Android Auto代替ヘッドユニットサーバアプリZLINK 5とHeadunit Reloaded Emulator HUR

Android Auto代替アプリZLINK 5とHeadunit Reloaded Emulator HUR

中華Androidナビは、フルAndroidとして動作するだけでなく、多くのモデルで標準的にAndroid Autoにも対応しています。ただし、そのAndroid Auto機能は、Googleの公式実装ではなく、サードパーティー製のアプリによって提供されている場合があります。
例えば、「がとらぼ」の人の中華Androidナビには「ZLINK 5」というアプリがプリインストールされており、これがAndroid Autoの動作を担っています。しかし、すべてのモデルにAndroid Auto用のアプリが標準搭載されているわけではありません。機種によっては、Android Auto代替ヘッドユニットサーバーアプリが未インストールだったり、インストールされていても別途アクティベーション費用がかかる場合があります。
とはいえ、AndroidナビにAndroid Auto用のアプリがプリインストールされていなくても問題はありません。必要なら、自分で適切なアプリをインストールすれば良いのです。代表的な選択肢としては「ZLINK」や「Headunit Reloaded」があります。
今回は「K4811」というAndroidナビ上で、「ZLINK 5」と「Headunit Reloaded」を実際に動作させ、その違いを比較してみました。

Android Autoの仕組みと中華Androidナビの関係

Android Autoは、Android Auto対応車載機(またはAndroidナビ)側で画面表示と操作を行いますが、アプリの実行自体はスマートフォン(のバックグラウント)側で行われます。つまり、Android Auto対応車載機やAndroidナビは単なるディスプレイと入力インターフェースの役割を果たし、実際の処理はスマートフォンが担っています。
この方式には、特に中華Androidナビにとって合理的なメリットがあります。中華Androidナビに搭載されているSoCは、一般的に処理能力が低いことが多いため、高性能なスマートフォンに計算処理を任せることで、スムーズな動作が期待できるのです。
しかし、実際のところ、Android Autoで動作するアプリは高負荷な処理を必要としません。むしろ、中華Androidナビ単体でも十分にアプリが動作するため、わざわざAndroid Autoを使わなくても問題ないケースが多いのが現状です。

Android Autoは、Googleが定めた仕様のもとで動作するため、「フルAndroid」と比べると機能が制限されているという欠点があります。そのため、中華Androidナビのユーザーにとっては、Android Autoは「フルAndroidの劣化版」と感じられることも少なくありません。
しかし、いくつかのケースではAndroid Autoが便利に使える場面もあります。例えば、以下のようなシーンでは、Android Autoの活用価値が出てきます。

  • スマートフォン内の音楽や動画をナビ画面で再生したい場合(特に著作権保護のあるコンテンツをミラーリングできない場合)
  • ナビに通話機能がない場合に、スマートフォンと連携してハンズフリー通話を行いたい場合
  • (ナビにモバイル通信環境がない場合に)GoogleマップやWazeなどのナビアプリをスマートフォン側で最新の交通情報を得つつ利用したい場合

このように、Android Autoは万能ではありませんが、特定の用途では有用です。中華Androidナビを利用する際は、自分の使用用途に合わせて、Android Autoを使うかどうかを選択するのがベストでしょう。

なお、ディプレイオーディオなどの一般的な車載Android Auto対応デバイスの場合、フルAndroidとして動作するわけではないため、車載機の機能以外を利用するにはAndroid Autoを使うしかありません。

ZLINK 5

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ZLINKアプリが有効化されている場合にはZLINKアイコンがドロワーに表示されるのでタップして起動します。

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BluetoothとWi-Fiによるワイヤレス接続、またはUSBを使用した有線接続が可能です。スマートフォン側では、Android Autoアプリを起動する必要があります。
画面右下に設定メニューへのアクセスボタンがあります。

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ZLINKは設定項目が非常に少なく、細かいカスタマイズを行うことはできません。

