Windows 11でWindows Updateによる更新を手動で停める (後編)

ストップ!
©いらすとや.

Windows 11でWindows Updateによる更新を手動で停める (前編)」では、Windows Updateに関連する主なサービスを停止した。これで更新自体は基本的には停まったままになる。しかし、Windowsの更新チェックなどの関連タスクのトリガーがスケジュールされたままのためそれが気に入らない。突然コマンドプロンプトが一瞬開くとかもこいつらの仕業だし。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 1
Windowsのスタートメニュー上部の検索に「task」とか「タスク」を入力。
「タスク スケジューラー」が候補に出るので選択して「開く」か「タスク スケジューラー」をダブルクリックするか。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 2
タスクスケジューラーの左列のツリーから、「タスク スケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「WindowsUpdate」を辿る。
中央列の上部にある「Scheduled Start」を選択。
右列で「無効化」をクリック。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 3
中央列の上部にある「Scheduled Start」が無効になったことを確認。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 4
タスクスケジューラーの左列のツリーから、「タスク スケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「UpdateOrchestrator」を辿る。
これは先程の「WindowsUpdate」から15個ほど上(まぁまぁ近く)にある。
中央列の上部にあるタスクを選択する。(上の画像では「Schedule Scan」を選択した)
右列で「無効化」をクリック。
普通のタスクなら先程の「WindowsUpdate」の「Scheduled Start」と同様に無効化できる。しかし、(次へ)

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 5
「操作を実行しているユーザーアカウントに、このタスクを無効にするためのアクセス許可がありません。」と表示されて無効化できない。
同様に、「UpdateOrchestrator」内のタスクは普通に無効化できるものが無い。これはAdministratorアカウントでも無理。
以前に「Windows10の迷惑プログラム usoclient.exeをやっつける」の記事を書いた頃は無効化出来たが現在はできないようになっている。

タスク スケジューラーを閉じます。後で別の方法で改めて起動させるのでここで残しておくと邪魔。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 6
「microsoft psexec」のようなキーワードでググる、または https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/psexec でPsTools.zipをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを何処か任意の場所で解凍する。使うのは中のPsExec.exeだけ。普段使う予定ならこのPsExec.exeだけc:\Windowsなどに置くというのもアリかと思うが、頻繁に使う予定が無いのであれば使う時だけその解凍したディレクトリで実行するかPsExec.exeをPath付きで実行するかで良いかと思う。今回はWindowsユーザーのダウンロードフォルダにPsTools.zipを解凍したとして、 PsExec.exeのPathはユーザーディレクトリの下の Downloads\PSTools\PsExec.exe ということにします。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 7
スタートボタンを右クリックして「Windows ターミナル (管理者)」をクリック。(管理者)が付いていない方のWindowsターミナルではPsExecは使えない。
ダウンロードフォルダ下ののPsToolsディレクトリに移動してPsExec.exeを実行する場合は上の画像のようにする。
直接Path指定するなら Downloads\PsTools\PsExec.exe -s -i cmd を実行する。最後のcmdはコマンドのことではなくコマンドプロンプトなので勝手に変更しないでそのままcmdと入力する。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 8
初めてPsExecを実行した場合はこの窓が表示される。「Agree」(同意)をクリック。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 9
窓枠にC:\WINDOWS\system32.cmd.exe と書かれた管理者用コマンドプロンプトが開いた。ただし、普通の管理者コマンドプロンプトではない。
whoami [Enter]と入力。「nt authority\system」という返答があった。これがシステム権限という最高権限であることを示している。whoamiは入力しなくてはならないということではないので念の為。
taskschd [Enter]と入力。これがシステム権限でタスク スケジューラーを起動する。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 4
改めて、タスクスケジューラーの左列のツリーから、「タスク スケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「UpdateOrchestrator」を辿る。
中央列の上部にあるタスクを選択する。(上の画像では「Schedule Scan」を選択した)
右列で「無効化」をクリック。
先程は「アクセス許可がありません」と表示されたのが何も出ずにサクッと無効化される。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 10
中央列の「ScheduleScan」の「状態」が「無効」になったことを確認する。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 11
同様の手順でUpdateOrchestrator内に登録されている他のタスクも全て無効にする。(元々「無効」なのは触る必要なし)
全て無効化すると上の画像のような状態になる。
タスク スケジューラーやコマンドプロンプトなどを閉じて完了。

