何かとわかりにくいVポイントを使ってみた

ポイント♡
©いらすとや.

Vポイントはマイナポイントを受け取るためのサービスとしてオススメです。マイナポイント第二弾の申し込み期限は延長されたとはいえ2023年2月末までなのでお早めに。
ただし、Vポイントはドキュメントがわかりにくいしあちこちでよく分からない手続きをして回らないといけないのが欠点。

V POINT 1
Vポイントは非常にわかりにくく情報を上手く集められる人でないとその使い方がよくわからない。スマホアプリ以外でポイントを使おうすとすると、ポイント交換のページに誘導される。選択肢はどれもピンとこないものだが、よく知らない人にとっては「景品やギフトカードに交換」というのは魅力的な項目に見えるかも。(オススメできないので上の画像には「×」を付けています)

V POINT 2
(続き)オンラインギフトカードは魅力的。選んでみると次の画像。(オススメできないので上の画像には「×」を付けています)

V POINT 3
「オンラインギフトカードに交換」の画面。下にスクロールするとすべての交換候補が表示される。

V POINT 4
2022年11月1日時点ではポイントで購入できるオンラインギフト券は3種類。アマゾン, Google, Appleのギフトカード。
ただし、交換レートを見ると1ポイント1円の価値があるのに購入できるギフト券は0.8円分になる。つまり1万円分のポイントで8千円分のギフト券に交換することになる。2割損は受け入れがたい筈。絶対にオススメしない。

Vポイントアプリを使いましょう

V POINT 5
これはAndroid向けGoogle Playの「Vポイント」アプリの画面。iPhoneだとApp Storeに同様のアプリがあります。
NFC対応モデルではNFCで決済する機能が使えますがNFC非対応モデルでも問題ないのでVポイントを使いたい方はインストールしましょう。
三井住友カードのサイトからリンクがあります。

V POINT 6
Vポイントアプリを開くとメイン画面。Vポイントアプリには、移行前というステータスの「ポイント残高(P)」と利用可能な「残高(円)」というものが表示される。Vポイントを貰うと先ずポイント残高に入る。○○ポイントありますよというのがこれ。これをVポイントアプリで使える「残高」に振り替えてやる必要がある。
上の画像では510Pというのがポイント残高で、その右の「移行」タップする。(次)

V POINT 7
Vポイントが発生しているサービスを「連携」する。例えば、三井住友銀行を利用したことでVポイントが発生している場合は「三井住友銀行」の右の「連携」をタップする。
この連携は日数は不明なものの例えば1ヶ月以上の放置するなどすると外れるようなので、後日に発生したポイントを残高に振り替えるには再度連携を行う必要があるようです。

連携先のウェブサイトが開くのでログインして「連携」手続きを行う。ただ、三井住友銀行の場合はサーバーのキャパが足りないのかエラーが発生することが多い。この場合は再試行すると手続きできることもあるが酷いと何度試してもエラーになるので、その場合は数時間後或いは翌日などに改めて行ってください。

V POINT 8
「連携」手続きが完了した状態でVポイントアプリのメイン画面から「移行」画面を開くと上の画像のような画面になる。移行前のポイントが表示されるので「移行」をタップする。

連携先のウェブサイトが開くのでログインして「移行」手続きを行う。ただ、三井住友銀行の場合はサーバーのキャパが足りないのかエラーが発生することが多い。この場合は再試行すると手続きできることもあるが酷いと何度試してもエラーになるので、その場合は数時間後或いは翌日などに改めて行ってください。
ログインが成功したらメニューを表示して「SMBCポイントパック」の画面に進み、「ポイント交換」を行います。
Vポイントから残高に振り替える他に、銀行口座やクレジットカードから必要額を「残高」にチャージすることもできます。1000円分の残高しかないけど2000円の買い物をしたいときに銀行口座やカードから1000円チャージすることで買うことができるわけです。

V POINT 9
Vポイントアプリでは買い物に使えるプリペイドVISAのカード番号が与えられます。プリペイド型なので分割払いの買い物はできませんが、VISAなので利用できるショップは非常に多いです。「残高」を限度額とする買い物に使えます。なお、プリペイド型なので2重払いが発生することがあります。(後から返金されますが遅いこともあります)
2重払いが発生する場合は残高がその分ないと買い物できません。1万円の買い物をするなら残高は2万円ある方が確実です。
カード番号や有効期間セキュリティーコードの情報はユーザー固有の数値ですが、カードの名義人はVPOINT MEMBERで固定です。
注意点は、次。

