エレコム トラックボール DEFT PRO

エレコム DEFT PRO

昨日、エレコムのトラックボールHUGEを卒業すると書いたので、早速本日、次のトラックボールを購入した。
もう狙いは付けてた。親指がすぐに疲れるので親指ボールタイプは嫌だしセンターボールタイプは苦手なのでこれまで同様に人差し指タイプのトラックボール。 で、Trackball Explorerに似たやつ。ボールは大きめ。こうなるともうアレしかない。またしてもエレコム。今度はDEFT PRO。それが上の画像のやつ。
DEFT PROより安いDEFT(無印)もあるが残念ながら小玉。DEFT PROでもTrackball Explorerより少し小さいくらいなのにDEFTはさらにひと回りふた回り小さいのでもう完全に好みから外れる。逆に中玉や大玉が苦手な人ならDEFTの方が合うかも。

エレコムは安い商品買うのでも勇気が要るが、DEFT PROは高いので「買うぞ」と決まっても勇気を振り絞らないと買えなかった。

エレコム DEFT PRO 1
DEFT PROのパッケージはこんなの。全体的に黒っぽい。

エレコム DEFT PRO 2
HUGEのパッケージより一回り小さい。

エレコム DEFT PRO 3
パッケージ正面はマグネットのフタになっていて開くと中が見える。これはHUGEも同じだった。

エレコム DEFT PRO 4
箱からひき出してみた。中身はトラックボール本体と説明書と有線接続用のUSBケーブルと電池。それと上の画像では見えないけどUSBの無線レシーバ。

エレコム DEFT PRO 5
USBの無線レシーバは電池の下に隠れてる。怪しい電池は使わないからということで電池外さずにそのまま捨てたらヤバい。

エレコム DEFT PRO 6
DEFT PROの裏面。右上の赤いところは指をここから突っ込むとボールが取れる。穴の大きさが十分なので良い、というか普通。ロジクールのMX ERGOが小さすぎて設計した人アタマおかしい。中段は左からDPI切り替えボタン、電源スイッチ兼パワーLow/High、Bluetoothのペアリングボタン。
その下が単3電池1本を入れる部分。フタは爪が弱い人は開けるの手こずるかも。
その下の四角い穴はマウスでもよく見かける持ち運び時等にUSBのレシーバを格納するところ。

エレコム DEFT PRO 7
ボールは左からDEFT PRO(直径44mm,53g)、Trackball Explorer(直径46mm,62g)、HUGE(直径52mm, 88g)。重量は怪しい計りで計測のため参考程度で。
この3つの中では大玉のHUGEは見た目にも明らかに大きい。球の大きさはHUGEが一番好みなんだがなぁ。
Trackball Explorerとボールの直径の差は僅かでも重量はDEFT PROのボールはかなり軽い。指の力が弱い人には良いかもしれないが、重い玉をゴロゴロさせるのが好きな人には合わないかも。

エレコム DEFT PRO 8
ボールを受けるカップ側。構造はHUGEと同じみたい。支持球の位置がちょっと違ってカップの縁近くに1つある。上の画像の中央上段にに白い点のようなのが見えてるのがそれ。HUGEと同じくカップが2分割される構造でその境に支持球が挟まるような形。なのでTrackball Explorerのように支持球を交換する際にカップの裏からドリルやリューターでが穴を開ける必要はないみたい。

エレコム DEFT PRO 9
ボールの側から見てみた。ボールの左側(上の画像ではボールの右側)はファンクション1(Fn1)ボタン。HUGEより大きくて軽いボタンになっていておそらく人差し指で押すことになる。HUGEではこの場所に小さくて堅いボタンが2つ(Fn1,Fn2)があったが、使いやすさではDEFT PROの方がまともそう。HUGEをセンターボールタイプのトラックボールのように持つならHUGEのFn1, Fn2も使い物になるかもしれない。
ボールの右側(上の画像ではボールの下側)が右ボタン。中指で操作することになる筈。
その隣(上の画像ではその左側)がファンクション2(Fn2)ボタン。このボタンはHUGEではFn3なのでボタン配置が違う。DEFT PROではFn2ボタンは薬指で操作することになる筈。

エレコム DEFT PRO 10
左からHUGE、DEFT PRO、Trackball Explorer。見たとおりでDEFT PROが一番本体が小さい。上の画像ではTrackball Explorerの左上の部分が一番高いように見えるが、実際はDEFT PROがTrackball Explorerより僅かに高いか同じ程度。つまりTrackball Explorerと同じような傾斜で人差し指が高く、小指が低くなるようになっている。

