古い車の近代化改修 リアハッチとタイヤハウス車内側の制振

古い車の近代化改修 リアハッチとタイヤハウス車内側の制振

今年の夏、ラゲッジルームの床板の下に遮音シートを敷きました。作業自体は非常に簡単でしたが、その効果は想像以上で、車内が驚くほど静かになりました。さらに後日、スペアタイヤを格納するエリアの薄い鉄板部分に制振材を貼り付け、鉄板の振動によるノイズを防ぐようにしました。ただし、遮音シートとの重複部分であるためか効果を体感できるほどではありませんでした。2つの施工によりラゲッジエリアの床下からのノイズは減少したものの、周囲からの音は依然として気になるレベルでした。特に、走行中に発生するロードノイズや原因不明のバタつき音は、リアのタイヤハウス、リアクォーターパネル、そしてリアハッチから発生しているように思われます。(今回はリア部分の施工について述べます)

今回も前回と同じ制振材を使用しました。ブチルゴム層とアルミシート層で構成された製品で、サイズは46cm×5mのロール状、厚さ2.3mm、重量は10kgあります。アルミシート面には塗装と凹凸模様が施されており、圧着具合を視覚的に確認しやすい仕様です。制振効果を最大化するには、鉄板にしっかりと密着させる必要があり、模様が潰れる程度に強く圧着します。ただし、模様が潰れることで施工後の見た目は悪くなるため、美観を重視する場合は平滑な表面の製品を選ぶのも良いでしょう。ブチルゴム面は粘着面でもあり、剥離紙を剥がして鉄板に直接貼り付けます。剥離紙は破れやすく、手がゴム成分で汚れることがあるため注意が必要です。また、アルミ層は薄く硬いため、シートを切り出す際は軍手などを着用して手を保護しましょう。

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この写真はラゲッジエリアの車内側からリアハッチを撮影したものです。リアハッチの内張りはすでに外してあります。この内張りは、リアハッチを開けることなく、下部に指をかけて車内前方に引っ張るだけで簡単に外すことができます。この車の場合、リアハッチ内側には制振材も吸音材も一切使用されておらず、軽量化のためかインナーパネルに大きな開口部が設けられています。そのため、外部との間は薄いアウターパネルと樹脂の内張りのみで仕切られています。当然ながら、外部の音が車内に伝わりやすく、走行中は薄い外板がシンバルのように震えてノイズを発生させます。この構造が、同クラスの低価格車よりも騒音が大きい原因の一つと言えるでしょう。

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リアハッチは上方向に跳ね上げるタイプのため、サイドドアのように重い制振材を多量に貼ることはできません。制振材を貼りすぎると、ダンパーで支えきれずにハッチが下がってしまうからです。そのため、凹凸の多い部分や、叩いても音が響かない場所には制振材を貼らず、主にアウターパネルの響きやすい部分だけに施工しました。インナーパネルには、叩いて反響した中央下部の2箇所のみに制振材を貼っています。
写真には写していませんが、アウターパネルとインナーパネルの間には1cm厚の吸音材の「シンサレート」をロール状にして挟み込みました。

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リアハッチの内張り裏側には、重量増加を防ぐため、最低限の制振材のみを間隔を空けて貼りました。軽く叩いてみて、わずかに響かない程度のバランスで施工しています。

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リアハッチの内部にシンサレートを使ったら残りが無くなってしまったので内張りの裏側には同じく1cm厚のニードルフェルトを貼りました。内張りには3箇所の突起があり、これがリアハッチのフレームと接触するようになっていました。接触部分には布のようなクッション材が貼ってあり、これにより走行中に振動してカタカタ鳴るのを防ぐようになっていました。そこで、その突起部分はニードルフェルトに穴を開けて通しました。

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リアハッチの内張りを固定する白いクリップは主に上段・中段に取り付けられていたものが劣化して爪が砕けていました。土台面の皿も砕けて欠けているものがありました。そこで、以前にAliExpressで購入して放置していたトヨタ用クリップセットに入っていた同型クリップと交換しました。15年落ちほどの車になると光が当たらない部分のクリップであっても樹脂が黄色っぽく変色して脆く砕けるようです。

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内張りをリアハッチに再装着しました。位置を合わせて軽く叩くと、クリップがパチンと嵌まり固定されます。リアハッチを開ける必要はありません。

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リアのタイヤハウス部分の内張りを外すには、まずラゲッジルームの床板を外します。床板は置いてあるだけなので、持ち上げるだけで簡単に外せます。黒いフックが10mmの六角ナットで床に固定されているため、左右に2つずつ外します。このフックの片側はリア座面下のカバーを留めているため、それも同時に外します。写真で白く見える汚れは、結露した水が乾いて残ったカルシウム分などと思われます。濡れた雑巾で拭けば簡単に除去できます。

