車の近代化改修 ハイフラ防止抵抗入りLEDウインカーに交換 フロント

車の近代化改修 ハイフラ防止抵抗入りLEDウインカーに交換 フロント

7月の記事(実際の購入・取り付けは6月)で、車のリアウインカーを白熱球からLEDバルブに交換しました。この交換後1ヶ月間、ハイフラ(高速点滅)は発生しませんでした。(ただし、15分以上連続で点滅させた状態は試していません。)
そこで、フロントウインカーも白熱球からLEDバルブに交換することにしました。
少し失敗もありましたが(後述)、結果的にコストパフォーマンスに優れた製品を購入できたので、今回はその製品を紹介します。

こちらは先に購入した7440,7443バルブです。このLEDバルブは通常の販売価格が2,500円前後ですが、在庫整理などのタイミングで半額になることがあります。つまり、2個セット(1ペア)で約1,100円と、LEDウインカーバルブとしては非常に安価な部類です。ただし、注文した通りの製品が届かない場合がある点に注意が必要です。(後述)
2025年8月時点で、Amazonで購入可能な12V車用S25ピン角違いのLEDウインカーバルブ(冷却ファン付き、ハイフラ対策済み)の中では、最も安価な製品の一つです。明るすぎず視認性に優れた製品です。購入時に約10%オフのクーポンのチェックをお忘れなく。

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交換前に、いつものように小糸製作所の車種別電球適合表でうちの車のバルブ規格を確認しました。しかし、ここでミスを犯してしまいました。うちの車は平成19年式で後期型と聞いていたため、「マイナー後」の適合表を確認し、フロントウインカーは「T20ピンチ部違い(7440バルブ)」と判断しました。ところが、実際にはヘッドライトユニット(ウインカー含む)が前期型で、フロントウインカーは「S25ピン角違い」でした。実車確認を怠り、リアウインカーと同じT20ピンチ部違いの7440バルブを購入してしまったのです。ちなみに、小糸製作所の適合表では、前期型のフロントウインカーは「S25ピン角違い」と明記されています。

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AliExpressで購入した格安7440LEDバルブが届きました。

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届いた製品には「7440/7443アンバーイエロー」と書かれたシールが貼られていました。アンバーイエローは希望通りのウインカー用カラーですが、「7440/7443」という表記はどういう意味でしょうか。

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防水のジップ袋に入っていました。高級品のような発泡スチロールの切り抜きにバルブが嵌っているようなケースではなく、簡易包装は低価格帯の製品では一般的です。

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端子は7443と同じ片側2本(両面計4本)の形状です。ただし、発光体は片面に1つだけで、7440または7443のソケットに挿入しても単一の発光パターン(ダブル球のような色違い発光や強弱の変化はなし)で動作します。端子が7443なので7440のつもりで購入した人には少し違和感があるかもしれません。

残念ながら、7440/7443用バルブはうちの車のフロントウインカー(S25ピン角違い)には適合しません。そこで、このバルブはリアウインカーの予備として保管し、改めてAmazonでS25ピン角違いのLEDバルブを購入しました。

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新たにアマゾンで購入したのは「WENLE」という聞きたことのないブランドの製品です。このLEDバルブはAliExpressでも複数のブランドから販売されており、典型的な中華ノーブランド品と考えられます。

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箱の底面にはS25ピン角違いのアンバーであることが示されたシールが貼られています。

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内袋に保証がある旨の書かれたシールが貼られていました。保証の詳細は不明ですが、Amazonの商品ページによると1年間の保証が付いているようです。

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バルブ本体は、筒部分がアルミニウム製で、先端の黒い部分は樹脂製の冷却ファンです。この冷却ファンは回転音が非常に静かで、快適に使用できます。ただし、冷却性能については実使用での検証が必要です。

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側面の4つのオレンジ色の部分がLEDの発光体です。

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助手席側の白熱球ウインカー点灯時の写真です。色はアンバーイエローですが、やや暗めで、日中の明るい環境では視認性が良好とは言えません。それでも、点滅が確認できる最低限の明るさは確保されています。

