古民家の玄関に投光器を取り付ける

糞田舎の実家は古い建物というのもあって中がとても暗い、特に玄関。そして敷地内に入って玄関までが夜は真っ暗なんにも見えない。自分が鳥目なので夜は怖くて困る。

そこで、照明用に投光器を購入した。人感センサー付きのやつね。

投光器 1
まずは、定番のMEIKEEのLED 30W 3400lmの投光器。

投光器 2
中に入っているのはこんなの。写真には壁面等への取り付け用のネジが写っていないけど付属している。
手前の定規で大きさがお判りいただけるかと思うけど本体横幅16cmなので結構小さい。そして軽い。

投光器 3
もう一つ購入したのが右のLED 50Wタイプ(メーカーは不明)。結構大きくてそれなりに重い。

投光器 4
中央が深めのカップになっていて、巨大な底面(黄色い部分)が全て発光部。10750lmということらしい。それが明るいかどうかは別にして、とりあえずとても眩しそう。

投光器 5
裏面はこんな感じ。左のMEIKEE 30Wは薄い。右の50Wタイプは厚い。

投光器 6
こちらは実家の玄関の中。大正・昭和に2回ほど大幅に改造されているので建物の価値は低くなっているが、元は江戸時代の○○屋敷なので大きな玄関は下が土間で低いのに天井が異常に高い。普通の小さな部屋用の照明だと全然暗い。上の写真では4本の蛍光灯の照明器具を半分外した状態というかベース部分しか残っていない。
以下、この玄関の写真は玄関の中が実際にはとても暗いからなのかカメラのオートまかせだと全てピントが合っていなかった。ボケボケでスミマセン

投光器 7
配線が2系統あるようだけど片切り2スイッチ&2照明なので。

投光器 8
角型引掛シーリングを付けて配線を行い、黒の「コ」の字型の投光器のアームを梁に取り付けた。50Wの投光器には壁面等への取付用のネジは付属していない。そしてネジ止めする部分のアームの穴はだいぶ大きいのでネジ3本の他に直径1.2cm以上のワッシャーも3枚用意する。

投光器 9
投光器を下向けに固定。

投光器 10
そのまま光らせると目が潰れそうなほど眩しい。(直視厳禁)
しかし、光が真下方向しか照らさないので部屋全体はそんなに明るくない。

投光器 11
針金2本とダイソーの大型クリアファイルの白の半透明の表紙だけ切り取ったもの。

投光器 12
針金を扇形に曲げて、投光器のアームの要のところに引っ掛けてファイルの表紙をぶら下げる。クリアファイルの表紙は熱に弱そうな樹脂なので投光器のケースには触れない程度の距離で吊り下げる。
上の写真では配線を綺麗に隠していないけど後で綺麗にする。
天井も照らされるようになり、下方向へのどぎつい光は半透明のクリアファイルの表紙で大幅に和らげられた。(それでも照明を見上げると眩しいけど)

人感センサーはとても敏感で感知する範囲も広くて良いのだけど、センサーの調整ダイヤルは調整範囲が微妙でとても難しかった。ほんの少しダイヤルを回しただけで点灯する時間が数分変わってしまうのはちょっと・・人が近づいたら30秒〜2分程度の短い時間だけ点灯させたいという人は多いと思うんだけど、その辺りの時間を指定しやすくして欲しいところ。明るさセンサーも同様。

結果

予定通り玄関めっちゃ明るくなった。これは良い。

最初のMEIKEEの投光器は玄関の外の軒下に取り付ける予定。こちらは書く予定なし。
30Wが屋外で50Wが屋内というのは逆じゃないかと思われるかもしれないけど、家の外に球場の照明のような明るさを求めているわけではないので。

大人の冬休み宿題工作 マイ警告灯を作ろう 後編

大人の冬休み宿題工作 マイ警告灯を作ろう 前編の続き

警告灯動作テスト 1

USBリレーモジュールをPCに接続すると最近のLinuxでは恐らく自動的にUSBシリアルポートとして認識される筈。/dev/ttyUSB0とか/dev/ttyUSB1とか。
ただし、一般ユーザーでは触らせてもらえないパーミッションになってる筈。

$ ls -l /dev | grep ttyUSB
crw-rw----  1 root dialout 188,   0 12月 18 20:11 ttyUSB0
$ sudo chgrp root /dev/ttyUSB0  もしくは
$ sudo chmod 777 /dev/ttyUSB0

chgrpの場合は以後のコマンドもsudoでやらないとコマンドははねられる。
とりあえず、LinuxだとこれでUSBリレーモジュールと通信できるようになる。

ICSE012というモジュール名でググると、このUSBリレーモジュールに0x50を送信すると0xABを返し、次に0x51を送信するとをそこからモジュールを操作できるようになるということらしい。

$ echo '50' | xxd -r -p >> /dev/ttyUSB0
$ echo '51' | xxd -r -p >> /dev/ttyUSB0
$ echo '0f' | xxd -r -p >> /dev/ttyUSB0

50と51を送っただけではすぐには制御できなかった。何度か試したら動いたけど、もっと確実な方法あるかしら?

$ echo '50 51 0f' | xxd -r -p >> /dev/ttyUSB0

ググるとこんなのもあった。

$ echo -e -m '\x01' > /dev/ttyUSB0

xxdを使わないでechoだけで送信。最後の動画ではこの送信方法を使っている。

で、リレーを操作するのだが、4chのリレーモジュールなので00から0fまで4ビット16通りを送信すれば良いっぽい。このUSBリレーモジュールではビットを立てるとOFFということなのでオンとオフが逆の感覚。
下の表は1がOFF、0がON、リレースイッチ1が「赤」、リレースイッチ2が「黄」、リレースイッチ3が「緑」、リレースイッチ4が「(ブザー)鳴/静」

     赤 黄 緑 鳴
00   0  0  0  0  赤+黄+緑+鳴
01   1  0  0  0  黄+緑+鳴
02   0  1  0  0  赤+緑+鳴
03   1  1  0  0  緑+鳴
04   0  0  1  0  赤+黄+鳴
05   1  0  1  0  黄+鳴
06   0  1  1  0  赤+鳴
07   1  1  1  0  鳴
08   0  0  0  1  赤+黄+緑+静
09   1  0  0  1  黄+緑+静
0a   0  1  0  1  赤+緑+静  何故か鳴る
0b   1  1  0  1  緑+静
0c   0  0  1  1  赤+黄+静
0d   1  0  1  1  黄+静
0e   0  1  1  1  赤+静
0f   1  1  1  1  静

0aを送信するとランプの光り方は想定通りだが、何故かブザーが鳴る。必ずこの動作になるのだけどモジュールのバグかしら?

各リレーの状態を取得する方法は「無い」らしい。つまり、リレーモジュールに何かを送信しても、初期化の際の0xAB以外は何も返さないのでコマンド送りっぱなしということ。不完全でも良いからリレーの状態は知りたいなぁ。

警告灯動作テスト 2
赤点灯

警告灯動作テスト 3
黄点灯

警告灯動作テスト 4
写真だとほとんど白に見えるけど目で見ると「緑」

赤・黄・緑以外に、同時点灯の組み合わせで中間の色のパターンがあるが、ぱっと見で色の識別が難しいので赤・黄・緑だけを使うのが良さそう。あと、ブザーは静かな環境だとうるさすぎるし、サーバー室のような轟音のする部屋ではちょっと音量が不足。中途半端なので使わないかな。

後日、これをシステムの監視用として使う予定。

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