogleのSearch Sonsoleを開く。複数サイトを登録しているなら左上のプルダウンメニューから操作するウェブサイトを選択する。
左列のメニューから「サイトマップをクリックする。
サイトマップを登録したことが無いとかサイトマップのURLが変わった場合は「新しいサイトマップの追加」の欄にサイトマップのURLを登録する。例: https://example.com/sitemap.xml
WordPressでサイトマップを出力するプラグインを使っている場合はドキュメントを読んでURLを確認。(必ずsmtemap.xmlであるとは限らない)
「登録」ボタンをクリック。
送信したサイトマップURLが有効であれば、Googleさんは毎日程度に自動で再取得してくれるようになるのでURLが変わらない限りは再登録の必要はない。

ここまでがサイトマップ登録初日。以下は初送信から24時間以上経ってから確認

Googleさんがサイトマップを読むと、サイトマップに書かれているページURLや子サイトマップのURLを取得する。さらに子サイトマップを取得して書かれているページURLを取得する。つまりサイトマップに書かれているURLを認識する。
Googleによりこの認識作業が完了すると「送信されたサイトマップ」に読み込み日時やステータス、サイトマップから読み取って認識したURLの数(ページ数)が表示されるようになる。ステータスが「成功しました」になって「検出されたURL」の数がサイトマップに書かれたページURLの総数と等しくなる或いはほぼ等しくなれば「Search Consoleにサイトマップを送信する」という作業は終了
この切り分けが重要。サイトマップはこれだけなの。サイトマップに記載されたURLを基にクローラーがページを取得して検索インデックスに登録するというのはまた別の話なのでゴッチャにしないで。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 2
もう少し確認するには、1つ上で「送信されたサイトマップ」の項目で確認した「行」の部分(「成功しました」がある部分)をクリックすると詳細が表示される。
ここでは認識された子サイトマップについてもそれぞれ表示される。子サイトマッブの一部が認識されてなかったり、子サイトマップに含まれるURLの数が大幅に足りなかったりすれば、この画面で確認できる。子サイトマップ無しのサイトマップ(全ページのURLを1つのサイトマップに出力している)ならこのページは確認の必要がない。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 3
サイトマップで送信したURLの数の推移というのは「カバレッジ」で確認できる。左列メニューから「カバレッジ」をクリックし、右列の最上部で「すべての送信済ページ」を選択する。少なくとも「有効」をクリックして表示対象にする。サイトマップに書かれているURLの総数は「エラー」「有効(警告あり)」「有効」「除外」の総数だが、殆どは「有効」に含まれる筈。他の「エラー」「有効(警告あり)」「除外」が0ではないなら(インデックス未登録を含め)何か問題が発生していると考えるべき。
上の画像では「有効」の推移グラフが凹になっているが、WordPressのサイトマップ出力用プラグインをGoolge XML Sitemaps (XML Sitemaps)からXML Sitemap&Google Newsに変更していた時期。XML Sitemap&Google NewsのバグでWordPressで特定のカテゴリをアーカイブリストに表示しない設定などを行っていると何故かそのカテゴリがサイトマップにも出力されないという状態になっていた。このせいでサイトマップに含まれているURLの数が本来の半分以下になっていた。バグは他にもあったが、これが一番問題だったのでこのプラグインは使用を停止してGoolge XML Sitemaps (XML Sitemaps)に戻した。何故サイトマップの出力がテーマ内で使われてるpre_get_postsクエリーの影響を受けるんだかホント意味不明なバグというかおそらくプラグイン作者の考慮漏れ。

一部のサイトマップ出力プラグインを使うとnoindexでサイトマップが登録できないという勘違い

Search Consoleにサイトマップを送信する(登録する)というのは前述の方法が全て。
ところが、一部にサイトマップをインデックス登録しようとする人がいる。これがそもそもの大きな勘違い。(以下)

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 4
新しく作成したページをSearch Consoleからインデックス依頼するのと同じ手法で、Serch Consoleの一番上部にあるURL入力欄にサイトマップのURLを入力する。 [Enter]キーを押す。上の画像のような画面になる。ここで「公開URLをテスト」または「インデックス登録をリクエスト」をクリックする。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 5
今回は一部の人が勘違いしてやってしまうであろう「インデックス登録をリクエスト」をクリックした。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 6
サイトマップの出力プラグインによってはこの画像のように「インデックス登録リクエストに失敗しました」になる。理由を見るときは「ライブテストを表示」

