無料セキュリティソフト Kaspersky Free

少なくとも2020年以降はWindows標準搭載のWindows Defenderの方がサードパーティー製のウイルス対策製品より性能が良いかもしれないので、Windowsではウイルス対策製品はもう買う必要はないかもしれません。

7月25日にカスペルスキーが製品提供20周年を記念して無料アンチウイルスソフトKaspersky Freeをリリースした。と、いっても既にロシア・中国・ウクライナ・北欧はリリース済み。今回は一応世界対応版ということになっているけど、カメリカ・カナダ・カリブ(地域)・カザフスタン・ベラルーシが正式対応になっただけ。順次正式対応地域が増えて、日本は2017年10月後半に正式対応地域(日本語対応?)になるみたい。

Kaspersky Freeは無料ということだが一応ライセンスは必要ということらしい。インストールしてアクティベーションすれば少なくとも1年間は無料のまま利用できる。その後のライセンス更新については無料で行えるのか今のところはよくわからない。

Kaspersky Free 1
画像 1:
Kaspersky Freeは既存のKaspersky製品をリプレースするものではなく別製品という扱い。求めているセキュリティの範囲をKaspersky Freeでは十分に満たせないと思ったらその機能を有する別製品の導入も検討することになるかと。
上の画像と違うページだけどKaspersky Freeのページのリンク。

Kaspersky Free 2
画像 2:
Kaspersky Free(左)と有料版のKaspersky Internet Security(右)との機能比較。
個人的には余計なのが付いていないKaspersky Freeの方が好みではある。

Kaspersky Free 3
画像 3:
システム要件。一応Windows XP SP3以上のほぼ全部対応。Windows Server版を除く。必要な性能面もかなり敷居が低いので、今どきのPCでこれを満たせないことはほぼないかと。

Kaspersky Free 4
画像 4:
ダウンロードしたファイルを実行。
[Continue]を押す。

Kaspersky Free 5
画像 5:
[Install]を押す。

Kaspersky Free 6
画像 6:
インストール開始。数分かかる。

Kaspersky Free 7
画像 7:
[Done]を押す。
インストール完了、と思ったらそうでもない。

Kaspersky Free 8
画像 8:
既にKaspersky製品を使用していてKasperskyポータルのIDを持っているなら右列でログイン、IDが無いなら左の[Register now]から登録開始。

Kaspersky Free 9
画像 9:
こちらはKasperskyポータルの登録画面。
メールアドレスとパスワード2回入力。チェックボックスは上の画像のようにBy creating an account, you accept the Privacy Statementの方だけにチェックするのがオススメ。もうひとつのI agree to・・・の方にチェックするとおそらくKasperskyから不要な案内メールがいろいろ届くことになるかと。「メール欲しいわ」って人はチェック。
[Create an account]を押す。

Kaspersky Free 10
画像 10:
アクティベーションとレジストレーションが入り混じって解りにくい表示だが、アクティベーションは完了したらしい。
[Done]を押す。
数秒〜数分でKasperskyから確認メールが届く。そのメールのリンクを押して登録を完了させる。

Kaspersky Free 11
画像 11:
Kaspersky Freeのメイン画面。

Kaspersky Free 12
画像 12:
1つ前の画面11の中央の[Database Update]にUpdate requiredが表示されていたのでデータベースの更新を行う。
左の赤い破線の四角の部分がNever runになっているので一度もデータベースが更新されていない。(インストール直後なら当たり前)
その上の[Run update]を押す。2017年7月26日時点ではデータベース更新のためにダウンロードされる容量は小さく時間も10秒ほどで完了した。
今後は長くなるかもだけど。

Kaspersky Free 13
画像 13:
画面左下の[]で設定メニュー。
左列の[Protection]で機能のON/OFFを選択できる。Kaspersky Freeでは4つの機能のみ。基本4つともONで。

Kaspersky Free 14
画像 14:
左列で[Scan]を選択。標準のセキュリティレベルはMediumということらしい。これがRecommended(推奨)になっている。

Kaspersky Free 15
画像 15:
他も触れるようだけど標準値でいいかな。まぁ無料アプリなのにいろいろ指定させてくれるのは好感できるよね。

Kaspersky Free 16
画像 16:
画面右下のLicense:*** days remainingの部分を押すとライセンス表示画面。

Kaspersky Free 17
画像 17:
こちらは同じくライセンス表示だけど、画面16のLicense:*** days remainingの左隣りにあるMy Kasperskyからログインしてからオンラインで「ライセンス」を確認したもの。
この画面に(無料の)「ライセンス更新」の案内が表示されたら安心できるのに・・