本人確認手続きをしましょう

V POINT 10
スマートフォンアプリ「Vポイント」の使い方 ご利用上の注意に書いてありますが海外加盟店でのお支払いは本人確認が必要とのことです。
この海外加盟店というのが結構クセモノでふと使いたいと思ったその店が海外加盟店扱いで決済できないということがある。「がとらぼ」の中の人が使いたいと思った店は軒並み決済時にエラーになって酷く悩まされました。情報がどこにあるのかすごいわかりにくいんですよね。
海外ショップで利用するのでなくてもVポイントアプリで本人確認手続きをしておくのが無難です。身分証明書と本人の胸像が必要ですが、事前に撮り置きした身分証の画像をアップロードするようなことはできなくて、Vポイントアプリで撮影する必要があります。本人の胸像はインチキ防止のため動画撮影を求められるのでちょっとイヤでした。

Vポイントは使い方がわかれば良いサービスなのかもしれないけど、Tポイントと統合されそうというのが他人に勧めにくいし、人に勧めるどころか統合後の個人情報の扱いが現在のTポイントのように底の抜けた鍋みたいなら自分が利用をやめたいと思ってるくらい。
この記事は9月後半にスクショを撮って準備を始めてたら2022年10月初めに統合がするらしいことが報道で出てすっかり書く気を失ったもの。公開が約1ヶ月遅れになりました。

WordPressの標準XMLサイトマップ機能にnoindexとPing送信の追加

メニューと注文
©いらすとや.

WordPressはバージョン5.5からXMLサイトマップの出力機能が含まれるようになった。(コアXMLサイトマップ)
このXMLサイトマップ出力機能は初期値で有効なので他のXMLサイトマッププラグインなどを使わなくても良い。と、いいたいところだだけど機能がお粗末なので標準状態ではちょっと使いたくないという意見が多数。ただ、コードを足してやれば実はソコソコなサイトマップを出せるようになるので、素性が判らなくてお粗末なプラグインを使うくらいならこのコアXMLサイトマップの方がマシかもしれない。
ここまで前回と同じ。

で、Lastmodを付けるとか子サイトマップに含めるURL数を調整するとか除外カテゴリや除外記事の指定などは情報が出回ってるので割愛して、この記事では2つほど機能を足すことにする。検索検定6級のへっぽこがググったところ見当たらなかったので自作した一応オリジナルのやり方。スマートでなかったり動作が怪しかったりするかもしれません。

noindexヘッダの出力

XMLサイトマップは基本的に検索エンジンに見てもらうための「お品書き」。私のサイトにはこんな記事がありますよというURLの一覧表。これは人間が見るコンテンツではないので検索インデックスに登録されては困る。ググったらXMLサイトマップが検索結果に出たというのはダメ。また、ただのURLの羅列でしかないのでコンテンツとしての価値がない。ということはインデックス登録されると理屈的にはサイト全体の価値を下げる可能性があるかもしれない。(実際にはほぼないとは思うけど)
そこで、XMLサイトマップはHTTPヘッダ(HTMLヘッダではない)に「インデックス登録しないで下さい」という意味で「x-robots-tag: noindex」を付ける方が良さそう。WordPress用のXML出力プラグインだと一部の気の利いたものは自動でこのヘッダを付けてくれるがWordPressの標準XMLサイトマップ出力機能はもちろん付けてくれない。そこで以下。

WORDPRESSの在り処/wp-content/themes/使用中のテーマ/functions.php (最後に追加)
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//コアXMLサイトマップでHTTPヘッダにx-robots-tag: noindexを付ける
function bny_sitemap_noindex($wp_sitemaps) {
    header( 'X-Robots-Tag: noindex');
    return $wp_sitemaps;
}
add_filter( 'wp_sitemaps_index_entry', 'bny_sitemap_noindex'); //サイトマップインデックス(親サイトマップ)
add_filter( 'wp_sitemaps_posts_entry', 'bny_sitemap_noindex'); //投稿の子サイトマップ
add_filter( 'wp_sitemaps_taxonomies_entry', 'bny_sitemap_noindex'); //カテゴリやタグの子サイトマップ
add_filter( 'wp_sitemaps_users_entry', 'bny_sitemap_noindex'); //ユーザーの子サイトマップ
$ curl -I https://example.com/wp-sitemap.xml
HTTP/2 200 
server: nginx
date: Sun, 23 Oct 2022 14:12:04 GMT
content-type: application/xml; charset=UTF-8
x-robots-tag: noindex
strict-transport-security: max-age=31536000;

