Boosters ミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布を買ってみた

Boosters ミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布を買ってみた

前回の購入した名刺入れは、たまたま見つけてほとんど衝動的に購入したものでした。今回のミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布は、それとは違い、実は1年以上前から気になっていた製品です。ただ「ブースターズ」というブランドについてまったく知らず、価格も安いとはいえ5千円以上なので、ハズレだったらどうしよう…と迷ってなかなか購入に踏み切れませんでした。しかし、前回の名刺入れが期待以上の出来栄えだったこともあり、思い切って購入を決めました。

アマゾン・楽天ともに、BoostersブランドのL字ファスナーミニ財布は、販売価格がおよそ5,500円となっています。ただし、タイミングによってはさらに安く購入できるチャンスがあります。ここではアマゾンのリンクを紹介していますが、実際には楽天の方が安い可能性が高そうです。

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前回の名刺入れと同じく、ヤマト運輸の安価な小物配送「ネコポス」で封筒に入って届きました。ただし、名刺入れよりも一回り以上大きいサイズのパッケージです。

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封筒の中身は、納品書やパンフレットが前回と同じく同封されていましたが、財布自体はビニールに包まれた箱に収められていました。
今回は楽天で、提供条件不明の2割引クーポンが配布されており、それを利用したことで4,400円以下というお得な価格で購入できました。

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外箱はギフト用を意識したデザインで、金色の文字で「Boosters PREMIUM」と刻まれ、高級感があります。ただ、自分用として購入したので、この箱は残念ながらすぐに処分することになります。贈り物なら嬉しい仕様ですが、自分用ならここまで立派な箱は不要に感じます。

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箱の中には、ビニールで丁寧に包まれた財布が入っていました。注文通りカラーは「オリーバ」で、安心しました。

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こちらが財布本体です。ファスナーがない側を手前に置いた状態で撮影しています。ミネルバリスシオの美しい表面とオリーバカラーが印象的です。

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ファスナー側を手前にしてみました。この財布のファスナーはシルバーで細身のタイプが使われているため少し安っぽく見えます。写真では右下に擦り傷のように見える部分がありますが、実際は光の反射によるもので、革の表面はとても綺麗です。

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こちらはマチ部分です。革の端は切りっぱなしや蝋仕上げではなく、表革を内側に巻き込んで処理されており、丁寧な仕上がりになっています。

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ファスナーを開けてマチを広げてみました。L字ファスナーということもあり(反対側が)開放される構造で、このマチもしっかりと開くため、中身の出し入れがしやすそうです。

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財布を上から覗き込むと、外革の内側にそれぞれカードポケットが2つずつ配置されています。外革部分は硬めで、芯材が入っている可能性があります。白いカードが1枚差し込まれていました。
中央には小銭入れ用のポケットがあります。

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この白いカードは、前回購入した名刺入れと同じく、名刺サイズで中央に「Boosters PREMIUM」と書かれていました。

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外革の内側やマチの内側までミネルバリスシオの銀面になっています。見えにくい部分にも贅沢な素材が使われており、さりげなく豪華です。

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片側のカードポケット部分には「Boosters PREMIUM」の型押しがあり、特定の高級革を使用しているブースターズのプレミアムシリーズであることが示されています。

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中央の小銭ポケットは、底がしっかりと縫い閉じられています。さらにその底の上に約1cmの上げ底構造があり、二重に縫われています。以前使っていたL字ファスナー財布のコインポケットは底が閉じていないトンネル状で、多くのコインを収納できた反面、深さのせいで小銭を探しづらい難点がありました。この小銭ポケットは底が浅いため、小銭の収納量は少し減りますが、探して取り出しやすいのがメリットです。
また、コインポケットの底が縫い閉じられていることで、紙幣をコインポケットの下にU字に通して折らずに収納できます。

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商品説明には書かれていませんでしたが、カードポケットの内側にはビニール布のような滑りの良い内張りが施されています。これにより、カードの出し入れ時にカードがひっかかったり革の床面とこめんを傷つける心配がなくなります。ただし「オールレザー」とは言えなくなります。
中央のコインポケット内側は床面仕上げですが、小銭を入れる用途を考えれば妥当です。もしミネルバリスシオのような繊細な革の銀面が使われていたら、早々に傷んでしまうでしょう。

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ファスナーのスライダー側面には小さく「YKK」と刻まれています。(やや読みにくいです)
新品のためか、スライダーの動きはまだ少し硬さを感じますが、経験上、使っているうちに滑らかになっていくでしょう。粗悪なファスナーは滑らかにならずに壊れますが、YKKならそうはならないと思います。

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左上が今回のL字ファスナーミニ財布、右上が前回の名刺入れ、下にあるのが14年使用している札入れです。いずれもミネルバリスシオのオリーバカラーですが、下の札入れは長年の使用で深みのある色に変化(エイジング)しています。新品の2つと比べると、経年変化の違いがよくわかります。なお、札入れも新品の頃は上の2つと同じ色味でした。

