骨伝導ワイヤレスヘッドホン Shokz OpenRun Pro

今回、Shokz (旧AfterShokz)の骨伝導イヤホンOpenRun Proのレビューをさせていただけることになりました。過去の製品レビューと同じく商品の提供はいただいていますが別途報酬の発生する所謂「企業案件」ではありません。過去レビューと同じく良い部分も悪い部分もオッサンが思ったことをそのまま書くスタイルです。

OpenRunシリーズは2種類あり、ベースモデルのOpenRunはAeropexの微調整モデルのようです。AeropexがBluetooth 5.0対応であったのがOpenRunはBluetooth 5.1対応になっています。充電時間がAeropexの2時間からOpenRunでは1.5時間に、バッテリー容量がAeropexが145mAhだったのがOpenRunでは160mAhです。外見と重量は共通のようです。

今回のレビュー品はOpenRunの上位モデルであるOpenRun Proです。外見はAeropexに似ている部分もありますが違う部分も多々あります。最も違うのは採用されている骨伝導技術で、AeropexとOpenRunが(Shokz基準で)第8世代骨伝導技術に対してOpenRun Proは低音再生を可能にした第9世代の骨伝導技術であるとされています。また、バッテリー駆動時間が8時間から10時間に2割ほど伸びています。フル充電に要する時間はAeropexの2時間からOpenRun Proでは半分の1時間に短くなっています。食事休憩中に満充電にできるので1日中使用してもバッテリー切れを心配しなくて済むということです。使用時間が長い人にとってはこれは本当に大きな改善です。

Shokz OpenRun Pro 1
左がAfterShokz Aeropex、右が今回レビューするShokz OpenRun Pro。パッケージのサイズは同じよう。

Shokz OpenRun Pro 2
内箱(黒箱)をスライドして取り出す。

Shokz OpenRun Pro 3
内箱は蓋を上に引き抜いて開ける玉手箱タイプ。凝った造りだったAeropexの箱とは異なる。

Shokz OpenRun Pro 4
黒いケースが入っている。Aeropexは灰色のシリコンポーチだったので全く異なる。

Shokz OpenRun Pro 5
黒いケースは表面が帆布風の黒い布で覆われている。側面のジッパーで空け閉めする。

Shokz OpenRun Pro 6
その他の箱の中身は説明書や保証書などの紙類だけ。

Shokz OpenRun Pro 7
箱の中身のすべて。イヤホン本体はケースの中に収められていた。画像左上の白いビニール袋に入っているのはUSB充電ケーブル。Aeropexでは付属品だった耳栓は無い。

Shokz OpenRun Pro 8
画像の下側のビニールで巻かれたケーブルがOpenRun Proに付属のもの。上側のケーブルがAeropexに付属したもの。
このUSB充電ケーブルはOpenRun ProとAeropexで同じものだった。USB-Aプラグの反対側は磁石誘導の端子になっている。

Shokz OpenRun Pro 9
OpenRun Proに付属の黒いケースはハードケース。Aeropexのシリコンポーチはソフトタイプ。カバンに入れて持ち運ぶならハードケースの方が安心感は遥かに高い。しかし、ジッパーを開けて内側の溝と穴にイヤホンを収めてジッパーを閉じるというのは面倒。磁石付き蓋をパクっと開けてイヤホンをポイッと入れるお手軽さを好む人がいるかも。ちなみに、Aeropexに付属したシリコンポーチは64g、OpenRun Proに付属のハードケースは83gで絶対重量はOpenRun Proのケースの方が重いのだが手で持った感覚ではOpenRun Proのケースの方が軽く感じる。Aeroprexのシリコンポーチはシリコンが身厚のためズッシリ感があって錯覚するのだと思う。

Shokz OpenRun Pro 10
左のオレンジっぽいピンクのイヤホンが今回レビューするOpenRun Pro、右の灰色のイヤホンがAeropex。大きくは違わないように見える。
OpenRun Proのカラー展開はブラック,ブルー,ベージュ,ピンクの4色。

Shokz OpenRun Pro 11
上下を逆さにして置いた。装着したときに耳の後ろに位置する音量ボタンや充電端子のある部分の長さがオレンジのOpenRun Proの方が短く、充電端子の向きが異なる。

