intel N150 16GBメモリ512GBストレージのミニPCが1万円半ばだったので買ってみた

intel N150 16GBメモリ512GBストレージのミニPCが1万円半ばだったので買ってみた

先月はIntel N95搭載のミニPCを購入しましたが、今月はその後継となるN150搭載モデルを購入することにしました。N150は、N95/N100が属するAlder Lake-N世代よりも1世代新しいTwin Lake世代のCPUです。N95は基本クロック2.0GHz(N100は1.8GHz)、ターボ時最大3.2/3.4GHz(N100は3.0/3.4GHz)ですが、N150はターボ最大3.6GHzまで向上しており、誤差程度ながらも僅かな性能向上が見込めます。GPU性能はN100とほぼ同等で、N100比では誤差レベルの向上、N95比では用途や条件によっては若干劣る場面もあります(N95の方が若干高クロックなため)。
PCを購入する際は、過去に使って問題がなかったブランドをリピートすることが多いのですが、今回はコスト重視で、初めてのブランドに挑戦してみました。

メモリ16GB、SSD 512GBという構成で、価格はおよそ17,000円。この構成と価格であれば、N150がN100より割高だった時代は過去のものになったといえるでしょう。

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製品は丈夫な黒いプチプチ袋に包まれて届きました。外装の保護状態は良好でした。

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パッケージは、中華製ミニPCによくある黒い箱。見慣れたデザインですが、シンプルで実用的です。

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箱の底面には、PCの仕様や各種認証マークが記載されています。日本の技適マークも印字されていますが、番号が記載されておらず、この状態では法的には無効です。ただし、FCC-IDは記載されているため、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を利用する際の届け出はスムーズに行えます。

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黒い箱は「玉手箱」型の構造ですが、フタを留めているテープが非常に頑丈で、開封にはナイフが必要でした。
フタを開けると、すぐにPC本体が見えます。これも中華ミニPCではおなじみの梱包スタイルです。

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PC本体とそれを囲む保護スポンジを取り出すと、下段にもう一つの箱が見えます。

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下の段の箱を取り出しました。

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下の段の箱には付属品が入っています。
左から順に、ACアダプタ(EUプラグ)、その下にはUSプラグへの変換アダプタ、中央の黒いプレートはVESAマウント用のアダプタです。紙類は2種類あり、取扱説明書には日本語のページも含まれています。

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ACアダプタは12V/3A、最大36Wまでの出力に対応しています。N150クラスのミニPCであれば、この電源で十分に動作します。

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PC本体の筐体はプラスチック感がなく、アルマイト加工されたアルミ弁当箱のような質感です。天面にはブランドロゴのみがあり、シンプルなデザインです。

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PC本体前面にはUSBポートが2つ、イヤホン端子、電源ボタンが配置されています。よく使うポートが手前に揃っているのは利便性が高いです。

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左右の側面にはメッシュ状の通気孔が設けられており、放熱にも配慮された設計となっています。

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背面には、左から順にDC電源入力、USB-Cポート、HDMIポート、RJ45 LANポート、USB 2.0が2ポート、さらにUSB-CとHDMIがもう一つずつ並びます。横幅わずか11cmの筐体としては、I/Oポートの構成は非常に充実しています。
ちなみに、横幅は11cm、縦は10cmでこの本体の重量は365gです。極小PCほどではありませんが、ミニPCとしては小型の部類です。
I/Oポートの上にスリットが並んでいますが、ここはpc冷却用シロッコファンの排気口です。

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底面には、VESAマウント用のネジ穴が2つあり、製品仕様や認証マークが記載されたシールが貼られています。ここにも技適マークはありますが、番号がないため無効です。
また、シールのバーコード下には、CMOSクリア用のリセット穴も設けられています。

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このミニPCにはWindows 11がプリインストールされています。初回起動時に言語選択などを行い、セットアップを完了させる形態です。この方式はユーザー側でカスタマイズできるため好まれますが、今回のSOYO製ミニPCでは選択可能な言語に日本語が含まれておらず、英語で初期セットアップを行った後に日本語パックを追加する必要があります。ただし、これは完全な日本語環境にはならず、部分的に英語表示が残るため、純粋な日本語環境を望むユーザーにとっては少々不満が残る点です。

