360度カメラ対応の中華13.1インチAndroidナビ カメラのキャリブレーション

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前回の記事では、新しいナビ用の前後左右カメラを取り付ける手順について説明しました。これらのカメラは超広角の魚眼レンズを採用しているため、そのままの映像では視認性が悪く、さらに前後左右の映像が統合されないため、いわゆる「アラウンドビュー」や車両の真上から見たような俯瞰映像を得ることができません。そこで、今回はカメラのキャリブレーションを行い、映像を正確に表示できるように設定を進めていきます。このキャリブレーションを行うことで、前後のカメラ映像は人間の目で見た感覚に近い形に補正され、さらに車両全体を上から見るようなアラウンドビュー表示が実現できるようになります。
今回の記事では、キャリブレーションの手順を詳しく解説し、取り付け作業の最終ステップを完了させていきます。

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Androidのドロワー画面にある「360 paramic view」をタップします。

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360 paramic viewメイン画面が開きます。
この時点では、まだキャリブレーションが完了していないため、画面左半分のアラウンドビュー表示が乱れていて、全体像がつかみにくい状態になっています。このままでは正確な映像を得られないので、まずは設定メニューに進む必要があります。画面左下に表示されている○のアイコンをタップすると、メニューが表示されます。ここからキャリブレーション設定を行います。

メニュー画面の右下の をタップし、設定メニュー画面を開きます。

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設定メニュー画面の「 Calibrate」をタップします。

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このナビでは、設定画面の一部にアクセスする際にパスワードを入力する必要があります。360度カメラのキャリブレーション設定もそのひとつで、パスワードを入力してから設定画面に進むことになります。パスワードは「0000」となっています。(他の機種やメーカーによっては異なる場合があり、「8888」や「1234」といった簡単なパスワードがよく使われます)。
パスワードを正しく入力し、「 (チェック)」アイコンをタップして次に進みます。

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キャリブレーション設定メニューが開くので一番上の「Calibrate」をタップします。多くの場合、一般ユーザーが必要とするのはこの「Calibrate」の項目だけであり、それ以外の設定は触る必要がないでしょう。

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次に、事前に購入したキャリブレーションシートと同じ柄のものを選択します。今回は、四隅に■マークがついたキャリブレーションシートを使用しています。また、車両のサイズに合わせて適切なシートを選ぶ必要があり、うちの車は小型車なので4.4mサイズのシートを選択しました。

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キャリブレーションシートは、車両の前後に敷きます。(一部のシートは前後左右に配置する場合もあります)。今回購入したシートは丈夫な不織布風の素材で作られたものですが、ペラペラで軽い素材のシートもあるかもしれません。その場合、風で捲れる可能性があるため、四隅を石などで抑えるとよいでしょう。ただし、キャリブレーションに影響を与えないよう、黒に近い色の物は避ける方が無難です。また、カメラの取り付け位置が低い場合、シートの折り目や凹凸が映像に影響を与え、自動キャリブレーションがうまくいかないことも考えられます。

基本的には、キャリブレーションシートを車両の前後それぞれ30cmほど離れた位置に敷きます。この距離は「CALIBRATION AID」設定で変更可能です。また、シート中央の印と車体の中央を正確に合わせます。魚眼レンズは中央から離れるほどわずかなズレでも映像に大きな影響を与えるため、できる限り正確に合わせることが重要です。
とはいえ、多少のズレがあってもキャリブレーションが行われればある程度は自動的に補正される仕組みになっています。ただし、条件によっては映像に歪みが残ることもあるため、その場合は再度設定を見直す必要があるかもしれません。

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パラメータ設定画面が開きます。
まず、画面右上の4つの数値を入力します。上部3つの数値は、車検証に記載されているものです。一方、LとRのオフセットは、手動で計測する必要があります。
次に、「CALIBRATION AID」から、より詳細な数値を入力します。
最後に「CALIBRATE」ボタンを押し、カメラ映像を確認しながら、必要があれば修正を行い作業を完了します。

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この画面では、項目名をタップすると、その左側に「何処の長さを測るのか」が表示されます。
なお、この画面で入力した4つの数値は、画面を再度開くたびに初期値に戻ります。そのため、数値は保存されていないように見受けられます。しかし、実際にはこれらの数値は、作業を進める上でそれほど重要ではなさそうです。