Shokz OpenRun Pro 12
Aeropexは充電端子が下向きに付いているため充電ケーブルを装着して真っ直ぐにイヤホンがぶらさげられる。イヤホンの重い側(アクチュエータ/ドライバ部分)が下になるので無理がない。

Shokz OpenRun Pro 13
OpenRun Proでは充電端子が斜めになっていて充電ケーブルが伸びる方向が斜め下前の方向。これで充電ケーブルを接続してぶら下げるとケーブルが曲がるだけでなくイヤホンの重い側(アクチュエータ/ドライバ)部分が下がるので画像のようになんとも中途半端なぶら下がり方になる。ぶらさげるのではなく台の上で充電するのなら問題はないだろうが、OpenRun Proで一番気になったのがこれ。

Shokz OpenRun Pro 14
OpenRun Proのアクチュエータ/ドライバ部分は前面,後面,下面がメッシュになっている。音量ボタンはOpenRun Proの方が長めで押しやすく押し心地が軽い。

Shokz OpenRun Pro 15
ドライバの顔(頭蓋骨)への接触面積はAeropexと比べてOpenRun Proの方が広め。そしてOpenRun Proの方がアクチュエータ/ドライバ部分のズッシリ感がやや強い。低音再生を強化したShokz TurboPitchテクノロジーが使われた第9世代骨伝導技術のアクチュエータ/ドライバが採用されているらしい。

Shokz OpenRun Pro 16
OpenRun Proではアクチュエータ/ドライバ部分の上面側にスリットがある。これがなんの役目を果たしているのかは不明。IP55の防塵/防水ということになっているが、スリットが深めなのでちょっと心配になる。

Bluetooth 5.1とSBC対応

OpenRun ProはBluetooth 5.1対応ということになっている。5.1ってオーディオデバイスに役に立つ追加はなかったと思う。正直Bluetooth 5.0対応であれば十分だが、新しいバージョン対応であればLE Audioの拡張が含まれる5.2の方が良かったかもしれない。トランスミッターとしてのスマートフォンは既にDimensity 9000搭載モデルがBluetooth 5.3対応になっていることから今後新しいバージョンのBluetooth対応モデルは増えそう。

A2DPのコーデックとしてはOpenRun ProはAeropexと同じくSBCのみの対応となっている。現実を見れば安定してスループットの高い状態で通信できるならSBCだけの対応で十分。AACは特にSBCに勝るところが無いので要らないが遅延の軽減という点ではaptXの対応は欲しかったかも。以前にレビューした「AfterShokz 骨伝導ワイヤレスヘッドホン テレビ用(ABT01+AS801)」はaptX対応だったので出来ないということではないと思われる。カタログスペック的にもSBCだけだと寂しいし。LDACやaptX-HDはOpenRun Proが腰を据えて音楽をじっくり聴くという製品ではない点から不要。

OpenRun Proを使用した感想

メガネをかけていても長時間装着しても頭や耳の上が痛くならない。(これらはAeropexも同じ)
OpenRun Proの耳にかけるフック部分は曲がり方が微妙にAeropexとは異なりやや緩いカーブだが装着感は似ている。メガネをかけている人にとってはOpenPun Proの方がより装着しやすいかもしれない。

Bluetoothの接続に時間がかかることがある。通常は、「Shokzにようこそ」「バッテリー・・・」の後にピピっと鳴って「接続しました」という音声があるはずだが接続が遅れた場合はそのメッセージが無いことがある。(接続は完了している)
また、このOpenRun ProがということではなくBluetoothデバイスあるあるで電波状態が悪い(2.4GHzが混み合ってる)環境では接続に失敗したまま繋がらないことがある。この場合はトランスミッターのデバイスに近づけて電源を入れ直すなどしなくてはならないかも。(左耳のボタンを押すことで接続することもあります。)  以前にレビューした「AfterShokz 骨伝導ワイヤレスヘッドホン テレビ用(ABT01+AS801)」は何故か電波状態が悪くてもサクッと繋がる謎Bluetoothイヤホンでした。専用トランスミッターと紐付けされているからかもしれません。
音声案内の声(女性)はOpenRun Proの方がクリア。AeroPexは籠もって聴こえる。

