日露・日台海底ケーブル

Speedtest.netであちこちのサーバに対して計測してみると意外と速いのが極東ロシアと台湾。
ヘタすると国内より良い結果が出ることも。もちろん対東京などに比べるとping値は少し悪いがこれはまぁ当然でしょう。

なんでこの2地域が速いのかと思ってケーブルの敷設状況を見てみた。

RJCN

Russia-Japan Cable Network (RJCN)
新潟県直江津とナホトカを結ぶRostelecomとKDDIの海底ケーブルです。2008年に提供開始。設計速度640Gbps、実速度不明。
たしかこのケーブルがユーラシア大陸横断ケーブル(TEA)と繋がって欧州との通信が速くなるとか言ってたやつかと思います。本当かは知りません。
Speedtest.netでウラジオストクとかハバロフスクが異常に速いのはたぶんこのケーブルのおかげじゃないでしょうか。

もうひとつ北海道の石狩と南樺太のネベリスクを結ぶHokkaido-Sakhalin Cable System (HSCS)というのがある(これも640GbpsでTEAに繋がる)けどSpeedtest.net的には関係なさげなので無視してロシアは以上。(石狩のケーブルも対露の速度稼ぐのに貢献してたらスミマセン)
次は台湾。

APCN-2

Asia Pacific Cable Network 2 (APCN-2)
日中台韓,シンガポール,マレーシアを結ぶ海底ケーブル。参加企業が豪華ですが日本からもNTT,KDDI,Softbankと揃い踏み。2001年に提供開始。千葉県南房総の千倉、茨城県の北茨城市の2地点でケーブル上陸。たしか昨年くらいまで増設してた筈。最初10Gbpsが100Gbpsへ。

FLAG North Asia Loop/REACH North Asia Loop

FLAG North Asia Loop/REACH North Asia Loop
日本、台湾、香港、南朝鮮を結ぶGlobal Cloud Xchange, PCCW, Telstraの海底ケーブル。2001年提供開始。千葉県南房総市でケーブル上陸。 元が80Gbpsだけど増設した筈なのでもっと速いでしょう。既存では一番速いとか聞いたような。

EAC-C2C

EAC-C2C
日中台韓,シンガポール,フィリピンを結ぶオーストラリアの通信会社Telstraの海底ケーブル。オーストラリア通ってないのに・・
2002年提供開始。日本では三重県の志摩、千葉県南房総の千倉、茨城県阿字ケ浦でケーブル上陸。160Gbpsと非常に速い。

TPE

Trans-Pacific Express (TPE) Cable System
日米中韓を結ぶ太平洋横断海底ケーブル。日本からはNTTが参加。2008年提供開始。千葉県の南房総辺り丸山?でケーブル上陸。 150Gbpsと非常に速い。

NCP

New Cross Pacific (NCP) Cable System
米日中台韓をを結ぶ太平洋横断海底ケーブル。日本からはSoftbankが参加。2017年末頃に提供開始予定。千葉県の南房総辺り丸山?でケーブル上陸。
まだ提供始まっていませんが、これはたしか帯域が80TbpsでスゲーとかMicrosoftが参加するとかでニュースになったやつです。なお、80Tbpsは設計速度で光通信の実速度はそれよりずっと低い値の筈。(他のケーブルも4Tbpsが80Gbpsとかなので)

なんか台湾入ってると南朝鮮も必ず紛れてるなぁ。

悪いインターネット Whois検索

悪いインターネット Whois検索
悪いインターネット Whois検索

最近は新しいトップレベル・ドメイン(TLD)が雨後の筍のようにホッコボコ誕生していてちょっと面白いドメイン名が取れたりと良いこともあるのですが使い分けが良く解らない似たようなTLDとか存在価値の怪しいものまであってなんだかなぁ状態。値段も意外と高いし。
で、ドメイン名を取る時はレジストラの空きドメイン検索サービスなんかを使うのが一般的なのでしょうが、企業持ちの既存のドメインと名前が被るようなのはいろんな意味で怖いのでドメイン所有者を検索することはよくある。例えば、example.orgを取りたいなと思った場合はexample.netやexample.com・・・を調べて仮にexample.comが企業持ちのドメイン名である場合はexample.orgの取得は避けるみたいなの。特に複数TLDでドメイン名を取っているような企業とは名前を被らせたくないものです。

そこでドメイン名の所有者を検索するのに使うのがwhoisです。昔は何も考えずに 「whois ドメイン名」 って打てば結果が返ってきたものですが、新しいTLDが増えてからはそれでは(新しいTLDのドメインが)検索できないことが多くなりました。
そこで昔は全く存在価値を見いだせなかったウェブ上のWhois検索を頼ろうと思ったのですが、放置が多いのか新しいTLDに対応していないのが殆ど。
じゃあ自分で作っちゃえと作ったのがタイトル。

新しいTLDが増えたといっても100,200程度かと思ったらTLD,一部SLD,Whoisサーバとの組み合わせを入れたら1000くらいはあるみたい。
今回はいろいろ頑張って調べてみてどうしても解らないものを除いて911になりました。今後ももっと増えるのかな?あまりに増えたら追い切れないなぁ。

Whoisサーバの挙動もそれぞれ結構違っているようでWhoisくらいphp数行で出来る簡単なお仕事だと高を括っていたら意外と苦労させられることに。いろいろ妥協して「標準モード」「Rawモード」なるものでゴマカしたかも。

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