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システム情報を確認すると、CPUはIntel N150、メモリは16GBと表示されており、OSはWindows 11 Proで一昨年の23H2までインストール済みです。つまり大量の更新が必要といえそうです。それならば最新メディアでクリーンインストールした方が良いでしょう。

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コマンドプロンプトで「slmgr /dli」を実行し、ライセンス状態を確認しました。結果は「VOLUME_MAK channel」で、ボリュームライセンスであることがわかります。MAK(Multiple Activation Key)で既に認証されており、オフラインでも使用可能です。KMS方式のように180日ごとの再認証は必要なく、安心して使い続けられます。
このミニPCもWindowsをクリーンインストールすることでリテールライセンスになるためクリーンインストールがお薦めです。

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このPCもBIOSはおなじみのAmerican Megatrendsでした。

例によって、購入後の初回起動時にはネットワーク接続を切った状態でいくつかの画面を(スクリーンショットではなく)スマホで撮影し、その直後にFreeBSDをインストールしました。そのため、Windowsの操作感については詳細なレビューができていません。

プリインストールされたWindowsは、日本語がベース言語として選択できず、後から追加する方式のため、システムメッセージなどに英語が混在する“なんちゃって日本語”環境になります。日本語での利用を重視するなら、クリーンインストールがおすすめです。
ライセンスは中華ミニPCで一般的なボリュームライセンス形式ですが、MAK認証済みで、ライセンス切れの心配なく使用できる点は評価できます。

Intel N150は、前回購入したN95と比較しても、体感的にはほぼ差のない性能です。非力なCPUであることに変わりはありませんが、メモリ16GBとSSD 512GBという構成で、FreeBSD環境ではスムーズに動作しており、サブマシンとしては十分な性能です。ただし、メインPCとしての使用や、Windows環境でのゲーム、動画編集など重い処理を必要とする用途には、N150の性能では力不足で適していません。

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これまで使用していたBluetoothオーディオアダプター(トランスミッター)は、音質には特に不満はありませんでしたが、Bluetoothヘッドセットの電源を入れてから接続されるまでに数十秒から、ひどい時には数分かかることがありました。その間、ヘッドホンのボタンを何度も押して接続を試みる必要があります。周囲に複数のBluetooth機器が存在する場合、ペアリングがスムーズにいかないことがあるのは理解できますが、ペアリング済みデバイスとの接続にこれほど時間がかかるのは納得できません。
そこで、新たにBluetoothアダプター(音声出力は有線接続、ヘッドセットとはBluetoothで接続するタイプ)を購入することにしました。市場には100円台の低価格なBluetoothトランスミッターも存在しますが、それらはペアリング情報を記憶できず毎回ペアリングが必要だったり、音質が安っぽかったり、ノイズがひどいなどの問題が多くあります。そのため、もう少し品質の良さそうな、2,000円程度の製品を探すことにしました。2,000〜3,000円の価格帯になると、Bluetooth 5.0以上に対応し、AACやaptXといった高音質なコーデックを使用できる製品が選択肢に入ってきます。個人的にはaptX HD対応が望ましいと考えています。ただし、これらのコーデックは送信側・受信側の双方が対応していないと利用できないため、所有しているヘッドホンが非対応の場合は意味がありません。 この価格帯の製品にはバッテリーを内蔵したモデルもあります。電源設計が弱い製品では、USB給電時にノイズが混入しやすい傾向がありますが、バッテリー駆動に切り替えることでノイズを回避できる可能性があります。もちろん、最初からノイズに強い電源設計を持つ製品を選ぶのが理想ですが、AliExpressなどで販売されている商品では、レビューや口コミが不正確な場合も多く、商品説明から電源品質を見抜くのは困難です。そのため、バッテリー内蔵モデルを選ぶというのは、現実的な対策ともいえるでしょう。

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写真ではサイズ感が伝わりにくいかもしれませんが、届いた製品は非常にコンパクトで薄い箱に梱包されていました。
ただし、箱の側面のボール紙は少し凹んでおり、配送中に変形したと思われます。