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 7
インデックス登録に失敗した旨とその理由が表示される。インデックス登録しようとした場合には「noindexタグによって除外されました」というエラーが表示される。これだけだとよく意味が判らないかもしれないが、その下にさらに「いいえ、'X-Robots-Tag' httpヘッダで'noindex'が検出されました」と具体的に書かれている。
このメッセージが意味するところは、サイトマップをインデックス登録するようリクエストされましたが、サイトマップの「HTTPヘッダ」では「インデックス登録しないで下さい」という意味のnoindexが指定されるのでインデックスできません、というもの。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 8
サイトマップのHTTPヘッダにnoindexが指定されているのか確認してみる。curlコマンドだとcurl -I -L https://example.com.sitemap.xml のようなの。Linuxで入っているcurlだと-Lを付けてリダイレクトを追わせる必要がある。(xBSDに入ってるcurlだと -Lは要らないかも)
Search Consoleのメッセージどおりにx-robots-tag: noindexが返ってきている。そりゃインデックス登録はエラーになるわね。

学芸員のイラスト
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XMLサイトマップは検索エンジンのために提供しているものであって人間向けではない。それをGoogleの検索インデックスに登録したいというのが根本的に大間違い。だから、一部の気の利いたサイトマップ出力プラグインは、httpヘッダにnoindexを出力してくれている。

つまり・・・、作家さんはググルギャラリーに出展することになりました。作家さんは助手さんにググルギャラリーさんに出展する作品の一覧(目録)を渡すよう指示しました。ググルギャラリーさんは作品一覧と照らし合わせて会場に作品を並べてくれます。気の利いた助手さんは作品一覧に「これ(目録)は作品ではないので飾らないでください」とメモしておきました。ググルギャラリーさんはそのとおり目録を飾りませんでした。作家さんが様子を見にきました。「なんで目録を額に入れて飾ってないんだよ?」「え゛っ?」(この作家さんヤベーやつじゃん)
こんな感じ。

XMLサイトマップというのは早い話がURLの一覧だけ、ものによってURL一覧+ページの作成日時や更新日時という情報。本文に相当するものは無いのでコンテンツとしての価値は全く無い。それをわざわざインデックス登録させるとどうなるか。仮に月イチで記事を上げで2年。月別子サイトマップを作成するサイトマッブプラグインを使っていて子サイトマップもインデックス登録をリクエストして登録してたとすると。価値があるかもしれないコンテンツが24、価値が全く無いコンテンツが24。総合的にサイトの価値が低いと判断されかねない?

「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」がサイトマップ出力プラグインのバグせいという勘違い

XMLサイトマップは人間向けに提供するものではなく検索エンジン向けです。(既に書いたけど)
ウェブサイトオーナーがサイトマップを検索エンジンに登録するのは、私のサイトにはこれこれこのようなURLのページがあるので(Google,Bings等の検索エンジン様)ご確認ください。(できればASAPで)クロールして検索インデックスに登録して検索結果に出るようにしてくれると嬉しいなぁ。という願いからです。
検索エンジン側は、サイトマップというURL一覧を渡されたのでクロールして検索インデックスに登録してやりましょうかね。と、思ったらその一覧の一部のURLが「インデックスに登録しないで下さい」になってる。どういうこっちゃ?
ここで発生するエラーが「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」です。

