Raspberry Pi Zero Wが届いた

NanoPi NEO2は凄いシングルボードコンピューターなんだけどちょっと持て余し気味。で、気分を変えてディスプレイ出力と無線LANの付いたシングルボードコンピュータが欲しいなと思っていたので安くて技適の認証通ってるRaspberry Pi Zero W (以下RPi0W)を購入することにした。
英国のPIMORONIで注文したのは8月23日深夜(日本時間)。届いたのは8月31日。約7日で入手できた。
購入価格は送料込み£13.50 (RPi0Wが£8.0、送料が£5.5)、カード払いで1,961円の請求となっている。
Raspberry Piは日本のスイッチサイエンスで購入する方が間違いなく安い筈だが、残念ながらスイッチサイエンスではRPi0Wを買いたくても品切れが続いていて、たぶん欲しいと思ってから1週間やそこらじゃ入手できない。

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追跡なしポスティングの封筒。メッチャ軽い。ウラ面にインボイスがビニールビニール袋に入って貼り付いている。

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封筒の中身は静電気防止袋に入ったRPi0Wだけ。上の画像の紙は封筒背面に付けられていたインボイス。

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RPi0Wのチップやコネクタが実装されている面。上は大きさ比較用の500円玉。

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基板の背面。技適のマークと番号がプリントされているのでこの基板は日本国内で電波を出してOK.

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NanoPi NEO2と並べてみた。NEO2もやっぱり小さいね。

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RPi0Wの四隅の穴にぴったりのネジを挿して脚にした。発熱がどの程度かわからないのでケースをどうするかまだ考えていない。
RPi0Wはこのサイズの基板でHDMI出力があるが、コネクタがHDMI mini(タイプC)なので標準サイズのタイプAとの変換アダプタを用意しておく。どうせなら小型のmicro(タイプD)コネクタだったらスマートフォンなどのおまけで持ってる人も多いと思うんだけど、なんで中途半端なタイプCにしたのかと小一時間。お金が余ってればタイプAとタイプCのケーブルを用意してそのままモニターに繋ぐ方がスマートではある。
あと、RPi0Wの購入時に油断しがちだけどUSBのコネクタがmicroタイプなので普通のUSB機器を接続するつもりならUSB-AオスとmicroBオスの変換アダプタも要る。
どちらも持ってないならRPi0W単品ではなく素直にRPi0Wのアダプタセットを購入しといた方が良い(HDMIとUSBの変換アダプタのセット)。アダプタセットが割高ということもないし。
もちろんUSB機器を繋ぐ予定がないなら不要。

最後のタイプのOTGケーブルは1本は是非持っておきたいところ。RPi0ではmicroUSBポートが狭い間隔で並んでいるのでこのタイプのコネクタでないと2つ嵌め難い。

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手持ちのカメラSony RX100でRPi0Wのオモテ面を撮影すると何故か絶対にピントが合ってくれないのでスマホで撮影。

今日は取り敢えず開封しただけ。

関連記事:

AndroidスマートフォンでETWSによる緊急警報受信設定

大手キャリアだろうとMVNOだろうとLTEなら地震・津波などの地震・津波の緊急警報(ETWS)は通知される筈。問題はそれを受ける側。
機種によっては初期値が受信しないようになっていることも。

Android ETWS有効化 1
Androidの設定メニューから[もっと見る]をクリック。

Android ETWS有効化 2
「もっと見る」のメニューで[緊急警報]をクリック。

Android ETWS有効化 3
「緊急警報」メニューで[緊急アラート]をクリック。

Android ETWS有効化 4
「緊急アラート」のメニュー(上の画像では何故か「緊急警報」と書かれている)で常用のSIMカードを選択。上の画像ではSIM1が常用とする。
「緊急警報の設定」にチェックする。
「バイブレーション」にチェックする。これは好みで良いが、音が出ない場合もあるので少しでも通知を知る可能性を高めるためにもチェックするがオススメ。

一応、ZenFone2 LaserシリーズではこれでETWSによる緊急警報を受信できるということになっている。
以下は日本では不要な手順。(ETWSでもないし)

Android ETWS有効化 5
メニューを1つ戻って「緊急警報」メニューで[SMSセルブロードキャスト]をクリック。

Android ETWS有効化 6
ETWSではなくCBC(CB)によるメッセージを受けたいなら常用のSIMカードを選択。上の画像ではSIM1が常用とする。
「エリア情報チャンネル」の「(ID50)有効」にチェックする。
CBC(CB)でメッセージをを受けたい場合はID50が標準の位置情報チャンネルなのでこれを有効にする。他のチャンネルIDを追加する必要はないのでこれで終わり。
ただし、日本ではETWSによる緊急警報が受けられればそれで良い(その方が良い)筈なのでこれは不要な設定
言い換えればETWSだけで良いのだからID50のチェックは外しておく。

タイトルはAndroidスマートフォンとなっているが機種またはAndroidのバージョンによって設定メニューの場所が違ったりそもそも設定が無かったりするので上手くできなかったらスンマセン。
そして、ETWSが受信できるとしてもどのメッセージに反応できるかは不明。全部かもしれないし一部かもしれない。殆どは地震、津波、地震&津波の3つは対応で他は非対応だと思われる。メッセージについてはCBSとETWSのメッセージ種類を参照。
あと、通知についてはSMSの受信設定と同じなので携帯電話の緊急警報みたいに強制的に音を鳴らしてくれるわけではない。消音にしててバイブレーション無しだと気付かないかと。

この記事はETWSについてであって、エリアメール・緊急速報メール・J-Alertについては機種による、または日本メーカーの機種の一部を除いて多くが非対応の筈。
だから俗に言うSIMフリー端末だと地震・津波以外は通知されないと思った方が良い。

2017年10月23日追記: Android派生のカスタムOSであるLineageOSでは緊急速報メールが届いた。(Docomo系MVNOのBIGLOBEのSIMで) OSの対応しだいで届くということかしら。

CBS,ETWSは通話中やパケット通信中はメッセージを受信できないので注意。
「他の人・他の機種は通知があったのに私には無かった。私の持ってるスマホはダメ機種かしら?」って人を見かけるけど、通信中は受信できない仕組みだと裏で勝手に通信しまくるスマホだとどうしても「通知されなかった」になりやすいんじゃないかな。

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