エレコム DEFT PRO 11
DEFT PROと手を離してみた。こんな感じ。見やすいように親指は上に上げている。握手ほどではないが掌の傾斜は自然な程度。ヘビーに使う人にはこれが重要。

エレコム DEFT PRO 12
普通に持つとこうなる。腕から手首は机の天板にしっかりと乗った状態。DEFT PROの上面に手を乗せて手の重量を全てDEFT PROに預ける。そして人差し指をボールの上に添える。このときに手首から人差し指の第2関節までがほぼ直線になれば疲れずに済む。DEFT PROは一応合格だと思う。
ただし、親指側は問題アリ。上の画像のように親指の力を抜くと親指が机の天板まで落ちてしまう。上の画像ではホイールの下のボタンが押しやすそうに見えるかもしれないが、実際は親指が机の天板の上にある状態だとボタンの下側のDEFT PROの縁が押せる程度。親指レストが無いのは何でかしら。HUGEには乗せ心地が悪いものの一応有るのに。他はかなりイイ線いってるのでこの点が凄く気になる。

エレコム DEFT PRO
ホイールはHUGEがほぼ無音で回転してカリカリ感が無いのに対してDEFT PROは音も感触もカリカリで連続して回すと重く感じる。もう少し軽い方が良いかな。ホイールのクリックも重いがとんでもなく重いわけでもない。ホイールの横方向(上の画像では上下方向)はあまり重くないので操作しやすい。ホイールの下が左クリック相当のボタン。ホイールの上は2分割されていてホイール左上が「進む」、ホイール右上が「戻る」。ここまではHUGEと同じ。DEFT PROでは左クリックボタンの右側にファンクション3(Fn3)ボタンがある。このボタンは小さいし場所も悪そうで使い物にならないかと思ったが、親指の第一関節の根本側あたりで押してやると使い物になるみたい。その下は無線2.4GHzとBluetooth4.0の切り替えスライドスイッチ。上の画像だと赤が見えているので無線2.4GHzになっている。
人差し指タイプのトラックボールは親指タイプと違ってボタン配置が特殊。これに慣れるのに場合によっては数日かかる。Trackball Explorerともボタン配置が違うので他の人差し指タイプからDEFT PROなら移行が楽かといえば必ずしもそうではない。

ここまで2.4GHzの無線で使ってみた。(ところで、Bluetoothも2.4GHzの無線だけどどう書けば良いのかしら?)
無線/Bluetoothで使う場合は電池駆動になるが連続動作時間(ひたすらトラックボールを操作し続けて)無線で134時間、Bluetoothで167時間となっている。(スイッチLow時)
仮にヘビーユーザーが1日15時間PCを触り、その1/5ほどがトラックボールを操作した時間とすると1日に3時間。すると無線では44日で電池が切れる計算になる。約1.5ヶ月。単3電池1本だから仕方ないかもしれないけど、ゲーマーなどはスイッチHighだろうし、使用時間も増えるだろうからもっと電池の持ちが悪いかも。全く触らないと待機時間は最長925日(2.5年)となっている。(この数字は意味ないけど)
電池交換が面倒ならDEFT PROはUSBケーブルで有線接続もできるのでありがたい。

先月購入したHUGEは個体不良だったらしくカップを削らないとボールがひっかかる状態だったが、今回購入したDEFT PROはさすがにハズレではなかったようで最初からボールの動きは軽い。ただ購入したばかりでボールの表面のコンディションが出来ていないので支持球との当たりがカスカスした感じ。脂が乗ってボールのコンディションができれば滑らかさが出る筈。
欲をいえば手の大きい人向けにあと5mm長い(人差し指を乗せる山部分から手首側方向が長い)バージョンが欲しい。

「Trackball Explorerの代わりを探している人に薦められるか?」と聞かれたら「HUGEはノーだがDEFT PROはイエス」と答えたい。ちょっと高いけど。

2019年6月19日追記
2.4GHzの無線で使っていて且つ毎日PCの電源をオフにする(電源オフでもUSBポートに電源を供給する機種の場合)と1週間〜9日ほどで(PCの電源オン & OS起動時に)トラックボールを認識しなくなる。その度にUSBドングルを抜き差しする。その次にトラックボールの電源をオフ・オンする。(順番逆はダメっぽい)
これが必要になるので面倒かも。PCの電源オフでUSBポートへの電源供給を停止する機種や24時間電源オンなら関係ないかも。

