Windowsで写真現像 darktable 2.4

デジカメの写真現像といえばAdobeのLightroomが有名だが、貧乏人にはdarktableがある。そのdarktableがWindowsに対応したらしい。
というか、今までずっとWindowsでは使えなかったんだ?
せっかくなので入れてみた。

写真現像アプリdarktable 1
インストーラーを起動する。一応まともなアプリなのでセットアップウィザードが開く。
[次へ]をクリック。

写真現像アプリdarktable 2
ライセンス条件を確認して同意できるなら[同意する]をクリック。できないなら終わり。

写真現像アプリdarktable 3
インストール先の指定。初期値はWindowsでは標準的な場所。
[次へ]をクリック。

写真現像アプリdarktable 4
スタートメニューのフォルダ追加について。通常は変更の必要は無いかと。
[次へ]をクリック。

写真現像アプリdarktable 5
申し訳程度にコンポーネントの選択ができるが、現在はドキュメントだけ?要らないっちゃ要らないけど変更するまでも無いかと。
[インストール]を押す。

写真現像アプリdarktable 6
よほど速いストレージを使っているのでもなければそれなりに待たされる。

写真現像アプリdarktable 7
[完了]をクリックしてインストール完了。
インストーラーには変なところや迷うところは無い筈。

写真現像アプリdarktable 8
スタートメニューからdarktable見つけて起動する。
darktableというだけあって黒い画面が開く(Lightroomも黒画面だけど)。現像アプリとしては一般的な画面レイアウトで特に困ることは無い筈。

写真現像アプリdarktable 9
とりあえず左上のインポートで画像ファイルを指定して開く。
SONYのDSC-RX100で撮影したRAWファイルを選択してみたが、全く問題なく開くことができた。(カメラのRAWファイル対応表)

写真現像アプリdarktable 10
インポートした画像が中央に表示されるので右列で効果の種類を選択して効果をかけるという流れ。

写真現像アプリdarktable 11
右上にある[ライトテーブル][ダークルーム][その他]で画面切り替え。弄った画像の現像(出力保存)をしたいなら[ライトテーブル]を選択して右下のエクスポートとか。

利用できる効果は山ほどあるのでやりたいことは殆どできるんだと思うけど、多すぎて素人には使いこなせないというか使いこなせるようになるまでが大変そう。
それはLightroomも同じだろうけど、ユーザーが多くて利用者のノウハウが蓄積・共有されてるのと有料・無料のプリセット・プラグインが豊富なのでやっぱり強いかな。darktableはMicrosoftのOfficeに対応するLibre Office、Photoshopに対するGIMPのようなもので、カタログスペック的には頑張ってても使ってみると「とてもイマイチ感」は強い筈。
Linuxで現像したいというのであればdarktableもアリかとは思うけど、個人的にはdarkroomは使ってなくて、機能・画像効果なんか殆ど無いけどアホみたいに簡単なSONYのWindows用RAWデータ現像・閲覧ソフト「Image Data Converter」(無料)で十分なんだよね。(IDCはSONYのカメラのRAW現像用なので変な期待をしない。あと、SONYの現在の推しはImaging Edge (Windows 64bit専用)らしいので今からIDCは勧めない。)

関連記事:

BubbleUPnP for DLNA/ChromecastでVolumioを操作

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 1

この記事はAndroid上で音楽を再生するのではなくVolumioのリモコン替わりにしようというものなので勘違いなく。

以前からできたかどうか不明(Ver.2.344以降?)だけどVolumioはWeb UI以外でも外部から操作できる。
AndroidからVolumioを操作しようとするならUPnPとかDLNAとかのキーワードで探すといろいろあるようだが、幾つか試した中で個人的にお気に入りはBubbleUPnP for DLNA/Chromecast (以下BUPnP)。
Google Play: 無料版(広告有)ライセンス(有料)

つまり、DMCとしてBUPnPを利用し、DMRとしてVolumioを使う。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 2
BUPnPを起動し、左上の (メニュー)を押す。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 3
レンダラーをVolumioにする。←この記事はこれがキモ
このときAndroid端末とVolumioが同じネットワーク内に居ないとVolumioは表示されない筈。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 4
レンダラー選択後にメイン画面に戻るまたは右下の[LIBRARY](ライブラリ)に戻る。 上部のプルダウンメニューをクリック。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 5
ライブラリの選択画面が表示される。Plex Media Server(上の画像の赤枠)やWindows Media Playerをメディアサーバにしたもの(上の画像の赤枠の上のDESKTOP-***)のような家庭内に存在するメディアサーバを選択する。[Local and Cloud]はこの記事では無視。
2つ前の画面のレンダラーの下にある[LIBRARY]でも切り替えられる。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 6
アルバム・アーティストの一覧などから選択できる。(普通)

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 7
アルバムの1つを選択してみた。アルバム内の曲の一覧が表示される。曲単位での操作も可能だが、右上の (再生)ボタンを押すとアルバム内の全曲がプレイリスト(キュー)に入り、再生が始まる。ただし、プレイリスト登録の動作が少しトロい。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 8
左下の[NOW PLAYING]を押すと現在「再生中のアルバム」が表示される。ここが「現在再生中の曲」でないところが注意。アルバム名やアーティスト名は表示されるが曲名は表示されない(ことがある)。しかし、再生中の曲の長さやリアルタイムな転送速度など一部の情報は表示される。(謎仕様)
ただし、アルバムの画像(上の画像では人型の頭3つが表示されている部分)をクリックすると再生中の曲の情報が表示される。(↓次画像)

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 9
再生中の曲の情報(メタデータ)が表示される。

BubbleUPnP for DLNA/Chromecast 10
[NOW PLAYING]の画面からスワイプして右隣の画面にするか、画面下部の中央の[PLAYLIST]を押す。
プレイリスト(キュー)に入っている曲の一覧が表示される。アルバムの再生ならこの画面を見るとようやく曲の一覧と再生中の曲がどれかというのが解る。

音量の調整はAndroid端末の音量ボタン↑↓で行う。画面操作での音量調整は無いっぽいメニュー→Settings→Now Playing→Show volume control→Onで初期値はスライダーの音量調整が[NOW PLAYING]に表示される。スライダー調整から表示・反映までタイムラグが少しある。もちろん、Android端末の音量が変わるのではなくRaspberry Pi (+ DAC等) + Volumio の音量が変わる。
なお、画面左下の[NOW PLAYING]を押して現在再生中の曲の画面で右上の︙を押すとMute (ミュート)があるが、Volumioのリモコンとして使用する場合は動作が不完全なので使わない方が良さげ。
BUPnPは、変な部分が無いわけではないが全く意味不明ということではなく、大部分は初見で直感的に操作ができるので良いアプリだと思う。
少なくともVolumioのWeb UIで操作するよりはずっと良い筈。

関連記事:
Up