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「CALIBRATION AID」の画面です。実車の各部位の長さを測定し、すべての数値を正確に入力します。入力する項目を選択すると、どの部分の長さかが左側に表示されるので、迷うことなく作業を進めることができます。
全ての数値を入力し終わったら、左上にある「 」アイコンをタップして次の画面に進みます。
保存ボタンのようなものは見当たりませんが、この画面の数値は自動的に保存されます。

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「CALIBRATE」画面です。
前後左右のカメラがアプリ側で想定された通りの位置と角度に取り付けられており、「CALIBRATION AID」に正しい数値を入力し、キャリブレーションシートも正しく敷かれている場合、自動キャリブレーション機能が一度で全てを調整してくれます。
しかし、うちの車では、フロントカメラが水平に設置されていることや、カメラの位置が低すぎたことが原因で、キャリブレーションシートの凹凸が強調され、フロントカメラの自動キャリブレーションが失敗しました。後部と左右のカメラは問題なく一発で成功しました。
画面右側にある「FRONT」「REAR」「LEFT」「RIGHT」から調整したいカメラを選び、右半分に表示される魚眼カメラの映像を見ながら、キャリブレーションシート上の黒い四角形の隅に「+」マークを合わせていきます。
「+」マークをタップすると、そのマークが選択されます。次に、その「+」マークを指でドラッグして、黒い四角の隅に合わせます。指でのドラッグではおおまかな位置しか指定できないため、細かい調整は、画面上部に表示されるズーム画面を見ながら矢印ボタンで微調整を行います。魚眼カメラの特性上、1番と6番の四角形の角は少し見にくくなることがあります。
画面左半分に表示されている俯瞰図は、「CALIBRATE」ボタンを押すまでは更新されません。

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「FRONT」「REAR」「LEFT」「RIGHT」それぞれで、8箇所の「+」マークの位置を完全に合わせたら、「CALIBRATE」ボタンをタップします。
少し待つと、左側の俯瞰図が更新され、車両とキャリブレーションシートの位置関係が正しく表示されるようになります。このとき表示される車両とシートの間の距離は、実際の距離とは異なることがあります)
一度「CALIBRATE」ボタンを押した後も、再度「FRONT」「REAR」「LEFT」「RIGHT」を押して微調整を行い、再度「CALIBRATE」することが可能です。しかし、通常は一度で十分な結果が得られるでしょう。
最後に、右下の「EXIT」ボタンを押してキャリブレーション作業を終了します。

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真上からの視点だけでなく、ドライブゲームのように車の真後ろから見た視点や、斜め後ろからの視点も画面に表示できます。これにより、駐車や狭い道での運転が一層しやすくなり、特に周囲の状況をより正確に把握できるため、安全性が向上します。車両の状況を多角的に確認できることで、狭い駐車スペースや混雑した道路でも自信を持って運転することが可能になります。

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車の左右の前半分を拡大表示することも可能です。特に、車幅感覚に自信のない方にとって、この機能は非常に役立つでしょう。例えば、狭い場所や縁石の近くに駐車する際、または狭い道で他の車とすれ違う際に、これまでよりも安心して操作できるようになります。カメラが表示する映像は、細かな部分まで確認できるため、車を傷つけるリスクも軽減されるでしょう。

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バック画面の初期表示状態です。シフトレバーを「バック」に入れると、画面には後方の広範囲が表示されます。純正のバックカメラよりも後方を広く遠くまで表示します。特に上方向に視界が遮られることが少ないため、遠くの状況までしっかりと確認することができます。この広い視界は、駐車場や狭い道路でのバック操作時に非常に便利です。また、死角が少ないため、後方の障害物や歩行者を見逃すリスクも低減されます。

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初期メニュー画面で「 Settings」を選択すると、キャリブレーションを除く詳細設定画面が表示されます。この設定画面では、カメラや表示に関するさまざまな調整が可能ですが、基本的には一度設定してしまえば頻繁に変更する必要はないでしょう。ただし、ナビ本体と前後左右のカメラを別々の店舗で購入した場合、カメラの種類を選択する必要があるかもしれません。アナログカメラを使用しているため、正しい種類を選択しないと映像が正常に表示されない可能性があります。設定画面では、「Camera Mode」を選ぶことで、カメラの動作モードを調整できます。

さらに、自車の上から見た俯瞰図で表示される車の色やデザインをカスタマイズすることも可能です。一部の車種に限定されますが、有料でその車種専用の3Dデータを購入し、リアルな自車を表示させることもできます。また、後部のナンバープレートに自分の車のナンバーを表示することができますが、横1列での表示のみとなっているため、日本の標準的なナンバーレイアウトは適用できないようです。ナンバープレートには日本語の入力も可能です。

