360度カメラ対応の中華13.1インチAndroidナビ 左右カメラの取り付け

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け

購入したナビと360度カメラのセットはクルマの前後左右に4台のカメラを設置するタイプです。前回は前後のカメラを取り付けたので今回は左右のカメラを設置します。左右のカメラを設置する場所としてはドア、Bピラー、ドアミラー辺りになるかと思われますが、ドアやBピラーへの設置はケーブル処理か外板への穴あけの面で素人には難しそうなのとカメラが車外の突起物となり保安基準的にどうなのかわかりません。購入した品はドアミラーに設置することが考えられているようで、樹脂に穴を開けるホールソーが付属しているので素直にドアミラーに設置することにしました。大掛かりにしたくなくてテキトーにミラーの外に配線してカメラをぶらさげれようと考える人もいるかもしれませんが、ドアミラーの外側にケーブルを通したりカメラをぶら下げると保安基準に適合しなくなるようです。面倒ですが、ミラーの内側にケーブルを通し、ドアミラーの底に穴を開けてカメラを付けることにしました。

ドアミラーは左右にありますが、この記事では左(助手席側)だけ写真に撮っています。運転席側もやることは全く同じです。違いがあるといえば、運転席側の方が窓・ドア操作用などのスイッチが多くてその分接続コネクタが大きく、ドア-車体に渡るケーブルが多い程度でした。ケーブルが多いとカメラケーブルを配管の中が狭くなって通すのがより大変になるという程度です。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 40
ミラーを外すのはミラーユニットを車体から取り外した後でも良いのでしょうが、今回は先に外しました。ミラーを上下または根本側(左右方向)のどちらかにゆっくりグッと押して鏡を傾けると指が入るくらいのスキマができます。片手ではなく両手でそれぞれ指の第一関節に鏡の縁をひっかけるようにして手前に引っ張ります。このとき、一気に剥がそうとすると鏡の裏のツメが折れてしまうのでそれぞれの辺で5mm程度浮かせては次の辺に取り掛かるようにした方が良いようです。また、冬場は樹脂のツメが硬くなっていて折れやすいので鏡にドライヤーで温風を吹きかけて温めた方が良いという情報があります。次の画像が鏡の台座なのでどうなっているか確認し想像しながら鏡を剥がすと良さそうです。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 41
4つの赤い矢印部分にそれぞれ鏡の裏側から4箇所2本のツメが白い樹脂(ミラーの台座)のバーを挟むように生えています。挟むようにということは中心に近い側のツメはこの白い樹脂の中心側とバーで挟まれています。ムリに力をかけるとこの挟まれた側のツメが折れます。ご注意ください。特に古いクルマの樹脂は脆くなっているかもしれません。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 42
ドアの内張りを剥がします。トヨタのクルマであれば大抵2本のネジを外すだけのようです。写真のようにドアレバーと肘置きあたりの2本のネジを外します。写真のクルマは安物なのでネジがむき出しですが、もう少し高級なクルマだとネジが蓋されていることがあります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 43
ネジを外すと肘置きのスイッチパネルは引っ張るだけで外せました。スイッチ裏にクネクタがあるのでこれを外します。このコネクタを外すことでドアの内張りをある程度大きく移動させることができます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 44
内張りを外す前にその上側のカバーを外します。ネジは無くツメで留められているので窓側から前方に捲るように力を入れると簡単にパカッと外れます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 45
内張りはピンで留まっているので引っ張れば剥がれますが少し力が要ります。下側から外すのがラクですが、ピンが外れるときに少し大きな音がします。バンバンバンと大きく鳴るので初めてだったこともあり壊していないか心配になりました。
また、ドアの内張りはドアレバーの裏のワイヤーを外せば完全に外すことができますが、今回の作業ではドアレバーのワイヤーまで外す必要はありませんでした。ワイヤーをつないだままだと移動範囲に制限ができるので下にダンボール箱でも置いてやると良い感じです。内張りは元の位置にひっかけることもできます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 46
ドアの内張りを剥がしたのでドアミラーのコネクタを外すことができます。コネクタを外せばドアミラーのユニットを外す準備ができました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 47
この画像は、この時点で撮影した写真がボケすぎてて使えなかったのでカメラ取り付け後の写真のカメラケーブルを塗りつぶしています。
ドアミラーのユニットは3つの6角ネジで留められています。10mmだったと思います。ネジを3本とも外すとミラーユニットを車体から抜き取れます。というか、ミラーユニットが脱落する可能性があるので最後のネジを外すときはミラーユニットを支えてあげた方が良いかもしれません。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 48
取り外したミラーユニットです。車体に接する面はゴムと樹脂の中間のような柔らかい素材で全体を剥がします。防水用シートのようなのでヘラ等でこじ開けないでください。飛び出ている部分を引っ張れば剥がせる筈です。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 49
ミラー本体取り付け部(車体側)の底のカバーを外します。1箇所切り欠きがあるので浮かせて引っ張るだけです。このカバーのツメは細くて長いものなのでムリな方向に力をかけると折れる可能性があります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 50
赤い矢印の3箇所はトルクスのネジで、ネジ止め剤が使われているのでかなりの力が要ります。持ち手部分が極太のドライバーを使うと良いです。それかインパクトか。黄色の矢印は普通のプラスネジです。全て外します。特に左の黄色矢印のネジはミラー側の底に少し隠れていることもあり忘れやすいので見落としなく外します。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 51
車体に接する側のプレートからケーブルが生えている部分はテープが巻きつけられているのでそれを外します。そして、見えているケーブルをミラー側に押し込みます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 52
ミラーの取付部のネジ5本とツメ(黄色矢印)を外します。このクルマのミラーユニットの内側ではネジ(長さ)は同じものが使われています。ミラーユニット外側の根本の1本だけは長いものが使われています。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 53
ミラーユニットの背面(クルマの前方側)のカバーを外します。背面カバーはツメで留まっていますが、特にミラーの根本側のツメを優先して外すとカバーが外れやすくなります。逆に、根本側のツメから外さないと背面カバーは外れません。ミラー根本のモーター部が固定用の溝に嵌っているのでズラして外します。
背面カバーを外すとミラーに組み込まれたウインカーを外すことができます。ネジ2本(赤丸部分)を外すだけです。または、ウインカーのコネクタを外します。ウインカーのコネクタを鏡側から外すことができれば背面カバーを外さなくても良かったのですが、今回は鏡側からこのコネクタを外すことができなかったので背面カバーを外しています。このコネクタ(またはウインカー)を外さないとウインカーケーブルの長さに余裕がないのでモーター部を引き出すことができません。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 54
鏡の台座とモーターが浮きました。ミラーユニットの根本側からケーブルをミラー側に送ります。最低5cm、余裕があれば10cm程度。ケーブルは車体設置側のパネルから順を追って押して送ってください。ミラー側から無理やり引っ張ってはいけません。(次)