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札入れの内側は、外革に比べるとエイジングがあまり進んでいないため、今回のミニ財布や名刺入れと比べても大きな色の違いは感じません。

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左がこれまで使用していたCOCOMEISTERの「ナポレオンカーフ・ボナパルトL字ファスナー」、右が今回のミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布です。左の財布も当初は暗めの緑色でしたが、今では濃い茶色寄りに変化しています。どちらも横幅は11cmですが、縦の長さは今回の財布が1cm大きく9.5cmあります。このわずか1cmの差で紙幣がファスナーに挟まらず、格段に使いやすくなっています。これまでの財布で最も不満だった「紙幣がファスナーに噛む」という問題が解消されたのは大きなメリットです。ちょっとコンビニに買い物に出るなどというときには札入れは持たず、ミニ財布に紙幣を2,3枚挟むというような使い方をすることが多く、小銭入れ用だからといって紙幣を入れることを全く考慮しないわけにはいきません。
ただし、その分サイズが大きいため、ポケットの小さい服では少し収まりが悪い可能性もあります。

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実際にカードと小銭を入れてみました。紙幣はまだ入れていませんが、コインポケットの浅さが非常に使いやすく感じます。外革が硬めなのでカードを入れても安心感があり、さらにカードポケットには適度な余裕があるため出し入れがスムーズです。

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2025年10月9日追記:
紙幣を折りたたまずにコインポケットの下を通した状態で撮影しました。写真の様に、紙幣を入れても余裕があり、ファスナーで紙幣の端を挟むことはありません。

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上が今回のミニ財布、下が前回の名刺入れです。どちらもミネルバリスシオのオリーバを使用しており、革の質感や色味がそろっています。縫製も同様の仕上がりです。名刺入れではこの縫製で良さそうですが、少し乱暴に扱われる可能性のあるミニ財布では心許ない縫製のようにも思えます。しかし、太い糸でしっかり縫われるとワイルド感が強くなってしまうため難しいところです。
今回の財布は商品ページに「バングラデシュ製」と記載がありましたが、名刺入れの製造国は明記されていません。ただ、同じ生産地の可能性が高そうです。

ミネルバリスシオを全面に使用した財布は、期待通り手触りが素晴らしく、サイズ感も理想的で非常に使いやすいです。ただし、L字ファスナーという実用的な形状のため、高級革でありながら外観の豪華さはやや控えめです。それでも、高級革の財布としては驚くほどリーズナブルで、とても満足しています。今回は小銭入れ用途のため、長年愛用している札入れよりもややラフに扱うことになりそうですが、繊細なミネルバリスシオをできるだけ大切に使い、綺麗にエイジングさせていきたいと思います。

ちなみに、メルカリに某革工房さんが今回のミニ財布よりさらに上質そうな財布などを出品されています。ウォッチしている限りではプエブロを使った品が多いようです。ミネルバリスシオの姉妹品で、表面に細かい傷を付けて毛羽立たせた革です。特に小銭入れのようなハードに使われやすい実用品用の革としてはリスシオよりは有力な選択肢です。または、依頼すれば好みの革を使って作成して貰えるのかもしれません。出品されている商品のお値段は、今回紹介したミニ財布の通常価格と大きく変わらないので、抑えておくと良さそうです。

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Boosters ミネルバリスシオの名刺入れを買ってみた

Boosters ミネルバリスシオの名刺入れ

2年ほど前に、革財布の記事を公開しました。その中で「良い革の小銭入れを探している」と書いたのですが、実際にその後も3〜6ヶ月ごとに探し続けていました。記事内で「良い革」と表現しましたが、具体的にはミネルバリスシオかプエブロレザーを指していました。どちらもイタリアの同じタンナーで作られた姉妹品の牛革です。ミネルバリスシオは表面がすべすべしており、プエブロレザーはその表面を削って毛羽立たせ、マットな質感に仕上げた革です。個人的にはブッテーロよりもミネルバリスシオの方が好みで、さらに言えば札入れ・小銭入れ・名刺入れをすべてミネルバリスシオのオリーバで揃えたいと思っていました。そして最近見つけたのがBoostersというブランドの名刺入れです。

今回はアマゾンで注文しました。ミネルバリスシオを全面に使った製品は、安くても1万円台後半はするだろうと予想していたのですが、実際は人件費の安い南アジア製と思われるもので、なんと3,300円(送料無料)という格安価格でした。というか、どこの国で作ってもこの価格はありえなくないですか?