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写真が斜めになってしまいましたが、左フロントウインカーは赤矢印の部分にあります。クリーム色のバルブソケットは、反時計方向に20〜30度回すと取り外せます。初めて外す場合や取り外し頻度が少ない場合は、固くて回しにくいことがあります。

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取り外したバルブソケットです。ゴムパッキンが付いていますが、少し汚れていました。
S25バルブは、ソケットに軽く押し込んで反時計方向に捻ると外れます。樹脂ソケットに金属の突起2箇所で固定されているため、無理に力を加えないよう注意してください。

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バルブがソケットから抜けました。

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新旧バルブのサイズを比較しました。写真下の白熱球バルブより、写真上のLEDバルブの方がわずかに長いですが、この程度の差ならほとんどのS25規格のウインカーユニット(ウインカー・ヘッドライト一体型ユニット)に問題なく使用できます。ただし、極端に長いバルブの場合、ユニットの奥行きが浅い車種では取り付けられないことがあります。

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S25ピン角違いについて説明します。バルブの接点部分には2つの突起(ピン)があります。通常、BA15S, P21W, 7507)はピンが中心を通る直線上に配置されています。一方、ピン角違い(BAU15S, PY21W, 7506)はピンが150度の角度で配置されています。日本では「ピン角違い」と記載されていることを確認する必要があります。たとえば、AliExpressで購入する場合は「BAU15S」「PY21W」「7506」で検索しないと誤ったバルブを購入するリスクがあります。また、ピンが180度の直線上にあり、ピンの高さ(バルブを立てて最下点からの高さ)が異なる「段違い」タイプ(BAY15S)もあるので注意が必要です。

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S25ピン角違いバルブはソケットに特定の向きでしか装着できず、そもそも接点が底の中心と周囲なので、LEDの極性チェックは不要です。ただし、初期不良の可能性を考慮し、ヘッドライトユニットに取り付ける前に点灯(点滅)確認を行うことをおすすめします。写真ではカメラの明るさ調整によりLEDの発光面だけが光っているように見えますが、実際はそれほど暗くありません。(次)

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サングラス越しに見ると、このような発光具合です。裸眼では直視が難しいほどの明るさです。

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ソケットには3つの凸があり、1つだけが幅広になっています。

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ヘッドライトユニットのウインカーソケット用穴の付近の空き空間は狭く、スマートフォンのカメラで正面から撮影するのは困難でした。そのため、近距離の斜めからのピンボケ写真になってしまい申し訳ありません。ソケット挿入部には3つの凹みがあり、1つが幅広です。この幅広の凹みにソケットの幅広凸部を合わせて挿入する必要があります。位置を間違えるとソケットが斜めに装着され、ゴムパッキンを傷めたり、ウインカーの光の向きがずれたりするので注意してください。

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今回のLEDウインカーバルブは、白熱球より明るいものの、極端に眩しい「爆光」タイプではありません。夜間ではやや明るすぎる印象ですが、歩行者や対向車を不快にするほどではありません。

前回のリアウインカー用LEDバルブでは、点滅時に冷却ファンの回転音が気になる場合がありましたが、今回のバルブはファンの音が非常に静かです。冷却性能は不明ですが、気温35℃以上の日中に数回の走行でウインカーを使用した限り、ハイフラは発生しませんでした。耐久性は今後の検証が必要ですが、価格の安さを考えると満足度の高い購入でした。

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古い車の近代化改修 フロントドア + ラゲッジエリア床下の制振

古い車の近代化改修 フロントドア + ラゲッジエリア床下の制振
©いらすとや.

