La Fonera再利用 Gargoyleルーター(OpenWrt) その1

海外旅行に行こうと思った時にふと気付いた。そういえば俺ホテルとかで使う小型Wi-Fiルーター持ってないじゃん。
「がとらぼ」では以前にエレコム WRC-300FEBKを挙げたことがあるが、これは実家用で物理的に固定済み。引き剥がしてまた再設置とかしたくない。
で、よくよく思い出してみたら部屋の収納のガラクタ箱に何処のご家庭でも1ダースくらいは溜め込んでるであろうFonのルーター(La Fonera ラ・フォネラ)があったじゃんみたいな。La Foneraは貰っても使い途がなくて困るんだよね。利用禁止なISP多いし。

La Fonera再利用 1
ガラクタ入れから発掘したLa Fonera、裏面を見ると型番はFON2200となっている。古そうだが今回初めて開封したので一応新品。
なお、中央に写っている単3電池は大きさ比較用(実は写真のピント取り用)でLa Foneraは電池は使えない。

La Fonera再利用 2
本体後ろ側。アンテナを取り付けるとこんな感じになるみたい。

で、何をするかというと記事の題名で既におわかりだとは思うがファームウエアを入れ替えてFONのルーターではなく普通のWi-Fiルーターに再生しようと。
その手のファームウエアはOpenWrtでいろいろ存在する。有名どころだとDD-WRTとか?
今回は使い勝手という点でウェブのインターフェース(所謂管理画面)が強化されたGargoyle (ガーゴイル)を選択した。つまり軟弱路線に走った。どうもすいません

以前はLa Foneraを分解して基板のピンヘッダにケーブル繋いでとか面倒な作業が必要だったようだが(だからLa Foneraあっても放置してた)、現在はファームウエアをインストールするアプリがあるので簡単にOpenWRTをインストールできるようになっている。

用意するもの

以下3点をGargoyleのサイトのダウンロードページから取得する。
  • FonFlash   La Foneraにファームウエアを焼くアブリ
  • gargoyle_x.x.x-ath25-root.squashfs   Rootfsファイル
  • gargoyle_x.x.x-ath25-vmlinux.lzma   カーネルファイル

FonFlashはDownload:のプルダウンメニューでFonFlashを選択。Windows用,Linux用,MacOSX用があるので使用するPCに応じて。
RootfsファイルとカーネルファイルはDownload:のプルダウンメニューでFirmware Imagesを選択、Architecture:でAtheros 231X/5312を選択(La Fonera2200の場合)。
NetgearとかBuffaloとかTP-Linkなど他の機種の場合は一覧表から適合するアーキテクチャの種類と必要なファイルがどれかを確認してからダウンロードページに。

ファームウエアの換装

La Foneraの準備を行う。
La FoneraのACアダプタをコンセントに繋げばすぐに電源オンにできる状態にする。とりあえず電源はオフのまま。
ネットワークケーブルを繋ぐ。クロスケーブルでPCと直結にしなければならないとかは特に無い。LANに普通につなげば良い。ネットワークの設定については一切考慮不要(重要)。つまりLANとLa Fonela設定済のネットワークのセグメントが違っても関係ない。とにかくFonFlashを動かすPCと同じネットワーク(ARPが届く範囲)に繋ぐだけ。
LANの中の通信が静かな時を待つのが無難かも。

La Fonera再利用 3
ダウンロードしたFonFlashは解凍すると中に1ファイルだけ。(Windows用)
FonFlash.exeを実行する。
今回はガーゴイルに換装するのでSelect Firmware Type:はOpenWrt / Gargoyleを選択、Select Network InterfaceはおそらくPCにNICが1つだけなら変更不可な筈、NICが複数あるならLa Foneraと繋がっている側のネットワークインターフェースを選択ということだと思われる(未確認)。ファームウエアのタイプでOpenWrt/Gargoyleを選択するとファイルの選択欄が2つ表示される筈なので予めダウンロードしておいたRootfsファイルとカーネルファイルをそれぞれ指定する。
一番下の[Flash Router Now!]を押すとファームウエア書き換えがスタートする。
ボタンを押してから10秒以内程度で構わないので落ち着いてLa Foneraに電源投入。

