携帯電話の通話料金について、多くの人が「高い」と感じているのは当然のことかもしれません。実際、携帯電話の通話料金は、使い方によってはかなりの負担になることがあります。まずは現在の料金プランがどのようになっているのか、理解することが重要です。特に、自分に適したプランを選ぶためには、各社が提供している料金プランの詳細を比較することが欠かせません。

ここでは、携帯電話の通話料金 (基本料金を含む) について、具体的な例を挙げて説明します。携帯各社にはさまざまなプランがありますが、すべてを挙げていくとキリがありません。そこで、今回は「がとらぼ」の人が使っているdocomoの代表的なプランについて見ていきましょう。
ちなみに、docomoを利用している場合、ほとんどのユーザーが基本料金の50%割引を適用されることが多いです。以下のプランは、その割引を反映した料金です。
このグラフでは、横軸に通話時間を取り、1500分までの範囲でdocomoの主な通話プランを比較しています。最も通話時間が少ないプランである「タイプSS」から、最大1500分通話できるケースまで網羅しています。
たとえば、1日30分の通話を週に5日 (1ヶ月22日間として)行う場合、月の通話時間は約660分になります。お喋りが好きな人や、仕事で頻繁に通話をする人であれば、この程度の時間になることも十分考えられます。
さらに、業務でかなり頻繁に通話する場合には、1日に約70分、週に5日通話することもあります。この場合、1ヶ月で合計1500分に達することもあるでしょう。
もちろん、1ヶ月にわずか30分しか通話しない人が、通話無制限の「タイプLL」プランを契約することはまず考えられませんし、逆に毎月500分以上通話する人が「タイプSS」や「タイプS」といった短時間向けのプランを選ぶこともないでしょう。このグラフはあくまでも参考としてご覧ください。
次に自宅用のIP電話として割と普及しているNTTの「ひかり電話」の通話料金を見てみます。

オプションや無料通話時間が追加されている「ひかり電話A (エース)」ではなく、最もシンプルな「基本プラン」です。このプランは非常にリーズナブルで、特に固定電話宛にかけた場合のコストパフォーマンスが非常に高いです。たとえば、1ヶ月に1500分通話した場合でも、基本料金を含めて約5000円という驚くべき安さです。通常の固定電話であれば、国内でも地域内や隣接区域、距離によって4段階の料金設定がありますが、「ひかり電話」では国内の固定電話宛への通話料金が一律で3分8.4円となっており、非常にお得です。また、携帯電話宛の通話料金もdocomoの「タイプLバリュー」と比べてほとんどの場合で安くなります。
「ひかり電話」はIP電話でありながら、従来の電話回線と比較して音声品質が悪くなることはありません。さらに、既存の固定電話番号を変更することなく移行できるため、多くの人は単に「フレッツ光回線を利用すると電話料金が安くなる」といった程度の認識で利用しています。また、IP電話としての技術的な側面を意識している人は少ないようです。
さて、話が少し逸れてしまい、今回の本題に触れずに終わってしまいそうです。
「ひかり電話」が話に登場したことにより、ネットワークに詳しい人はすでに次の展開を予測できたかもしれません。一方で、あまり詳しくない人には、「携帯電話の料金とひかり電話の料金がどう関係してくるのか?」と疑問に思っているかもしれません。ですが、この後の話を読み進めていただければ、その関係が見えてくるはずです。ぜひ、もう少しお付き合いください。予想を裏切る展開になればさいわいです。
次はIP PBXを入れてみるです。