Androidでアドレス帳/カレンダーの切り替え (DAVx5 CalDAV/CardDAV同期アプリを使って)

連絡帳
©いらすとや.

前回、AndroidでCardDAV/CalDAVを使うためにDAVx5をインストールしてCardDAV/CalDAV用アカウントをAndroid端末内に登録した。
このアカウントがどういうものなのかというのはAndroidで標準メーラーともいえるGmailアプリで考えてみると簡単。

Gmailアプリとアカウント

AndroidでCardDAV/CalDAV 1
AndroidのGmailアプリはGoogleアカウントを使ってGoogleのメールサービスであるGmailのメールを読み書きするもの。
でも、GoogleのGmailのメールだけでなく他のメールサービスのアカウントでそのメールの読み書きもできる。その外部メールアカウントの登録はAndroidの設定の「アカウント」から登録することもできるが、Gmailアプリの「設定」からもできる。
Gmailアプリのメニューから「設定」「アカウントを追加する」をタップする。
もしくは、Gmailアプリのメイン画面右上のアカウントの丸アイコンをタップする。(上の画像はこちら)
「別のアカウントを追加」をタップ。

AndroidでCardDAV/CalDAV 2
Googleの他のアカウントやMicrosoft系、Yahooアカウントの他に「その他」で一般的なメールの接続方法のPOP3やIMAP4も選べる。

このようにGoogle以外のアカウントをGmailアプリで利用するにはそのアカウントを(Androidに)登録することになる。
同じように「連絡先」(アドレス帳)やカレンダーもGoogle以外のサービスのアカウントを登録すればAndroidで使えるのだが、CardDAV/CalDAVのアカウントを登録する仕組みがAndroid側に用意されていない。先程のAndroidのアカウントの追加でいえば「その他」が用意されていなければPOP3/IMAPが使えないのと同じようなもの。
そこでインストールしたのが、DAVx5

Gmailアプリでメールを見るとき/メールを送信するときにはメールのアカウントを切り替えることになる。(Gmailアプリで読む方は統合モードみたいなのもあるけど逆にややこしくなるので嫌い)
同様に「連絡帳」アプリや「カレンダー」アプリでも新しいアドレスや予定を登録するときにアカウントを切り替えたり、表示する連絡帳やカレンダーを切り替えたりする。

連絡帳アプリとアカウント切り替え

AndroidでCardDAV/CalDAV 3
「連絡帳」(アドレス帳)アプリを表示する。(Google版)
Gmailアプリと同じく右上の丸アイコンで表示するアカウントを切り替える。初期値ではGoogleコンタクトに登録されている連絡先を含め、その他のアカウントのアドレス帳に登録されているすべての連絡先が表示される。大抵はそれでも良いかもしれないし、仕事用とプライベート用でアカウントを分けることで切り替えて表示するという使い方も良いかもしれない。DAVx5のアドレス帳を選択してCardDAVに登録されている連絡先だけを表示するという使い方もあるかもしれないということ。
連絡帳アプリでは右下に新しい連絡先の登録用アイコンがある。(次の次で)

AndroidでCardDAV/CalDAV 4
上の画面でGoogleアカウントだけを表示するようにしてみた。個人的に連絡先をGoogleコンタクトに登録していないので「連絡先はありません」になる。「他のアカウントに○件の連絡先」というおせっかいな情報の表示は正直要らない。

AndroidでCardDAV/CalDAV 5
初めて連絡先を連絡帳アプリで登録するときには登録先のデフォルトを選択するように上の画像のようなサブ窓が表示されるかと。ここでデフォルトとしてGoogleアカウントを選択すれば次回以降は特に尋ねられることなくGoogleコンタクトに登録されるし、DAVx5を選択すれば連携しているCardDAVのアドレス帳に登録される。
ここでの選択はあくまでデフォルトの選択であって、今後の全ての連絡先がデフォルトとして選択したアカウントだけにしか登録できないというものではない。新しい連絡先を登録する毎に任意のアカウントのアドレス帳に切り替えて登録することは可能。(次)

AndroidでCardDAV/CalDAV 6
新しい連絡先を登録する画面。上部に「保存先」のドロップダウンメニューがあるので登録先を変更したいときは選べばその選択したアカウントのアドレス帳に登録される。初期値はデフォルトとして選択したアカウントのアドレス帳。

Googleカレンダーアプリとアカウント切り替え

AndroidでCardDAV/CalDAV 7
今度はGoogleカレンダーの登録画面。
新しい予定を登録する画面で「タイトルを追加」の下にあるアカウントをタップする。
Googleアカウントを選択すればGoogleカレンダーに登録されることになるし、DAVx5に登録したアカウントを選択すればその連携先のCalDAVサーバのカレンダーに登録されることになる。先の連絡帳アプリと違い「DAVx5」であることは示されずDAVx5に登録したアカウント名がそっけなく表示されるのでちょっと判りにくいかも。

AndroidでCardDAV/CalDAV 8
保存先アカウントの選択画面。ここでも「DAVx5」であることは示されない。Googleもアカウント名だけが表示される。

AndroidでCardDAV/CalDAV 9
Googleカレンダーアプリでは初期値は連携しているアカウントの全てのカレンダーの予定が表示される状態。表示する予定をアカウントごとに切り替えるならメイン画面左上の「」(ハンバーガーメニューアイコン)をタップすると上の画像のような画面。
その画面で表示したいカレンダーのチェックを付けた状態にする。(初期値は全てチェックなので)つまり表示したくないカレンダーのチェックを外す。
上の画像では「個人」というカレンダーになっているが、複数のカレンダーを持つことやカレンダーを違う名前にすることもできるので必ず「個人」になるというわけではない。アカウント名とカレンダー名で判断してください。