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「設備情報」の画面を開いた状態です。ナビメーカーによってZLINKが正しくプリインストールされているか、正式に購入・アクティベーションされている場合には、この画面が表示されます。
「がとらぼ」の人のK4811の現在のZLINKは最大解像度1920×1200pxに対応しているようですが、以前のバージョンでは1280×720pxが上限でした。なお、この最大解像度はユーザー側で変更できないため、ナビにプリインストールされたバージョンによっては低解像度のまま固定されてしまいます。 解像度が1920×1200pxの画面に1280×720pxの映像を表示すると、画面がぼやけて見づらくなるため、多くのユーザーが不満を抱えていました。「がとらぼ」の人にとっても、ZLINKを使いたくない最大の理由がこの解像度制限でした。

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iPhoneでも利用できると表示されていますが、実際にiPhoneのCarplayとして正常に動作するのか不明です。
また、Android Autoに非対応の大陸版(中国国内向け)AndroidスマートフォンではAndroid Autoを利用できませんが、ZLINKのミラーリング(投影)モードを使用すれば、スマートフォンの画面をアスペクト比そのままナビ画面に映し出すことは可能です。ただし、この場合でもZLINKの最大解像度以下にダウンスケールされるため、例えば1280×720pxまでしか対応していないバージョンでは、高解像度のスマートフォン画面も強制的に低解像度になり、精細さに欠けた映像になってしまいます。また、画面の上下または左右に黒帯がある状態で表示されることになります。

Android Autoに慣れている方は、普段どおりの接続手順を実行すれば問題ありませんが、ここでは自分向け備忘録として接続手順を記載しておきます。

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スマートフォンの「設定」アプリから「デバイス情報(端末情報)」を開き、「ソフトウェアバージョン」の項目を7回連続でタップします。 これにより、「開発者向けオプション」が有効になります。

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スマートフォンのモデルによって設定項目の配置が異なりますが、「開発者向けオプション」の有効化によりAndroidの「設定」メニュー内のどこかに「開発者向けオプション」が追加されているはずなので、それを開きます。

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「USBデバッグ」の項目をオンにします。

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USBケーブルを使用して、Androidナビとスマートフォンを接続します。
次に、スマートフォンの画面を上からスワイプし、通知エリアを開いてUSB接続のオプションを表示します。
「USBの用途」の設定で「車に接続」を選択します。

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ナビ側ではAndroid Autoの接続待機状態になります。ZLINKアプリが有効化されていれば、ユーザーが手動でアプリを開かなくても、Android Autoの接続を試みた際に自動的にZLINKが起動します。

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「Android Autoへようこそ」というミニウィンドウが表示されるので、「続行」をタップします。

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ナビ画面にZLINKを介したAndroid Autoのインターフェースが表示されます。
ただし、ZLINKの設定(固定)によっては解像度が低く、画面がぼやけてしまうことがあります。
この問題を解決するには、ファームウェアのアップデートを行うしかありませんが、高解像度版に更新される可能性はあまり高くないのが現状です。

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Android Autoの設定画面です。提供されるカスタマイズ項目は少なく、大きな設定変更はできません。

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Googleマップを最大化した状態です。ZLINKの最大解像度が低い場合、地図の表示が非常に粗くなってしまいます。 この写真では1920×1200pxの解像度で表示されているため、比較的きれいに見えますが、それでもAndroid Auto経由で低ビットレートのデータ転送が行われるため、画面の鮮明さはありません。

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Android AutoのGoogleマップ設定メニューでは、できることが限られています。Android Autoが「制限の多い劣化版」と言われる理由の一つが、このような点にあるでしょう。

優先接続は簡単ですが、ワイヤレス接続は少し面倒です。
まず、スマートフォンをAndroidナビとBluetooth接続します。当然ながら、ペアリングを行う必要があります。(画像は省略します)

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Wi-Fiについては基本的にはWi-Fi Directによりピアtoピアで通信を行うため普通のインストラクチャモードでの通信の設定を触る必要はありません。
上手くいかない場合は、スマートフォン側でテザリングを(オンになっていたら)オフにします。テザリングの名称は、機種によって「個人用アクセスポイント」など異なる場合があります。設定画面でアクセスポイント(AP)/ホットスポットを無効化します。