Boosters ミネルバリスシオの名刺入れ 1
最近よくあるのですが、スマホで撮った写真の一部が保存されないトラブルが続いていて、届いたときの梱包写真は残っていませんでした。実際には封筒に入った状態でネコポス(ヤマト運輸の安い小物便)で届きました。封筒から出した中身がこちらです。名刺入れ本体はビニールで包まれており、箱などには入っていません。個人的には全く問題なく、ギフト用以外では豪華な箱は不要だと思っています。

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折りたたみの蓋とカード入れの間にはビニールシートが挟まれていました。長期保管されても革の銀面同士が貼り付かないようにするための配慮だと思われます。

Boosters ミネルバリスシオの名刺入れ 3
蓋を開けると、名刺入れのスペースにはスポンジシートが入っており、さらにカードが1枚差し込まれていました。また、革の表面には白っぽい粉のようなものが多く付着しており、写真では擦り傷に見えるかもしれませんが、実際には傷はありません。埃ではなく、革同士の貼り付き防止としてベビーパウダーやコーンスターチのようなものが振られているのかもしれませんが、正確なところはわかりません。

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外革には1枚もののミネルバリスシオが使われています。これだけで気分が上がります。しかも3千円台前半で手に入るのですから驚きです。

Boosters ミネルバリスシオの名刺入れ 5
蓋を開いた下部にはBoostersのブランド名が型押しされていました。さらに、一部のブランド革を使った製品はブースターズプレミアムシリーズということになっているらしく「PREMIUM」の型押しもあります。
この写真を撮った時点ではまだ革の表面の粉を払い落としていません。

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挟まっていた名刺大のカードには「Boosters PREMIUM」とだけ印刷されていました。

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名刺入れの側面ですが、外革の全周と内側の革の側面の断面(コバ)が切りっ放しではなく、蝋のようなものでしっかり仕上げられていました。

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カードポケット側の革の断面は切りっぱなしですが、カードの出し入れで擦れる部分なので妥当な仕様です。カード収納部は革の床面とこめんがそのまま使われています。安価な革で繊維が粗ければ不安ですが、ミネルバリスシオの床面はきめが細かく磨き上げられているため十分です。ただし、この床面は染色されていません。名刺に色移りするのを避けるためでしょうか。
このポケットは名刺を出し入れする際に目に見える部分なので、滑りやすさのためにナイロン布などの素材を貼られるよりも革そのままの方が嬉しいと感じました。

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2つのカードポケットを仕切る革の厚みは1mmほどです。強度としては必要十分です。

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外革(折り曲げられている部分)の厚みも1mmで、蓋の裏側に貼られた革も1mmのため、蓋の合計厚みは2mmになります。1枚革の部分のコバは1mmよりやや厚めです。
マチ部分は0.5mm以下でしたが、それ以外はすべて1mm厚の革が使用されていました。
外革が1.5mm以上の厚めに漉いた革だと個人的にはさらに嬉しかったかもしれませんが、革が厚すぎると蓋が閉まりにくくなったりカードの出し入れがしづらくなる可能性もあります。「名刺入れ」として考えると、外革も1mm厚が適切なのかもしれません。

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写真では見やすいようにカードを少し手前に出しています。名刺10枚を入れたときの収まり具合は、横方向に余裕があり、1つの大ポケットで20〜30枚は入りそうです。大ポケットが2つあるので、合計で40枚以上収容できるかもしれません。

ここで気づいたのですが、アマゾンの商品ページの写真では名刺入れ本体側に「大ポケット1つ+小ポケット1つ」が写っていて、収容枚数20枚と記載されています。ところが、届いた製品には名刺入れ本体側には「大ポケット2つ+小ポケット1つ」があります。(さらに蓋の裏にも薄い小ポケットがあります。)
カラー以外にも仕様のバリアントがあるのでしょうか。購入時にそれを選択できないのは少し困ります。

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カードをポケットの奥まで入れてみました。奥行きにも余裕があるため、やはり多くの枚数が収まります。
個人的にはカードをたくさん入れて名刺入れをパツパツにはしたくないので通常は持参するカードは10枚程度です。しかし、急遽大きな会合に出ることになってもこれ1つで対応できそうなので安心感があります。

Boosters ミネルバリスシオの名刺入れ 13
蓋を閉じた背面側です。すべすべで、思わずずっと撫でていたくなる触感です。ミネルバリスシオの魅力はまさにこの心地よさにあります。
もし乱暴に扱う品であれば、この革は繊細すぎて傷つきやすいかもしれませんが、名刺入れは基本的に大切に扱うものなので適しています。
「オリーバ」は本当にすばらしい色です。名刺入れ単体で考えるなら次点は上質な青の「オルテンシア」ですが、ミネルバリスシオのカラーバリエーションはどれも完成度が高いと感じます。どの色を選んでも、大切に使い込むことで美しいエイジングを楽しめるでしょう。

今回は非常に良い買い物ができました。ミネルバリスシオのオリーバの指名買いなので、商品が届く前から革の色合いや質感は事前に想像できていましたが、実際に届いた製品は期待通りの仕上がりで、名刺入れとしても大満足です。年齢的にに名刺入れを使用する期間は(短かければ)せいぜいあと10年ほどですが、これがおそらく最後の名刺入れになるでしょう。それが愛着を持って使えそうで本当に良かったと思います。

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