2つのLANをつなぐルーター作成

前回の記事。中華監視カメラを買ってみたが、インターネットとつながるところに置くと中華クラウド等と通信しまくることが判った。
そこでNVR専用Lanを作り既存のLanとルーター(ファイアウォール付き)で接続することにした。つまり前回の記事の最後の図(↓)にする。

NVR専用Lanを作るの図

NVR Lan用ルーターのネットワーク設定

今回はルーターとしてはSBC(NanoPi NEO2)を使うことにしArmbian(Debian) Bullseyeをインストールした。これはnftablesがファイアウォールとして使える。ネットワークの設定には、今回はNetworkManagerを使うことに。
NetworkManagerの設定ファイルは /etc/NetworkManager/system-connections に保存されている。

nvr用ルーターの外向けNICの設定は特に普通に外側LANに参加する内容だけ。つまり上の図の「家庭用Lan」側を普通に設定するIPアドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウェイ,ネームサーバなど。デフォルトゲートウェイは「家庭用Lan」のインターネット向けのルーターのIPアドレスを指定しておけば問題なさそう。ネームサーバも同じく「家庭Lan」で使っているものを指定しておく。今回、「家庭Lan」は 192.168.0.0/24 とする。

/etc/NetworkManager/system-connections/外向けNIC.nmconnection (一部)
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[ipv4]
address1=192.168.0.16/24,192.168.0.1
dns=8.8.8.8;8.8.4.4;
dns-search=
method=manual
上の例は、 192.168.0.16が外向けのIPアドレスでサブネットマスクは255.255.255.0 (/24)、デフォルトゲートウェイは192.168.0.1。ネームサーバは8.8.8.8と8.8.4.4(Google) という指定。 method=manualなので当然DHCPではなく手動(固定)。

「NVR用 Lan」は、「家庭Lan」とは別のネットワークにするのでここでは 192.168.128.0/24 とする。
ルーターの内向けNICが「NVR用 Lan」に向いている。

/etc/NetworkManager/system-connections/内向けNIC.nmconnection (一部)
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[ipv4]
address1=192.168.128.1/24
dns=192.168.128.1;
dns-search=
method=manual

上の例は、192.168.128.1が内向けNICのIPアドレスで、サブネットマスクは255.255.255.0 (/24)、デフォルトゲートウェイは指定しない。ネームサーバは自身である192.168.128.1にしている。もちろん別途の設定でこのルーター上でリゾルバを動かしてやることになる。実際にはNVR Lan向けのリゾルバは無しでも良いし「家庭Lan」用のリゾルバを指定でも可。この場合はファイアウォールの設定によってはカメラが名前解決できないけど問題はない。

ルーターにするので、その指定を1行追加。

/etc/sysctl.conf (1行追加)
net.ipv4.ip_forward=1
たとえばNICのeth0でIPv6を無効にするなら
/etc/sysctl.conf (1行追加)
net.ipv6.conf.eth0.disable_ipv6=1 他のNICでIPv6を無効にするのであればeth0の部分をそのNICの名前に変更する。すべてのNICでIPv6を無効にするならeth0の部分をallにする。
ただし、USB NICなどを使っている場合は/etc/sysctl.confに書いた net.ipv6.conf.USB-NIC.disable_ipv6=1 や net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1 は効かないことがあるかも。

NVR Lan用ルーターでDHCPサーバを動かす

おそらくDHCPサーバのパッケージはOS標準で入っていると思われるが、もしも無ければ sudo apt install isc-dhcp-server などとしてインストールする。

/etc/dhcp/dhcpd.conf (一部)
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subnet 192.168.128.0 netmask 255.255.255.0 {

    range  192.168.128.192 192.168.128.254;
    default-lease-time 1296000; #2 weeks
    max-lease-time 2592000; # 4 weeks

    option routers              192.168.128.1;
    option subnet-mask          255.255.255.0;
    option domain-name          "nvrnet";
    option domain-name-servers  192.168.128.1;
    option time-offset          32400;  # Japan Standard Time
    option ntp-servers          192.168.128.1;
}

host camera1 {
    hardware ethernet 00:00:00:00:00:00;
    fixed-address 192.168.128.70;
}