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スマートフォンの「設定」→「その他の接続」からAndroid Autoを開きます。
過去にUSBで接続した履歴があれば、「接続」項目から登録済みのBluetoothデバイス名または「以前に接続した車両」を選択し、Androidナビの識別名をタップします。
通常、これでワイヤレス接続のAndroid Autoが起動するはずです。
また、Android Autoの接続を終了した後でも、以下の3つの条件が揃うとZLINK 5が自動起動し、Android Autoが接続されます。なお、Bluetoothだけでも利用できるので後者の2つは必須ではありません。

  • ナビ・スマートフォン双方のBluetoothがオン
  • ナビ・スマートフォン双方のWi-Fiがオン
  • スマートフォンのテザリングがオフ (必須ではありません)

Headunit Reloaded Emulator HUR

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Headunit Reloaded Emulator HURは、Google PlayからAndroidナビにインストールします。価格は約500円の有料アプリです。

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アプリドロワーでHeadunit Reloadedのアイコンをタップし、起動します。

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初回起動時には、いくつかの案内画面が表示されます。

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スマートフォン側で「USBデバッグ」をオンにする必要があります。ZLINKと同じ手順で有効化します。
その後、スマートフォンとAndroidナビをUSBケーブルで接続し、Headunit Reloadedのメイン画面で「USB」アイコンをタップします。

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USB接続のデバイスリストが表示されるので、該当するスマートフォンをタップします。
上の画像では「vivo iQOO Z8」がスマートフォンとして認識されています。

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Android Autoの接続が完了すると、画面に表示されます。
もし接続が開始されない場合は、通知エリアのUSB接続設定で「車に接続」を選択するか、スマートフォンの設定からAndroid Autoを開いて「接続」を試してください。
ZLINKとは画面レイアウトが異なります。

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入力画面では、キーボードが表示されますが、スマートフォンでの入力を推奨するメッセージが表示されます。
Android Autoの画面でも文字入力は可能ですが、フリック入力に対応しておらず、タップ入力のみです。例えば、「お」を入力する場合、「あ」を5回タップする必要があります。これは、昔の「ケータイ打ち」と同じ方式です。なお、フリック入力できないのはHeadunit Reloadedに限らずZLINK 5でも同様です。

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スマートフォンでの入力が求められる場合、スマートフォン画面にキーボードが表示されます。

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Headunit Reloadedの設定メニューの「AUDIO」には、注意すべき項目があります。
Lollipop(Android 5.0)以降のデバイスではAACコーデックが使用可能ですが、これをオンにするとAndroid Autoで車載スピーカーから音声が出力されなくなる場合があります。基本的にオフにしておくのが無難です。

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Headunit Reloadedでワイヤレス接続を行う場合、ZLINKとは異なり、Wi-Fi接続ヘルパーアプリをスマートフォンにインストールする必要があります。Wi-Fi Directを使わないように見えますが謎です。
Google Playから「WiFi Launcher(ワイファイ・ランチャー)」をインストールして開きます。

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アプリの初回起動時に権限の許可が求められます。
Androidの「設定」→「アプリ」から必要な権限を許可します。全ての権限が許可されると、画面に「 Great! All permissions are granted」と表示されます。
その後、Bluetoothの「Select on which Bluetooth devices to start this app」と、Wirelessの「WiFi connection mode」を設定します。(次)

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「Select on which Bluetooth devices to start this app」をタップすると、ペアリング済みのBluetoothデバイスのリストが表示されるので、AndroidナビのBluetoothデバイスにチェックを入れます。
上の画面では「NewCarBT」がAndroidナビのBluetoothとして認識されています。

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「WiFi connection mode」をタップすると、ポップアップメニューが開きます。
スマートフォンがテザリング用アクセスポイント(ホットスポット)になる場合、「Create WiFi hotspot」を選択します。
同時に、Headunit Reloaded側でも同じ趣旨の設定を行います。(次)

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Androidナビ側でHeadunit Reloadedの「SETTINGS」画面を開き、「CONNECTIVITY」をタップします。

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「WiFi connection node」しか表示されないので、それをタップします。