ウェブサイトというのは企業であれ個人のブログであれページが増えてきたときに「このページは検索で出て欲しくないなぁ」ということがあります。そこでrobots.txtにそのページのURLを書いてdisallowしたりウェブページのHTMLにnoindexタグを書いたりhttpヘッダにnoindexを出力するようにすることでクローラー/検索エンジンにインデックスに登録して欲しくない旨を示します。また、造りによっては特定のページに役目を与えてnoindexしているかもしれません。WordPressだと固定ページの1つを404ページ用にしていてerror 404が発生したらそのページにリダイレクトさせるとか。(オススメしかねる方法ですが)
で、あればその404用のページのようなのはサイトマップには含めてはいけません。そこでそのページをnoindexにしてみたということがあるかもしれない。問題はそのようなnoindexにしたページのことを知らない,或いは忘れてしまっている場合です。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 9
Google XML Sitemaps (XML Sitemaps)の設定はWordPressの管理者パネルの「設定」の中に「XML-Sitemap」という項目で存在します。少し下にスクロールすると「Excluded Items」という項目があるのでそこでサイトマップに含めないカテゴリをチェックしたり「投稿」「固定記事」の記事ID (数字)を登録します。複数の記事を登録したいのであれば記事IDの間に「,」を入れて9996,9997のように入力します。設定を保存するには一番下の「設定を更新」ボタンをクリック。このボタンの押し忘れに注意。
他のサイトマップ出力プラグインでも似たようなページやカテゴリの除外機能があるかと。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 10
できたてホヤホヤのウェブサイトだとか古くから存在するもののSearch Consoleを使い始めたばかりということでなければサイトマップを登録云々以前からGoogleさんがクロールしている筈。そのようなウェブサイトだと左列のメニューの「カバレッジ」を選択し「すべての既知のページ」を選択した状態で「除外」をクリックして表示します。その中に「indexタグによって除外されました」があればそれらのURLを確認します。(次)

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 11
「noindexタグによって除外されました」の項目のURLがサイトマップに登録されていないことを確認する。「noindexタグによって除外されました」のURL数が異常に多い場合は次。

サイトマップのSearch Console登録とnoindexと大誤解 12
「すべての既知のページ」を「全ての送信済みページ」に変える。サイトマップで送信したURLの中に「noindexタグによって除外されました」があるということは、それが「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」になるだろうということ。上の画像のように「データが見つかりませんでした」なら問題無し。

サイトマップ出力プラグインによってはWordPressの全ページをサイトマップに載せようとしたりそうではなかったりと挙動が違う場合がある。先述のとおりXML Sitemap&Google Newsはpre_get_postsクエリーの影響を受けるので全てのページをサイトマップに載せようとしない代表かもしれない。挙動によってはサイトマップに載るべきURLがサイトマップに載らなくて悩むことになる。
反対にGoogle XML SitemapsはWordPressのデータベースから直接記事情報を取って全てのページのURLをサイトマップに載せようとするのがデフォルトの動作。サイトマップに載せたくないページをWordPress管理者がGoogle XML Sitemapsプラグインの設定に追加してやる必要がある。この挙動の差で「送信されたURLにnoindexタグが追加されています」が発生することがあるかもしれないが、それはnoindexを付けている記事を管理者が把握して適切に設定すれば済むこと。

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クソ広告よさらば、AdSenseの嫌な広告が自分のウェブサイトに表示されないようにする

広告出しすぎ
©いらすとや.

この記事は、GoogleのAdSenseの広告を貼っているブログなどのウェブサイトの管理者で、自身のウェブサイトLoveな方向けです。何よりも収益第一な方には役に立たないかもしれません。

AdSenseはGoogleさんにおまかせでウェブサイトに広告を貼って貰うことになります。
おまかせなので基本的には広告管理は不要ではあるのだけれど、自身のウェブサイトには相応しくないカテゴリーの広告、キモ広告、詐欺広告が表示されることがあって、それが気に食わないという管理者はいる筈。そのような「嫌な広告」(クソ広告)の排除方法です。

嫌な広告の個別ブロック

AdSenseのキモ広告を制御 1
基本的にはAdSenseのメニューから「ブロックのコントロール」の中の「広告レビューセンター」を使う。これはAdSenseを使ってるなら殆どの人が知ってるかと。「ブロックのコントロール」は2022年10月から「ブランド保護」に変更されました。
左上の「審査前」の2つのボタン「優先的に審査」「表示回数が最も多い」のそれぞれを選んで広告を表示。
「嫌な広告」が表示されたらその広告の左下の「 」をクリック。さらにその広告が明らかに虚偽だとか法律に違反しているようなものであればGoogleに「報告」することもできる。
ページ内に表示されている全ての広告が問題無いようであれば、右下の「すべて審査済みとしてマーク」で次のページ(他に未審査の広告があれば)に進む。
これはレビューセンターを開いたことがあれば知ってるかも。
さて、広告レビューセンターには毎日数百程度新しい広告が溜まる。毎日全て処理していればそれほどの量でもないが、初めてレビューセンターを開いたとか暫く開いていなかったという場合は上限1500か2000程度の数の広告を確認することになる。これがベラボーに面倒。数年前、レビューセンターの表示が異常に遅くて1ページ20個程度の広告を表示するのに数分かかっていたときは普通の人は絶対に全部審査は無理だろうと思ったが最近は表示速度が改善されているので根気があれば全部審査できるかも。