NVR Lan用のDHCPサーバなのでデフォルトルートはルーターの内向きNICのIPアドレスになります。また、リゾルバをルーターに置くならネームサーバも内向きNICのIPアドレス、NTPサーバもルーターで動かすので内向きNICのIPアドレスにします。
rangeでリース範囲を指定。上の例だと192.168.128.192 - 192.168.128.254にしている。つまりDHCPで動的に割り当てられるIPアドレスはこの範囲のどれかになる。
しかし、カメラやNVRサーバのネットワーク設定をDHCPまかせにする予定ならアドレスが動的に変わると困るかもしれないのでhost指定でMACアドレスとIPアドレスを指定しておく。(上の例ではカメラ1のMACアドレスが00:00:00:00:00:00でIPアドレスが192.168.128.70)。固定させたいIPアドレスはできれば上のrangeで動的に割り当てられる範囲の外にしたい。つまり固定用の範囲を広めに取ってrange(動的割当)の範囲は狭めにする。(上の例では 約/26 = IP63個と広めにしているがそんなに取る必要はない筈)

複数のNICがあるホストでDHCPサーバを動かす場合は動くインターフェイスを指定しておかないと例えば外向きで動作したら意味がないというか迷惑。
インターフェイスを確実に指定する。

/etc/default/isc-dhcp-server (変更)
INTERFACESv4="eth0" これは内向きNICがeth0の場合。
DHCPサービスを動かす。
$ sudo systemctl enable isc-dhcp-server   #サービス有効化
$ sudo systemctl start isc-dhcp-server    #サービス開始
$ sudo systemctl status isc-dhcp-server   #サービス稼働を確認

NVR Lan用ルーターでNTPサービスの設定を行う

NVRサーバにしろIPカメラにしろ「監視」を行うのであれば正しい時刻を記録することが重要。時刻合わせできるようにしなければならないので「NVR Lan」内で利用可能なNTPサーバを用意する。NTPサーバだけを建てるのも良いかもしれないがSBCやPCをLinuxルーターにするのであればそいつでNTPサーバを動かしてやるのがてっとりばやい。
最近のLinuxではChronyが標準で入っていてNTPクライアントとして動いていることが多いかも。そこで、そのChronyに設定を加えてNTPサーバにする。

/etc/chrony/sources.d/local-ntp-server.sources (新規作成/編集)
server 192.168.0.1 prefer
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp

この例では192.168.0.1は「家庭Lan」のインターネット向けルーターで、そこで「家庭LAN」用メインのNTPが動いていることを想定している。他の3つはMFEEDの公開NTPサーバを指定している。

NVR LanにあるNVRサーバやIPカメラからNTPサーバにアクセス可能にする。

/etc/chrony/conf.d/allow.conf (新規)
deny 0.0.0.0/0
allow 192.168.128.0/24

ファイル名は *.conf であれば何でも良さそう。allowは許可、不許可ならdeny。
上の例では先にすべてのIPアドレスを不許可にした上で「NVR Lan」である 192.168.128.0/24 からのアクセスを許可指定している。ローカルホストである127.0.0.1はallowしなくても許可されるみたい。「みたい」が心配だったらallowとして書いておく方が良いかも。

$ sudo systemctl restart chrony    #サービス再起動
$ sudo systemctl status chrony     #サービス稼働を確認
$ sudo chronyc accheck 192.168.0.1 #家庭LanのIPアドレス等を確認
209 Access denied                  #アクセス拒否になることを確認
$ chronyc accheck 192.168.128.255  #NVR Lan用のIPアドレスの何かを確認
208 Access allowed                 #アクセス許可になることを確認

# 1〜5分待ってから

$ chronyc sources                  #上位NTPサーバとの時刻同期を確認

リゾルバ

NVR Lan向けリゾルバは省略。キャッシュ機能付きDNSリゾルバであるunboundでも入れておけば良いかと思われる。

ファイアウォールnftablesの設定

最近のLinuxではiptablesを装ってnftablesが入っているかもしれないが不完全な状態かもしれない。(よくわからない)
nftablesのパッケージをインストールするなら apt install nftables