次回は、この中華ナビを実用的に使うために必要な設定を行います。

関連記事:

360度カメラ対応の中華13.1インチAndroidナビ 左右カメラの取り付け

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け

購入したナビと360度カメラのセットはクルマの前後左右に4台のカメラを設置するタイプです。前回は前後のカメラを取り付けたので今回は左右のカメラを設置します。左右のカメラを設置する場所としてはドア、Bピラー、ドアミラー辺りになるかと思われますが、ドアやBピラーへの設置はケーブル処理か外板への穴あけの面で素人には難しそうなのとカメラが車外の突起物となり保安基準的にどうなのかわかりません。購入した品はドアミラーに設置することが考えられているようで、樹脂に穴を開けるホールソーが付属しているので素直にドアミラーに設置することにしました。大掛かりにしたくなくてテキトーにミラーの外に配線してカメラをぶらさげれようと考える人もいるかもしれませんが、ドアミラーの外側にケーブルを通したりカメラをぶら下げると保安基準に適合しなくなるようです。面倒ですが、ミラーの内側にケーブルを通し、ドアミラーの底に穴を開けてカメラを付けることにしました。

ドアミラーは左右にありますが、この記事では左(助手席側)だけ写真に撮っています。運転席側もやることは全く同じです。違いがあるといえば、運転席側の方が窓・ドア操作用などのスイッチが多くてその分接続コネクタが大きく、ドア-車体に渡るケーブルが多い程度でした。ケーブルが多いとカメラケーブルを配管の中が狭くなって通すのがより大変になるという程度です。

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ミラーを外すのはミラーユニットを車体から取り外した後でも良いのでしょうが、今回は先に外しました。ミラーを上下または根本側(左右方向)のどちらかにゆっくりグッと押して鏡を傾けると指が入るくらいのスキマができます。片手ではなく両手でそれぞれ指の第一関節に鏡の縁をひっかけるようにして手前に引っ張ります。このとき、一気に剥がそうとすると鏡の裏のツメが折れてしまうのでそれぞれの辺で5mm程度浮かせては次の辺に取り掛かるようにした方が良いようです。また、冬場は樹脂のツメが硬くなっていて折れやすいので鏡にドライヤーで温風を吹きかけて温めた方が良いという情報があります。次の画像が鏡の台座なのでどうなっているか確認し想像しながら鏡を剥がすと良さそうです。

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4つの赤い矢印部分にそれぞれ鏡の裏側から4箇所2本のツメが白い樹脂(ミラーの台座)のバーを挟むように生えています。挟むようにということは中心に近い側のツメはこの白い樹脂の中心側とバーで挟まれています。ムリに力をかけるとこの挟まれた側のツメが折れます。ご注意ください。特に古いクルマの樹脂は脆くなっているかもしれません。

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ドアの内張りを剥がします。トヨタのクルマであれば大抵2本のネジを外すだけのようです。写真のようにドアレバーと肘置きあたりの2本のネジを外します。写真のクルマは安物なのでネジがむき出しですが、もう少し高級なクルマだとネジが蓋されていることがあります。

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ネジを外すと肘置きのスイッチパネルは引っ張るだけで外せました。スイッチ裏にクネクタがあるのでこれを外します。このコネクタを外すことでドアの内張りをある程度大きく移動させることができます。

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内張りを外す前にその上側のカバーを外します。ネジは無くツメで留められているので窓側から前方に捲るように力を入れると簡単にパカッと外れます。

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内張りはピンで留まっているので引っ張れば剥がれますが少し力が要ります。下側から外すのがラクですが、ピンが外れるときに少し大きな音がします。バンバンバンと大きく鳴るので初めてだったこともあり壊していないか心配になりました。
また、ドアの内張りはドアレバーの裏のワイヤーを外せば完全に外すことができますが、今回の作業ではドアレバーのワイヤーまで外す必要はありませんでした。ワイヤーをつないだままだと移動範囲に制限ができるので下にダンボール箱でも置いてやると良い感じです。内張りは元の位置にひっかけることもできます。

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ドアの内張りを剥がしたのでドアミラーのコネクタを外すことができます。コネクタを外せばドアミラーのユニットを外す準備ができました。

