王子神社

王子神社に参拝してきました。

14世紀に当時の武蔵国豊島郡の領主である豊島氏が芝生の岡に(元々神社があった?)社殿を造って、当時熊野信仰が流行っていたのか浜王子神社(熊野九十九王子のひとつで和歌山県の熊野川河口近くにある)から若一王子(ニャクイチオウジ)の勧請(分霊のこと)を受けて出来たのが王子神社。
若一王子は天照大神(またはその孫の瓊々杵尊(ニニギノミコト))のこと。王子神社では天照大神。
その王子神社の名前からこの辺りが王子村という地名になる。現在は東京都北区王子。

主祭神

  • 伊弉諾命(イザナギ)
  • 伊弉冉命(イザナミ)
  • 天照大神(アマテラスオオミカミ)
  • 速玉之男命(ハヤタマノオノミコト)
  • 事解之男命(コトサカノオノミコト)

イザナミが死に、イザナギがそれを追って黄泉の国に行くともう遺体は腐っていたので離縁することにした。
その決意表明というか約束の為に唾を吐いて生まれたのが速玉之男命、履き払って生まれたのが事解之男命。
そんなことをしている場合じゃない、早く逃げて。

京浜東北線の王子駅で下車。神社は駅を出て西側すぐの場所にあります。
ところが、中央改札出たところにある地図に王子神社が表示されてない?
そして駅の改札を間違えて中央口に出ていることに気づかずにそこから(明治通りを)西に進んだので当然着かない。道を渡ろうにも横断歩道が無いし。
仕方なく王子駅まで引き返し、北口側に行こうとすると歩道橋を通らなければならない。
ようやく北口の東京メトロ南北線出口横から西側に抜けたら、すぐにある筈の神社が見当たらないし案内も何処にもない。
どうなっているのでしょう、王子駅周辺不便すぎです。ぐるっと廻ってようやく神社に到着。

赤線がたぶん駅から神社までの本来のルート。ピンクのルートもあり。JRの北口の横は工事中なので線を引いていない。

王子神社 1
西側の大鳥居前。神社から賑やかに鳥の鳴き声が聞こえ始める。そしてこの写真を撮っている場所の左側にある学校?からもギャースカとウルセー声が・・

王子神社 2
左の建物が本殿。境内は大きな木が何本も生えているせいかあまり広く感じませんが自然を感じる結構良い雰囲気。学生?の騒ぐ声さえ響かなければ。

王子神社 3
王子駅から神社に行くには音無親水公園を通り音無橋(写真の橋がそうだと思う)まで来たら写真の緑の車が写っている後ろの階段を上がる。もう少し手前の丘の横を上がる階段でも神社に出られる。

王子神社 御朱印
御朱印。迫力ある字。なんか、1文字1文字がアニメキャラのディフォルメフィギュアがキメ顔してるみたいな印象。

讃岐うどん 谷や

谷や

東京メトロ半蔵門線の水天宮駅、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線の人形町駅の近くにある手打ちのさぬきうどん店。
店に入るとすぐのところで店の人がうどんを打っているのが見える(見せている)。打っているのを見せてくれるのは待ち時間の楽しみになるので良い。
カウンター席もテーブル席も意外と沢山。店の正面が小さい割に中は少し大きなお店です。
今回、注文してから出てくるまでが早かった。早いのは嬉しいが茹で置きなのかと心配になってしまう。
注文を受けてから茹で始めると時間がかかって回転が悪くなるので入店状況を見ながら先手で茹でているのだと信じたい。

麺は標準的な?うどんより僅かに太め。つるつる系の表面。コシは強め。硬いになるぎりぎり手前くらい。
谷やのウェブによると店主は高松市の讃岐うどん「もり家」で修行した自称「うどん馬鹿」。さすがです、麺は美味しいです。 「かけ」に肉をトッピングした擬似肉うどん。肉は普通。いりこでダシをとっているという無添加の出汁は予想に反してそこまでではないかもしれません。肉を入れたからでしょうか。 薬味はおろし生姜とあさつきかな。これは「ざる」でも同じでした。まぁ流石にまともな讃岐うどん店は万能ねぎは出しませんよね。
ということで、今回は「かけ+肉」800円と「ざる」600円、計1,400円也。
そして・・なんということでしょう、何故かうどんの写真を撮ってくるのを忘れていたではありませんか。

水天宮駅と人形町駅は人形町通りに縦に並んで一番近い出口が150mしか離れていないのだが、地下でそのまま乗り換えできる駅ではない。都営地下鉄浅草線もあるのでぱっと地図を見ると線路がどのように通っているのか追い難い。 この地図では半蔵門線の線路(の一部)を紫、日比谷線の線路(の一部)を灰色に塗っている。
緑の線は地下鉄出口から谷や迄の徒歩ルート。特に水天宮駅5番出口から出ると少し離れているが道路を渡った斜め向かいに店が見える。中央人形町二郵便局の隣。

香川県だとうどん2杯って普通なので良いのですが、東京だと2杯目の注文が何か恥ずかしいのは何故でしょう。

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