自動車の外板は薄い鉄板でできており、エンジンの振動や走行中の路面からの振動によって容易に共振します。この共振は「ボワン」「コァン」という不快なノイズの原因となり、特にドアではスピーカーの音質にも影響を及ぼします。ドアはスピーカーの筐体のような役割を果たしますが、薄い鉄板ゆえに「箱鳴り」と呼ばれる安っぽい音が発生しやすく、車外への音漏れも問題となります。
「制振」とは、振動を吸収・抑制する技術で、構造物の共振を抑えることでノイズを低減します。制振材は振動エネルギーを熱に変換する粘弾性素材(主にブチルゴム)を使用し、鉄板の振動を効果的に抑制します。ドアに施工することで、共振によるノイズを減らし、スピーカーの音質向上(特に低音の明瞭さ)、車内の静粛性向上、ドアの開閉時の高級感ある音を実現できます。具体的には、振動の振幅を最大60%以上低減し、5〜10dBの騒音低減効果が期待できます(施工範囲や素材の厚みに依存します)。
制振はフロア、天井、ドア、タイヤハウス、ボンネットなどで行うと効果的ですが、今回は作業のしやすさからドアに重点を置き、余剰分をラゲッジルームの床下(予備タイヤ収納部)に使用しました。

制振材は振動しやすい鉄板のポイントに部分的に貼ると経済的で、車両の重量増加も抑えられます。しかし、貼っていない部分を叩くと「カン」「カァン」と響く音が気になるため、可能な限り鉄板全体を覆うように施工しました。振動抑制が不十分と感じた箇所には、制振材を重ね貼りして効果を高めました。

使用した制振材は、ブチルゴム層とアルミシート層で構成された製品です。46cm×5mのロール状で、厚さ2.3mm、重量10kgです。アルミシート面には塗装が施され、凹凸模様が付いています。制振効果を最大化するには、鉄板にしっかり密着させる必要があり、凹凸模様が潰れる程度に強く圧着します。凹凸があると圧着の度合いが視覚的に分かりやすいですが、施工後の様子が美しくありません。見た目を重視する場合は平滑な表面の製品を選ぶのも良いでしょう。ブチルゴム面には粘着力があり、剥離紙を剥がして鉄板に貼り付けます。ただし、剥離紙は破れやすく、ゴム成分が手に付着して汚れることがあるため、注意が必要です。

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今回、制振材は日本のAmazonで購入しました。ダンボール箱に梱包されて届きましたが、46cm幅のロールで10kgはずっしりと重いものでした。前回使用したダイケンの遮音シート(94cm×10m、19kg)と比べ、面積あたりの重量は2倍ほど重い計算になります。制振効果は素材の質量に大きく依存するため、この重量感は高い効果を期待させます。

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制振材のロールは、黒い菱形模様が施されたアルミシート面と、2mm程度の厚みのブチルゴム層と、粘着面を保護する茶色の剥離紙で構成されています。

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ドアトリム(ドアの内張り)を外す手順は、360度カメラ対応の中華13.1インチAndroidナビ 左右カメラの取り付けで紹介した内容と同じため省略します。今回は、ドアの開閉レバーとロック機構に繋がる2本のワイヤーを取り外しました。このワイヤーは前回の作業では外しませんでしたが、今回は制振材施工の妨げになるため外すことにしました。ワイヤー先端はボール状になっており、開閉レバーやロックの可動部に嵌まっています。固定部(白と緑の筒状部品)を引き剥がし、ボール部分を切れ目まで移動させて上に押し上げると外れます。ワイヤーはレバーやロックスイッチにより引っ張られてチューブを出入りする構造のため、折グセをつけると動きが悪くなるため折れ曲がらないよう注意し、樹脂製の開閉レバーやロック機構、筒状部品も割れないよう慎重に作業します。

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助手席のドアです。
ドア内部の防水シートをすべて剥がします。このシートは柔らかいブチルゴムで鉄板に接着されており、剥がすのが非常に手間です。ビニールシートをハサミで切り裂く際、ケーブル類を傷つけないよう慎重に作業します。

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防水シートを剥がした後、写真の赤い矢印の部分にブチルゴムが残ります。このブチルゴムは、車が製造されて15年以上経過しても柔らかさと粘着性を保持しています。手や服、髪に付くと厄介なので、樹脂製のヘラ等でできるだけ掻き落とします。パーツクリーナーで拭けばさらに除去できますが、サービスホール周辺だけ除去すれば十分で、無理に全周を綺麗にする必要はありません。