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この画像は、この時点で撮影した写真がボケすぎてて使えなかったのでカメラ取り付け後の写真のカメラケーブルを塗りつぶしています。
ドアミラーのユニットは3つの6角ネジで留められています。10mmだったと思います。ネジを3本とも外すとミラーユニットを車体から抜き取れます。というか、ミラーユニットが脱落する可能性があるので最後のネジを外すときはミラーユニットを支えてあげた方が良いかもしれません。

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取り外したミラーユニットです。車体に接する面はゴムと樹脂の中間のような柔らかい素材で全体を剥がします。防水用シートのようなのでヘラ等でこじ開けないでください。飛び出ている部分を引っ張れば剥がせる筈です。

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ミラー本体取り付け部(車体側)の底のカバーを外します。1箇所切り欠きがあるので浮かせて引っ張るだけです。このカバーのツメは細くて長いものなのでムリな方向に力をかけると折れる可能性があります。

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赤い矢印の3箇所はトルクスのネジで、ネジ止め剤が使われているのでかなりの力が要ります。持ち手部分が極太のドライバーを使うと良いです。それかインパクトか。黄色の矢印は普通のプラスネジです。全て外します。特に左の黄色矢印のネジはミラー側の底に少し隠れていることもあり忘れやすいので見落としなく外します。

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車体に接する側のプレートからケーブルが生えている部分はテープが巻きつけられているのでそれを外します。そして、見えているケーブルをミラー側に押し込みます。

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ミラーの取付部のネジ5本とツメ(黄色矢印)を外します。このクルマのミラーユニットの内側ではネジ(長さ)は同じものが使われています。ミラーユニット外側の根本の1本だけは長いものが使われています。

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ミラーユニットの背面(クルマの前方側)のカバーを外します。背面カバーはツメで留まっていますが、特にミラーの根本側のツメを優先して外すとカバーが外れやすくなります。逆に、根本側のツメから外さないと背面カバーは外れません。ミラー根本のモーター部が固定用の溝に嵌っているのでズラして外します。
背面カバーを外すとミラーに組み込まれたウインカーを外すことができます。ネジ2本(赤丸部分)を外すだけです。または、ウインカーのコネクタを外します。ウインカーのコネクタを鏡側から外すことができれば背面カバーを外さなくても良かったのですが、今回は鏡側からこのコネクタを外すことができなかったので背面カバーを外しています。このコネクタ(またはウインカー)を外さないとウインカーケーブルの長さに余裕がないのでモーター部を引き出すことができません。

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鏡の台座とモーターが浮きました。ミラーユニットの根本側からケーブルをミラー側に送ります。最低5cm、余裕があれば10cm程度。ケーブルは車体設置側のパネルから順を追って押して送ってください。ミラー側から無理やり引っ張ってはいけません。(次)

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特に注意箇所はこの画像の部分。無理やりミラー側から引っ張るとケーブルを傷めそうです。ここは無理に力をかけずに、できれば10cmほど押し出してください。押し出すと共にこの裏側から緩く引っ張ると上手くいきました。

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ミラーユニットの底面でカメラの設置場所をシミュレートします。電動ミラーなので鏡の向きが変わったときに邪魔にならなさそうな位置を探します。カメラの根元側が意外と大きくケーブルが飛び出ているので悩まされました。

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今回は、ミラーユニット底面の根元側の排水穴の縁から110mm、ミラーユニットの縁の段差部分から20mm奥側を中心点とする位置ににカメラを取り付けることにしました。
中心点に印を付けます。

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ドリルで穴を開けます。細め、太めで2段階で穴を開けるのが安全です。太めの方はホールソーの中心軸と同じ程度の太さにします。大きすぎる穴を開けるとホールソーがブレることになります。

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こんな感じで穴が空きました。

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ホールソーの軸を穴に通してから軽い力と低めの回転で穴を開けていきます。ミラーユニットの底面の樹脂は厚めなので結構時間がかかります。ナビに付属のホールソーは「中華なんちゃって工具」なので刃がほぼ無いのでなかなか穴が空きません。しかし、高速回転させると樹脂が溶けます。ホールソーを自前で揃えている方はそれを使用した方が早そうです。
ミラーの台座は逃しておいてください。回転するホールソーが突き抜けると壊れる可能性があります。

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なんちゃって工具のホールソーでも綺麗に穴があきました。バリが出来たらそれは取ってください。

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付属の左右カメラのパッキンは2種類で計4個付属します。傾斜ありのタイプと傾斜なしのタイプです。ドアミラーの底が完全に路面と平行でミラーユニットの底面が平面であれば傾斜なしタイプを使えば良さそうですが、ミラーユニットの底面が湾曲しているので今回は傾斜ありのタイプを使用しました。

