古い車の近代化改修 ハイフラ防止抵抗入りLEDウインカーに交換 リヤ

車の近代化改修 ハイフラ防止抵抗入りLEDウインカーに交換

うちの車は年式が古いため、ドアミラー以外のウインカーは白熱球を使用しています。白熱球特有の、点灯時に「ポワァ」、消灯時に「モァン」とした緩やかな明るさの変化はレトロな味わいがありますが、非点灯時でもオレンジの電球が透けて見える点が気になっていました。そこで、ウインカーバルブをLEDに交換することにしました。
しかし、白熱球をそのままLEDバルブに交換すると消費電力が大幅に下がり、車載コンピューターが球切れと誤認識し、ウインカーが異常に高速で点滅する「ハイフラッシャー」状態になります。これを防ぐためには、ウインカー制御用のリレーをLED対応のものに交換するのが基本です。
ただ、うちの車の場合、リレーは運転席のコンソールパネルの奥、速度計の下あたりにあり、アクセスするにはパネル全体を取り外す必要があります。初心者には難易度が高く、作業はかなり面倒です。
そのため、今回はLEDバルブ側に抵抗を内蔵し、白熱球に近い消費電力を実現している製品を選びました。この方式は取り付けが簡単で、近年では主流になっています。なお、抵抗を外付けする方式もありますが、発熱量が大きいため取り付け場所に注意が必要です。

今回購入したLEDウインカーバルブは、AliExpressで「T20 LEDウインカー」などのキーワードで検索すればすぐに見つかります。価格帯はおおよそ2,000円台半ばです。
製品の仕様では、明るさは900ルーメンと記載されており、LEDウインカーバルブとしては控えめな部類に入ります。近年、他車にとって迷惑なほど強烈な光量の「爆光ウインカー」も見かけますが、この製品はその心配はなさそうです。
日本のAmazonでも同じ商品が販売されており、商品ページのクーポン適用で3000円以下で購入できるためAliExpressと数百円程度の違いしかなく、ぼったくり感はありません。「すぐに入手したい」「初期不良のやり取りが不安」という方にはAmazonでの購入をおすすめします。
2025年7月上旬現在では「ベストセラー1位」のバッジが表示されており、レビュー件数が約9,700と非常に多くて星4.5となっているため、一定の信頼性がうかがえます。

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今回はAmazonで注文し、2日後に紙の封筒に入って届きました。非常に軽量で、扱いやすさを感じました。

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封筒の中身は、オレンジと黒のカラーリングが印象的な小型パッケージでした。大きさ比較のために単三電池を並べてみました。

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パッケージ裏面には、封入されているバルブの型番や仕様に関する記載があります。対応ソケットや規格を確認できます。

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箱を開けると、透明な緩衝材に収められたT20 (7440)バルブが2本入っていました。説明書などは付属していませんが、バルブの交換は難しくないため特に問題はなさそうです。

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バルブ本体は金属製で、中央部には4方向に配置されたLED素子が確認できます。先端には黒い冷却ファンが取り付けられており、放熱性能を高めています。
ガラス製の白熱球に比べると長く、ずっしりとした重量感があります。また、先端が黒く、側面にオレンジ色のLED素子が露出しているため、いわゆる「ステルスバルブ」とは言い難い点には注意が必要です。

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Amazonの商品ページには「ピンチ部違い」と表記されていますが、実際には正確なピンチ部違いの構造ではありません(赤丸部分参照)。
とはいえ、厳密に適合しなくても多くの車種ではそのまま差し込んで使用可能です。ただし、古い車両でソケットが劣化している場合は差し込み時に無理な力をかけないよう注意してください。

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左側のテールランプユニットを斜め横から見ています。ユニット上部にある白い部分がウインカーで、白熱球の場合はガラスにオレンジ色が付いており、外からはっきり見えてしまいます。見た目が気になるため、今回はオレンジが目立たないステルスタイプのLEDバルブに交換することにしました。

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こちらは白熱球のウインカーが点灯(点滅)している状態です。写真では近距離で撮影しているため明るく見えますが、実際には日中の視認性はやや弱めです。