Aeropexも驚くほど自然な音だったがOpenRun Proも自然な音。普段遣いで音に不満は無い。

OpenRun Proの売りである低音はAeropexとはじっくり比べるまでもなくすぐ判るほどしっかり良く出ている。とはいえ骨伝導なのでカナル型イヤホンほど低い周波数あるいは高い周波数までは鳴らない。音楽を聴くのに必要な周波数はほぼ対応している。じっくり聴くとジャズのベースなどの低音の方が弱い或いは鳴っていないように感じる程度。素人おっさんの考えだが、低い方の周波数を鳴らしてしまうとその周波数がドライバユニット全体と共振したときに肌の上でブブブブと震えて不快感に繋がるから敢えて鳴らさないようにしている?カタログスペックとしては周波数帯域20Hz〜20KHzになっている。

で、明らかにAeropexより低音が鳴ってるのだが、指或いは耳栓で耳穴を塞ぐとOpenRun ProはAeropexよりもボワボワの強い鳴り方をしている。Aeropexには耳栓が付属していて耳穴を塞いで聴くエクスペリエンスを提供していたのに対してOpenRun Proには耳栓が付属しないのはその鳴り方をメーカーも認識していることの現れかもしれない。ただし、耳穴を開放して聴く限りはボワボワ感はなく、むしろ耳穴開放でありながらよく低音が聴こえるものだと感心する。

Aeropexのレビューのときに書いたが、耳穴を塞ぐと外界の音を遮断してじっくり聴くことができるのだが耳栓を使ったりガッチリ耳穴を塞ぐと音が籠もって潰れる。左右の人差し指を指の腹が後ろ後頭部側になるように耳穴に差し込み耳穴の後頭部側に押し付ける。前側(指の爪)の側は僅かに浮かせて耳穴内に共鳴する細い空間を作ってやると籠もらずしっかり聴こえる。
これはOpenRun Proにも当て嵌まる部分があり上手に耳穴に細い空間を作ってやれれば音のボワボワ感は大幅に軽減できる。でもOpenRun Proでは耳の穴の中で良い位置で指を保つのがAerpexより非常に微妙で難しい。

バッテリー容量はAeropexの145mAhからOpenRun Proは140mAhに微減。Proでない方のOpenRunは160mAhに増量。ただし、バッテリー駆動時間はAeropexの8時間に対してOpenRun Proは10時間に伸びていて、Proでない方のOpenRunはバッテリーが増量したのに駆動時間はAeropexと同じ8時間ということになっている。

再生周波数

再生可能な周波数を実際に聴いて調べてみた。(「がとらぼ」の中の耳の悪いオッサンに聴こえた範囲です)

カナル型イヤホン (Panasonic RP-HJE150)
聴こえた周波数の範囲: 20Hz - 14000Hz

Aeropex
聴こえた周波数の範囲: 60Hz - 12000Hz (耳穴開放状態で聴いた)
聴こえた周波数の範囲: 50Hz - 12500Hz (耳穴を塞いで聴いた)

OpenRun Pro
聴こえた周波数の範囲: 40Hz - 11000Hz (耳穴開放状態で聴いた)
聴こえた周波数の範囲: 30Hz - 12000Hz (耳穴を塞いで聴いた)

上は、この「がとらぼ」別室の「悪いインターネット」に置いてあるhttps://warui.intaa.net/contents/tone/ 「オーディオ再生試験,耳年齢チェック,他」にある音声ファイルを再生して確認した。Aeropexのレビューでは他所のサイトの再生試験を使ったのだがカナルイヤホンで上が11000HzとかAeropexで上が7000Hzまでしか聴こえないというのは「がとらぼ」の中の人の耳がいくら悪いにしてもあまりにヘンだと思ったので自分で周波数別のwavファイルを作成した。やはり以前のレビューのときとはだいぶ結果が違う。