これで、以前の「Windows10の迷惑プログラム usoclient.exeをやっつける」で書いたような時々一瞬だけコマンドプロンプトが画面が開くような邪魔なのも表示されなくなる。
しかし、Windowsのシステムを再起動したり更新を行うために「Windows Update」サービスを動かしてしまうと幾つかのタスクのトリガーが「有効化」されてしまうので、再度無効化する必要があります。

2022年12月25日: 記事の題名が誤解を生む可能性があったので修正(前編・後編 共に)

関連記事:

ESP32マイコンボードとMAX7219 LEDディスプレイ4連x2で作ったNTPクロックを置き時計風にしてみた

親子で工作
©いらすとや.

前回、ESP32マイコンとMAX7219 LEDディスプレイでNTPクロックを作って日付と時刻を表示できるようにした。
今回はそれを置き時計風にする小学生でもできる簡単な工作。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 1
MAX7216 LEDディスプレイの4連x2枚の基板で8x8のマトリクスディスプレイが8個1列に並んだもの。このままでも表示はできるが扱いにくい。
そこで簡単な工作で置き時計らしくする。普通に箱に入れるのも良さそうだが、今回はパネルにひっつける方式ということで。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 2
品質不明で構わなければアクリルパネルは100均の店でも扱っていたかと思ったが残念ながら置いてなかった。そこでダイソーの「ディスプレイスタンド」というのを買ってみた。サイズが良い感じだったので。これは100円(110円)の商品。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 3
「ディスプレイスタンド」(角型)、サイズ: 270x90x70mm
ミニカーが飾られている写真のようにこのスタンドはテーブルのような天板+4本脚タイプ。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 4
裏面の説明書き。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 5
中身。写真のように光の当たり方によっては7色の虹がかかる。プラスチックだからしかたがない?
4本の脚は押し込むだけのもの。抜き差しを繰り返すと抜けやすくなりそう。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 6
組み立てて本来の置き方にしてみた。う〜ん、虹がひどい。ただし、ワザと酷く見えるように撮っているので実際はここまで酷く見えるのは稀だと思う。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 7
今回はこんな風に置いて使う予定。4本の脚の内の2本は使わない。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 8
脚を接続するための◎が天板の裏についている。これのために単純な板と違い充填ムラがあるみたい。割れやすい部分と割れにくい部分みたいな。これは予想異常に良くなかった。後で塗装するのだが、その塗装を行っても目立つ感じ。上の画像に写っている寄せ皺っぽいものはうっすら線があるだけのようだが、塗装をするとその皺のところで素材の表面感が違う感じがはっきり出た。もう1つの中央付近の擦り傷のようなものの方は本当に細かいキズ。2000番より細かそうな傷で正面から見ると気付かないが斜めから光を当てると白っぽく浮き上がる。こちらはこのプラスチックの表の側全体にサンドペーパーをかけたらまったく判らなくなった。(当たり前)

