NanoPi NEO2が発売された。NanoPi NEO(無印)と比較して大幅な仕様変更あったので仕方がないのかもしれないが、ちょっとお値段お高め。でも、めずらしく迷い時間6時間以内で注文。
で、注文可能になってから24時間以内の注文だったが、届いたのは本日(3月30日)。同時期の他の買いモノが中国から「送料無料」でも10日前後で配達されてるのに送料US5ドル取って2週間以上かかるのはちょっと遅すぎじゃないでしょうか?
以下、NanoPi NEO届いたの記事の写真を流用じゃないかってほど殆ど同じだけど一応開封の儀式。
前回と同じ箱で届いたけどメッチャ潰れてる。まぁ、前回と同じなら中身は大丈夫だろう。
郵便局からの張り紙で「この荷物は現状のまま到着しましたので、補修のうえ配達させていただきます。」というのが付いてる。
中国から届いた時点で既に潰れていたんだろうね。
中身は無事だった。
前回と同じくNanoPi本体(右側白い箱)とヒートシンク(左側緑の袋)を購入。正直このヒートシンクは多めに風を当てないと冷えないタイプだからフィンの背の高い冷却力の高いのを他所で買った方が良いかも。
中身。例によって本体と役に立たない説明書が入ってたけど、NEO(無印)には付いていなかったピンヘッダが入ってた。新しいサービスなのか前回がたまたま付け忘れだったのか?
ピンヘッダは売るほど大量にあるから正直要らない。むしろハンダ付けするのが面倒というか(ぶきっちょさんなので)難しいから同梱じゃなくて取り付けておいて欲しいところ。
NanoPi NEO(無印)に無かった独立したネットワークチップが搭載されている。一つだけ斜めに取り付けられている黒いチップがそれ。上の写真だと蟹の絵らしきものが上下逆の状態で見えている。商品説明によるとRTL8211E-VB-CGというチップらしい。一応GbEということだが、ボード自体の性能が高いわけじゃないからスペック通り1000Mbps近く出るというのは期待してない。
他はオーディオの入出力とUART0の位置関係がNEO(無印)V.1.2までとは逆になったけど、つい最近リリースされた(無印)V.1.3も逆になったので今後はこのピンヘッダをハンダ付けしにくいこちらの配置で統一するということかな。
ウラ面というかこちらがメインの部品というのはNEO(無印)と同じ。
SoCがH3からH5に変更となっている。
その上にある黒いチップはDRAMだけど、K4B4G1646E BYKOという型番からするとSAMSUNGのDDR3L-1600らしい。
取り敢えず開けただけ。
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こんにちは、初めまして
いつも読ませていただいて勉強させていただいております。
Nanopi NEO2をいじっています。
質問なのですが、SDカードにUbuntuをインストールし、使えるようになっているのですが、このSDカードをクローンしバックアップにしておいて、現在のものが壊れた時に差し替えで全く同じように使いたいのですが可能でしょうか?
NanoPi NEO2はmicroSDカードに入っているOSをそのまま使うだけなのでカードを好きに挿し替えて使えます。カードのクローンを作っておけば使用中のカードが壊れたとしても安心です。
ただし、以前にmicroSDカードのクローンを別のmicroSDカードに書き込んだ状態で保管しておいたところ、いざ使用していたカードが壊れて保管カードに挿し替えたところで動かなかったことがありました。私が使うような安物のTLCのmicroSDカードだと保管状態では2年〜で記録内容が怪しくなります。重要なファイルが壊れたら起動できませんし、運良く使用に支障がなかったにしてもそんな怪しいのは困ります。クローンはイメージファイルとしてハードディスク,SSDなどに保管しておいてイザというときはそれをmicroSDに書き込んで使うことをオススメします。
がと様
ご返信いただきありがとうございます。
ちなみにカードのクローンはそのまま全部コピーではダメなんでしょうか?イメージにしてから書き込むのですか?その辺のことがよくわかっていません。ご教示いただければ幸いです。
必要なファイルだけバックアップするということであれば通常のファイルコピーで構いませんが、OS含むmicroSDカードの丸ごとバックアップには起動領域やパーティション等も含めなければならないのでイメージファイル化します。NanoPi NEO2に挿さっているmicroSDカードを抜いてPCに接続し、LinuxやMacであればddコマンド、WindowsであればWin32 Disk Imagerなどかな?(Windowsでやったことがないのでよく知りませんが)
そのあたりはRaspberry Pi向けでググれば詳しいやり方が出てくると思います。NanoPi NEO2でもRaspberry Pi用のやり方がそのまま通用します。
がと様
ありがとうございます。
Raspberry Pi向けのやり方でよかったんですね!実は私もWindowsとMac両方でおっしゃられたやり方でしてみたのですが、差し替えても起動しませんでしたので何かやり方がまずかったのか・・・
もう一度トライしてみます。
どうもありがとうございます。