周波数の数値の見方。小さい数値(Hz)が低音。大きい数値(Hz)が高音。
低い方の周波数は僅かの数値(Hz)の違いで聴こえる音の高さは大きく変わり、周波数が高くなるほど数値(Hz)が大きく変わっても聴こえる音の高さは大きく変わらない傾向。人間の可聴域は最大で20Hz〜22000Hzと言われているが多くの人は若くて良いコンディションで20000Hz程度まで。年齢が高くなると高い音は聞こえづらくなり40代で14000Hz、高齢者だと8000Hz前後まで下がるようです。

OpenRun Proでは耳穴開放で下は40Hzまで聴こえた。ただし、耳をすませばかすかに聴こえたというだけで重低音がドドドドと聴こえるわけではない。ジャズでいえばベースは上の方の音はしっかり鳴っているけど下の方はほとんど聴こえてはいない。ただし、耳穴開放だとこれは仕方がないところかもしれない。
高音は意外なことにAeropexの方が高い周波数まで聴こえた。ただし殆ど誤差程度。

その他

本体重量はAeropexより3g増えて29gになったということだが重量配分はAeropex同様に良いようで、OpenRun Proを装着した状態で走ったり動き回ったりしてもアクチュエーターがズレたりネックバンドが上がったりズリ下がったりということはない。また、骨伝導イヤホンなので耳栓型ネックバンドイヤホンのようにネックバンドが襟に触れてもタッチノイズはない。ネックバンド型だが締め付けられるわけではないので長時間装着しても頭が痛くなることもない。屋外で運動する際に使うイヤホンとしては最適。これらはAeropexと変わらない。ただし、防塵防水性能がAeropexのIP67からOpenRun ProはIP55になっている。OpenRun Proはアクチュエータ/ドライバ部分にメッシュやスリットがあるので掃除の面ではAeropexしやOpenRunと違ってやりにくい部分があるかもしれない。大量に汗をかく運動をする人はAeropexまたはProではない方のOpenRunが良いかも。

耳穴を塞いで聴くと音がボワボワすると書いたけど、耳穴を塞がなければ自然な音に聴こえるので特に問題無し。Aeropexより低音がしっかり鳴ること、再生時間が伸びていること、急速充電対応など、OpenRun Proはメリットが十分なので単純にAeropex, OpenRun, OpenRun Proからどれかを買うなれば普通はOpenRun Pro一択で良さそう。
ただし、ぶら下げ充電の見た目がスマートではないのと大量に汗をかく運動向きではなさそうな点は注意。

OpenRun Pro 仕様

メーカーウェブサイトの製品紹介ページの情報です
品番S810
バッテリー駆動時間10 時間
待機時間最大10日
電池容量140 mAh
急速充電対応5分間の充電で1.5時間の使用が可能
充電時間1 時間
充電ポート磁気誘導
最大充電電圧5.0V ± 5%
Bluetooth バージョンV5.1
無線通信距離10m
対応プロファイルA2DP, AVRCP, HSP, HFP
ミューティポイントペアリング 可能
互換コーデックSBC対応
防水&防塵規格IP55
素材フルチタン
コマンドコントロール多機能ボタン、ボリュームボタン
重量29g
水分検出器搭載
周波数帯域20Hz~20kHz
EQ機能スタンダードモード(日常的に音楽を聴く)
ボーカルモード
感度105 ± 3dB
マイクタイプデュアルノイズキャンセリングマイク
マイク感度-38dB ± 3dB
カラーブラック, ブルー, ベージュ, ピンク

