トルメキアはどこなのか?

映画版の話ではありません

子供の頃から、いい歳のオッサンになった今でも疑問に思っていることである。
もちろん、架空のお話であるし現実に当てはまらないように作っているだろうから「ここだ」というのは無い筈で、それは解っているつもりだが、それでも気になる。 子供の頃、映画が初めてテレビで放映されたころ(これが動画では初見)、コミックスはまだ3巻が出てたかな出てなかったかなくらい?にコミックスに描かれていた地図と地球儀を比べて似た地形を探したことがある。
実はこのときは自分なりに1つの候補を見つけていた。
1巻の地図はクリミア半島を裏返した形に見えた。(裏地球設定)

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コミックス1巻の地図によるとトルメキアは大陸から飛び出たところにある。片側の海は内海でもう片方は塩の海になっている。ポイントは内海と海に挟まれていること。

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ヨーロッパとアジアの間にある黒海(画像中央)。この北岸にぶら下がっているように見えるのがクリミア半島。目をつけたのはこれ。

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クリミア半島を南側から斜めに見下ろす。左右に海があり、右側のGoogleEarthと描かれた側が内海のアゾフ海。
これだけだと全然似ていない。

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左右を反転して裏地球にしたみた。どうだろうか、反転したので黒海の内海であるアゾフ海が左に来て位置関係も合っている。トルメキアの右に飛び出た地形も含め、最初の地図にとても似ている。

当時は、1巻の地図しか見てなかったので実はこれで満足していた。戦争といっても大陸を跨いでの大戦争っていうより地域紛争程度なのね、くらい。

ところが、コミックス3巻で別の地図を見て、それが全く違うということがわかった。

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コミックス3巻の地図の陸の形を再現したもの。
トルメキアが半島というのは当たっていたが、すぐに別の陸地に接していた。また、内海が思ったより広そうなのでアゾフ海とはとても言えそうにない。

トルメキアは何処なのかという疑問は解けずにそのまま大人になってしまった。
それが、何かの拍子にインターネットの情報でトルメキアはトルコ(南北逆)だというのを見た。

トルメキアはどこなのか 6
トルコの南北を逆さ(ちょっとずらした)にして真上からみた。う〜ん、そうなのかな?そうでもないような。

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コミックス3巻の地図の左下方向から斜めに見下ろすようにしてみた。右下に写ったクリミア半島が島のようにも見えてよく似た雰囲気になった。多少無理やり感はあるが、これならたしかにトルコだという主張があって納得できる。

問題は、トルメキアがトルコのアナトリア半島だとすると、土鬼ドルクも狭く見てトルコ国内、大きく見てもアルメニア、アゼルバイジャン、イラン北西部辺りということになる。この辺りの人はエキゾチックな顔だが、描かれている土鬼の人々はどちらかというと中央アジアの東寄りのモンゴル系の人が多そうなのでこれは合わない。

作品中に描かれていた他のことも考えてみた。

腐海に飲み込まれた一昔前の国家が「エフタル」であり、トルメキアの辺境の部族はこのエフタルの名を掲げて結集しようとしている描写があった。エフタルは現実の歴史で今から1500年ほど前に中央アジア(中国とカスピ海の間)からインド北西部あたりに存在した放牧民族。
ちなみにトルコというのは語源はテュルクで、これはモンゴルから中央アジアにかけて存在したテュルク系民族で匈奴の別種。放牧民族の「高車こうしゃ」「鉄勒てつろく」、「突厥とっけつ」(テュルク帝国)のこと。突厥は分裂して西突厥が中央アジアに広がり、現在のイランにあったササン朝と衝突した。エフタルはこの過程で突厥とササン朝に滅ぼされている。
中央アジアでアフガニスタンあたりはクシャーナ朝→(キダーラ朝)→エフタル→ササン朝になる。
それより以前は中央アジアには西の黒海あたりまでスキタイ系の放牧民族がいて、こちらは人種や文化が西洋的。スキタイのペルシア側の呼び名がサカ。なので、中央アジアにはサカ人がいたといってもそれはスキタイでもある。
ペルシア帝国の1つアルケサス朝(パルティア)の時代にはマニ教が生まれている。現在のイランからその周辺。

トルメキアは容貌も文化も西洋的・ペルシア的要素があるのでペルシア(イラン)だと仮定する。土鬼はモンゴル系に見える人が多く混じっているようで、以前の支配者である土王クルバルカ家の末裔もモンゴル系っぽいので中央アジアの東側(中国の西隣あたり)とする。

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真ん中が中央アジア。土鬼側と仮定する。
ペルシア湾とカスピ海の間がイラン。トルメキアと仮定する。

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コミックス1巻の地図に近づくようにイラン高原を西南西から東北東に向いて斜めに見た。
右下の海はペルシア湾。この海を「塩の海」とする。
左の海はカスピ海。これを「内海」とする。
右端ちょこっとトゲのように突き出ているのがホルムズ海峡のムサンダム半島。
まだ全然似ていない。

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全くなんの恨みも悪意もございませんが、アラビア半島とホルムズ海峡に「なんかすごい爆弾」が落とされてイラン南部のホルモズガーン州全てとその周辺が無くなる大穴があいたとします。アラビア半島側もドバイとかサウジアラビアの東半分を含めて無くします。とにかくペルシア湾もオマーン湾も無くなってアラビア海になってしまったということで青に塗りつぶしたのが上の画像。
3巻の地図に合わせると無理があるけど、コミックス1巻の地図にだいぶ似てません?