/etc/nftables.conf (ベース部分)
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#!/usr/sbin/nft -f

flush ruleset

table inet filter {

    chain input {
        type filter hook input priority 0;  policy accept;
    }

    chain forward {
        type filter hook forward priority 0; policy drop;
        ip daddr 192.168.128.0/28 accept
        ip saddr 192.168.128.0/28 accept
    }

    chain output {
        type filter hook output priority 0; policy accept;
    }

}

どのチェーンに書くのかはどうでも良い気もするが、今回はforwardチェーンをデフォルトポリシーをdrop(破棄/遮断)にした上で、192.168.128.0/28 (192.168.128.0 - 192.168.128.15)を送信元あるいは送信先とするパケットをaccept(許可/受入)するルールを2行書いた。 あくまでもベースなのでこんな2行だが実際には運用するにはもう少し足す必要があるかも。 NIC別にチェーンを分けてルールを書くのは良いことだと思うが「頭がこんがらがる」ので単純なルーターではあまり複雑にしない方が良さそう。

nftablesを起動する。

$ sudo systemctl enable nftables    #サービス有効化
$ sudo systemctl start nftables     #サービス開始
$ sudo systemctl status nftables    #サービス稼働を確認

これで、「NVR Lan」用のルーターが完成。ただし、このルーターだけ作って喜んでると上手く行かなくて悩むことに。この記事で「家庭 Lan」としている側のネットワークにNVR Lan用の「静的ルートを追加」してやる必要があるので忘れない。(判っていてもこれが意外とアタマからすっぽ抜けてて上手く行かなくて悩むことになるのよね)

既存のネットワークに静的ルートを追加

家庭LanのルーターがLinuxなら

$ sudo route add -net 192.168.128.0 gw 192.168.0.16 netmask 255.255.0.0 eth1
とか 指定方法は複数。

家庭LanのルーターがFreeBSDなら
# route add -net 192.168.128.0 -netmask 255.255.255.0 192.168.0.16

192.168.128.0/24がNVR Lan、192.168.0.16が今回作ったルーターの外向き(家庭Lan向き)のIPアドレスとする。

もちろん、上のコマンドで作ったルートはシステムを再起動したら無くなるので適切な設定ファイルに静的ルートを書いておく。
その他の「家庭Lan」にあるホストも(NVR Lanに用があれば)同様に静的ルートを追加する。

「家庭Lan」用DHCPサーバがある場合

(今回作った「NVR Lan」用ルーターのDHCPサーバではなく)「家庭Lan」用のDHCPサーバに静的ルートを追加してしまえばDHCPでネットワーク設定を行うホストについては静的ルートを個別に設定してまわる面倒が無くて済む。DHCPオプションの設定追加だが書き方がちょっと特殊なのとDHCPサーバの種類によって設定の仕方が違うかも。(今回はisc-dhcpd)

/usr/local/etc/dhcpd.conf (変更/追加)
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option rfc3442-classless-static-routes code 121 = array of integer 8; #静的ルート 非Windows用
option ms-classless-static-routes code 249 = array of integer 8;      #静的ルート Windows用

subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 {            #既存の設定
    range 192.168.0.196 192.168.0.223;                #既存の設定
    option time-offset 32400;  # Japan Standard Time  #既存の設定
    option routers 192.168.0.1;                       #既存の設定 デフォルトルートだが効かなくなるかも
    option broadcast-address 192.168.0.255;           #既存の設定
    option ntp-servers 192.168.0.1;                   #既存の設定
    option tftp-server-name "192.168.0.4";            #既存の設定
    option rfc3442-classless-static-routes 24, 192, 168, 128, 192, 168, 0, 16, 0, 192, 168, 0, 1; #静的ルート 非Windows用
    option ms-classless-static-routes 24, 192, 168, 128, 192, 168, 0, 16; #静的ルート Windows用
}
#後略