エレコム 水洗いできる 防水・抗菌仕様キーボード

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード

先月エレコムから発売された「洗える 抗菌 有線キーボード」というのが気になった。キートップが薄くて浮き上がった状態で個々のキーが横から見てT型のアイソレーションキーボード。10年前に購入して気に入っていたロジクールのK310にとてもよく似いている。キートップが階段のように段差で配置されているステップでもなくキートップが段毎に斜めに(5段でU型になるよう)削られたスカルプチャでもなく個々のキートップに凹みがあるシンドリカルでもないの。要するに今どきのノートPCのキーボードみたいなペタンとしたツライチなキーボードで個々のキートップが浮かび上がったような感じ。本当は僅かにシンドリカルな方がブラインドタッチではありがたいけど見た目はシンドリカルでない方がすっきりした印象。何故ステップ・スカルプチャが嫌かというと「がとらぼ」の中の人はキーボードを逆チルト(スペースキー側が高くてファンクションキー側が低い)で使うから。逆チルトで使うのに(スペースキー側が低い)普通のチルト向けのステップ・スカルプチャだと打ちにくくなるのね。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 1
アマゾンで購入。アマゾンでエレコムのキーボードを購入するといつも製品の箱がプチプチで包まれただけに伝票が貼られた状態で送られてくる。余計な箱梱包は要らないので個人的には好感。むしろプチプチさえ要らないくらい。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 2
今回購入したキーボードの特徴は水洗いできること。エレコムのキーボードは箱に大きく特徴が書いてあるのでショップで買うときに間違いにくくて良さそう。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 3
箱の中はキーボードが紙で一周足らず巻かれているだけ。ビニール袋はない。これも良いと思う。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 4
キートップはシンドリカルではないのでただの四角い板。これがすっきりした印象になっている。ロジクールのK310と違ってキートップの四隅は大きく丸められていない。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 5
浮き上がったキートップの影と側面の反射がキーボードの天板に映ってキースイッチの台座のように見えるのがおもしろい。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 6
キーボードの手前側はRになっている。他がカクカクなので違和感がある。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 7
ウラ面は凸凹になっていて側面近くは内部に通じるスリットになっている。このスリットは水洗い後の排水用。K310も排水用スリットがあるのは似た感じ。キーボードのチルト用の脚は奥側(ファンクションキー側)にあり、角度調整は足を引き出すか閉じるかのみ。殆どのキーボードと同じく手前側に(逆)チルト用の脚は無い。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 8
側面。チルト用の脚を出さなくても最初から数度の傾斜になっている。ロジクールのK310はチルト脚を出さなければキーボードの天板が水平(Good)なのでここはこのキーボードの気に入らないところ。(普通の人にはこの方が良いかもしれない。)

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 9
逆チルトにするためスペースキー側に9mmの角材とフローリングのキズ防止用のフェルトを貼り付けた。(前キーボード用に作ったものを流用)

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 10
これでキーボードの傾斜が通常とは逆になった。ただし、この製品では元々奥側が高いチルトなので手前(スペースキー側)を12mm高くしても水平より僅かに奥側が低い程度。このキーボードだと15mmの角材と2〜3mm厚のフェルトくらいが角度的には良さそうだけどそうするとパームレストをかなり高めにしなければならないのでそれはそれで使いにくいかも。なので今回はこの傾斜で我慢。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 11
キーボードの手前に3cm厚(27mm板 + フェルト)のパームレストを置いて、これでキー入力の準備完了。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 12
テンキーの奥にはNumLock, CapsLock, ScrollLockのインジケーターがある。これは眩しくないタイプのLEDなので好印象。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 13
最下段(スペースキーの段)は左からCtrlキー、Fn(機能キー)、Windowsキー(コマンドキー)、Altキー、無変換キーが並ぶ。つまりスペースキーの左に5つのキーが並ぶ。一つ余分にキーがあるのでこのキーボードはスペースキーが右寄り配置。(実際はちょうど中央)
これはスペースキーが左寄りのキーボードに慣れていると戸惑う。慣れるまでの数日程度だろうけど。世間にはFnキーがスペースキーの右側にあるキーボードと左側にあるキーボードが混在するのは判ってはいるけどそのせいで他のキーの位置が変わることになるのが困る。Fnキーとか要らないんだけどなぁ。(メニューキーも)
あと、最下段のキーの幾つかにある白塗り文字(上の画像だとCmd, Option, 英数)は要らない。というか白塗りがみっともなくて嫌い。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 14
このキーボードはキーピッチが標準的なキーボードと同じく19mmということになってるんだけど、実際に使ってみるとキートップが狭いだけでなくキーピッチが狭く感じる。特に右端の[¥][BackSpace][Enter][右Shift][右Ctrl]は普通のキーボードより明らかに幅が狭い。[右Shift][右Ctrl]はやや短いとはいえ支障はないが[¥]と[BackSpace]は小さいが過ぎる気がする。キートップは普通のキーが15mmに対して[¥]と[BackSpace]は12.5mmしかなく、この2つのキーのキーピッチは15.5mmしかない。ロジクール K310も同様だったがこの手のアイソレーションキーボードは妙に小さいキーがあるのがお約束なのかしら?BackSpaceは多用するので倍くらいの大きさがあっても罰は当たらないくらいだし、[¥]も「かな入力」派の「がとらぼ」の中の人は長音記号の入力でよく使うのでこういうのは嫌。[Enter]キーの下半分は普通のキーと同じ幅(15mm)しかないのでPC-8801, PC-9801を見て育った世代としてはこの[Enter]キーの小ささは凄い違和感。キーボードのメインの島とテンキーの島とその間の島が無駄に離れているのでそこを調整して妙に幅の狭いキーがある問題を解決して欲しかったかも。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 15