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ポップアップメニューで、「WiFi client mode (phone will create hotspot)」を選択します。

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ナビ・スマートフォン双方のBluetoothオン、スマートフォンのテザリングオン、Androidナビ側のWi-Fi接続の3つの条件が揃うと、自動的にHeadunit Reloadedが起動し、ワイヤレスでAndroid Autoが接続されます。
接続が行われない場合、Headunit Reloadedのメイン画面で「WiFi」アイコンをタップし、スマートフォンのBluetooth識別名を選択します。(次)

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スマートフォン側で「Wi-Fi Launcher」の「Start Wi-Fi service manually」をタップします。
また、スマートフォンのテザリングがオフになっていないこと、Androidナビ側のWi-Fiの接続先がスマートフォンのホットスポットになっていることを再確認します。家などでは接続履歴のある他のAPに勝手に接続が変わっていることがよくあります。また、接続を試みている内に何故かAndroidナビ側のWi-Fiがオフになっていることがあるのでときどき再確認スべきでしょう。

ZLINKは比較的シンプルで、接続さえ完了すれば快適に使用できるため、多くのユーザーにとって扱いやすい選択肢です。ただし、Androidナビに低解像度バージョンのZLINKがインストールされている場合、画面の鮮明さが失われます。そのような場合は、別のAndroid Auto代替ヘッドユニットサーバアプリを検討するのが賢明です。
一方、Headunit Reloadedは、ZLINKよりも柔軟な設定が可能で、解像度の問題が少ないため、画質面では優れています。しかし、動作が重くなりやすい点や、指のスライド操作がうまく機能しない場合があるため、使用時にストレスを感じることがあるかもしれません。また、ワイヤレス接続を利用する場合は、追加のヘルパーアプリ(WiFi Launcher)を導入し、適切な設定を行う必要があるため、ZLINKと比べるとセットアップに手間がかかります。
どちらのアプリを選ぶかは、ユーザーの使用環境や求める機能によります。手軽さを重視するならZLINK、解像度やカスタマイズ性を求めるならHeadunit Reloadedが向いているでしょう。どちらの方法も、Bluetooth接続やWi-Fiの設定が適切でないと正常に動作しないため、初回設定時には慎重に確認することをおすすめします。

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GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換
ChatGPTが生成したHUDイメージ画像

昨年の夏に購入したGPS速度計のヘッドアップディスプレイ(HUD)の表示が、最近になって急に暗くなり、速度が見えにくくなりました。実は、昨年の秋頃からディスプレイの表示面が波打ち始めていましたが、現在では表示面が剥がれてしまっており、これが原因と考えられます。1,000円程度の安価な製品なので、新しいものを購入することにしました。
今回は以下の条件を満たすものを選びました。

  • 車のOBD端子はすでにAndroidナビが使用しているため、GPSで速度を取得するタイプ
  • 速度以外の情報は不要
  • USB端子は最近の主流に合わせてType-Cのもの

前2者は前回のヘッドユニット購入時と同じ要件です。

今回購入した製品はこちらです。Xiamiのブランド名が記載されていますが、Xiaomiが製造しているわけではない筈です。
この製品では、速度表示の色が「白」と「緑」、速度単位が「キロメートル/時」と「マイル/時」の2種類ずつあり、合計4種類のバリエーションが存在します。購入時には、希望するバリエーションを間違えないよう注意しましょう。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 1
AliExpressの混載便で到着しました。プチプチ付きのビニール封筒で梱包されていました。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 2
中の箱は潰れていませんでした。箱の上部に貼られたラベルには「Color:White-KM」と記載されており、注文通り白色表示+キロメートル/時単位のモデルです。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 3
箱の側面にも「白KM」と書かれています。「M2」というのは、販売店の識別用モデル名のようです。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 4
箱の中には余分な空間があるものの、緩衝材は入っていませんでした。USBケーブルとHUD本体の裏面が見えます。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 5
内容物は以下の通りです。

  • ヘッドアップディスプレイ本体 (中央奥)
  • USB Type-A to Type-Cケーブル (左下)
  • ハーフミラーシート (中央背面)
  • 英語の取扱説明書 (右下)
  • ダッシュボード固定用の両面テープ (赤色)

