ジャカルタ発ライオン航空機が海に墜落

昨日だが、インドネシアで墜落事故が起きた。
墜落したLion Air 610便(JT610/LNI610)はインドネシアの首都ジャカルタを飛び立ち、およそ1時間で440km(羽田から淡路島くらい)離れたバンカ島のパンカルピナンに到着する短距離定期便で、当日使われていた機体は今年の8月に運用を開始したばかりの新しいボーイング737 MAX 8だった。

例によってflightradar24で見てみる。

JT610便事故当日
flightradar24で事故のあった10月29日のフライトをプロットした。

JT610便事故当日
比較用として10月24日の同便(使用された機体は違う)のフライトをプロットした。

ソエカルノハッタ国際空港を西南西に向けて離陸し、すぐに大きく180度の左旋回して東北東に飛ぶ。ここまでは他の日のフライトも旋回するのが右か左かは違いがあれどおおよそ同じ。ジャカルタ湾を東北東に横断してジャカルタ湾東側のシタルム川河口のある岬あたりまでのどこかで方向を変えて北(北北東)に飛ぶ。事故当日もジャカルタ湾東の岬までは正常な飛行経路に見える。ただし、そのまま東北東に進んで墜落している。パイロットからは空港に引き返すという連絡があったということだが、全く戻ろうとしている気配がないのが謎。
flightradar24では飛行機の高度も表示できる(折れ線グラフの水色)。これを見ると離陸後2000フィート(600m)まで1分半かけて上昇した後に少し高度が落ちている(レーダーの誤差の可能性はある)。再び高度を上げるが墜落直前まで5000フィート(1500m)という低高度のまま。通常は離陸からおよそ10分で2万〜3万フィート(6100〜9100m)までなだらかに上昇するので何かトラブっているよう。もちろん、5000フィートを維持したのは管制からの指示によるものだとは思う。グラフでは高度が安定しているようにみえないけど全11分を細かく描くとこんなのかしら。誤差もあるだろうし。
ただし、飛行速度(折れ線グラフの橙)は墜落寸前まで300ノット(550km/h)を維持していて急激な上昇をしたわけでもないので失速はしていないよう。通常の巡航速度(2万フィート時)で400ノット程度。なので速度は妥当かと。

格安航空(特にインドネシア)は機体の整備がデタラメそうで怖いというのはあるけど、新しい機体が酷い整備不良で落ちるってあるのかしら。

DVDFab 11がリリースされた

DVDFab 11リリース
©Fengtao Software Inc.

DVDFab 11がリリースされたので、例によってインストールしてみた。DVDFabの(何かの)ライセンスを購入した人はこれまで同様にライセンスの対象機能は新しいバージョンでもそのまま利用できる。こういう点は日本の会社にも見倣ってほしいところ。ライセンスを持ってなくても約1ヶ月はお試し利用ができる。 現在古いバージョンであるDVDFab 9やDVDFab10をインストールして利用している場合は、「更新」を実行してもDVDFab 11は表示されない。この新しいバージョンが表示されないというのは以前と変わらず。今回は試していないが、おそらく古いバージョンと新しいバージョンを併用もできるという部分も同じかと。なので、DVDFab11をダウンロードしてインストールする必要がある。

DVDFab 11リリース1
ダウンロードしたDVDFab 11のファイルを実行する。今回は64ビット版をインストールする。
上の画像の窓が開くので[インストール]をクリック。必要に応じて[カスタム]で変更も可(変更するならカスタムが先)。

DVDFab 11リリース2
インストールが完了するとブラウザで上の画像のページが表示される。これは要らないのでそのまま閉じる。

DVDFab 11リリース3
[すぐ体験]をクリック。

DVDFab 11リリース4
ファイアウォールの設定変更画面が開くのでパブリックネットワークに対してDVDFabによる通信を許可するチェックを付けて(初期値で付いている筈)から[アクセスを許可する]をクリック。ここは以前は許可したくなかったが、影で特段悪さをしている様子もないので許可で良いかと。