LinuxやmacOS、Windows 10以降(コマンドプロンプト)であればcurlが使えるので確認はカンタン。
curl -I https://example.com/wp-sitemap.xmlのように1行入力するだけ。
HTTPレスポンスヘッダを確認する。黄色で強調した行(もちろん実際は黄色ではない)が出力されていれば成功。
HTMLヘッダではないのでブラウザで「ソース」を見ても表示されない。

noindexがHTTPヘッダにあることをChromeブラウザで確認
宗教上の理由などでどうしてもターミナルやコマンドプロンプトでコマンドを打つということができないならブラウザでも確認はできる。面倒だけど。

Chromeブラウザでの確認方法:
  1. URL入力欄に確認したいサイトマップのURLを入力してサイトマップを表示する
  2. [F12]を押してデベロッパーツールを開く
  3. 「ネットワーク」タブを選択する
  4. [Ctrl]+[R]を押す(重要)
  5. サイトマップ ***.xmlを選択する
  6. 「ヘッダー」が表示されるのでスクロールして「レスポンスヘッダ」を確認する
  7. 「x-robots-tag: noindex」があることを確認する
デベロッパーツールを閉じるのは再度[F12]

一部の人がSearch Consoleの「URLを検査」にXMLサイトマップのURLを入力して「インデックス登録をリクエスト」しようとしたらnoindexで登録できないと騒ぐことがあるけど、これはXMLサイトマップをインデックス登録させようというのが根本的に間違いなので勘違いなく。Google Search Consoleではメニューの「サイトマップ」からサイトマップを登録してください。Bing Webmaster Toolsでも同じです。

XMLサイトマップのPing送信

WordPress用のXMLサイトマップ出力プラグインの一部にはPing機能を搭載しているものがあります。もちろんWordPressのコアXMLサイトマップ出力機能にはありません。個人的にはこのPing機能には懐疑的なので「要らない」と思っていますが、搭載することがマイナスということでもないのであるならあっても良い筈。 IndexNowのように更新した記事のURLを送るわけではなく、WebSubのようにフィードを送るものでもなくサイトマップのPingはXMLサイトマップのURLを通知します。何を更新したかを伝えず「更新しました」の意味を伝えるもので、はっきりいって意味がない。記事が10個程度のサイトならサイトマップのURLを伝えるでも意味がないわけではなさそうだけどたとえば記事数10万のサイトで何か記事を1つ更新してサイトマップのURLを伝えたところで「どうしろと?」でしかない。

とはいえ、これは処理はめっちゃカンタン。Googleさんの「サイトマップの作成と送信」というドキュメントによると https://www.google.com/ping?sitemap=FULL_URL_OF_SITEMAP というURLにアクセスするだけ。なお、このURLはWordPress用では最も採用の多いXMLサイトマップ出力用プラグインのGoogle XML Sitemapsが使用するPing先URLとは異なります。(実際はエイリアスのようなものかもしれません)

WORDPRESSの在り処/wp-content/themes/使用中のテーマ/functions.php (最後に追加)
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//記事の公開/更新時 GoogleにPingを送る
function bny_ping_hook() {
    //記事の公開/更新時 GoogleにPingを送る
    $pingurl = 'https://www.google.com/ping?sitemap=' . home_url('/') . 'wp-sitemap.xml';
    $res = @file_get_contents($pingurl, false, null);
    //echo $res;
}
add_action('publish_post', 'bny_ping_hook');
add_action('publish_page', 'bny_ping_hook');

これは、WordPressで「投稿」「固定記事」を公開したり更新したり(ステータスが変わったり)するとサイトマップインデックス(親サイトマップ)のURLをPing送信するものです。カンタンですね。
XMLサイトマップのURLをPing送信するのでサイトマップ関連ではありますが、サイトマップの機能そのものとは関係ありません。WordPressのGoogle XML SitemapsプラグインのPing送信機能同様に、サイトマップ出力機能と Ping送信機能は別物です。これを理解してなくて、「Ping送信が失敗してるからGoogle検索のインデックス登録ができない」とか騒ぐ人が結構多い。(2022年春以降、Google XML Sitemapプラグインは設定でGA_TIDの項目を埋めないとPing送信しなくなってるので)2022年12月リリースの4.1.7で修正済み

こんな感じでその他の既に出回っているコードも組み入れればWordPressのコアXMLサイトマップも十分に使えるものになります。既成のプラグインの変なバグにも悩まされず、修正待ちでイライラさせられることもありません。

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