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車内後部のラゲッジスペースです。パネルを外すとテールランプユニットの裏側にアクセスでき、バルブ交換が可能になります。車外でテールランプユニット自体を外す必要がないため、交換作業は非常に簡単で片側3分もかかりません。

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バルブソケットは3つあり、最上部がウインカー用です。反時計回りに回してロックを外してから引き抜きます。ソケットには切り欠きがあるため、装着時には向きをしっかり確認する必要があります。

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この車のウインカーはT20ウェッジ球(7440)のため、捻って外そうとしてはいけません。ソケットとバルブをそれぞれしっかり握り、真っ直ぐ引き抜きます。

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取り外した白熱球の代わりにLEDバルブを差し込みます。今回購入したLEDバルブは極性のないタイプのためどちら向きでも点灯しますが、LEDは基本的に極性があるため、ソケット装着後に点灯(点滅)を確認し、もし光らなければソケットから抜いて180°回して再度差し込みます。テールランプユニットを外すタイプの車種でユニット装着後に点灯試験を行って点灯しないと力仕事のやりなおしになるのでLEDバルブの極性の有る無しに関わらず、必ずソケットにバルブを挿した直後に点灯試験を行うべきです。

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取り外した白熱球と新しいLEDバルブを並べて比較してみました。今回購入したLEDバルブは白熱球よりかなり長いため、車種によっては奥行き不足で取り付けられない可能性があります。
うちの車は奥行きに余裕があるため、さらに長いバルブでも装着できそうです。
オレンジ色の白熱球(青丸部分)には、「ピンチ部違い」と呼ばれる突起の正しい配置があります。180°回転しても突起の配置は同じです。今回購入したLEDバルブはその配置が異なっていて、左下にあるべき突起が左上にあり、右側の突起が中央の突起上辺よりやや下側ではなく上(左右の突起が同じ高さ)にあるため「ピンチ部違い」ではありません。

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今回のLEDバルブは先端にカバーがなく、黒い冷却ファンがむき出しになっているため、テールランプユニットを外から見ると黒目のように見えることがあります。ただし、オレンジ色の白熱球に比べると存在感はかなり抑えられています。
もし先端が黒いのは嫌ということであれば、この製品ではなく銀色のカバーなどでファンを部分的に隠すデザインのLEDバルブを選ぶと良いでしょう。

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LEDバルブ点灯(実際には点滅)中の様子です。白熱球と比べて点灯・消灯の反応が速く、明るさも一段と向上しています。公称値で900ルーメンなのでLEDウインカーとしては控えめな部類の製品ですが、純正の白熱球(300ルーメン未満)よりもはるかに明るいです。
ルーメン値が3倍だからといって単純に3倍明るく見えるわけではありませんが、昼のウインカーの視認性はとても良いです。夜道では他車のドライバーにとってやや眩しい可能性もあります。やや眩しいでも気になる場合は、以下のYouTube動画で紹介されているように、耐熱性のある銀色マーカーでLED素子を塗りつぶすことで光量を抑える方法もあります。オレンジの発光素子をシルバーに塗ることでステルス性が向上するメリットもあります。(ただし、今回購入したLEDバルブはオレンジが元から目立ちません)
個人的には特に眩しいとは感じず、夜間に走行することもほぼ無いため、当面はこのまま使用してみようと思います。

冷却ファン付きのバルブのため、車内に居てもウインカーが点滅するたびに「フォー、フォー」といった小さな音が聞こえます。静粛性を重視する方には気になるかもしれませんが、通常のエンジン音の中では気にならないレベルです。
気温35℃の夏日の使用でもハイフラにはなっていませんが、今後長期間使っていく中でどうなるかはファンの耐久性次第といえるでしょう。

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PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoauto Launcher

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 12

カーランチャーアプリ(Androidヘッドユニットのホームランチャーアプリ)は多く存在しますが、PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)に対応しているものは少なく、デザインが古いものが目立ちます。そのため、満足できるアプリに出会うのは簡単ではありません。個人的には「DUDU Launcher Pro」が魅力的に見えますが、私が使用しているK4811というヘッドユニットでは、DUDU Launcher Proのアプリの署名の関係でPinPが機能しません。また、DUDU Autoはナビを中心にDUDU Autoの周辺機器やそのアプリとの連携という「DUDUの庭」で動作させることを前提としている部分があり、DUDU Auto製ヘッドユニットでなければ利用できない機能も含まれています。おそらく「DUDU Launcher Pro」は、DUDUのエコシステムにユーザーを取り込むための“試供品”としての意味合いが強いように感じます。