ここで、広告の画像やURL以外の余白部分をクリックすると広告の詳細が表示される。表示されている広告の画像部分や上部の青字URLをクリックすると広告主のウェブサイトに飛ばされるのと、これが自分のウェブサイト内で自分で広告をクリックするとの同じ「ご法度」なので十分に注意。広告下部の「 」と「関連広告を検索」の間の余白をクリックするのが安全でオススメ。この広告の詳細の表示は大事なので後述。

AdSenseのキモ広告を制御 2
広告レビューセンターの上段の「審査済み」は「承認した」「目を通した」広告が溜まるのだが、個別にブロックした広告のブロックを解除するとここに入ってしまう。 間違ってブロック解除を行ってしまうと探し出すのが大変。一応検索機能は付いているのだが、URLをメモしてなければ探し出すのはほぼムリゲー。この「審査済み」はGoogleさんに再考いただきたいところ。

AdSenseのキモ広告を制御 3
広告レビューセンターの上段の「ブロック済み」には個別にブロックした広告が溜まる。個別ブロックの方法だけであればここにはどんどん溜まることになる。広告欄の上部に「配信されていません」が表示されたらブロック解除しても良いかとは思う。ブロック解除は左下の赤い「 」をクリック。ただし、ブロック解除すると「審査済み」に入ってしまう。迂闊に解除すると「審査済み」から見つけ出すのはたいへん。

嫌な広告の広告主アカウントをブロック

AdSenseのキモ広告を制御 4
広告レビューセンターで表示される個別の広告の余白部分をクリックすると広告の詳細が表示される。 ここで確認したいのは「リンク先URL」と「広告主様」の欄。リンク先URLは、広告をクリックしたら表示されるウェブサイト/ウェブページ。基本的には広告主のウェブサイトということになる。ただし、「嫌な広告」の広告主は捨てドメインを使うことが多いのでこのURLはあまり役には立たない。識別用程度?

「広告主様」の欄は基本的には「Google広告アカウント」というものが表示される。adv-nnnnnnnnnnnnnnnnというのがそれ。その下に「アカウントをブロック」がある。広告主は複数の広告ユニットを出稿することがある。(というか、普通複数の広告を打つ)「アカウントをブロック」ではその広告主の全ての広告をブロックできるので「纏めてブロック」だと思えば良い。ただし、「嫌な広告」の広告主は広告アカウントを次々に乗り換えることが多いので「アカウントをブロック」したから安心なんて思ってはいられない。また、広告主ではなく広告ネットワークが表示されることがある。広告ネットワークのブロックは後述。
右下の「 広告をブロック」または「 広告のブロックを解除」は前出の「優先的に審査」「表示回数が最も多い」「審査済み」「ブロック済み」の広告一覧の個々の広告の左下の「 」と同じ。ただし、この広告詳細画面の「 広告をブロック」または「 広告のブロックを解除」からは広告をGoogleに報告(違反報告)できないので広告一覧画面に戻って再度「 」を押すことになる。(広告ブロック解除なら関係ない)

AdSenseのキモ広告を制御 5
広告レビューセンターの「優先的に審査」「表示回数が最も多い」「審査済み」「ブロック済み」の広告一覧画面の上部で検索用のテキストボックスの右に「 」がある。それをクリックすると「ブロックされたGoogle広告アカウントを表示」が表示されるので更にクリックする。

AdSenseのキモ広告を制御 6
広告主のアカウントadv-nnnnnnnnnnnnnnnnをブロックした場合はここで解除できる。ただ、「やっつけ」で実装した感が強く、この一覧を見てどのアカウントが何の広告を出してたとかわかる筈もなくこれはちょっと酷いかなと思う。Google的には「広告主のアカウントをブロックするんじゃねぇよ」ということかもしれない。

