
ネットワークメディアプレーヤーとして使用するTVボックス用に、手元の24インチモニターを接続してみたものの、大きくて重いため設置場所に困りました。そこで、より扱いやすい小型・軽量のモバイルディスプレイを購入することにしました。なお、購入したのは10月で、既にTVボックスの記事で写真に写っているものです。
このディスプレイは、時期によって5,000〜6,000円台前半で販売されています。日本のAmazonでも同じモデルが購入できますが、やや割高です。ただし、AliExpressで購入しても日本のアマゾンで購入しても出荷元は同一です(後述)。なお、AliExpressの商品説明には実際のモニターと異なるモデルについての記述が混在しているようです。中華あるあるです。

AliExpressの表記ではカラーは「白」のみとなっていますが、実際に届くのは「黒」のようです。黒が欲しかったので結果的には良かったものの、商品説明と異なる点は良いこととは言えません。今回は日本倉庫から発送され、注文から到着まで3〜4日程度でした。

日本出荷のためか、ガムテープでギチギチに巻いたビニール小包ではなく、紙袋での梱包でした。

配送はヤマト運輸で、出荷元はAmazonのフルフィルメントセンターでした。つまり、Amazonで購入しても中身は同じということです。購入時はAmazonとAliExpressで価格差を確認するのがおすすめです。。

紙袋の中には、製品の外装であるダンボール箱が入っていました。日本発送ということもあり、外装に潰れなどはありません。

中身です。ドキュメント類はすべて日本語表記でした。緩衝材のスポンジもしっかり入っており、中国発送であっても問題なさそうなレベルです。

モニター本体の画面側です。右下の穴にボールペンなど細い棒を挿すと簡易スタンドとして利用できるようです。左下には設定用と思われるボタンが3つ並んでいます。ボタン自体には養生テープが貼られていませんが、その周囲だけ覆われており少し不思議な養生です。赤いタブを引いて保護フィルムを剥がします。

モニター左側面にはI/Oポートがあります。写真左から mini HDMI、Type-C映像入力、Type-C電源入力、OTG、電源ボタンです。Type-Cはどちらも電源入力として使用できます。電源ボタンを押しても反応がないため用途は不明です(OTGポートも動作が不明)。

モニター背面です。中央には75mmピッチのVESAマウント穴があり、スタンドやモニターアームを追加購入して取り付けることができます。

今回のモデルは背面左下に四角い切り込みがあり、ここを15度ほど開くことで自立する仕組みになっています。ただし安定感はあまりないため、横にあるスタンド用の穴にボールペンを挿す方が安定します。もしくは付属スタンドを使用するのが無難です。なお、この脚はAliExpressの商品説明とは異なる位置のようです。

こちらが付属スタンドです。樹脂製で、接地部分やディスプレイ背面に触れる部分には滑り止めのゴムが付いています。

スタンドを展開した状態です。角度は10段階で調整できます。ただしスタンド自体のサイズがモニターより小さめのため不安定です。持ち運ばない場合は、アクリル系の強力な両面テープでモニターとスタンドを固定し、角度調整の突起部分も固定するのがおすすめです。

スタンドにモニターを設置し、背面側から見た様子です。今回はアクリル両面テープでスタンドとモニターを接着しています。この時点では角度調整の突起は未固定です。

AliExpressの説明では本体重量は623gとされていますが、実測では666gでした。軽量ではあるものの、表記より40g以上重いのは残念です。(商品説明のモデルとは別モデルのためと思われます)

付属品のType-C - Type-Cケーブル1本、HDMI - mini HDMIケーブル1本です。Type-Cケーブルの映像入力は確認していませんが、電源供給として問題なく使えました。電源には写真左に写っているACアダプタを使用しました(付属しません)。
HDMI - mini HDMIケーブルはやや太く硬めですが、特に動作には問題ありません。細いケーブルを使いたい場合は、写真右のようなHDMI - mini HDMIアダプタ(付属しません)を使うと良いですが、モニターから大きく飛び出します。後述する方向転換アダプタのほうが実用的です。

付属のType-CケーブルとHDMIケーブルをモニター左側面にそのまま挿してみました。ケーブルがモニター横に大きく広がるので見た目が少し気になります。

説明書はすべて日本語で記載されていました。設定項目は多くありませんが、Type-Cで映像入力を行う場合は一度目を通しておくと安心です。

Type-CとHDMIの180度方向転換アダプタを購入しました。

アダプタの背面側です。HDMIアダプタには小さなLED穴があり、通電時には白く光ります。

2つのアダプタをモニターのポートに装着しました。事前に確認したとおり、モニターが薄いこともあり問題なく装着できました。

180度転換アダプタを使うと側面はすっきりしますが、背面はケーブルがややごちゃつきます。余分なケーブルは結束バンドなどでスタンドに留めると見た目がすっきりします。

正面から見ると、ケーブルが横に飛び出さないため非常にすっきりしました。TVボックスとスタンドのサイズが近かったので、アンプ横に置いていたTVボックスをモニタースタンド下(アンプの上)に移動しました。さらに省スペース化できました。
15インチ(15.6インチ)モニターは、TVボックス用としてサイズ・重量ともにちょうど良く、満足度の高い買い物でした。今回のモデルは近頃としてはやや珍しいアンチグレア (磨りガラス状で反射を抑える)タイプで、斜め上向きに設置する用途なら特に相性が良いと感じます。アンチグレアのため細部がわずかに滲んだり色が控えめに見えたりしますが、15インチの1080pなら気にならない程度です。IPSパネルで視野角も広く、斜めから見ても破綻しませんが、アンチグレア特有の白っぽさは多少あります。
また、側面の電源ボタンは反応しませんが、映像信号が入ると自動点灯し、信号が途切れると青画面後40秒で自動消灯します。結果として電源ボタンを使う必要はありません。新品の15インチ IPS 1080pパネルのモニターが5,200円(2025年10月中旬購入時)であれば、文句ないと言えるでしょう。