Kaspersky Free 18
画像 18:
メイン画面(画像11)で[Scan]を押した。
基本は左列の[Full Scan]ということのようだが、対象を選択してのスキャンやあまり役に立たないQuick Scanも行える。
普通かと。

Kaspersky Free 19
画像 19:
タスクマネージャで見てみた。この画面で見るかぎり平時のメモリ使用量は50MB程度と意外なほど少ない。「いいね」

Kaspersky Free 20
画像 20:
Kaspersky Freeをインストールするとおそらくデスクトップ上にKaspersky Freeとは別にKaspersky Secure Connectionというアイコンが登録される筈。それを起動。
いまいち詳細不明だけどVPNを使った通信の保護機能みたい。

Kaspersky Free 21
画像 21:
容量無制限のセキュア通信を行いたい場合は有料っぽい。
しかし、そのサービスを得るために[Subscribe]を押したがどうしたらよいのか不明。有料サービスなのにそこにたどり着けないってダメでしょ。

Kaspersky Free 22
画像 22:
とりあえず無料で利用できるのは300MB(1日あたり?)らしい。これは本当にお試しレベル。
下部のオレンジ色の[Get more]をクリックするとようやく有料メニューを見ることができた。PC5台まで1ヶ月$4.99、PC5台まで1年$29.99ということらしい。
価格としては良心的とは思うけどKasperskyのVPNをどこまで信用できるか、速度・レスポンスに満足できるか?だよね。

以上、広告が出るでもなくあまりにも露骨な有料版へのアップグレードへの誘導もない(全く無いわけではない)ので無料アプリとしては良心的な印象。

問題はKaspersky製品にスパイアプリだとかサイバー攻撃に使用されているという疑惑があること。最近は米露が険悪な雰囲気なのでロシア製カスペルスキーが叩かれているだけだと思うなら素直に利用すれば良いけど、心配だという人も多い筈。
パケットキャプチャで暫く眺めたが、他のセキュリティアプリと同じくKaspersky FreeもひっきりなしKasperskyのサーバーと通信しまくる。内容が不明なのでスパイアプリの疑惑を払拭できない。
個人的にはKasperskyだけでなく他のセキュリティアプリもそれぞれのサーバーと通信しまくるのが大嫌い。自分のPCが乗っ取られて好き放題使われているようにしか見えない。

だから自分のPCにKaspersky Freeを入れてを使うかとなると疑惑の有無に関わらず「う〜〜ん」というのが今のところの正直な気持ち。他人にオススメするかとなると疑惑がある以上ちょっと無理。疑惑が晴れればオススメでいい。

NanoPi NEO2ベンチマーク (公式イメージで)

NanoPi NEO2

NanoPi NEO(無印)とNanoPi NEO2のOSとしてこれまでずっとarmbianを使っていた。
でも、新機種で高性能なNanoPi NEO2用の方(というかSoCがH5なボード)が2017年6月上旬のLinuxカーネルバージョンアップ以降?にStableから外されてしまって普通にはどうしてよいやらになっている。ソースからビルドもできないし。ソースツリーを真っさらからやり直したらビルド出来たスンマセン
とりあえずarmbianのNanoPi NEO2用のイメージファイルを入手したければhttps://dl.armbian.com/nanopineo2/にまだ残ってはいる。Ubuntu Xenialのnightly版は何故か最終更新日2017年7月3日という1ヶ月ほど新しいのもある。(試してないのでビルド日は不明)

元々armbianのNanoPi NEO2用はあちこち未完成感の高いものだったけど開発が進むどころかハブンチョされるというのはガッカリ。

そこでというか、そういえばFriendlyElecが提供している公式のOSイメージファイルって使ったことがないやっていうことで今更ながら試してみた。

 _____     _                _ _       _____ _     _____ ____ 
|  ___| __(_) ___ _ __   __| | |_   _| ____| |   | ____/ ___|
| |_ | '__| |/ _ \ '_ \ / _` | | | | |  _| | |   |  _|| |    
|  _|| |  | |  __/ | | | (_| | | |_| | |___| |___| |__| |___ 
|_|  |_|  |_|\___|_| |_|\__,_|_|\__, |_____|_____|_____\____|
                                |___/