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こちらが箱の背面です。「QCC-LE507」という型番が記載されています。この型番から、QualcommのBluetoothチップ「QCC」シリーズを搭載している可能性があります。

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箱の中にはさらに白い内箱が入っており、その中で本体が凹型のスペースにしっかりと固定され、ビニールで包まれた状態で収められていました。

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同梱物は全部で4点です。3.5mmの3極オーディオケーブル、USB-A to USB-Cケーブル、本体、そして日本語の説明が含まれたマニュアルが入っていました。

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こちらがBluetoothアダプター本体の上面(左)と底面(右)です。上面にはボタンはなく、インジケーターのみが配置されています。

  • RX: 受信モード
  • TX: 送信モード
  • : 電源
  • SBC: Bluetooth標準コーデック
  • AAC: 高音質コーデック (Apple製品で採用が多い)
  • APTX: aptX
  • LL: aptX Low Latency (低遅延)
  • HD: aptX HD (高音質コーデック)
  • AD: aptX Adaptive (状況に応じて動作する柔軟なコーデック)
  • A: TXモードで1台目のヘッドセットと接続中、またはRXモードでオーディオデバイスと接続中
  • B: TXモードで2台目のヘッドセットと接続中、またはRXモードでオーディオデバイスと接続中

また、側面にはUSB-Cポートと3.5mmの3極オーディオ端子(入出力共用)が配置されています。

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本体右側には3つのボタンがあります。左から順に、音量を下げるボタン、音量を上げるボタン、電話の応答/切断に使用するマルチファンクションボタンです。
オーディオ端子と反対側の側面には、電源ボタンが単独で設置されています。

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本体左側には、Bluetoothのペアリングボタンと、送信(TX)/受信(RX)モードの切り替えスイッチがあります。

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上面には保護シートが貼られており、設置後に剥がすと美しい表面が現れます。傷防止のため、設置時までは貼ったままにしておくのがおすすめです。

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ケーブルを奥側に向けて設置すると、インジケーターの文字が上下逆さまになります。これは設計上の欠点といえるでしょう。製品全体の品質に大きな影響はありませんが、ユーザビリティの観点では残念です。
電源ノイズの軽減になるかと思いフェライトコアを入れてUSBケーブルを1ループさせましたが、明らかな効果は無いようです。

USB接続による給電・充電が可能ですが、ノイズの多いUSBポートや質の悪いACアダプターから電力を供給すると、音声に「ブーン」というノイズが乗ることがあります。これは、電源回路の設計にあまりコストがかけられていないことを示しています。ただし、常にノイズが発生するわけではなく、その時によってはノイズが出ない場合もあります。USB給電時のノイズが乗らない条件が不明です。そのため、ノイズが気になる場合はUSBケーブルを外してバッテリー駆動に切り替えると良いでしょう。実際、バッテリー駆動時にはノイズが発生しません。
内蔵バッテリーの容量は明示されていませんが、商品説明によると約半日ほどの連続使用が可能とのことです。

商品説明には、送信モード(TX)ではAACコーデックが利用できず、受信モード(RX)ではaptX LLが使用できないとされていますがこれは未確認です。

新しいBluetoothアダプタが欲しいと思った原因のヘッドセットとの接続時間については、このアダプタとヘッドセットの両方の電源がオンになってほぼ1秒で接続されています。これは十分に期待程度の接続速度なので満足です。接続失敗も発生しないのでヘッドセットのボタンを押して再接続を試みる必要もありません。

1つだけ明らかな不満点は、TXモードでヘッドセットとの接続を切ると暫くして電源がオフになることです。次に再びヘッドセットを接続しようすると、手で本体の電源スイッチを押す必要があります。また、音量がリセットされるため、好みの音量にするために音量ボタンも押す必要があります。これは使用したい度に毎回なので面倒です。

肝心の音質については、現時点では「良いのか普通なのか判断できないが、少なくとも悪くはない」といった印象です。TXモードでのSBCやaptXコーデック使用時にも、特に大きな音声遅延は感じられませんでした。少なくとも、今回購入した製品は「ハズレ」ではなかったといえそうです。

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