Telegramには、Launcher Avtoというカーランチャー専門のグループがあります。このグループでは多数のカーランチャーアプリについて活発に情報交換が行われており、非常に参考になります。XDAや4PDAでもカーランチャーは取り上げられていますが、情報の質と熱量の面で、このTelegramグループに注目しています。ここで紹介されている30種類以上のカーランチャーアプリで動作するものを実際に試した結果、特に印象に残ったのが「DUDU Launcher」「VIVID Launcher」「Lecoauto Launcher」の3つです。このうち、「DUDU Launcher Pro」と「VIVID Launcher」は、K4811では一部機能が動作しません。そのため、今回注目したのは唯一安定して動作したLecoauto Launcherです。このアプリは基本的に無料で使えますが、PinP機能を利用するには有料プランの契約が必要で、少し価格は高めです。今回は3ヶ月プランを購入して試してみました。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 1
こちらは「DUDU Launcher Pro」の画面です。画像では右上の大きなエリアがドロワー表示になっていますが、この部分はPinPのエリアとしてアプリケーションの画面がはめ込まれる部分になります。しかし、PinPに対応していない環境では、ドロワーや、の速度計と車の画像が表示されるだけになります。PinPはFYT系のヘッドユニットであれば動作する可能性が高いですが、K4811はFYT系ではないため対応していません。加えて、天気ウィジェットや音楽ウィジェットなども正常に動作せず、対応アプリのインストールが必要です。これはLecoauto Launcherを含め他のカーランチャーでも似たような条件ですが、DUDUの方が制限は厳しめです。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 2
「Lecoauto Launcher」アプリは、Lecoauto公式ページのダウンロードページから入手可能です。ヘッドユニットの種類に応じたバージョンを選択してダウンロードします。本来なら「通常バージョン」の使用が推奨されるところですが、この通常バージョンはPinPに非対応であるため、使用目的によってはまったく使い物にならない場合があります。PinP機能を使用しないのであれば支障はありませんが、それでは魅力が大きく損なわれてしまいます。私が所有するK4811はNowada製のようなので、今回はNowadaバージョンを使用しましたが、このバージョン分けと対応ヘッドユニットの種類はアバウトなためよくわかりません。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 3
Lecoauto Launcherアプリをインストール後、デフォルトホームランチャー設定まではドロワーから選んで起動します。初回起動時にはPinP機能がオフの状態で動作するため、画面の一部に任意のアプリが表示されることはありません。画像は、PinP有効後でGoogleマップが表示されています。(後述)

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 4
現在使用しているテーマでは、ドロワー画面はこのように表示されます。ドロワーに表示されているアプリアイコンのうち、「Launcher Music」「Launcher設定」「壁紙モード」「フルスクリーンモード」「PinP切り替え」は、Lecoauto Launcherによって追加された専用機能を呼び出すものです。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 5
Lecoauto Launcherの設定画面です。左列のメニューから「アカウントセンター」を選び、右上からアカウントを登録またはログインします。アカウント登録は無料で、アカウント登録せずとも一部機能が使えるので、機能制限があっても問題ないという方は、無料の範囲で使い続けることも可能です。ただし、PinP機能など重要な機能を使用するには、有料の有期ライセンスまたは永久ライセンスの取得が必要です。その際はオンラインで登録を行う必要があるのでヘッドユニットをインターネットと接続しなければなりません。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 6
有料プランは、画像のように複数の選択肢が用意されています。最安の1ヶ月プランはUS$1.22(記事執筆時点で約180円)、永久ライセンスはUS$18.28(約2,660円)です。支払いはPayPalに対応しているため、安心して利用できます。
なお、Lecoautoでは、Lecoauto Launcher用のテーマを開発するなどプロジェクトに大きく貢献したユーザーに対して、ライセンスを提供することもあるようです。