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制振材は、さまざまな大きさにカットし、ドアのインナーパネルのサービスホールから手を入れてアウターパネル(外板)の内側に貼り付けます。貼るほどドアは重くなりますが、振動抑制効果を優先して全面的に施工しました。ドアの窓ガラスはアウターパネルから離れた位置を昇降するため、干渉の心配はありません。ただし、窓ガラスの昇降部品には制振材を貼らないよう注意します。アウターパネルは薄い鉄板のため、強く押し付けすぎると変形する恐れがあるので、ローラーやヘラで模様が潰れる程度に抑制気味に圧着します。アウターパネルは平坦ですが障害物が多く、インナーパネルは凹凸が多いため、ローラーよりもハサミの柄で圧着する方が効率的です。ブチルゴムは一度貼ると剥がすのは困難で、剥がす際は破壊するしかありません。そのため、剥離紙を剥がした後は位置合わせを慎重に行います。
この写真の撮影後、アウターパネルに重ね貼りを含めさらに制振材を追加しましたが、写真が保存されていませんでした。この後の助手席側のインナーパネルの写真も同様に残っていませんでした。

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運転席のドアです。このドアのビニールシート内側には、大きめのフェルト製吸音材が貼られていました。助手席側は6cm×6cmの小さな吸音材1枚だけだったのに対し、大きな違いです。この吸音材は接着剤でビニールシートに固定されていますが、丁寧に剥がして制振材施工後に再利用します。

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サービスホールからスマホを入れてドア内部を撮影しました。右側がアウターパネル、左側がインナーパネルです。両ドアのアウターパネルには、湿布のような小さな制振材が3箇所に貼られていましたが、効果は限定的でした。最初は既存の制振材以外の部分に新たな制振材を貼りましたが、外板を叩くと既存の制振材部分が「カァン」と響くため、重ね貼りで対応したところ満足のいく結果が得られました。(既存の制振材に重ね貼りするのが重要です)
ドアガラスのレールはインナーパネル側に近く、吸音材などの厚い素材をインナーパネルの外側に貼るのは避けるべきです。外板のリブや補強パイプに制振材を貼ることも可能ですが、効果は不明です。

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ドアのインナーパネルの内側(車内側)にも制振材を貼り、サービスホールを塞ぎました。この際、サービスホール内側は剥離紙を剥がさず、大きく出っ張らないよう注意します。窓ガラスと制振材のブチルゴムがひっついて干渉するのを防ぐためです。スピーカー周辺には多めに制振材を貼ると効果的です。ビニールシートを固定していたブチルゴムの跡にも制振材を貼ることで、振動しやすい部分を抑制し、ブチルゴム付着のリスクも軽減します。クリップやネジ穴を避けつつ、できるだけ広範囲に貼ると効果が高まります。サービスホール以外は、制振材を強く圧着しても問題ありません。この面はドアトリムの内側に隠れるため、見た目を気にする必要はありません。

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ドアトリムの内側です。ドアトリムは樹脂製で、制振材を貼ると叩いた時の音が大きく変化します。特に肘置き周辺に貼ると、腕を置いた際の重厚感が向上し、薄い樹脂とは異なる高級感を感じられます。
写真では左上の白い部分(車内側は布張り)とスピーカー周辺が未施工ですが、これらの箇所は重要です。しっかりと貼るべきでしょう。

当初はドアのアウターパネルだけに制振材を貼り、前後左右4枚のドアとリアハッチで5mロールが少し余るくらいの予定でした。しかし、1枚のドアで予定の3倍近く使用したため、運転席と助手席の2枚だけで4m以上を消費しました。残りの1m弱ではリアハッチ用にも不足することが明らかなため、ラゲッジルームの床下(予備タイヤ収納部)に貼ることにしました。

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ラゲッジスペースの床板と、前回敷いた遮音シートを剥がし、予備タイヤと工具が見える状態にしました。

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工具類と発泡スチロールの工具置きは固定されておらず、上に引き抜くだけでした。予備タイヤは青いキャップのネジで床の鉄板に固定されていました。

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予備タイヤを外すと、床に白い粉(カルシウム化合物のようなもの)が付着していました。これは結露した水分と反応してできた可能性があります。濡れた雑巾で拭き取りました。