AdSenseのキモ広告を制御 7
「がとらぼ」の中の人はこんな感じで「嫌な広告」の広告主のURLとアカウントをメモっている。こうすると捨てURLの移動や広告主のアカウント乗り換えがなんとなく見えてくる。だからといって広告主アカウントのブロックでは毎日の広告レビューセンターでの審査が欠かせないし、どんなに頑張ってもアカウント乗り換えをされると一時的に「嫌な広告」が表示されてしまう。

AdSenseのキモ広告を制御 8
AdSenseのメニューから「ブロックのコントロール」の中の「広告レビューセンター」の下に「すべてのサイト」さらにその下にAdSense広告の表示先である個別のドメイン/ホスト名が並んでいる。ドメイン/ホスト個別に設定するのもアリだが、基本は「すべてのサイト」を設定する。
「すべてのサイト」をクリック。

AdSenseのキモ広告を制御 9
「すべてのサイト」(または個別のサイト)には7つの管理項目がある(2022年7月現在)。
「広告主のURL」, 「デリケートなカテゴリ」,「一般カテゴリ」, 「広告ネットワーク」あたりが良く使う項目かと。(「がとらぼ」の中の人は後者3つしか使いませんが)

AdSenseのキモ広告を制御 10
「広告主のURL」は、広告をクリックした時の飛び先のURL。広告レビューセンターで個別の広告の詳細に表示される「リンク先URL」を登録する。残念ながら「嫌な広告」ほど次から次へとURLが変わる(増える)ので「がとらぼ」の中の人は使わない。広告主をブロックする方がマシかなと。(あまり変わらないけど)

閲覧者層に合わないカテゴリの広告をブロック

AdSenseのキモ広告を制御 11
デリケートなカテゴリというのはウェブサイトの管理者の気持ちがというよりは、ウェブサイトに来る閲覧者の層に合わせてブロックを決めるもの。つまり子供が多いサイトにはこんな広告出しちゃダメだよねというような決め方になる。
特定のカテゴリをブロックしようとする際は、「広告インプレッションの割合」と「収益の割合」を確認しておく。上の画像では「ビデオゲーム」の収益の割合が19%になっているが、このような収益の高い割合のカテゴリをブロックすると打撃が大きい。とはいえ、ウェブサイトの閲覧者層が偏る場合はブロックしたいカテゴリの収益の割合は低い筈。(例えば、子供向けサイトなら出会い系広告の収益の割合は高くないよね?)

広告ネットワークをブロック

AdSenseのキモ広告を制御 12
「広告ネットワーク」の管理。広告レビューセンターで個別の広告の詳細を表示すると広告主の欄に「Google広告アカウント」ではなく「広告ネットワーク」が表示されることがある。「嫌な広告」の広告主欄が広告ネットワークの場合はその広告ネットワーク名をメモっておく。幾つかの「嫌な広告」で同じ広告ネットワーク名が現れるようであればその広告ネットワークをブロックしたいということになる(かもしれない)。
ただし、広告ネットワークは「嫌な広告」以外にまともな広告を出しているかもしれないので迂闊なブロックはオススメできない。それを確認できないのがもどかしいが。
今回は、黄色い歯の「キモ広告」を出す広告ネットワーク「United Bypass」をブロックする。(この広告ネットワークに恨みはありません)
検索テキストボックスにブロックしたい広告ブロック名を入力して「検索」をクリックする。

AdSenseのキモ広告を制御 13
検索した広告ネットワーク名を含む広告ネットワーク名が検索結果に出る。今回は2つ表示された。とりあえずブロックしたいと思った「United Bypass」だけ右端のスイッチをオンにした。スイッチをクリックしてから反応するまで結構待たされることがある。反応が無いからといって連打するとスイッチオンのつもりがオフになることがある。再度オンにしようとすると再び数十秒ほど待たされることになるかも。

AdSenseのキモ広告を制御 14
「ブロックしたネットワーク」欄に登録したかった広告ネットワーク名が登録されることを確認する。右端のスイッチはオン(ブロック済み)の状態になっている筈。広告ネットワークのブロックを解除したい場合はこのスイッチをオフにする。