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パッキンを先に穴に取り付けて傾斜具合を合わせてからカメラを下からはめ込みます。カメラを挿し込むのは窮屈な感じですが、全く動かないわけでもなく、後から回転させて向きの調整がぎりぎりできなくない程度です。逆にガバガバだと困ります。

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ミラーユニットの根本のモーター部です。ケーブルが通る穴がありますが、中でテープが巻かれているようで穴がほぼふさがっています。ケーブルの長さに余裕がない2本に気をつけて穴の中にケーブルを押します。ケーブルを押し込むと中の穴に余裕があるのがわかるのでカメラケーブルのコネクタを差し込み反対側まで通します。

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このとき、カメラケーブルをミラー台座の裏側に通してから穴に差し込んでください。カメラから生えているケーブルの長さには余裕がないのでミラー台座の裏側からなるべく最短でモーター部の穴に通るようにします。ただし、ケーブルの余裕ゼロでピンと張るのは避けます。穴を貫通させたカメラケーブルは元からあるミラーのケーブルと同じ経路で通していきます。(次以降)

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ミラー側の根本から車体側の根本に通し、狭い穴を通します。ミラーの根本部分は写真のようにとても汚れているのでこのタイミングで掃除しておきます。

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カメラケーブルを車体設置面側まで通します。穴には大きな余裕がありませんがギリギリ通りました。
ミラーユニットのモーター部を嵌めてネジ(1本)を締めます。緩めたミラーのケーブルとカメラケーブルを車体設置側に送ります。ケーブルを送ることでミラーユニットが車体設置側の台座と合体できるようになりました。

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通しにくい穴ですが、カメラケーブルの細いコネクタがぎりぎり通過しました。無理をしない力ですべて通しきります。

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車体設置側面の防水シートの穴までカメラケーブルを通します。これでカメラケーブルの余りは5〜7cm程度になります。
防水シートをしっかり元通りに嵌めます。防水シートのケーブル出口をビニールテープや自己融着テープで留めます。テープは車体設置後でも構いません。

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すでに書いていますが、ミラーユニットの中でカメラケーブルはミラーの台座の裏側を通します。これでミラーが動いてもケーブルが邪魔になることはありません。ミラー側にケーブルを通すとミラー台座を避けて遠回りさせなければになりません。カメラケーブルの長さに余裕がないのでこれが良いと思います。

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10数年物のミラーユニットはびっくりするほど汚かったですが、拭ける範囲で掃除しておきました。ぱっと見ではだいぶ綺麗になっています。そして、カメラケーブルを台座裏側に通したのでカメラを取り付けてもすっきりした見た目になっています。
このミラーユニット全体をクルマに取り付けます。

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ミラーユニットを嵌めて、六角のネジを3本嵌めます。この3本のネジは強すぎない程度にしっかりめにテンションをかけておきます。ミラーケーブルのコネクタを嵌めます。

とりあえず、ここまでがミラー本体へのカメラの設置です。
ここからが後半で、ナビ裏からドアのミラーユニットまでケーブルを通します。やることは僅かなのですが、コツを知らない素人はすごく苦労して片側で2時間ほどかかってます。通常は2回めの作業というのは1回めより手早くなるものですが、今回は助手席側と運転席側でかかった時間に大差はありませんでした。そして、ミラーへのカメラ設置よりこの配管通しの方が時間がかかってます。

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ドアの内側にはビニールシートが貼り付けられています。ドアの中から車体につながる蛇腹パイプはこのビニールシートの前半分または上半分を剥がしたドア穴中に出口があります。ビニールシートは黒いブチルゴムで貼り付けられています。ブチルゴムは製造から10年以上のクルマでもいまだに柔らかいのでビニールシートを破らないようにブチルゴムを引きちぎって捲ります。ブチルゴムを手で触って押しつぶすと指紋の中まで入り込んで洗剤とタワシで洗ってもなかなか取れなくなります。十分に注意しましょう。
金属の通線ワイヤは危ないので長い結束バンド(細め)を2本つないで片方のロック部分を切り落として先端を丸めます。

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助手席の足元側面(グローブボックス左下)でドアへの蛇腹パイプにつながるケーブル群(テープで巻かれている)を追いました。ここは非常に狭く片手で穴の中まで追いましたがよくわからずケーブル群が蛇腹パイプに入る部分は塞がれているようでした。(実際には小さな穴が横にあいていましたが) ここからは直接手が出なさそうだったのでどうしようかと思いました。