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タイヤハウスの内張りを外す際は、リアシートベルトの固定ネジが邪魔になるため、これを外します。固定には14mmの六角ネジとクリップが使われています。写真右下に見えるリアシート座面の固定金具は外す必要はありません。

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タイヤハウスの内張りは、下部を内側に引っ張ることで剥がすことができます。この内張りパネルは上部に爪があり別の内張りパネルに引っ掛けてあるため、上部から引っ張ってはいけません。また、この作業の前に、リアハッチ開口部下側中央の樹脂製カバー(敷居部分)を外しておく必要があります。このカバーはリアハッチを開けなければ取り外せません。

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内張りを裏返すと、フェルト製の吸音材が貼られていました。この吸音材の効果は限定的ですが、このように静音対策がほとんど施されていない車種でもメーカーが吸音材を配置しているということは、それだけノイズの発生が多い部分であることを意味します。つまり、タイヤハウスの車内側に制振材を貼ることで、高いノイズ抑制効果が期待できます。

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前回、制振材が不足して中途半端に終わっていたスペアタイヤ収納部の横からタイヤハウス(車内側)にかけて、広く制振材を貼りました。フックのネジ穴などの機能部分は避けています。これで鉄板を叩いても響く箇所はなくなりました。写真には写っていませんが、タイヤハウス後部の開口部からリアクォーターパネル(アウターパネル)の内側にも、手の届く範囲で制振材を貼り付けました。写真は左側タイヤハウス部分で、この車ではガソリン給油口があるため、施工範囲は狭くなっています。

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右側タイヤハウス車内側にも制振材を貼りました。左右で施工方法は少し異なります。写真の赤い矢印部分、タイヤハウス後部側にはリアクォーターパネルへ続く開口があり、右側には給油口がないため、奥まで広く制振材を貼ることができました。これによりリアクォーターパネルの振動も抑制できると考えられます。

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ラゲッジエリアの床部分を撮影しています。ここは通常、リアシート座面の下に位置する場所です。この車ではリアシートを前方に押し出し、後席足元のスペースに倒し込むことでラゲッジエリアを拡大できます。先ほど外したフックと、フックのない10mm六角ナットを左右2つずつ外すことで、床カバーを取り外すことができます。カバーを外すと燃料ポンプのフタが見えます。このフタの周囲の鉄板は叩くと硬く響くため、制振材は無しで遮音シートだけを敷くことにしました。(次へ)

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この部分にはリアシート固定用のループ金具が2箇所出ているため、その部分だけ穴を開けて遮音シートを敷きます。遮音シートは、スペアタイヤ側(後側)とフロント側の両方で数センチの余裕を持たせてカットしました。

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遮音シートを敷いた上に床カバーを取り付けました。遮音シートがはみ出していますが、これは想定通りです。はみ出た部分が隣の遮音シートと重なることで、気密性と遮音性を高める役割を果たします。スペアタイヤ側は、床板(スペアタイヤと工具入れのフタ)を開けることがあるため、ガムテープなどで遮音シートを張り合わせてつなぐことはできません。

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写真の中央部分が燃料ポンプの位置です。後席右側はすでに通常の状態に戻しています。左側(写真下半分)はリアシートを倒してラゲッジスペースを拡大した状態です。スペアタイヤ上の床板を戻したため、遮音シートのはみ出しは隠れています。前方に延びた遮音シートの一部は写真に写っていますが、左リアシートを戻すと座面下に隠れます。今後、前後シートを取り外してフロアカーペットを剥がす際には、この部分にさらに遮音シートを重ねて接着する予定です。

今回は左右のリアのドアにも制振材を施工しました。ただし、フロントドアのように全面施工はせず、アウターパネルを重点的に、インナーパネルと内張り(ドアトリム)には必要最小限のみ貼っています。今回は制振材でインナーパネルのサービスホールも塞ぐこともしていません。サービスホールは透明ビニールシートで塞ぎ、その上から吸音材のシンサレートを重ねました。なお、リアのドアには左右ともフェルト吸音材は一切貼られていませんでした。
リアハッチ、左右のタイヤハウス、リアドアに制振材を施工しましたが、今回は節約施工だったため5mロールのうち数十cmが余りました。残りの制振材でバルクヘッド部分の施工も可能かもしれません。