長さがあるキーは斜め押しにならないようコの字型の太めの金属棒が使われている。よほどのクソ安物だと省かれるかもしれないがこのキーボードには一応ある。ただし、ロジクールK310ではこの金属棒が外から見えない構造になっていたのに対しこの製品では剥き出し。ちょっと残念ポイント。ただ、K310はその隠す構造のためかキーを押したときに擦れてカスカスした抵抗を感じたのでそれが無いのは良いといえるのかもしれない。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 16
長いキー(上の画像はスペースキー)を片側押しした状態。長いキーといってもこのキーボードは長いといえるほどのキーは無いが。このキーボードのスペースキーは擦れる感覚はなくスムーズに沈むし酷い片沈みでもない。
最近、指紋が写ってると突っ込まれるらしいので画像では黄色丸部分にボカシを入れた。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 17
これまで使っていたエレコム「サクサク軽い打ち心地」キーボードを奥側に立てて置いた。
サクサクの方はFnキーがスペースキーの右にある配列なのでスペースキーが左寄り。キー0.5個分以上左にスペースキーが寄っている。そうするとスペースキーの左右に隣接する[変換][無変換]キーを多用する「がとらぼ」の中の人(かな入力+文節変換派)は結構苦労することになる。

エレコム 洗える 抗菌 有線キーボード 18
同じくサクサクのキーボートを奥に立てた状態。メインの島の右端の位置がズレているが、サクサクの方は狭いキーがないキーボードなのでキー0.5個分ほど右にはみ出している。そして今回買った水洗いキーボードの方は[¥]と[BackSpace]がサクサクと比べて明らかに小さい。一応キーピッチはサクサクと水洗い共に19mmということになっている。

既に書いたことだが、キーピッチが標準的な19mmの筈(実際に測っても19mm)なのに何故か妙に狭く感じるのは本当に気になる。それと[¥][BackSpace](と[Enter])の小ささが困る。キートップがほぼ全くシンドリカルではないので雑に手を置いて正しい手の位置とズレていたときに指先でキーの中心位置を探すのがやや難しい。[F]と[J]のポッチはしっかり感じられるタイプなので人差し指だけは位置合わせしやすいのだが、朝イチなどで手指の感覚が狂っているときには他の指が慣れるまでタイプミスしやすくなるかも。

これまで使っていたエレコムの「サクサク軽い打ち心地」キーボードが軽かったのでやや重く感じているがキーの重さは普通程度(の筈)。 メンブレンらしい感触なのでメンブレン苦手な人にはオススメしません。K310は購入後しばらくキーを押してカスカス擦れる感触が気になったが姉妹じゃないかと思うほどよく似ているこのキーボードは擦れる嫌な感触はない。メンブレン愛用者の「がとらぼ」の中の人としては嫌いじゃない打ち心地。まだ使用時間が短くて打数が少ないのでこのキーボードについて断言はできないが、「サクサク軽い打ち心地」キーボードでときどき発生していた文字抜けと1打2字入力(チャタリング)は今のところは発生していない。
気に入らない部分が無いわけではないが過去にこのキーボードによく似たロジクールK310を気に入って長く使っていたのでこのキーボードも長く使うことになるかも。

USB有線タイプです (今回「がとらぼ」の中の人が買ったのはこれ)
2.4GHz無線タイプです
Bluetooth接続タイプです
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