古い車の原状回復 国産車用最新バッテリー GS YUASA ECO.R Revolution (緑) に交換

古い車の原状回復 国産車用最新バッテリー GS YUASA ECO.R Revolution (緑) に交換
©いらすとや.

うちの車のバッテリーは、5年半前に購入したものです。前回の車検時にすでに劣化を指摘されていましたが、この冬の寒さでエンジンのかかりが悪くなり、さらにアイドリング中にヘッドライトが細かく点滅するような症状が出始めました。
車の使用頻度が低く、チョイ乗りが中心という使い方はバッテリーにとって決して良い条件ではありません。そのため、劣化がかなり進んでいると判断し、交換することにしました。まだ多少は使えるかもしれませんが、5年半使用したのであれば十分元は取れたでしょう。
これまで使用していたバッテリーは、パナソニックのcaos lite、いわゆる青バッテリーの廉価モデルです。次もcaosシリーズにしようかと思いましたが、アマゾンで調べると、うちの車に適合するものは1万5千円以上しました。
1万円以下で購入できるVARTAも候補に入れましたが、ふと目に留まったのが、発売から半年ほどの新製品「GS YUASA ECO.R Revolution(緑)」です。ECO.R Revolutionといえば赤(赤紫)のモデルは以前から知っていましたが、緑のモデルがあることは知りませんでした。新モデルということで、従来品より各種性能が強化されているようです。
うちの車のメーカー推奨サイズは46B24Lですが、これまではcaos liteの65B24Lを使用していました。今回選んだYUASA ECO.R Revolution(緑)は、同じ24Lサイズで75B24Lが適合します。価格は約1万4千円と決して安くはありませんが、寿命が長そうであれば多少高くても許容範囲です。
性能指標で見ても65Bから75Bへと約15%向上しています。アマゾンで購入できるcaosの80B24Lでも最安値は1万5千円台なので、価格差はそれほどありません。新製品という点も含め、今回はこれを選んでみました。

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アマゾンからの荷姿は、バッテリーの製品外箱がダンボール板の上に載せられ、ビニールバンドで固定された状態でした。運送会社の人にもバッテリーであることが一目で分かり、投げられることは無いでしょう。外箱に破損がなければ正常に輸送されたと判断できます。液体を含むバッテリーの輸送方法としては、合理的で適切な梱包だと思います。
実際のところ、汚破損はなく、問題なく届きました。

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バッテリー外箱の背面には、製品のエコに関する特徴が書かれていました。正直なところ、エコについてはあまり重視していません。
製品は75B24Lですが、46B24L(車メーカー指定サイズ)の車にも使用可能と明記されているため、適合・保証の面でも問題はないでしょう。

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外箱の蓋を開けると、バッテリー本体がむき出しの状態で入っていました。バッテリー端子が蓋の内側と擦れたようで、黒い汚れが転写されていました。 エコのためとはいえ、端子保護用のカバーは付けてほしかったところです。

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メイドインジャパンでした。隣国製でなかった点は正直安心しました。

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これまで5年半使用していた、パナソニックのcaos liteバッテリーです。すでに固定金具の縦バーは外した後です。(外す前の写真は残っていませんでした。)
バッテリー上部の黒い固定金具を外そうとしましたが、カウルトップカバーが干渉して、どうやっても外すことができませんでした。(次)

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カウルトップカバー全体を外すと大掛かりな作業になりますが、この車はバッテリー交換用に、バッテリー周囲だけカバーを分離できる構造になっています。 2箇所のツメを外し、フロント方向に引いたあと、運転席側へ捲ります。モールが繋がったままなので完全には外れません。 モールを完全に外すには、穴に掛かっているアンカーを複数外す必要がありますが、古い車ではモールの穴が裂ける恐れがあります。そのため、今回は取り外しを避けました。

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カウルトップカバーの一部を外したことで、バッテリー上部の固定金具を外せるようになりました。
金具のフロント側を持ち上げると、穴から外れてそのまま抜き取ることができます。

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マイナス側の端子を外します。サイズは10mmです。
各種設定がリセットされると困る場合は、事前にOBD端子等へバックアップ電源を接続します。うちの車は純正ナビを使用しておらず、エンジン回転数の学習以外でリセットの影響を感じる要素がないため、今回は電源バックアップをせずに作業します。
バッテリー端子を外す際は、必ずマイナス側から行います。プラス側から外すのは避けてください。プラス端子側には多くの場合カバーが付いています。