「嫌な広告」の多いカテゴリをブロック

AdSenseのキモ広告を制御 15
「一般カテゴリ」では「嫌な広告」が多いカテゴリをブロックし易い。ただし、迂闊にカテゴリをブロックすると全体的な収益が低下する可能性があります。
ブロックしたいカテゴリは「広告インプレッション」と「収益の割合」を確認しておく。間違っても収益の割合が高いカテゴリはブロックしないこと。「嫌な広告」が収益割合の高いカテゴリにあるようであれば別のブロック方法を考えるべき。

AdSenseのキモ広告を制御 16
カテゴリはツリー構造になっている。親カテゴリの中に子カテゴリ、子カテゴリの中に孫カテゴリ、孫カテゴリの中に曾孫カテゴリがある(ことがある)。カテゴリをブロックする場合はなるべく曾孫カテゴリや孫カテゴリの中の1つ程度にする。親カテゴリや子カテゴリのブロックは影響が大きすぎるので避けるべき。
表示数が多いカテゴリは続きのページがあるので注意。(見落としやすい)

AdSenseのキモ広告を制御 17
今回は、「健康」(親カテゴリ)から「健康状態、健康不安」(子カテゴリ)の中の「肌状態、肌の健康」(孫カテゴリ)をブロックしたいということになった。(実際には以前からブロック済み)
この「肌状態、肌の健康」には曾孫カテゴリがあるので、本来であれば曾孫カテゴリをブロックするべきところであるが曾孫カテゴリに含まれない中に「嫌な広告」があるのでこのカテゴリをブロックすることに。その確認は「広告のプレビュー」を使う。(次で)
また、このカテゴリの「収益の割合」が低いことを確認しておく。
熟慮の上で、「このカテゴリをブロックする」と決定したのであれば一番右のスイッチをオンにして「ブロック済み」にする。(ブロック解除もこのスイッチ)

AdSenseのキモ広告を制御 18
カテゴリから「広告のプレビュー」をクリックすると「広告レビューセンター」が開き、選択したカテゴリに絞り込まれた状態になる。
「優先的に審査」「表示回数が最も多い」「審査済み」「ブロック済み」にそれぞれ広告が表示されることがあるが、表示する広告が無いようであれば「○○」の広告で一致する結果はありませんでしたが、次が見つかりました。」と表示されることがある。その場合はその下のリンクをクリックすることで広告が表示される。(次)

AdSenseのキモ広告を制御 19
今回は「審査済み」に「フェイスケア」カテゴリの広告が表示された。このページでは9件の広告の内6件の広告が「キモ広告」だった。(マシな方だけど)
「フェイスケア」カテゴリだと顔のシミや目元のたるみなどに「キモ画像」を使う広告が紛れるよう。カテゴリに含まれる広告の内、「嫌な広告」の割合が低いようであればさらに曾孫カテゴリで絞り込んだり他のブロック方法を選択する方が良さそうだが、「嫌な広告」が6割を超えて占めるようであれば孫カテゴリをブロックということを考えても良さそう。巻き添えでブロックされるまともな広告の広告主さんには申し訳ないが。
このカテゴリブロックの長所は「嫌な広告」の広告主が「Google広告アカウント」や「リンク先URL」を次々に変更しても影響を受けない点。
カテゴリブロックの短所は、ブロックされる広告が多くなることで広告単価が下がり全体の収益に影響すること。ヘタすると大激減する。

AdSenseのキモ広告を制御 20
また、カテゴリブロックのもう一つの短所として広告が適切にカテゴリー分けされていなければ、そもそもカテゴリでブロックできないこと。
この画像は「黄色い歯」に関連する広告を広告レビューセンターで個別にブロックしたもの。この画像に表示されている広告は左上の2つを除けばマシな画像の広告だが、「黄色い歯」系は見るに耐えないキモ画像・不潔画像が使われていることがあるのでイヤだと思う人も多いかと。
その「黄色い歯」関係の広告は、本来であれば「健康」→「健康状態、健康不安」→「歯科」や「美容、パーソナルケア」→「口腔ケア」あたりのカテゴリが適切かと思われるが入っていない。時間をかけて全てのカテゴリをプレビューしてみたが何故かどのカテゴリにも表示されなかった。なので広告レビューセンターで広告単位で個別にブロック或いは広告主のアカウントでブロックしている。