今回の施工効果として、走行中に車後部から聞こえていたバタつく音や、やや高めの「コーー」という音がほぼ消えました。ただし、「ゴー」という低音のロードノイズは依然として残っています。この車にはリアタイヤハウスカバーがなく、タイヤハウスのタイヤ側の車体に直接ザラザラとしたコーティングが施されているため、「ノックスドール オートプラストーン」のような厚いゴム層を追加施工すれば軽減できる可能性があります。ただし、車軸から伝わるノイズであれば効果は限定的でしょう。
今回の静音効果はかなり大きく、エンジン始動直後のアイドリングから明確に違いが感じられ、感動するほどでした。しかし、走行を始めて5分もするとその静けさに慣れてしまい、感動は薄れます。それでも、音楽が聞き取りやすくなるなど、ふとした折に改めて効果を実感することがあります。
リアドア、リアハッチ、タイヤハウス、燃料タンク上(床下)を同時に施工したため、どの箇所の効果が最も大きいかは判断できません。リア側からのノイズは確実に減少しましたが、その分、前方のエンジン音がより目立つようになりました。さらに、前輪側のロードノイズも大きいため、今後は前タイヤハウスとフロントフェンダー内側(フェンダーライナー)にも静音処理を行う予定です。また、バルクヘッドやボンネット裏にも何らかの対策を施したいと考えています。
元々この車は静音処理がほとんど施されていないため、効果を実感しやすく、やればやるほど静かになります。そのため、静音施工が楽しくなって止まらない――まさに“静音沼”にハマってしまいました。

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Boosters ミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布を買ってみた

Boosters ミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布を買ってみた

前回の購入した名刺入れは、たまたま見つけてほとんど衝動的に購入したものでした。今回のミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布は、それとは違い、実は1年以上前から気になっていた製品です。ただ「ブースターズ」というブランドについてまったく知らず、価格も安いとはいえ5千円以上なので、ハズレだったらどうしよう…と迷ってなかなか購入に踏み切れませんでした。しかし、前回の名刺入れが期待以上の出来栄えだったこともあり、思い切って購入を決めました。

アマゾン・楽天ともに、BoostersブランドのL字ファスナーミニ財布は、販売価格がおよそ5,500円となっています。ただし、タイミングによってはさらに安く購入できるチャンスがあります。ここではアマゾンのリンクを紹介していますが、実際には楽天の方が安い可能性が高そうです。

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前回の名刺入れと同じく、ヤマト運輸の安価な小物配送「ネコポス」で封筒に入って届きました。ただし、名刺入れよりも一回り以上大きいサイズのパッケージです。

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封筒の中身は、納品書やパンフレットが前回と同じく同封されていましたが、財布自体はビニールに包まれた箱に収められていました。
今回は楽天で、提供条件不明の2割引クーポンが配布されており、それを利用したことで4,400円以下というお得な価格で購入できました。

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外箱はギフト用を意識したデザインで、金色の文字で「Boosters PREMIUM」と刻まれ、高級感があります。ただ、自分用として購入したので、この箱は残念ながらすぐに処分することになります。贈り物なら嬉しい仕様ですが、自分用ならここまで立派な箱は不要に感じます。

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箱の中には、ビニールで丁寧に包まれた財布が入っていました。注文通りカラーは「オリーバ」で、安心しました。

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こちらが財布本体です。ファスナーがない側を手前に置いた状態で撮影しています。ミネルバリスシオの美しい表面とオリーバカラーが印象的です。

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ファスナー側を手前にしてみました。この財布のファスナーはシルバーで細身のタイプが使われているため少し安っぽく見えます。写真では右下に擦り傷のように見える部分がありますが、実際は光の反射によるもので、革の表面はとても綺麗です。

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こちらはマチ部分です。革の端は切りっぱなしや蝋仕上げではなく、表革を内側に巻き込んで処理されており、丁寧な仕上がりになっています。

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ファスナーを開けてマチを広げてみました。L字ファスナーということもあり(反対側が)開放される構造で、このマチもしっかりと開くため、中身の出し入れがしやすそうです。

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財布を上から覗き込むと、外革の内側にそれぞれカードポケットが2つずつ配置されています。外革部分は硬めで、芯材が入っている可能性があります。白いカードが1枚差し込まれていました。
中央には小銭入れ用のポケットがあります。

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この白いカードは、前回購入した名刺入れと同じく、名刺サイズで中央に「Boosters PREMIUM」と書かれていました。

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外革の内側やマチの内側までミネルバリスシオの銀面になっています。見えにくい部分にも贅沢な素材が使われており、さりげなく豪華です。

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片側のカードポケット部分には「Boosters PREMIUM」の型押しがあり、特定の高級革を使用しているブースターズのプレミアムシリーズであることが示されています。

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中央の小銭ポケットは、底がしっかりと縫い閉じられています。さらにその底の上に約1cmの上げ底構造があり、二重に縫われています。以前使っていたL字ファスナー財布のコインポケットは底が閉じていないトンネル状で、多くのコインを収納できた反面、深さのせいで小銭を探しづらい難点がありました。この小銭ポケットは底が浅いため、小銭の収納量は少し減りますが、探して取り出しやすいのがメリットです。
また、コインポケットの底が縫い閉じられていることで、紙幣をコインポケットの下にU字に通して折らずに収納できます。