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「詳細設定」メニュー内にある「デフォルトのランチャーに設定」から、Lecoauto Launcherをホームランチャーに設定することができます。これは、Android標準の「ホームアプリ設定」機能を利用するものです。(次に続きます)

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 8
Androidの「デフォルトのホームアプリ」設定画面が開くので、「LecoAuto」を選択します。これにより、一部のヘッドユニットでは起動時やホームボタンを押した際に、Lecoautoが自動的に起動するようになります。
ちなみに、K4811では「デフォルトのホームアプリ」の設定項目が通常メニューからは見えない“隠し項目”となっていますがこのように項目を直接呼び出すことで表示させることが可能です。
一部のヘッドユニット以外は次のような手順が必要となります。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 9
K4811の場合はAndroidの「デフォルトのホームアプリ」設定を変更しても反映されません。この端末では、設定アプリ内の「カー設定」→「デフォルト」→「デフォルトテーマ」の項目から「LecoAuto」を選択する必要があります。この手順によりデフォルトのホームランチャーアプリとしてシステム起動時やホームボタンタップ時にLecoauto Launcherが開くようになります。ただし、この「カー設定」→「デフォルト」→「デフォルトテーマ」の項目に表示されないホームランチャーアプリがあるため、良さそうなホームランチャーを見つけた場合にそれをデフォルトランチャーにすることができない場合があります。K4811の不満点の1つです。
K4811以外のヘッドユニットでも同様にヘッドユニット専用の設定メニューからデフォルトのホームアプリ/ランチャーアプリを指定する必要がある可能性があります。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 10
この画像で使用しているテーマでは、「1st PinPエリア」は右側の大きな領域に割り当てられています。この領域は地図アプリだけでなく、右下のPinP用ショートカットをタップすることで、表示アプリを切り替えることが可能です。画像ではADAS機能付きのDVRアプリが表示されています。(カメラ映像が少し左右方向に潰れています: 後述)
PinPで表示しているアプリはこのようにホームランチャー画面の一部として表示するだけでなく、全画面表示にも切り替えることができます。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 11
Lecoauto Launcherでは、公式が提供するテーマに加えて、他のユーザーが作成・公開しているテーマや、自分で作成したテーマを利用することも可能です。画像はオンラインで配布されているテーマの一部で、非常に多彩です。おそらく自分の好みに合うテーマが見つかるはずです。もし見つからなければ、自作することもできます。これこそが、Lecoauto Launcherの大きな魅力のひとつです。

PinP対応の高機能カーランチャーアプリLecoAuto 12
テーマを変更してみました。ここまで紹介してきたテーマでは右側に大きなPinPエリアがありましたが、アクペクト比が4:3に近く、カメラ映像を表示すると縦に少々潰れた表示になる欠点がありました。このテーマのPinPエリアは画面のアスペクト比に近く、カメラ映像を表示したときに違和感がありません。このテーマのデフォルトは左上に速度計が表示される状態でしたが、変更して右側に音楽プレーヤーを表示するようにしています。

ファームウエアに標準で複数のテーマが用意されていない2024年秋までのK4811ではユーザー自身で好みのテーマを選択することができず、サードパーティーのカーランチャーアプリはK4811ではデフォルトのホームランチャーとして選択することもできず、ホームランチャーのデザインに不満を抱いていたK4811ユーザーは多い筈です。2024年秋以降のファームウエアでは20種類以上のテーマがファームウエアに含まれるのでデザインの選択肢か増えましたが、古い低性能ヘッドユニット向けに設計されたものや、デザインが時代遅れのものが多いです。サードパーティのカーランチャーアプリは機能が豊富でも実際には動作しないこともあり、カーランチャーアプリは数あれど理想のアプリに出会うのは困難でした。しかしLecoauto Launcherは、有料ではあるものの、自由度の高いデザインとテーマの多様性、そして機能の確実な動作により、非常に満足度の高いアプリです。特に、7862以下のSoCを搭載した旧型ヘッドユニットを使用しているユーザーにとっては、まさに福音といえる存在です。

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