GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換
ChatGPTが生成したHUDイメージ画像

昨年の夏に購入したGPS速度計のヘッドアップディスプレイ(HUD)の表示が、最近になって急に暗くなり、速度が見えにくくなりました。実は、昨年の秋頃からディスプレイの表示面が波打ち始めていましたが、現在では表示面が剥がれてしまっており、これが原因と考えられます。1,000円程度の安価な製品なので、新しいものを購入することにしました。
今回は以下の条件を満たすものを選びました。

  • 車のOBD端子はすでにAndroidナビが使用しているため、GPSで速度を取得するタイプ
  • 速度以外の情報は不要
  • USB端子は最近の主流に合わせてType-Cのもの

前2者は前回のヘッドユニット購入時と同じ要件です。

今回購入した製品はこちらです。Xiamiのブランド名が記載されていますが、Xiaomiが製造しているわけではない筈です。
この製品では、速度表示の色が「白」と「緑」、速度単位が「キロメートル/時」と「マイル/時」の2種類ずつあり、合計4種類のバリエーションが存在します。購入時には、希望するバリエーションを間違えないよう注意しましょう。

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AliExpressの混載便で到着しました。プチプチ付きのビニール封筒で梱包されていました。

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中の箱は潰れていませんでした。箱の上部に貼られたラベルには「Color:White-KM」と記載されており、注文通り白色表示+キロメートル/時単位のモデルです。

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箱の側面にも「白KM」と書かれています。「M2」というのは、販売店の識別用モデル名のようです。

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箱の中には余分な空間があるものの、緩衝材は入っていませんでした。USBケーブルとHUD本体の裏面が見えます。

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内容物は以下の通りです。

  • ヘッドアップディスプレイ本体 (中央奥)
  • USB Type-A to Type-Cケーブル (左下)
  • ハーフミラーシート (中央背面)
  • 英語の取扱説明書 (右下)
  • ダッシュボード固定用の両面テープ (赤色)

USBケーブルは同梱されていますが、車にUSB端子が用意されていない場合はアクセサリソケット(シガーソケット)にUSBアダプタを付けてそこから給電できるようにするなどの対応が必要です。アクセサリソケット用のUSBアダプタは100円ストアで購入できるものですが、この手の安価な製品にはUSBアダプタは付属しないのでご注意ください。

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ヘッドアップディスプレイの発光面です。投影型なので、鏡に映したように発光部分は左右反転で配置されています。

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本体の接続端子はUSB Type-Cが1つのみ。この製品には表示切替や速度調整機能がないため、ボタン類は一切ありません。USB端子のある側が車の前方を向くように設置する仕様です。そのため、USBケーブルはフロントガラスとダッシュボードの境目を通すことになります。

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本体の裏面は側面と一体になった樹脂製です。運転席側の面は高さがあり、発光面が直接運転手に見えないように遮光構造になっています。

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新旧比較画像です。奥側(上)が今回購入したHUD、手前(下)が昨年購入したHUDです。昨年購入したものの方がわずかに大きめです。旧HUDの発光面は波打っており、変形が確認できます。旧HUDの発光面が白っぽいのは購入当初からの仕様です。

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旧HUDは、昨年のうちは発光面が波打ってはいても大きな変形は見られませんでしたが、今年になって端が完全に浮き上がるほど変形しました。実際には最近変形したのではなく、昨年中に変形した力に耐えられなくなって最近になって剥がれて浮き上がったと思われます。

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新しいHUDが届いたことで、安心して旧HUDを分解することができます。浮き上がった発光面の角を軽く引っ張ると、力を入れずに簡単にバラバラになりました。ネジ止めやツメによる固定ではなく、単に押し込んで固定されていたようです。
分解後の構成は以下の通りです。

  • 左: ケース本体 (底面部分)
  • 右上: 発光面の裏側
  • 右下: 速度計の基板

発光面の裏側には、LEDの光が横に漏れるのを遮るための筒状の壁が形成されています。

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速度計基板の発光面です。「188」を左右反転した形に配置された黄色い小さなチップがLEDです。左側に見える四角い部品はGPSのパッチアンテナ、右下にはmicroUSB端子が配置されています。

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発光面のカバーの樹脂が大きく変形しています。これは分解時に力をかけたわけではなく、昨年の夏から秋にかけての太陽熱による変形と考えられます。私の車庫は屋根と壁があり直射日光はほとんど当たりません。日光にさらされるのは、走行中や出先で屋外の駐車場に停めたとき程度ですが、それでも短期間でこのように変形しました。
フロントガラス下に設置する製品に、これほど耐熱性能の低い樹脂を使用するのはいかがなものかと思います。

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基板の上に発光面のカバーを載せた状態です。LEDが収まるはずの筒状の壁が浮き上がり、LEDの光が本体内部で横に漏れる状態になっています。これでは、LEDが正常に発光してもフロントガラスに十分な明るさで投影されません。

新しいHUDは、旧HUDの新品時と同様に十分な明るさがあります。日本の保安基準の関係で付属のハーフミラーシートをフロントガラスに貼り付けることはしませんが、昼間でも速度表示が読めないほど暗いことはなく、表示される数字が大きいため、フロントガラスの反射による多重映りが発生しても視認性は良好です。

新しいHUDも(旧HUDと同じく)、時速40km/h以上で実際の速度より3km/h速く表示されます(車の車速メーターの表示に近づけるためと思われます)。できればGPSで算出した速度をそのまま表示してほしかったのですが、この製品には速度表示の微調整機能がないため、これは仕様として受け入れるしかありません。
USB端子がType-Cに変更されるなどの違いはあるものの、内部の基板は旧HUDと同じ設計のものが採用されている可能性があります。

全く異なるタイプのヘッドアップディスプレイにも挑戦したいかも。

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