場所を分けて4行書く感じ。ネットワークアドレスの書き方が特殊でサブネットマスクの後にIPアドレスでピリオドではなくカンマ(コンマ)並べて書くことで複数書ける。

以上で「家庭Lan」と「NVR Lan」の2つのネットワークの間で通信できるようになった。ただし、怪しい中華カメラがNVRのLan外と通信できないよう192.168.128.0/28 (192.168.128.1 - 192.168.128.15)だけが家庭LANやインターネットと通信可能。
次回は、中華監視カメラをNVRサーバ(Windowsアプリ)に接続して映像を記録するという基本的なことをやる予定。

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Banggoodで1530円の1080P監視カメラを買ってみた

1530円の中華監視カメラ

1530円の中華監視カメラ 1
Banggoodで本体価格1530円、送料無料の1080P監視カメラが売られていたのでポチってみた。
この手のネットワークカメラは、屋外設置を想定した防水のパン(横首振り),チルト(上下首振り),ズーム対応の所謂PTZカメラでしっかりした駆動系とまともな光学系を搭載した製品は安くても1万円以上、中華の怪しい製品がPTカメラで3000円以上PTZカメラで5000円以上が相場。まともな駆動系と光学系を搭載すると本体が大きくなるので送料も高い。
要するに送料無料で1530円は格安。ただし、ちゃちな造りのおもちゃなので形が同じでも本格的な製品とは雲泥の差です。
BanggoodはAliExpressより価格高めの傾向だけど探すと稀に異常に安いのがある。しかも、AliExpressは相場より大幅に安い品は発送されないことがあるのに対してBanggoodは一応届くので嬉しい。

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今回は「日本ダイレクトメール」で送られた。注文から届くまで1週間なので早い方。今回は輸送はOCSなのかな?追跡ではFLYT EXPRESSだった。日本国内は佐川急便。監視カメラ以外に同時に注文した品物も一緒に入ってた。

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監視カメラ本体と充電器の箱。(一緒に注文したその他の買い物の品は写していない)
監視カメラ本体の箱は盛大には潰れてはいないが蓋の面をホコリがうっすら覆っていた。売れ残り? っていうか、埃くらいははたいてから出荷して欲しい。充電器の箱はグッシャリしてるが、この程度なら中身は問題ない。そして中華の買い物ではこの程度の潰れはマシな方。

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監視カメラの箱の側面に型番の書かれたシールが貼られていた。IPC-V380-Q10というのがこの監視カメラの型番らしい。

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監視カメラの箱を開けると緩衝材のたぐいはほぼ無い。一応本体を固定するための薄いプラの凹トレイはあったが、これで中国の乱暴な荷扱いに耐えるって思えるのが凄いかも。

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箱の中身のすべて。
こんだけしかない。

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カメラ本体の背面。右の球体のような部分がカメラ部分で手前に見えている円形のたくさんの穴はスピーカー部分のよう。ちなみにこのカメラは一応IP66の防塵防水ということになっているけど、IPX6というのは防水性としてはあまり大したことはない。防滴に毛が生えた程度に思った方が良さげ。スピーカーの小さな穴はこの部分が垂直であれば水滴が内部に入ることはないだろうということか?
左の棒のようなものはWi-Fiアンテナ。この製品は技適無しなのでWi-Fiは使用禁止。(技適特例申請した場合を除く)

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カメラの正面側。右下の単3電池は大きさ比較用。(このカメラには電池は入らない)
カメラレンズの上に可視光のライトと赤外線ライトがあるっぽい。

2022年3月15日追記: 夜間など暗くなると自動的に赤外線モードに切り替わる。赤外線モードでは映像は白黒になりFPSはカラーモード時の半分程度に下がるよう。なお、夜間であっても可視光ライト点灯時はカラーモードに切り替わる。照明モードを自動にすると夜間は白黒モードで動作しカメラの視野内で動体を検知するとライトが点灯しカラーモードに切り替わる。画面内の動きがなくなるとライトが消灯して白黒モードに戻る。照明の点灯オフを設定するとライトは点灯しないため夜間等はずっと白黒。白黒モードはかなり暗いところでもしっかり明るく見える。ただし、映像は荒い。ライト点灯カラー時もそれなりに明るい感じだがカメラ視野内全体がしっかり見えるのは白黒モード。

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壁に取り付ける面。ぽっかり空いた大穴部分を覆うスポンジは付属しなかったが、YouTubeで幾つかの動画を見た限りではスポンジの付属の有無はバラバラのよう。