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 55
特に注意箇所はこの画像の部分。無理やりミラー側から引っ張るとケーブルを傷めそうです。ここは無理に力をかけずに、できれば10cmほど押し出してください。押し出すと共にこの裏側から緩く引っ張ると上手くいきました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 56
ミラーユニットの底面でカメラの設置場所をシミュレートします。電動ミラーなので鏡の向きが変わったときに邪魔にならなさそうな位置を探します。カメラの根元側が意外と大きくケーブルが飛び出ているので悩まされました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 57
今回は、ミラーユニット底面の根元側の排水穴の縁から110mm、ミラーユニットの縁の段差部分から20mm奥側を中心点とする位置ににカメラを取り付けることにしました。
中心点に印を付けます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 58
ドリルで穴を開けます。細め、太めで2段階で穴を開けるのが安全です。太めの方はホールソーの中心軸と同じ程度の太さにします。大きすぎる穴を開けるとホールソーがブレることになります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 59
こんな感じで穴が空きました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 60
ホールソーの軸を穴に通してから軽い力と低めの回転で穴を開けていきます。ミラーユニットの底面の樹脂は厚めなので結構時間がかかります。ナビに付属のホールソーは「中華なんちゃって工具」なので刃がほぼ無いのでなかなか穴が空きません。しかし、高速回転させると樹脂が溶けます。ホールソーを自前で揃えている方はそれを使用した方が早そうです。
ミラーの台座は逃しておいてください。回転するホールソーが突き抜けると壊れる可能性があります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 61
なんちゃって工具のホールソーでも綺麗に穴があきました。バリが出来たらそれは取ってください。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 62
付属の左右カメラのパッキンは2種類で計4個付属します。傾斜ありのタイプと傾斜なしのタイプです。ドアミラーの底が完全に路面と平行でミラーユニットの底面が平面であれば傾斜なしタイプを使えば良さそうですが、ミラーユニットの底面が湾曲しているので今回は傾斜ありのタイプを使用しました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 63
パッキンを先に穴に取り付けて傾斜具合を合わせてからカメラを下からはめ込みます。カメラを挿し込むのは窮屈な感じですが、全く動かないわけでもなく、後から回転させて向きの調整がぎりぎりできなくない程度です。逆にガバガバだと困ります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 64
ミラーユニットの根本のモーター部です。ケーブルが通る穴がありますが、中でテープが巻かれているようで穴がほぼふさがっています。ケーブルの長さに余裕がない2本に気をつけて穴の中にケーブルを押します。ケーブルを押し込むと中の穴に余裕があるのがわかるのでカメラケーブルのコネクタを差し込み反対側まで通します。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 65
このとき、カメラケーブルをミラー台座の裏側に通してから穴に差し込んでください。カメラから生えているケーブルの長さには余裕がないのでミラー台座の裏側からなるべく最短でモーター部の穴に通るようにします。ただし、ケーブルの余裕ゼロでピンと張るのは避けます。穴を貫通させたカメラケーブルは元からあるミラーのケーブルと同じ経路で通していきます。(次以降)

