Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher

Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher

2025年10月21日追記:
このAndroid向けアプリは2025年9月末か10月初めにはGoogle Playで正式配布が始まっています。テスターへの参加は不要です。

2025年2月に「AndroidナビのGoogleマップをドライブモードで表示する」で紹介した Driving Mode ShortcutアプリはGoogle Playで配布されていましたが、2025年5月から6月頃にストアから削除されました。現在は一部のAndroidアプリ配布サイトで入手可能ですが、いわゆる野良アプリ扱いとなります。さらに、このアプリには終了時にGoogleマップを繰り返し再表示してしまう不具合があり、結果としてGoogleマップを正常に終了できない場合があります。この挙動は、すべての環境で発生するわけではなく、問題がまったく起きないランチャーも存在するため利用しているヘッドユニットやスマートフォンのランチャーアプリとの相性が原因と考えられます。

Googleマップのドライブモードは、目的地を設定しなくてもヘッドアップ表示で地図を確認できるモードです。画面周囲の余計な情報を最小限に抑え、運転に集中できるよう配慮されています。ヘッドアップ表示では地図を斜め後方から見下ろす視点で描画し、進行方向に応じて地図全体が回転するため、直感的に進路を把握できます。この表示方式は多くの自動車用カーナビに採用されており、便利な一方で、標準状態のGoogleマップが通常ヘッドアップ表示を行わない点は弱点ともいえます。
実際、Googleマップにはドライブモード専用のショートカットを作成できるアクティビティが組み込まれています。このアクティビティを呼び出せば、ホーム画面やアプリドロワーに「ドライブモード」専用のアイコンを配置可能です。(日本語環境では「車」というアイコンで表示されます。)
そのため、標準ランチャーを利用しているスマートフォンであれば、このショートカットを追加するだけで簡単にドライブモードを起動できます。しかし、サードパーティ製のランチャーや、Android搭載カーオーディオ・カーナビ(ヘッドユニット)の多くはショートカット機能に対応していないことが多いため、この方法は利用できないことになります。
多くのユーザーにとってGoogleマップのドライブモードは馴染みが薄く、その存在すら知らないかもしれません。しかし、運転時に視認性の高い地図表示を求める人にとっては、ドライブモードが使えないのは大きな不便となります。

そこで、Driving Mode Shortcutアプリの代替となる新しいアプリとして、Drive Mode Launcherを開発しました。このアプリはGoogle Playでの一般公開を目指しています。英語としては「Driving Mode」が正しい表現ですが、日本国内では「ドライブモード」という呼称が一般的なため、あえて「Drive Mode」を採用しました。アプリの機能はシンプルで、Googleマップをドライブモードで直接起動するだけです。メニュー画面やタスク制御機能を持たないため、従来アプリに見られた不具合を回避できます。
Google Playで公開するには、内部テスト → クローズドテスト → オープンテストという3段階を踏む必要があります。このうちクローズドテストはハードルが高く、12人以上のテスターに実際にインストールしてもらう必要があります。この記事執筆時点では、X(旧Twitter)やTelegramを通じてテスターを募集中ですが、まだ全く集まっていません。
さらに、テストとは別にGoogleによるアプリ審査も行われます。Drive Mode Launcherが必ずしも審査を通過する保証はなく、却下される可能性もあります。とはいえ、Google Playから排除されない限りは、正式なアプリに準じて扱われます。また、公開前にアプリが更新された場合でも、Google Playの通常アプリと同じようにアップデートが提供されます。
なお、審査に通過できなかった場合や、定められた人数のテスターが集まらなかった場合には、登録済みのテスター以外にはアプリを配布しない予定です。(野良アプリとしては配布予定がありません)

クローズドテストフェーズでは、アプリ制作者が管理するテスターリストに登録されたユーザーのみがGoogle Playからアプリをインストールできます。テスターリストへの登録方法は2種類あり、開発者がテスターのGoogleアカウントをリストに直接追加する方法と、Googleグループに参加してもらう方法です。
Drive Mode Launcherでは、テスター登録のために以下のGoogleグループを利用しています。

Google Groupsの検索欄に「gatolabo@googlegroups.com」と入力して検索するか、上記URLから直接アクセスしてください。「このグループに参加」をクリックするとテスター登録が完了します。登録後、グループに表示されるメッセージ内のリンクからGoogle Playを経由してアプリをインストールできます。なお、このグループは公開設定になっているため、プライベートな書き込みはお控えください。

Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher 1
画像では、ランチャーのメイン画面にPIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)でGoogleマップが表示されています。これは通常の地図表示で、真上から見下ろす形になっています。

Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher 2
Googleグループのメッセージに記載されたURLを開くと、Google Play上の「Drive Mode Launcher」のページが表示されます。現在はクローズドテスト中のため、一般公開アプリとは一部表示が異なります。
「インストール」を押せば、通常のアプリと同様にインストール可能です。

Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher 3
インストールが完了すると、アプリドロワーに「Drive Mode Launcher」のアイコンが追加されます。これをタップして起動してください。
掲載画像は全画面表示時のもので、夜間に撮影したためドライブモードがダークモードで表示されています。地図は斜め後方から見下ろすヘッドアップ表示となっています。

Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher 4
ランチャーでPIP表示にしました。
ドライブモードでは、自車の位置が地図画面下部中央に青い丸で示されます。停止中は白い円が重なり、移動すると白い三角矢印に変わって進行方向を示します。GPS測位が未完了の場合は灰色の丸が表示されます。掲載画像では北向きですが、実際の走行時には進行方向に合わせて地図が自動回転します。
電子コンパスを搭載するスマートフォンでは停止中も地図の向きが維持されますが、自動車用ヘッドユニットでは停止時に方向が検出できず、地図が回転してしまうことがあります。これはナビモードと同じ動作です。

Googleマップをドライブモードで起動する新アプリ Drive Mode Launcher 5
ランチャーのウィジェット表示を横長に切り替えても、Googleマップは問題なく表示されます。ランチャーアプリは6月に紹介したLecoauto Launcherです。

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