関連記事:

エレコム トラックボール HUGE (大玉) ラスト

疲れるということで気に入らなくて悩んでいたエレコムのトラックボールHUGEだが、TwitterでKensingtonのセンターボールタイプのトラックボールに触れられている書き込みを見て何も考えずに返信書いて、その後に突然悟って1ヶ月もモヤモヤしてたのが一気に晴れた気分。

「がとらぼ」の中の人は元々MicrosoftのTrackball Explorer 1.0 (絶版)を愛用。
で、それのボタンの調子が悪くなったのでTrackball Explorerの後継として人差し指タイプの似た感じのHUGEを店で触らずにテキトーに購入。これが始まり。
HUGEの何がどう疲れて気に入らなかったのか。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 1
Trackball Explorer。18年の月日を経て恐ろしくキチャナイ。元々筐体(ボタンとホイールとボール以外)の上面は表面がシルバーの塗装だったのだが、主に手が触れる部分が塗装が取れてなんとも表現の難しい変な色になっている。つまり上の画像の右下から中央上部にかけて変色している部分にベッタリと手を乗せていた。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 2
このように持っていた。手は力を抜ききって掌から人差し指の第3関節までトラックボールの上に乗っけていた。ボールを転がす指は転がす時に多少曲げるとはいえ、上の画像のように指が伸びた状態が多い。ボタンを押したりホイールを転がす親指も上の写真のような状態が基本状態。上の画像ではわかりにくいが腕から手首は机の天板に乗った状態で、ほぼ人差し指から手首までが1直線に近い状態。これがとても楽。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 3
これがエレコムのトラックボールHUGE。大きさの割に背が低い。さらに右側(手首側)はパームレストの厚みが2cmほどあるので掌から指にかけての盛り上がりというのは相対的にとても低い。ボールも水平に近い感じで配置されている。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 4
一番盛り上がっているべき人差し指の第3関節部分が低くパームレストが高いので掌が水平に近い状態。そのせいで手首が2cmほど不自然に浮いた状態になる。人差し指は変に反った状態が続くし小指側が高くて人差し指側が殆ど殆ど高くないので掌を内側にねじった状態。当然だけど酷く疲れる。
手が大きい人の場合です。手が小さい人は手首がパームレストに乗るのでラクかもしれません。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 5
並べて比べてみた。赤い線はボールの傾斜。これは見ための参考。
オレンジの線。パームレスト部分が低いTrackball Explorerよりもパームレストの高いHUGEの方が実は背が低い。つまりTrackball Explorerは人差し指側が盛り上がっている。
人差し指と小指のそれぞれ第3関節あたりを結んだ傾斜。HUGEの方がかなり傾斜が緩やかなのでこれは手を内側に捻ることを示す。

HUGEはこんなのを長時間使い続けると疲れるよね。
だから酷く不満に思った。

しかし、センタータイプのトラックボールの使い方を思い出したときにようやく悟った。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 6
センタータイプのトラックボールに似せた手の状態。1〜2cmほど手を前に寄せる。これによりほぼ手首までがパームレストの上に乗る。掌をトラックボールの上面にベッタリ載せるのではなく第三関節も浮かせた状態。ボールは上から操作する感じ。こうすると掌をベッタリ乗せてた時とは違ってボールの左横にあるFn1,Fn2ボタンもある程度人差し指で押しやすくなる。人差し指の第二関節から腕までがほぼ直線になるので変に反ることもなくかなり楽になる。こう使う場合は人差し指側は自ら浮かせることで十分に高くなっているわけで、トラックボールの上面は小指側にかけての傾斜がきついよりも緩いくらいの方が丁度よい傾斜になる。

つまり、HUGEはセンターボールタイプのトラックボールのように使えばちょうど良いトラックボールだといえる。
ただ、Trackball Explorerとは似てるようで全く違う。これは写真ではわからない。使ってようやく気付くのだが、気付いた時には(おそらく買ってるので)もう手遅れ。

Trackball ExplororとHUGEを比べる 7
パッケージに書かれた手の状態はトラックボールの上面にベッタリな感じ。(エレコムのウェブサイトの製品紹介ページにも同じ絵がある)
きっとこの絵が間違って描かれているから「がとらぼ」の中の人も皆も誤解したんじゃないかしら?

勝手な解釈かもしれないけど、これで何かスッキリしたのでHUGEは卒業しようと思う。欲しかったのはセンターボールタイプのトラックボールではなく、Trackball Explorerの代わりだからね。

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