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外した車両側の口金やケーブルが、何かの拍子に戻ってきてバッテリー端子に触れることがあります。こうした不慮の接触を防ぐため、外したバッテリー端子にはキャップを嵌めるのが理想です。
しかし、今回購入したECO.R Revolutionには端子キャップが付属していなかったため、ビニールテープを巻いて対処しました。

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次にプラス端子を外します。こちらは、このバッテリーを設置してから一度も外したことがなかったため、かなり汚れていました。

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プラス端子側にもビニールテープを巻きます。これでバッテリーを取り出す準備が整いました。
24Lサイズのcaos liteバッテリーは約12kgで、特別重いわけではありませんでしたが、狭いエンジンルームから取り出して車外へ運ぶのは意外と大変です。古いバッテリーのハンドルを保管している場合は、それを使うと多少作業が楽になります。

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バッテリーを抜き出すと、下に受け皿がありました。この受け皿には2箇所の突起があり、下のプレートの凹みに合わせてバッテリーを乗せると固定されます。 受け皿には保水用の水だけでなく、バッテリー液がこぼれている可能性もあるため、素手で触らずに取り出し、水洗いするのが良いでしょう。

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こちらが受け皿の下にあるプレートです。砂や汚れが溜まっているので、濡れ雑巾などで拭き取っておきます。

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端子が汚れていると電気の流れが悪くなることがあるため、ワイヤブラシなどでしっかり清掃します。写真ではネジ部分を擦っていますが、特にバッテリー端子と接触する穴の内側を重点的に綺麗にします。

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プラス端子側は特に汚れがひどかったため、念入りにワイヤブラシで擦っておきました。

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洗浄した受け皿を元の位置に戻しました。

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新しいバッテリーを正しい向きでセットします。なお、バッテリーに接続するケーブルには余分な長さがないため誤った向きでは接続できない筈です。新しいバッテリーにはハンドルが付いているため、重さがあっても設置は比較的簡単です。
ちなみに、ECO.R Revolutionの75B24Lは実測で約13kgありました。
車にセットする前に、バッテリー端子にはキャップを被せるか、ビニールテープを巻いておきます。車両側のケーブルは長さに余裕がなく、端子位置に戻ろうとするため、端子がむき出しだと予期せぬ通電が起きる可能性があります。

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バッテリーを車にセットした後は、ハンドルが邪魔になるため取り外します。ハンドルを上から端の方向へ押し下げます。
なお、これはECO.R Revolutionの中でも軽量モデルの取り外し方法です。重量のあるモデルでは異なるハンドル形状が採用されているようです。

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黒バンドの細くなっている部分を、バッテリー上部の2本の突起に合わせます。黒バンドをどちらかにずらし、反対側を捲ることでハンドルを外すことができます。

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バッテリー固定金具を取り付けます。固定金具のフロント側にある縦棒は、バッテリー置き場のプレートに引っ掛けて固定する構造です。専用の穴はありません。

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バッテリーを取り付ける際は、先にプラス端子側から接続します。 口金は、バッテリー端子の突起の一番下までしっかり押し下げてからネジを締めます。緩すぎず、締めすぎないことが重要です。

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プラス端子のカバーを元に戻します。

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続いてマイナス端子を接続します。プラス端子と同様に、端子の一番下まで確実に差し込み、適切な力で締め込みます。

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カウルトップカバーを元の位置に戻します。これは、バッテリーがカウルトップカバー下に配置されている車種特有の作業です。
カウルトップの固定ツメを嵌めます。

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カウルトップカバーを動かした際、モールの端が外れてしまうことがよくあります。外れたモールの端を持ち上げます。

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カウルトップのツメにモールを引っ掛けます。

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モールがツメにしっかり嵌まれば、ボンネット内の作業は完了です。

バックアップ電源を使用せずにバッテリー交換を行うと、車載コンピュータや純正ナビ、その他電装品の設定が初期化されます。
うちの車では、コンソール表示の時計とアイドリング回転数の学習がリセットされる程度なので、時計を手動で合わせ、エンジンをかけて30分ほどアイドリングさせました。
純正ナビを使用している場合は再設定が面倒なことも多いため、バックアップ電源の使用をオススメします。車種によってはナビ以外の電装品にも特殊な再設定が必要な場合があるため、必ず取扱説明書を確認してください。
これで全ての作業が完了です。

バッテリー交換後、エンジンの始動は軽くなったように感じました。しかし、それ以外の変化は特に体感できませんでした。
新しい長寿命バッテリーを載せた安心感と、春までの寒い時期を安心して迎えられる点は評価できますが、約1万4千円支払って体感できる変化が少ないのは少し残念です。
もっとも、バッテリー交換とはそういうものなのかもしれません。caos liteに交換したときも、同じような印象でした。

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