もっと安くする裏ワザ

ひかり電話の料金になっただけ?

ここまで見てくれた人、ありがとうございます。
しかし、ここまでだと「単にひかり電話の料金になっただけじゃん」という声が聞こえてくるようです。
やっぱり、もっと安くしないとダメですよね?
今回は国外のIP電話ならではのサービスを利用してもっと通話料金を安くします。本屋で普通に売ってるアングラっぽく見せてる雑誌なんかだと「禁断の」とかの枕詞が付くような感じのサービスですが特にアングラでもなんでもないです。

国際ローミングを利用してもっと安くする

普段使っている携帯電話を持って海外に行く人は「国際ローミング」を利用することがあるかと思います。
docomoの「WORLD WING」や、auの「グローバルパスポート」のようなサービスのことです。
まぁ便利なのかもしれませんが、利用料金がとんでもなく高額になることがあるので恐ろしくて迂闊に電話できません。最近は通話料金が青天井にならないよう1日あたり数千円で済む定額料金制度もあるようですが、それでもアホかというくらい高いです。
ボッタクリかと思うような料金ですが複雑な国際ローミングの仕組みを説明されると「これなら高くても仕方ないかぁ」と思ってしまいます。(ミスリードなんですが・・・)

実はフリーローミングという仕組みがあります。面倒臭い話は無しで(全ての場合ではないですが)通話料金が無料です。
これを使うと例えば東京の誰かの家(03-xxxx-xxxx)に電話するのも通話料金は無料です。ここまで携帯電話から一般(加入)電話宛3分63円をひかり電話に替えて3分8.4円になっただけでも喜んでいたのに、それが0円になるわけです。喜んでいたのがとんだマヌケです。

日本国内宛だけではありません。例えばNTTコミュニケーションズの0033-010で米国宛3分160円、台湾・香港宛3分420円、英国宛3分420円、フランス宛3分460円、docomoのWORLD CALLの010で米国宛3分204円、台湾・香港宛3分342円、英国宛3分648円、フランス宛3分648円、KDDIのau国際電話の010で米国宛3分132円、台湾宛3分222円、香港宛3分255円、英国宛3分306円、フランス宛3分330円といった高額な国際通話も0円です。(2012年12月現在の料金)

有名なフリーローミング業者にBetamaxとDellmontがあります。
似たようなサービスを別ブランドで幾つも立ち上げています。(怪しいですね)

幾つもあるのですが、それぞれ微妙にサービス内容が違うのでよく比べることが大事です。それと、時々サービス内容が変わるので古いブログ記事などを見て選ぶと記事の内容と違ってたりするので注意が必要です。
それぞれのサービスのウェブを見ると必ず料金表(Rates)があるのでよく見ておきましょう。

2012年末時点で個人的なオススメはInternetcallsです。

INTERNETCALLS
Internetcalls

Internetcallsは2012年末時点では日本の固定電話向けの発信が無料なので本当にお得です。(今後変更になる場合があります)

ところで、「無料」「無料」と書いていますが、本当に全て無料だと商売になりません。
実際には「基本料金の様なもの」と、かけ先によっては通話料がかかります。
「基本料金の様なもの」は先払いで120日(最大)で€10.00(ユーロ)です。無料リストにない国の固定電話や携帯電話にかけると通話料金がこの€10.00から引かれていきます。よって、無料相手にしか電話しなければ120日間ずっと使えますが、有料かけ先に電話して€10.00を使ってしまうとその時点でチャージし直す必要があります。
€10.00は2012年末で約1,100円なので120日(約4ヶ月)と考えると1ヶ月あたりは300円程度となります。
ちなみにInternetcallsでは日本の携帯電話宛は有料ですが、それでも1分で約7円(税込)なのでひかり電話から携帯にかける場合の1分16.8〜18.3円と比べて半額以下となります。
「基本料金の様なもの」の範囲で日本の携帯電話にかけられる時間は約150分なので120日間以内に使い切らないように上手く調整すしながら通話するのが一番オトクです。

支払いはPayPalやクレジットカードが使えます。

次は続・もっと安くする裏ワザです。