こんな感じで、アカウントを切り替えて表示する、連絡先や予定を保存先アカウントをしっかり選んで登録する、というのをアタマの片隅にでも置いておいてください。GoogleコンタクトやGoogleカレンダーしか使ってないと意識しないところなので。

最近はカレンダーアプリは「Googleカレンダー」しか使っていないのでAndroid用の他のカレンダー系アプリの状況を知らないが、数年前はGoogleカレンダーと同様にカレンダー用のアカウントを切り替えて利用できるアプリもあることはあったが多いというほどではなく、Googleカレンダー或いはそのアプリの専用カレンダーしか利用できないものが多かった。そのようなアカウント切り替えのできないカレンダーアプリではDAVx5は使えません。
連絡帳アプリも同様なのでDAVx5を使うならアドレス帳アカウントの切り替えの可能なアプリを利用しましょう。

関連記事:

Windows 11でWindows Updateによる更新を手動で停める (後編)

ストップ!
©いらすとや.

Windows 11でWindows Updateによる更新を手動で停める (前編)」では、Windows Updateに関連する主なサービスを停止した。これで更新自体は基本的には停まったままになる。しかし、Windowsの更新チェックなどの関連タスクのトリガーがスケジュールされたままのためそれが気に入らない。突然コマンドプロンプトが一瞬開くとかもこいつらの仕業だし。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 1
Windowsのスタートメニュー上部の検索に「task」とか「タスク」を入力。
「タスク スケジューラー」が候補に出るので選択して「開く」か「タスク スケジューラー」をダブルクリックするか。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 2
タスクスケジューラーの左列のツリーから、「タスク スケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「WindowsUpdate」を辿る。
中央列の上部にある「Scheduled Start」を選択。
右列で「無効化」をクリック。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 3
中央列の上部にある「Scheduled Start」が無効になったことを確認。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 4
タスクスケジューラーの左列のツリーから、「タスク スケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「UpdateOrchestrator」を辿る。
これは先程の「WindowsUpdate」から15個ほど上(まぁまぁ近く)にある。
中央列の上部にあるタスクを選択する。(上の画像では「Schedule Scan」を選択した)
右列で「無効化」をクリック。
普通のタスクなら先程の「WindowsUpdate」の「Scheduled Start」と同様に無効化できる。しかし、(次へ)

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 5
「操作を実行しているユーザーアカウントに、このタスクを無効にするためのアクセス許可がありません。」と表示されて無効化できない。
同様に、「UpdateOrchestrator」内のタスクは普通に無効化できるものが無い。これはAdministratorアカウントでも無理。
以前に「Windows10の迷惑プログラム usoclient.exeをやっつける」の記事を書いた頃は無効化出来たが現在はできないようになっている。

タスク スケジューラーを閉じます。後で別の方法で改めて起動させるのでここで残しておくと邪魔。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 6
「microsoft psexec」のようなキーワードでググる、または https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/psexec でPsTools.zipをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを何処か任意の場所で解凍する。使うのは中のPsExec.exeだけ。普段使う予定ならこのPsExec.exeだけc:\Windowsなどに置くというのもアリかと思うが、頻繁に使う予定が無いのであれば使う時だけその解凍したディレクトリで実行するかPsExec.exeをPath付きで実行するかで良いかと思う。今回はWindowsユーザーのダウンロードフォルダにPsTools.zipを解凍したとして、 PsExec.exeのPathはユーザーディレクトリの下の Downloads\PSTools\PsExec.exe ということにします。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 7
スタートボタンを右クリックして「Windows ターミナル (管理者)」をクリック。(管理者)が付いていない方のWindowsターミナルではPsExecは使えない。
ダウンロードフォルダ下ののPsToolsディレクトリに移動してPsExec.exeを実行する場合は上の画像のようにする。
直接Path指定するなら Downloads\PsTools\PsExec.exe -s -i cmd を実行する。最後のcmdはコマンドのことではなくコマンドプロンプトなので勝手に変更しないでそのままcmdと入力する。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 8
初めてPsExecを実行した場合はこの窓が表示される。「Agree」(同意)をクリック。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 9
窓枠にC:\WINDOWS\system32.cmd.exe と書かれた管理者用コマンドプロンプトが開いた。ただし、普通の管理者コマンドプロンプトではない。
whoami [Enter]と入力。「nt authority\system」という返答があった。これがシステム権限という最高権限であることを示している。whoamiは入力しなくてはならないということではないので念の為。
taskschd [Enter]と入力。これがシステム権限でタスク スケジューラーを起動する。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 4
改めて、タスクスケジューラーの左列のツリーから、「タスク スケジューラ ライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「UpdateOrchestrator」を辿る。
中央列の上部にあるタスクを選択する。(上の画像では「Schedule Scan」を選択した)
右列で「無効化」をクリック。
先程は「アクセス許可がありません」と表示されたのが何も出ずにサクッと無効化される。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 10
中央列の「ScheduleScan」の「状態」が「無効」になったことを確認する。

タスクスケジューラでWindows Update関係タスクの無効化 11
同様の手順でUpdateOrchestrator内に登録されている他のタスクも全て無効にする。(元々「無効」なのは触る必要なし)
全て無効化すると上の画像のような状態になる。
タスク スケジューラーやコマンドプロンプトなどを閉じて完了。

これで、以前の「Windows10の迷惑プログラム usoclient.exeをやっつける」で書いたような時々一瞬だけコマンドプロンプトが画面が開くような邪魔なのも表示されなくなる。
しかし、Windowsのシステムを再起動したり更新を行うために「Windows Update」サービスを動かしてしまうと幾つかのタスクのトリガーが「有効化」されてしまうので、再度無効化する必要があります。

2022年12月25日: 記事の題名が誤解を生む可能性があったので修正(前編・後編 共に)

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