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ここは助手席のドアを開けてドアと車体の間の蛇腹パイプ部分です。車体側から蛇腹の一体型パッキン部分を抜きました。よく触って探ると車体の内側にあるべき部分でケーブル群から少し外れた部分に穴が開けられているのがわかりました。(赤丸部分)
この小さな穴は車内から触ったときにはよくわかりませんでしたが、これを利用すれば蛇腹パイプにケーブルを通せます。この写真で見えているところから結束バンドを蛇腹に挿し込むのは無理なので、この蛇腹パイプのパッキンを抜き出した状態で(写真の状態)、車内から結束バンドの通線ワイヤもどきを蛇腹パイプ横に突き出し、ドアと車体の間で穴を見ながら通線ワイヤもどきを蛇腹パイプのパッキン部分の穴に挿します。結構難易度高めです。通線ワイヤもどきにはシリコンスプレーをかけておきましたがなかなか入っていきません。車体に刺さっている蛇腹パイプのパッキン部分が逆三角形のような袋になっていてその先がボコボコした蛇腹でスキマが大きくありません。ひっかかる部分が多すぎるのでパッキン部分と蛇腹を横から握ったり曲げたりして苦労してなんとか通そうと頑張りました。

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ここまで1時間以上格闘してようやくドアの穴の中の蛇腹パイプからつながる配管から通線ワイヤもどきの先端が出てきました。
ナビ裏とドアミラーをつなぐためのカメラの中継ケーブルを(ナビには接続してない状態で)ドア側に用意します。
出てきた通線ワイヤもどきの先端にカメラ用の中継ケーブルの細い方のコネクタをガムテープで結びつけます。途中でガムテープが切れたり抜けたりしないようしっかり固定します。このとき、ケーブルコネクタと通線ワイヤを重ねて留めると太くなりすぎるので気をつけます。カメラケーブルとコネクタ(とガムテープ)にもシリコンオイルをつけて結束バンドを車内に引き戻します。無理やり引っ張るのはNGですが、引っ張らなさすぎてもケーブルが動きません。先程と同じように蛇腹の部分を握ったり曲げたり揉んだりしてケーブルを通します。中で通線ワイヤもどきやカメラケーブルが通っている感触は少しだけあります。バッキン横の穴からコネクタ出すところが最難関です。穴のサイズがぎりぎりすぎるのと穴のところだけゴムが厚いので通しにくいです。ケーブルのコネクタを通しきれば、あとはケーブルをどんどん車内に引っ張るだけでした。

車内側からドア側にカメラの中継ケーブルを通すのはケーブルの太いコネクタ側を蛇腹に通すことになるので難易度がさらに上がるか無理です。この記事のようにドア側から細いコネクタを蛇腹に通す方が良い筈です。

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車内側にケーブルを引っ張って、ドア側のケーブルのあまりは少なくします。写真ではまだドアの穴の中にケーブルがだいぶ余っています。余りがゼロでピンと張るほどにはしなくて良いですが余りを僅かにします。
ドアと車体の間の蛇腹のパッキン(先ほど抜いた部分)を車体の穴に押し込んで嵌めます。
カメラからドアミラーの付け根まで来ているカメラから生えているケーブルと中継ケーブルを接続し防水のために自己融着テープで巻きました。

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ドア側のカメラケーブルは既存のドアミラーのケーブルに数箇所で結束バンドで固定します。
半分剥がしたドアの内側のビニールシートを元の位置に戻してブチルゴムを押さえます。ブチルゴムは古くても元通りにひっつきます。
外したドアの内張りを元に戻します。内張りのピンは正しい位置に当てて内張り側から強く押さえれば、外すときよりは弱いもののバンバンバンと音を立てて嵌っていきます。窓の開閉ボタンなどのコネクタを嵌めて2本のネジで内張りを固定します。車内に引き込んだカメラの中継ケーブルはグローブボックスの裏を通すなどしてナビの裏のコネクタに繋ぎます。余ったケーブルは結束バンドなどで処理します。

運転席側も作業内容は同じですが、助手席側を終わらせた時点で既に辟易していたので、この日は助手席側だけで終了して運転席側は翌日に行いました。運転席側の作業でも再び辟易したので、この手の作業は素人が自分でやろうなどと思わずに手慣れたプロに任せた方が絶対に良かったとメチャクチャ後悔しました。

次回は取り付けた4つのカメラのキャリブレーションです。

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