DVDFab 11リリース5
ライセンスを購入しているなら[認証する]をクリック。DVDFabのIDとパスワードの入力窓が開くので入力すると購入したライセンスが適用される。(オンライン認証)
ライセンスを購入してなくてお試し利用なら[体験]をクリック。

DVDFab 11リリース6
お試しでは表示されない筈だが、ライセンスが適用されたらこの画面。
[確認]をクリック。

DVDFab 11リリース7 適用されたライセンスの機能は「アクティベーション済み」と表示され、それ以外は「体験」になる。お試し利用の場合はUHD関係を除いて全て「体験」の筈。
購入した憶えはないが、Youtube動画ダウンローダというのもアクティベーション済みになっている。おそらく無料提供の機能が追加されたのかと。HD Decrypterは以前から無料提供。
右下の[DVDFabを起動]をクリック。

DVDFab 11リリース8
起動時はこの画面になる。コピーかリッピングを選べということらしい。素直に選ぶか、余計なお世話なときは[Esc]。

DVDFab 11リリース9
これがメイン画面。DVDFab 10を使っていたなら多少の違いはあれども戸惑わない筈。

DVDFab 11リリース10
右上ので設定などのいくつかの機能のメニューが表示される。

DVDFab 11リリース11
[コピー]を選ぶと上の画像のような選択肢が表示される。まぁ大体解るかと。

DVDFab 11リリース12
DVDFabの「リッピング」は本来のリッピング+動画変換。なのでどういう動画を出力するかの選択・設定が必要。上の画像は動画フォーマットの選択画面。

DVDFab 11リリース13
同じく、「リッピング」で動画を出力する際に、その動画を鑑賞するのがスマホということであればスマホの機種別に予め用意されているプロフィールを選ぶことができる。上の画像はAppleのiPhone, iPadなどの選択画面。もちろんKindleやAndroid用もある。ただし、以前はAndroidデバイス用のプロフィールは指定値が酷くて出力された動画は観れたものじゃなく、iPhone用を選んで出力してそれをAndroidで観た方が(解像度等が)最適化されてなくても遥かにマシという状態だった。またはマニュアル設定にするか。
なので、このデバイス別というのは信用してない。最近は知らない。

DVDFab 11リリース14
新しい機能?のYoutube動画ダウンローダというのを試してみようかと思った。それを含め幾つかの機能は[ユーティリティ]にある。

DVDFab 11リリース15
Youtube動画ダウンローダを選択したらこの画面。
Youtube動画ダウンローダは32ビット版のDVDFab 11でないと利用できないみたい。(おそらくその内に64ビット対応になるかと)
そのクセ何故か64ビット版DVDFab 11をダウンロードするという代替案を提案してくる。そこは32ビット版じゃなきゃダメでしょ。

DVDFab 11リリース16
DVDFab 10から追加されたDVDFab MiniはDVDFab 11でも健在。(個人的には廃止されるかと思ってた。)
DVDFabをインストールするとデスクトップに起動用アイコンが2つ登録されるが、その1つがDVDFab Mini。DVDFabから徹底的に機能と操作を削ってシンプルにしたもの。上は初起動時に表示されるもの。左下の「再表示しない」にチェックしておけば良いかと。
右下の[OK]をクリック

DVDFab 11リリース17
DVDFab 11のDVDFab Miniのメインメニュー。左列を見れば判るがコピーとMP4へのリッピングのみ。(他の機能のライセンスを購入していたらそれらも表示されるのかも)
あとは右列にISOファイルをドラッグするか[+]をクリックしてISOファイルを指定するかドライブを指定するか。

プライベートな環境にはWindows端末が無いので、急遽Blu-ray/DVDドライブの壊れたPCにUSBメモリでWindowsをインストールして試した。なので、どの機能も実は使えていない。
DVDFabは10より前はリリース直後は不具合だらけという状態が当たり前だったので暫くは古いバージョンと併用が良いかもしれない。最近はそうでもないのかな?
その手の情報はDVDFabのフォーラムで得るのがオススメ。

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