La Foneraの起動フェーズのどこかでFonFlashがLa Foneraを乗っ取ってファームウエアを焼くようなのでLa Foneraに先に電源投入して起動させてしまってはダメ。

La Fonera再利用 4
ところで、La Foneraに勝手にファームウエアを焼くと技適から外れる。そうするとその機械は日本国内では電波を出してはダメ。逆にいえば電波が出ないようにすれば動かして良い。
そこで、その対応。次の工程の為に外部アンテナ端子を紙で覆う。

La Fonera再利用 5
アルミホイルでLa Foneraを隙間無く完全に覆う。ケーブル部分の処理が意外と難しい。
鶏のモモ肉みたいになったけどこれで電波が漏れないので大丈夫。
(ただし、後で判ったことだがガーゴイルの場合はこの時点では必要無かった)

FonFlashがLa Foneraを乗っ取るタイミングが合うか合わないかでインストール成功失敗が決まるので必ず1回で成功するとは限らない。上手くいけばLa Foneraに電源投入から30秒程度でLa FoneraのINTERNETランプが猛烈に点滅し始める。タイミングを逃した場合はFonFlashのメッセージ欄にNo Packet.とかNon arp received・・・のようなメッセージが出続ける。

La Fonera再利用 6
FonFlashがLa Foneraを乗っ取れないまま数分経つと上の画像のような状態で終了する。画像に赤字で書いているが、
Your MAC: 00:ba:be:ca:ff:ee   ( ・ω・)つ旦~  が出たら出た状態で2分以上進まなければ失敗なのでやり直す。正常なら上の画像の後にログが追加表示される。そしたらのんびり待つだけ。

La Fonera再利用 7
Fon FlashがLa Foneraを乗っ取って書き込みが始まっても、La Foneraのランプが一時猛烈に点滅するかとおもえば全然静かだったりFon Flashのメッセージが全然変わらなくてどうなってるのかな~?という状態が続くことがあるが、書き込み自体は進行している筈なので放置で終了を待つ。15~40分程度で終了してDevice Flashed Successfullyのポップアップが出る。

La Fonera再利用 Gargoyleルーター(OpenWrt) その2に続く

関連記事:

カスペルスキー オンラインスキャナ

カスペルスキーではPCのアプリケーションではなくウェブアプリとしてオンラインスキャナを提供している。PCのハードディスクをスキャンするのではなくカスペルスキーのサイトにアクセスして1ファイルをアップロードしてそのファイルをスキャンして貰う仕組み。
「マルウエア入りかな?怪しいな」「でもPCに入っているセキュリティアプリでは検知しないだろうな」という変な自信があって初めて「じゃあ使ってみようか」になるので利用者は多くない?

カスペルスキー オンライン スキャナー 1
カスペルスキー オンライン スキャナーのページで[ファイルを選択]ボタンを押してマルウエア入り(と疑っている)ファイルを選択してアップロード。

カスペルスキー オンライン スキャナー 2
上の画像のように赤字で「ファイルは感染しています」の表示が出れば「やっぱりね」とホッと一安心(何か違う)。

上の画像は敢えてマルウエアを検知した例を出したが、幾つかのマルウエア入りファイルで試したところ、あまり検知しない感じ。「カスペルスキーさんなら確実に検知してくれる筈やで」って期待して使ってみたらがっかりさせられる結果に。

カスペルスキー オンライン スキャナー 3
むしろ、マルウエア入りなのに検知できなかったのを「ファイルは安全です」って断言しちゃうところが気になった。「感染を確認できませんでしたが安全とは限りません」という旨のメッセージに改善して欲しいところ。

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