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商品説明には書かれていませんでしたが、カードポケットの内側にはビニール布のような滑りの良い内張りが施されています。これにより、カードの出し入れ時にカードがひっかかったり革の床面とこめんを傷つける心配がなくなります。ただし「オールレザー」とは言えなくなります。
中央のコインポケット内側は床面仕上げですが、小銭を入れる用途を考えれば妥当です。もしミネルバリスシオのような繊細な革の銀面が使われていたら、早々に傷んでしまうでしょう。

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ファスナーのスライダー側面には小さく「YKK」と刻まれています。(やや読みにくいです)
新品のためか、スライダーの動きはまだ少し硬さを感じますが、経験上、使っているうちに滑らかになっていくでしょう。粗悪なファスナーは滑らかにならずに壊れますが、YKKならそうはならないと思います。

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左上が今回のL字ファスナーミニ財布、右上が前回の名刺入れ、下にあるのが14年使用している札入れです。いずれもミネルバリスシオのオリーバカラーですが、下の札入れは長年の使用で深みのある色に変化(エイジング)しています。新品の2つと比べると、経年変化の違いがよくわかります。なお、札入れも新品の頃は上の2つと同じ色味でした。

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札入れの内側は、外革に比べるとエイジングがあまり進んでいないため、今回のミニ財布や名刺入れと比べても大きな色の違いは感じません。

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左がこれまで使用していたCOCOMEISTERの「ナポレオンカーフ・ボナパルトL字ファスナー」、右が今回のミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布です。左の財布も当初は暗めの緑色でしたが、今では濃い茶色寄りに変化しています。どちらも横幅は11cmですが、縦の長さは今回の財布が1cm大きく9.5cmあります。このわずか1cmの差で紙幣がファスナーに挟まらず、格段に使いやすくなっています。これまでの財布で最も不満だった「紙幣がファスナーに噛む」という問題が解消されたのは大きなメリットです。ちょっとコンビニに買い物に出るなどというときには札入れは持たず、ミニ財布に紙幣を2,3枚挟むというような使い方をすることが多く、小銭入れ用だからといって紙幣を入れることを全く考慮しないわけにはいきません。
ただし、その分サイズが大きいため、ポケットの小さい服では少し収まりが悪い可能性もあります。

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実際にカードと小銭を入れてみました。紙幣はまだ入れていませんが、コインポケットの浅さが非常に使いやすく感じます。外革が硬めなのでカードを入れても安心感があり、さらにカードポケットには適度な余裕があるため出し入れがスムーズです。

Boosters ミネルバリスシオのL字ファスナーミニ財布を買ってみた 21
2025年10月9日追記:
紙幣を折りたたまずにコインポケットの下を通した状態で撮影しました。写真の様に、紙幣を入れても余裕があり、ファスナーで紙幣の端を挟むことはありません。

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上が今回のミニ財布、下が前回の名刺入れです。どちらもミネルバリスシオのオリーバを使用しており、革の質感や色味がそろっています。縫製も同様の仕上がりです。名刺入れではこの縫製で良さそうですが、少し乱暴に扱われる可能性のあるミニ財布では心許ない縫製のようにも思えます。しかし、太い糸でしっかり縫われるとワイルド感が強くなってしまうため難しいところです。
今回の財布は商品ページに「バングラデシュ製」と記載がありましたが、名刺入れの製造国は明記されていません。ただ、同じ生産地の可能性が高そうです。

ミネルバリスシオを全面に使用した財布は、期待通り手触りが素晴らしく、サイズ感も理想的で非常に使いやすいです。ただし、L字ファスナーという実用的な形状のため、高級革でありながら外観の豪華さはやや控えめです。それでも、高級革の財布としては驚くほどリーズナブルで、とても満足しています。今回は小銭入れ用途のため、長年愛用している札入れよりもややラフに扱うことになりそうですが、繊細なミネルバリスシオをできるだけ大切に使い、綺麗にエイジングさせていきたいと思います。

ちなみに、メルカリに某革工房さんが今回のミニ財布よりさらに上質そうな財布などを出品されています。ウォッチしている限りではプエブロを使った品が多いようです。ミネルバリスシオの姉妹品で、表面に細かい傷を付けて毛羽立たせた革です。特に小銭入れのようなハードに使われやすい実用品用の革としてはリスシオよりは有力な選択肢です。または、依頼すれば好みの革を使って作成して貰えるのかもしれません。出品されている商品のお値段は、今回紹介したミニ財布の通常価格と大きく変わらないので、抑えておくと良さそうです。

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