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Wi-Fiアンテナが2本あるのだが、それから伸びてきたアンテナ線が2本、心配なほど細い。白い太いコードと一緒に奥の穴に通されているがカメラの設置場所によっては壁面を雨が勢い良く伝ってきてこのアームに入り込むこともあるかと思うと心配。そもそもIPX6の防水性能だと雨に晒される壁面ではなく庇の直下で雨が直接かからないところに設置するのが良さそう。

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説明書は折り畳んだペラもの。カメラ制御アプリのURLのバーコードとアプリの使い方が書かれているだけ。監視カメラ自体についての説明はまったく無い。この中華アプリは正直なところ使いたくない。ただし、Wi-Fiで使いたいということであればイヤであろうとこの中華アプリは必須かも。(家庭などの無線LANにカメラを参加させるために)
なお、このカメラのWi-Fiについては試していないので不明。ネットワーク設定前(初期値)は常識的にはアドホックモードで起動する筈。

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これが今回付属したACアダプタ。YouTubeの動画を幾つか観たかぎりでは黒いACアダプタが付属しているのしかなかった。このACアダプタは販売店によって何が付くかは違うのかも。 なお、今回は日本のコンセントに挿せるUSプラグのACアダプタは在庫切れでEUプラグで注文したのでこのプラグ。そして、「がとらぼ」の中の人はEUプラグとUSプラグの変換プラグは持っていない。変換プラグは電気屋で数百円程度で売ってるし変換パターンは限られるがはダイソーでも100円で売られている。
ACアダプタは出力が12V/2Aで5mmプラグ、芯側がプラス。結構ありふれたタイプなので家庭に1つくらいは使ってないのが転がってるかも。

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室外防雨型と書かれているにも関わらず線が出ている側(この面を下にして設置することになっている)は全く防水になっていない。普通に密閉タイプのACアダプタの方が よほど水が入らないように思える。雨だけではなく霧や結露が心配。
これは怖くて屋外には置けない。

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「がとらぼ」の中の人の家に転がっていた12V/2A, 5mm, 芯+のUSプラグのACアダプタ。暫くはこれを使う。

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上の画像ではよくわからないが、カメラとライトを覆う透明板はなんか汚い。普通は購入時にはビニールの保護シートが貼ってあって、カメラを設置してからそれを剥がすということになる筈だがそのシートが無かった。一応クロスで拭ってみたが手で触ったような脂みたいなのが取れない。なんか不満。

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カメラの下側。ネジが2つあってそれを外すとmicroSDカードを入れることができる。そのネジを外すためのドライバは付属のものが使える。

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microSDカード用スロットだけを覆えるサイズの黒いゴム状のシートが蓋に貼られている。一応、これでmicroSDカードスロットの防水性が保たれるよう。
YouTubeの動画ではこの蓋がネジ止めではなく防水スマホのUSBポートを覆う貝柱付きのはめ込み式の蓋のようになっているのもあった。

1530円の中華監視カメラ 18
本体の壁面取り付け部分から伸びる白いコードは途中で3本に分かれる。左からACアダプタ接続ポート、有線LANポート、リセットスイッチ。スイッチには蓋が付いている。LANポートも白いパイプ状の覆いが付属している(上の画像には写っていない)。電源ポートだけは覆うものが何も付属しない。屋外に設置するなら自己融着テープとビニールテープで防水化する方が良さそう。(養生無しだと錆びそう)

カメラには電源スイッチはなく、ACアダプタを接続すると電源がオンになり数秒後にスピーカーから女性の声(英語)でカメラの状態を知らせる。これが結構大音量なので驚く。また、カメラのライトがフラッシュする。
有線LANが優先なので、有線LANケーブルが繋がっていれば(通信できる状態であれば)、無線LANは起動しない。つまり電波が出ないので日本でも堂々と使用可能。有線LANを接続しないまたは有線LANで通信できない状態だと無線LAN(Wi-Fi)が通信を始める。アプリでWi-Fiの設定をしてカメラが(家庭などの)無線LANに接続できる状態になる迄はアドホックモードで無線LANの接続待ちになると思われる。この部分は試していないので未確認だが、技適無しの機器で電波を出すのはマズい。