「ファールス」と描かれた部分はホルムズ海峡の北側の陸地だった部分ですが、海になっています。この大穴の左端(奥寄り)が「風の谷」になります。イランの内陸部ですね。
トルメキアの都のトラスはカスピ海の南岸の都市です。超大都市の廃墟という設定のようですが、 マーザンダラーン州の州都サーリー辺りで我慢してもらうしかないようです。
土鬼の首都である「聖都シュワ」はどこになるでしょう?方向的にはトルクメニスタンの北側のウズベキスタンかカザフスタンの何処かだとは思いますが。
アフガニスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスの辺りは腐海ということになります。

別の有力な説が出るまで自分的にはこれで満足とする。

WordPress用無料テーマ Bonyo/凡庸 v1.4.2フル機能版

無料のWordPress用テーマBonyo/凡庸のv1.4.2(フル機能版)をリリースした。
WordPressでは「テーマ」はデザイン的な部分だけということになっていて、「機能面の追加はプラグインでやれ」ということになってるけど、それではやりにくいということで無視して、「Bonyo/凡庸のフル機能版」は機能の拡充に努めている。

前回のv1.1以降の追加はAMP関係が主。

ウィジェットセット(サイドバー)を2種類にして、それぞれ通常ページ用とAMPページ用にした。
これの意味は、通常ページ用のHTMLコードを単純にAMP用に変換するというのが無理な部分があって、それなら変換じゃなくて利用者側で「通常ページ」「AMPページ」で表示するウィジェットを登録して貰おうという単純なもの。

AMPページで「最近の記事」一覧をREST APIを使って表示するようにした。通常ページは閲覧者がページを閲覧する際にデータベースから最新の内容を収集してページとして表示するので、最新の「最近の記事」一覧が表示されるわけだが、AMPキャッシュではGoogleのクローラーが収集したものが暫く表示されることになる。仮に1ヶ月前にクローラーが収集したページが表示されたら、そこに表示されている「最近の記事」というのは1ヶ月前の「最近の記事」リストということになる。そこで、「最近の記事」の部分だけはAMPキャッシュではなくWordPressが動いているサーバーからREST APIで取得してはめ込むことにした。Iframeとは動作が全然違うけど仲間のようなものかもしれない。
これで、AMPキャッシュを閲覧しても「最近の記事」一覧は最新状態になる。ただし、本来はGoogleのAMPキャッシュが閲覧されればWordPressが動いているサーバー側にはアクセスが無い筈なのに「最新の記事」を取得するためのアクセスが発生する。既にWordPressが動いているサーバーの負荷が高い(だからAMPキャッシュを利用していた)ということであればこの機能は無効にした方が良いかもしれない。

AMP JSライブラリ(コンポーネント)の幾つかはAMPプラグインで自動追加してくれないが、テーマのカスタマイズ機能で追加を選択することで有効化できるようにした。これで、AMPでも広告やリストなどを簡単に利用できる。ビデオ・音声・Youtubeなどのメディア系のプレーヤーやFacebook, Twitterなどのソーシャル系はAMPプラグイン側で自動的に対応するAMP JSライブラリを追加してくれるのでBonyo/凡庸ではタッチしない。

Bonyoの詳細とダウンロードは↓から

WordPress用テーマ Bonyo (凡庸)

Bonyo/凡庸のデモサイト
この「がとらぼ」もBonyo/凡庸が使われていますが、巨大な日本語フォントや広告などのせいでページ読み込み完了までが遅いので、ほぼ素なBonyo/凡庸のデモサイトを用意しました。

bonyo/凡庸 v1.4.2 その1
管理パネルに「AMP用オプション」というセクションを作った。AMP関係はこちらにまとめたつもり。

bonyo/凡庸 v1.4.2 その2
「AMP用オプション」のカスタマイズ画面はこんな感じ。機能の有効/無効が主。AdSesnseの自動広告用のクライアントID登録だけテキスト入力になっている。amp-auto-adを有効にして且つクライアントIDを登録すると自動広告は表示されるようになる。
普通の広告(amp-ad)は有効にしただけではAMP用広告ライブラリが読みまれるだけで広告本体が無いことになるので当然だけど広告は表示されない。広告ユニットをコンテンツに書くとかカスタムHTMLウィジェットに登録するとかテーマを編集して埋め込むなどが必要。
何か変更したら。一番上の「公開」を押して設定保存・確定。

bonyo/凡庸 v1.4.2 その3
つまり、ここまでの説明から、「通常ページ用サイドバー」には「カスタムHTML」ウィジェットで普通の広告コードを記入し、「AMPページ用のサイドバー」には「カスタムHTML」ウィジェットでAMP用の広告コードを記入というような使い方をして欲しいということ。もちろん、自動広告だけにしてウィジェットで広告ユニットを表示させないというのも当然アリ。

bonyo/凡庸 v1.4.2 その4
上の画像はAMPページを表示したもの。殆ど非AMPページと同じ見た目になるのがBonyo/凡庸の目指してきたところ。
AMPページでもサイズ指定の広告ユニットがサイドバーに表示できる(ボカしている部分)。この例では自動広告はオフにしている。

Bonyo/凡庸ではAMPのサイドバー部分はBonyo/凡庸でAMP変換(AMPで不要部分除去)して作り置きするのでAMPプラグインによるAMP変換は記事部分とヘッダ周りだけ。なのでWordPressでAMPページを表示するのも高速。普通は閲覧者はGoogleのAMPキャッシュを見るのでWordPressがAMPページを表示するのは遅くても良いのかもしれないが、「がとらぼ」の中の人としてはここも高速化したかった。

これで、元々予定していた機能は実装したつもりだが、今後も何か魅力的な機能があれば機能拡張は行うかもしれないし不具合修正も行う。また、Bonyo/凡庸(Bonyoを使った「がとらぼ」も)はデザイン的には作った本人もあまりイケてないと思っているくらいなので、今後はもしかしたらベースがBonyo/凡庸なデザイン違いのテーマを作るかもしれない。

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