AdSenseの特定広告をブロックすると

上のカテゴリのブロックのところで「収益の割合」が高いカテゴリをブロックしないように書いたが、では「収益の割合」が低いカテゴリならブロックしても良いかといえば、実は「収益の割合」がゼロであったとしてもカテゴリをブロックすると全体の収益が激減する可能性はある。それは、広告単価が下がる可能性があるから。
つまり、AdSenseで稼ぐことが目的であるならカテゴリをブロックするのは厳禁中の厳禁。
医療系や投資系の広告は単価が高いらしいということで「じゃあ、単価が低そうなカテゴリを軒並みブロックして単価の高い系のカテゴリだけにすれば良くね?」っていうのも当然大間違い。そんなことをしたら運良くその単価の高いらしい系の広告が表示されたとしても広告枠がられないので単価めっちゃ低くなる。
オークションで参加者の一部或いは多くを無理やり除外させて少人数でれば入札自体が少なくて競り勝とうとする人が減って落札価格が低くなる可能性があるのと同じで広告枠を競ってくれる広告主を排除して入札を減らさせれば当然広告単価は下がってしまう。
そして、それは実はカテゴリのブロックだけでなく個別の広告ブロックでも広告主アカウントのブロックでも傾向は同じ。多くの個別広告をブロックしたり多くの広告主をブロックすると大減収につながると思っておいて間違いない。
「嫌な広告」であったとしても広告の単価を釣り上げるには役に立っている可能性はあるということ。
儲け重視であれば広告はブロックすべきではない。「嫌な広告」が表示されるからといってそれが理由でそのウェブサイトから逃げてしまうという閲覧者は実は多くない。「ミーの大切なウェブサイトちゃんには相応しい健全な広告だけしか表示させないザンス」というのはウェブサイトオーナーの独り善がりでしかない可能性が高い。
それでも「がとらぼ」の中の人は自分のウェブサイトには「嫌な広告」は表示させたくない派なんだけどね。

おまけ
広告ブロックの設定は、設定直後から効き始めますが暫くは完全に効きません。少なくとも24時間ほど待ってください。つまり、「ブロックしたのに広告が表示されるじゃん」或いは「ブロック解除したのに表示されないじゃん」ということが起きます。
収益の変化は設定した当日分と翌日分は無視してください。設定までの1週間と設定翌々日から1週間程度で収益の変化を見るのが良さそうです。設定した翌日が激減或いは激増=無いアルヨであってもその日の分は見なかったことに。

2022年9月8日追記:
特にカテゴリのブロックはそれがマイナー(広告が少なそう)なカテゴリであったとしても収益激減の可能性があるのでブロックするなら極めて慎重に決定するべきでしょう。上でも書いていますがブロック直後数日はあまり変化がないように見えても半月〜1ヶ月後には収益が減っている可能性があります。なのでカテゴリをブロックする前とブロック後1ヶ月程度で比較してみて収益が1/4以上減っているようであれば、それはあまりにも影響が大きすぎるのでブロックを解除することを考えた方が良さそうです。

2022年10月9日追記:
↑に書いたことは2022年10月から「ブロックのコントロール」が「ブランド保護」に変わったことからも正しいと思われます。あくまでも自サイトに相応しくない広告をブロックするためのものということ。

他所のブログとか見てると「単価1円の広告を防ぐために高単価のカテゴリ以外をブロック」のようなのを見かける。普通にクリック課金の広告で単価1円とか0とかないので見当違いも甚だしい。PVの少ない新規サイトなどで1円とかになってるのはCPM広告が多いかな。 目を通した限りではCPM, スマートプライシング, 無効トラフィックのような基本的なことさえ知らずにテキトーなこと書いてる感じ。逆に言えば少なくともこれら3つのキーワード(+アクティブビューのCPM, CPE:エンゲージメント)を抑えた上でのアドバイスが書いてあるなら参考にする価値があるかも。
あと、混同する人がいるようですが、AdSense側でカテゴリを広告ブロックして高単価にではなく、ブログのカテゴリを高単価の広告が付きやすいカテゴリに特化するというのは筋としては間違っていないと思われます。自身が書きたい分野でないと楽しくないでしょうけど。

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