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 9
LEDディスプレイはこのように天板裏側に相当する部分にひっつける予定。左右のサイズが本当にぴったり。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 10
常に水で濡らしながら耐水ペーパー800番と1000番で表の側だけをしっかり研磨して塗装が乗りやすくする今回の塗装ではペーパーのかけ方はどうでも良さそうだが、透明感を重視する研磨なら磨き傷の向きが縦または横方向に直線に磨く。磨きの向きを変える場合は前の磨き向きと90°違う方向になるように直線に磨く。クルクル回すように磨くと収拾がつきにくくなるので注意。
磨くとこのプラスチック板の問題がはっきり現れる。充填密度の違いで表面の荒れ方が違ってくる。で、これはおそらくどんだけ磨いても均一になるものではなさそうなので諦めるしかない。透明である必要がなければパテで表面に層を作って平らに磨けば良さそうだが、今回はそうはいかない。
この後研磨した表の側だけをつやけし黒のラッカースプレーで塗装。裏面には塗料が付かないよう養生した。
スプレー塗装は30cm離して塗面の範囲外から噴霧を始め塗面の反対側まで0.5秒で移動し塗面の範囲外で噴霧終了。一回の塗装は「うっすら」をこころがけて10回繰り返した。時計をウラ面から塗装面を透かして表示する予定なので厚塗りはしない。
塗装ムラはないのだが残念ながらプラスチック板の表面が均一ではないため光の当たり方によってはやや塗装ムラっぽく見える結果となった。(これはどうしようもない)

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 11
LEDモジュールをプラスチック面にひっつけるのには最終的には接着剤を使う予定だが、接着までにディスプレイモジュールのズレなどが発生するのがイヤだったので透明なビニール両面テープをディスプレイの端から端まで綺麗に貼り付ける。このときディスプレイユニットの表面に元から貼ってあった養生用?ビニールシートは剥がした。上の画像は両面テープの台紙が貼ったままの状態。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 12
両面テープの台紙を剥がした状態。透明タイプの両面テープなので上の画像のように若干白っぽく見える程度。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 13
塗装して24時間以上乾燥済みのプラスチック板の裏側(未塗装面)にディスプレイユニットを貼り付けた。ESP32マイコンボードは3Mの超強力両面テープで同じくプラスチック板に貼り付けた。
ディスプレイユニットの貼り付けに使った透明両面テープは残念ながら粘着力が高くないためこれを立てて使うとしばらくしてディスプレイユニット全体が剥がれ落ちることになる筈。そこで2液タイプのエポキシ接着剤をチョンチョンとディスプレイユニットの横から当てた。上の画像で水滴のように写っているのがそれ。
白いLEDユニット部分の横から接着剤を付けているだけだがエポキシ接着剤なら普通に使って剥がれることはない。でも、何か気が変わって剥がしたいと思ったときには簡単に剥がせるくらいの付け方。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 14
立てた。この向きで使う。光の当て方をいやらしくしているので上半分が透けたように見えているが、もちろん普通に見るとこんなには透けていない。また、塗料の噴霧が足りていないように見えるのも錯覚。予定した量が正しく噴霧されてプラスチック板にかかっている。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 15
黒に塗装されたプラスチック板の裏から時計のLEDが光っているがその光は予定どおりに透けて見える。しかし、青のLEDの光は弱まっているのでドギツイ眩しさはない。ディスプレイユニットの輝度は最低の状態。
この写真ではまだ透け感が強いが実際にはこんなに透けて見えていないしESP32マイコン(DevkitC V4のLEDはPower LEDだけでこれは通電で光るだけの制御できないタイプ)の赤いLEDの光もLED周囲少しだけが赤い程度(写真よりは眩しい感じ)。
逆に部屋の照明が中央やや右寄りと右の端の方に当たって白っぽく汚れたように写っているがもちろん汚れているわけではない。
時計の右上の隅だけ黒が強い塗装ムラのように見えるのはプラスチック板の表面の違いによるもの。写真では見えないが左上の隅も右上同様に表面の感じが違う。あと、中央の下部も。そこが残念ではある。

ムラ感がどうしてもイヤならホームセンターで販売されているアクリル板のような均一な板を購入して必要な大きさに切ると良さそう。ただし価格は結構お高め。今回は100円(110円)で済まそうと思ったのでこの程度。塗料や両面テープなどは備蓄分を使用。

ESP32マイコンボードで作るNTPクロックの筐体を作る 16
裏面はフルオープン。ディスプレイユニットとESP32マイコンを接続するケーブルも右に飛び出ているままにしているがこれは気が向いたらピンの向きを変えて改善するかも。

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