これまで、うちの中華ナビは、付属の汎用L型金具を使って車に固定していました。「固定」といっても、金具の穴に2DIN穴の側面の凸部がはまっているだけの簡易的なものです。厳密にはしっかりと固定されているわけではありません。ただ、1年半使用していて一度も外れたことがなかったため、この取り付け方法でも十分だと感じていました。
しかし、ナビ設置に関する記事にコメントをいただいたことで、「固定方法に悩んでいる方もいるのかもしれない」と改めて考えさせられました。そういえば、ナビ購入とほぼ同時期に買った樹脂製のブラケットが未使用のまま放置されていたことを思い出しました。
そこで今回は、その樹脂製ブラケットを使用して、ナビを改めてしっかりと固定してみることにしました。

これまでの取り付け方法は、ナビ本体に(ナビ付属品の)汎用のL型金具をネジ留めし、車側の2DIN開口部の側面にある凸部をL型金具のスリットに引っかけるだけというものでした。そのため、力を加えて引っ張れば、比較的簡単にナビを取り外せる状態でした。

今回使用する樹脂製ブラケットも汎用品ですが、浅いL字型になった部分にディスプレイ側をネジ留めするための切り欠きが3つ設けられており、それらを活用して固定する方法が想定されています。ただし、うちのナビは奥行きが短く側面のみで固定するタイプだったため、ネジ穴の位置が合いません。
そこで、ドリルを使用してネジ穴を拡張しました。(写真の赤丸部分2カ所)

拡張した穴に合わせて、ナビ側面のネジ穴と位置を確認しました。このブラケットは浅いL型形状で、ナビに当てる方向(表裏)が決まってしまうため、2DIN穴内のネジ留めがブラケットの使用法で想定された表裏とは逆サイドでネジ留めすることになりました。
また、ブラケットには「L」と「R」の刻印がありますが、これはナビ側の左右を指しているのか、2DINの開口部側の左右を指しているのか不明瞭です。車体の金具との位置関係によっては、刻印通りの位置で使用できないこともあります。

ナビに付属していた汎用L型金具と今回使用する樹脂ブラケットでは、奥行きの長さが数センチ程度異なります。わずかな違いですが、設置作業のしやすさには大きな差があります。
ただし、固定位置によっては、ナビのディスプレイが車内側に数センチほど飛び出す可能性があります。

2DIN開口部内側の金具は、純正ナビ用のマウント金具をそのまま流用しています。まずは、この金具のネジ穴のうち、樹脂製ブラケットがしっかりはまる位置を見つけます。その位置の外側に、φ5mm程度のネジに対応するナットを当てます。
ナットが作業中に落ちてしまうと厄介なので、ナットの上からガムテープで仮固定して作業性を向上させます。

2DIN開口部側面の金具内側に樹脂製ブラケットを当て、ネジで固定します。ナットの穴にネジがはまったら、仮固定していたガムテープを剥がします。
このガムテープの除去は意外と難しく、ドライバーの先を粘着面に軽く当てて、回転させながら巻き取るようにすることでようやく剥がせました。
ネジは最初は緩めに仮留めし、ブラケットの位置と角度が適切であることを確認してから本締めします。

樹脂ブラケットは厚みがあるため、これまで金属ブラケットを留めていたナビ付属の固定ネジでは長さが足りませんでした。そのため、手持ちの長さ約12mm、φ5mmのインチネジを使用しました。(19インチラックのマウント用ネジと同じ規格です)
ナビ本体の側面とブラケットのネジ穴が合うように位置を調整し、左右2カ所ずつ、計4カ所のネジを仮留めします。ナビの向きが正しいこととブラケットの浮きがないことを確認したうえで、ネジをしっかり締め込めば、樹脂製ブラケットによるナビの固定は完了です。

ナビの固定自体は完了しましたが、ナビ背面の上部に大きな開口部があり、内部のカラフルな配線が丸見えです。この状態では、車内のホコリがセンターコンソール裏に入り込む原因にもなりますので、対策を行います。

「大人の正月休み宿題工作 中華13.1インチAndroidナビの背面カバー作成」のときよりも、今回は開口部が広いため、樹脂ブラケットの上辺に沿ってカバーを差し込んで蓋することにしました。
2DIN開口部に2cmほど差し込める縦の長さと、2DIN開口部より少し広めの横幅で発泡プレートをカットします。開口部が広いので、プレートの差し込み作業自体はスムーズです。プレートを差し込むことでプレートの抑えが十分に効くので両面テープでの固定は特になくても良さそうです。

横から見た状態です。写真では発泡プレートがカメラのライトの影響で明るく見えていますが、実際には目立ちません。側面は樹脂製ブラケット自体が黒いため、特に処理を加えなくても気にならない仕上がりです。
場合によっては、ブラケットの内側や外側に追加で発泡プレートを当ててみるのも良いかもしれません。

ナビの設置・取り外し・メンテナンス作業時の工夫について。
ナビ裏のコネクタ類は非常に取り外しづらく、作業時に無理をすると破損の恐れもあります。そこで、今回は配線を接続したままの状態で作業を行うことにしました。
このとき活躍したのが、棚の上と天井(梁部分)の間に入れる地震対策用の突っ張り棒です。画像のようにナビをしっかり支えてくれるので、一人作業には非常に便利です。複数人で作業できる環境であれば不要かもしれませんが、単独での作業では大いに助けになります。

交換後のナビの状態です。マウントブラケットの交換前よりもディスプレイが約1cm車内側に飛び出しました。また、ディスプレイの角度もわずかに垂直に近づいており、後部座席からの視認性が向上しています。
今回のマウントブラケットの交換により、これまでのように凸部にひっかけるだけの簡易固定から、ネジ留めによるしっかりとした固定方法に変更できました。
2枚の穴あき樹脂プレートのみでナビを支えているため、強度に若干の不安はあるものの、従来の簡易固定よりははるかに安定しています。
また、汎用L型金具は短いため、ナビの側面ネジを固定するのが(特に運転席側は)難しいですが、今回の樹脂ブラケットなら十分な長さがあるため作業性が大きく向上します。
これから大型画面の中華ナビを購入予定の方には、この樹脂製ブラケットの併用を強くおすすめします。(この記事で写っているナビは13インチです)
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