Welcome to Ubuntu core 16.04 LTS 4.11.2
System load:   0.43             Up time:       2 min            Local users:   2
Memory usage:  7 % of 482Mb     IP:            192.168.0.***
CPU temp:      25°C       
Usage of /:    8% of 15G

 * Documentation: http://wiki.friendlyarm.com/
 * Forum: http://www.friendlyarm.com/Forum/

結局Ubuntuなのね。

UNIX Benchは流石に公式はCPU全力稼働するだろうから期待できるかも。

========================================================================
   BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)

   System: NanoPi-NEO2: GNU/Linux
   OS: GNU/Linux -- 4.11.2 -- #267 SMP Fri Jun 30 12:03:20 CST 2017
   Machine: aarch64 (aarch64)
   Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
   00:53:51 up 16 min,  3 users,  load average: 0.77, 0.50, 0.30; runlevel 5

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Jul 22 2017 00:53:51 - 01:23:03
0 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables        5197615.6 lps   (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone                      933.7 MWIPS (10.0 s, 7 samples)
Execl Throughput                               1197.6 lps   (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        159672.7 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           50291.6 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        339456.5 KBps  (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput                              402134.5 lps   (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching                  43773.6 lps   (10.0 s, 7 samples)
Process Creation                               1088.5 lps   (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   1212.6 lpm   (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                    632.0 lpm   (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead                         794069.1 lps   (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0    5197615.6    445.4
Double-Precision Whetstone                       55.0        933.7    169.8
Execl Throughput                                 43.0       1197.6    278.5
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     159672.7    403.2
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      50291.6    303.9
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     339456.5    585.3
Pipe Throughput                               12440.0     402134.5    323.3
Pipe-based Context Switching                   4000.0      43773.6    109.4
Process Creation                                126.0       1088.5     86.4
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       1212.6    286.0
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        632.0   1053.3
System Call Overhead                          15000.0     794069.1    529.4
                                                                   ========
System Benchmarks Index Score                                         308.3

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Sat Jul 22 2017 01:23:03 - 01:52:39
0 CPUs in system; running 4 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables       20874531.0 lps   (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone                     3735.6 MWIPS (10.0 s, 7 samples)
Execl Throughput                               2746.8 lps   (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        251472.3 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           76334.4 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        653640.1 KBps  (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput                             1614113.6 lps   (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching                 204105.5 lps   (10.0 s, 7 samples)
Process Creation                               6616.9 lps   (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   4910.2 lpm   (60.1 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                    662.5 lpm   (60.3 s, 2 samples)
System Call Overhead                        3002506.2 lps   (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0   20874531.0   1788.7
Double-Precision Whetstone                       55.0       3735.6    679.2
Execl Throughput                                 43.0       2746.8    638.8
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     251472.3    635.0
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      76334.4    461.2
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     653640.1   1127.0
Pipe Throughput                               12440.0    1614113.6   1297.5
Pipe-based Context Switching                   4000.0     204105.5    510.3
Process Creation                                126.0       6616.9    525.2
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       4910.2   1158.1
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        662.5   1104.1
System Call Overhead                          15000.0    3002506.2   2001.7
                                                                   ========
System Benchmarks Index Score                                         884.1

armbianでおそらくCPUが1008MHzで動いていたと推測される前々回のインデックススコアで、シングルが301.9、4パラレルが761.2なので今回はそれぞれ102%、116%と良好。

ところで、今回の計測時のCPUのクロックはどうなってるだろう。

# cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_frequencies
120000 240000 312000 480000 624000 816000 1008000

利用可能な(切替可能な)クロックは上のとおり。(他CPU1〜3も同様)
アレっ?、期待に反して上限1GHz止まりじゃんよ。

/sys/devices/system/cpu/cpu?/cpufreq/の下のscaling_min_freq(最小), scaling_cur_freq(現在), scaling_max_freq(最大)をみると最小が120MHz,最大が1008MHz, 現在が頻繁に変わって120 or 240MHz(CPUがヒマな時)となることから一応正常に機能していると判断すると計測時は最大の1008MHzで動いていたと思われる。

NanoPi NEO2のスペック friendlyarm.comにはNanoPi NEO2のCPUの最大動作周波数は1.5Ghzと書かれているんだけど実際に使われる最大が1GHzに抑えられるのは何でだぜ?

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