USBケーブルは同梱されていますが、車にUSB端子が用意されていない場合はアクセサリソケット(シガーソケット)にUSBアダプタを付けてそこから給電できるようにするなどの対応が必要です。アクセサリソケット用のUSBアダプタは100円ストアで購入できるものですが、この手の安価な製品にはUSBアダプタは付属しないのでご注意ください。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 6
ヘッドアップディスプレイの発光面です。投影型なので、鏡に映したように発光部分は左右反転で配置されています。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 7
本体の接続端子はUSB Type-Cが1つのみ。この製品には表示切替や速度調整機能がないため、ボタン類は一切ありません。USB端子のある側が車の前方を向くように設置する仕様です。そのため、USBケーブルはフロントガラスとダッシュボードの境目を通すことになります。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 8
本体の裏面は側面と一体になった樹脂製です。運転席側の面は高さがあり、発光面が直接運転手に見えないように遮光構造になっています。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 9
新旧比較画像です。奥側(上)が今回購入したHUD、手前(下)が昨年購入したHUDです。昨年購入したものの方がわずかに大きめです。旧HUDの発光面は波打っており、変形が確認できます。旧HUDの発光面が白っぽいのは購入当初からの仕様です。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 10
旧HUDは、昨年のうちは発光面が波打ってはいても大きな変形は見られませんでしたが、今年になって端が完全に浮き上がるほど変形しました。実際には最近変形したのではなく、昨年中に変形した力に耐えられなくなって最近になって剥がれて浮き上がったと思われます。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 11
新しいHUDが届いたことで、安心して旧HUDを分解することができます。浮き上がった発光面の角を軽く引っ張ると、力を入れずに簡単にバラバラになりました。ネジ止めやツメによる固定ではなく、単に押し込んで固定されていたようです。
分解後の構成は以下の通りです。

  • 左: ケース本体 (底面部分)
  • 右上: 発光面の裏側
  • 右下: 速度計の基板

発光面の裏側には、LEDの光が横に漏れるのを遮るための筒状の壁が形成されています。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 12
速度計基板の発光面です。「188」を左右反転した形に配置された黄色い小さなチップがLEDです。左側に見える四角い部品はGPSのパッチアンテナ、右下にはmicroUSB端子が配置されています。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 13
発光面のカバーの樹脂が大きく変形しています。これは分解時に力をかけたわけではなく、昨年の夏から秋にかけての太陽熱による変形と考えられます。私の車庫は屋根と壁があり直射日光はほとんど当たりません。日光にさらされるのは、走行中や出先で屋外の駐車場に停めたとき程度ですが、それでも短期間でこのように変形しました。
フロントガラス下に設置する製品に、これほど耐熱性能の低い樹脂を使用するのはいかがなものかと思います。

GPS速度単機能の投影型ヘッドアップディスプレイの交換 14
基板の上に発光面のカバーを載せた状態です。LEDが収まるはずの筒状の壁が浮き上がり、LEDの光が本体内部で横に漏れる状態になっています。これでは、LEDが正常に発光してもフロントガラスに十分な明るさで投影されません。

新しいHUDは、旧HUDの新品時と同様に十分な明るさがあります。日本の保安基準の関係で付属のハーフミラーシートをフロントガラスに貼り付けることはしませんが、昼間でも速度表示が読めないほど暗いことはなく、表示される数字が大きいため、フロントガラスの反射による多重映りが発生しても視認性は良好です。

新しいHUDも(旧HUDと同じく)、時速40km/h以上で実際の速度より3km/h速く表示されます(車の車速メーターの表示に近づけるためと思われます)。できればGPSで算出した速度をそのまま表示してほしかったのですが、この製品には速度表示の微調整機能がないため、これは仕様として受け入れるしかありません。
USB端子がType-Cに変更されるなどの違いはあるものの、内部の基板は旧HUDと同じ設計のものが採用されている可能性があります。

全く異なるタイプのヘッドアップディスプレイにも挑戦したいかも。

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