このカメラは、専用アプリまたはONVIF対応のアプリなどでパン(横方向の首振り)とチルト(上下方向の首振り)を制御できる。このパンとチルトの動作音は静か。ほぼ無音。ライトの制御は専用アプリでは行えるのかもしれないが、ONVIFで制御できるのかは不明。他にカメラのマイクで拾った音声はアプリで聞けるようだがアプリ側で喋った音声がカメラのスピーカーから出るようにするのがONVIFでできるかは不明。

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カメラがどんな通信をするのかルーターに置いたtcpdumpでキャプチャした。(敢えてカメラがインターネットと通信できる状態にした)
カメラの電源投入から1時間程度の短時間であったが、ucloud, alisoft, ASEP(Alibaba.com Singapore E-Commerce Private Limited)とのクラウドのサーバと通信しまくる。
通信先のIPアドレスは数えたところ10だった。他の通信先も存在するのかはわからない。
名前解決を行ったホスト名は、

  • logs.av380.net
  • rapi.av380.net
  • ipcupdate.av380.net
  • wpad.nvrnet
  • ipc1300.av380.net
  • rg59ak3.nvcam.net
  • ntp.sjtu.edu.cn
  • alarmserverlist.av380.net
  • nvan2.nvcam.net
これ以外にも長時間待てば名前解決が発生したかもしれないが不明。
カメラの機器情報を送っているのは判ったが他の内容はよく判らなかった。おそらく機器情報の管理用のサーバや映像を保存するためのサーバと何らかの通信しているのだろうが頻度が高すぎ。そして映像保存サービスを利用する場合を除いては保存に関する通信を停めてくれないと怪しすぎる。

NTPサーバの情報はDHCPで設定していてもそれは使ってくれない模様。おそらく上のntp.sjtu.edu.cnだけを使うものと見られる。なのでNVR用LANに置いたリゾルバでntp.sjtu.edu.cnというホスト名をNVR用LAN内のNTPサーバのIPアドレスに正引きできるようにすれば良さそう。NTPサーバと通信できない場合は監視カメラの時刻がどんどんズレていくので映像に書き込まれる時刻とNVRサーバが書き込む時刻に乖離が発生する。一応NVRサーバが映像に書き込む時刻が正しければ十分ではあるけど気分が良くないのでここは適切に対処しておきたいところ。

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カメラを室内に設置してペットカメラにしようと目論む人は多い筈。防犯目的であったとしても、外出先でスマホでカメラを操作して見たいところを見るというのは便利そう。そして、中華監視カメラはクラウドに映像を(有料で)保管できるようになっているのが多い。これは便利に思う人もいるかも。
「カンタン」「便利」は良いのだが、カメラが勝手に中華のクラウドサーバと通信しまくるのがどうにも危険。中共の命令で何してくるか(中国には国防動員法があるので何をされるか)わからないので怖すぎる。カメラと通信できることを利用してLAN内の他の機器に攻撃されかもしれない。そうでなくてもアプリやカメラがウイルス入りかもしれなくて怖い。正直怪しいデバイスは普通のLANには置くべきじゃないし、インターネットにつながるべきではない。

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最近のネットワークカメラはONVIF対応が多い。今回購入した1530円カメラでさえONVIF対応。(意地でも専用アプリを使わせたくてONVIF非対応なカメラもあるので最近の製品であっても全てがONVIF対応であるわけではない。) NVR専用ネットワークを作り、ONVIF対応のNVRサーバでONVIF対応カメラを制御するようにしてLAN(上の画像では家庭LAN)やインターネットと通信できるのはNVRサーバだけにする。こうすれば、カメラがリアルにトロイの木馬であったとしても(家庭)LANは安全でカメラが直接インターネットにつながることもないので問題ない。NVRサーバは中華基板のケース無しなら3000円台からある(昨年までは1500円程度も多くあった)けど、NVRサーバが怪しい中華では意味がないので1万円以上の非中華な製品が欲しいところ。NVRサーバのソフトウエアを入れた古いPCでもいける。

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