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床の鉄板には3箇所に黒いゴムキャップがあり、外すと地面が見えました。床の鉄板の薄さに驚きます。これではノイズが発生しやすいのも納得です。

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ゴムキャップを戻し、制振材の残りを全て貼りました。ゴムキャップは今後外す予定がないため、遠慮なく上から貼り付けました。奥側(写真上側)や左右の土手部分は叩くと「コァン」と響くため、まだ不十分です。追加で制振材を購入してさらに貼る予定です。写真の左右の内張りを剥がしたところのタイヤハウス内側にも制振材を施工予定で、これにより静粛性が向上するはずです。

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予備タイヤと工具を戻しました。手前(写真下部)には制振材を貼っていませんが、叩いても「コツコツ」と響くため、制振材を貼る意味はなさそうです。ここは、樹脂の敷居が被さる部分なので樹脂の下に遮音材を敷くと効果的かもしれません。

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前回敷いた床板下の遮音材です。

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床板を戻して今回の作業を終了しました。

運転席と助手席のドアにはそれぞれ4kg以上の制振材を貼ったため、ドアが重くなりました。閉める時の音が「カチャン」から「バチャン」に変わり、高級感が生まれました。外板や内張りを叩いても「カンカン」ではなく「コツコツ」と響き、薄っぺらさが解消されました。スピーカーの音質改善は体感しづらかったものの、車外への音漏れは若干減りました。残りの音漏れは主に窓ガラスからと考えられます。仮にアウターパネルだけに4kgの制振材を貼った場合、外板の重量が約2倍になり、理論上、振動を60%以上抑制し、5〜10dBの静音効果が得られます。特にスピーカー周辺のインナーパネルとその裏側のアウターパネルに制振材を十分に貼ることで、50〜200Hzの低音の共振が抑えられ、低音が締まる効果が期待できます。
今回はアウターパネルだけでなく、インナーパネルやドアトリムにも制振材を分散させたため、音漏れ抑制効果は5dB未満にとどまった可能性があります。それでも、ロードノイズがドアに伝わって共振する現象は大きく抑制でき、運転中はドアからのノイズがほぼ感じられませんでした。それぞれ左右にわずか4kgが追加されただけですが、走行中に左右の重みを感じました。これはすぐに慣れてしまうと思いますが、制振材を貼る前とは大きく感覚が異なります。

正直、エンジン音が大きく、施工範囲が運転席と助手席のドアに限定されたため、ロードノイズ低減効果は顕著には感じられませんでした。走行中、ドアからの安っぽい「ペラペラ」音が減ったのはわずかに分かる程度です。一方、停車時(エンジンオフ時)は、ドアの重厚感や閉める時の「ガチョ」という音で効果を実感できました。腕を置いたときの感触が高級感があり好感です。
スピーカーの音質については、元々大音量で鳴らすことがなく、以前は重厚感がなく少し安っぽい音と思っていた程度です。それが、施工後はやや音量が少し小さくなりました。(スピーカー裏で発生する音がドア内部からサービスホールを通って車内に入ってこなくなったからかもしれません。それ以外では音質の変化はほとんど分かりませんでした。元から低音が弱かったためか低音の締りが良くなったとは感じ取れませんでした。大きめの音で鳴らしたところドア内部による箱鳴りが減ったためかサービスホールから音が戻ってこなくなったためか締まりの良い音になっていることを確認しました。

ドアのスピーカーの音がドア外板を通して盛大に車外に漏れていたのが明らかに減少しました。車内からガラス部分を通して漏れる音も多いためしっかり遮音されたとはいえませんが効果はあったといえます。

スマートフォンでの撮影(録音)の為なのか撮り方が悪かったのか、フロントドアの施工前後の音の違いは判りづらいです。実際にはラゲッジフロアと同様に大きな音の違いがあります。

ラゲッジルームの床下に貼った制振材は、既存の遮音シートの効果が大きいため、追加の静音効果は感じられませんでした。
今後はタイヤハウス、フロア、天井に制振材、遮音シート、吸音材/断熱材を施工し、全体的な静粛性向上を目指します。全ての施工後に車内が静かになっていれば、成功と言えるでしょう。

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