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 66
ミラー側の根本から車体側の根本に通し、狭い穴を通します。ミラーの根本部分は写真のようにとても汚れているのでこのタイミングで掃除しておきます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 67
カメラケーブルを車体設置面側まで通します。穴には大きな余裕がありませんがギリギリ通りました。
ミラーユニットのモーター部を嵌めてネジ(1本)を締めます。緩めたミラーのケーブルとカメラケーブルを車体設置側に送ります。ケーブルを送ることでミラーユニットが車体設置側の台座と合体できるようになりました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 68
通しにくい穴ですが、カメラケーブルの細いコネクタがぎりぎり通過しました。無理をしない力ですべて通しきります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 69
車体設置側面の防水シートの穴までカメラケーブルを通します。これでカメラケーブルの余りは5〜7cm程度になります。
防水シートをしっかり元通りに嵌めます。防水シートのケーブル出口をビニールテープや自己融着テープで留めます。テープは車体設置後でも構いません。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 70
すでに書いていますが、ミラーユニットの中でカメラケーブルはミラーの台座の裏側を通します。これでミラーが動いてもケーブルが邪魔になることはありません。ミラー側にケーブルを通すとミラー台座を避けて遠回りさせなければになりません。カメラケーブルの長さに余裕がないのでこれが良いと思います。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 71
10数年物のミラーユニットはびっくりするほど汚かったですが、拭ける範囲で掃除しておきました。ぱっと見ではだいぶ綺麗になっています。そして、カメラケーブルを台座裏側に通したのでカメラを取り付けてもすっきりした見た目になっています。
このミラーユニット全体をクルマに取り付けます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 72
ミラーユニットを嵌めて、六角のネジを3本嵌めます。この3本のネジは強すぎない程度にしっかりめにテンションをかけておきます。ミラーケーブルのコネクタを嵌めます。

とりあえず、ここまでがミラー本体へのカメラの設置です。
ここからが後半で、ナビ裏からドアのミラーユニットまでケーブルを通します。やることは僅かなのですが、コツを知らない素人はすごく苦労して片側で2時間ほどかかってます。通常は2回めの作業というのは1回めより手早くなるものですが、今回は助手席側と運転席側でかかった時間に大差はありませんでした。そして、ミラーへのカメラ設置よりこの配管通しの方が時間がかかってます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 73
ドアの内側にはビニールシートが貼り付けられています。ドアの中から車体につながる蛇腹パイプはこのビニールシートの前半分または上半分を剥がしたドア穴中に出口があります。ビニールシートは黒いブチルゴムで貼り付けられています。ブチルゴムは製造から10年以上のクルマでもいまだに柔らかいのでビニールシートを破らないようにブチルゴムを引きちぎって捲ります。ブチルゴムを手で触って押しつぶすと指紋の中まで入り込んで洗剤とタワシで洗ってもなかなか取れなくなります。十分に注意しましょう。
金属の通線ワイヤは危ないので長い結束バンド(細め)を2本つないで片方のロック部分を切り落として先端を丸めます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 74
助手席の足元側面(グローブボックス左下)でドアへの蛇腹パイプにつながるケーブル群(テープで巻かれている)を追いました。ここは非常に狭く片手で穴の中まで追いましたがよくわからずケーブル群が蛇腹パイプに入る部分は塞がれているようでした。(実際には小さな穴が横にあいていましたが) ここからは直接手が出なさそうだったのでどうしようかと思いました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 75
ここは助手席のドアを開けてドアと車体の間の蛇腹パイプ部分です。車体側から蛇腹の一体型パッキン部分を抜きました。よく触って探ると車体の内側にあるべき部分でケーブル群から少し外れた部分に穴が開けられているのがわかりました。(赤丸部分)
この小さな穴は車内から触ったときにはよくわかりませんでしたが、これを利用すれば蛇腹パイプにケーブルを通せます。この写真で見えているところから結束バンドを蛇腹に挿し込むのは無理なので、この蛇腹パイプのパッキンを抜き出した状態で(写真の状態)、車内から結束バンドの通線ワイヤもどきを蛇腹パイプ横に突き出し、ドアと車体の間で穴を見ながら通線ワイヤもどきを蛇腹パイプのパッキン部分の穴に挿します。結構難易度高めです。通線ワイヤもどきにはシリコンスプレーをかけておきましたがなかなか入っていきません。車体に刺さっている蛇腹パイプのパッキン部分が逆三角形のような袋になっていてその先がボコボコした蛇腹でスキマが大きくありません。ひっかかる部分が多すぎるのでパッキン部分と蛇腹を横から握ったり曲げたりして苦労してなんとか通そうと頑張りました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 76
ここまで1時間以上格闘してようやくドアの穴の中の蛇腹パイプからつながる配管から通線ワイヤもどきの先端が出てきました。
ナビ裏とドアミラーをつなぐためのカメラの中継ケーブルを(ナビには接続してない状態で)ドア側に用意します。
出てきた通線ワイヤもどきの先端にカメラ用の中継ケーブルの細い方のコネクタをガムテープで結びつけます。途中でガムテープが切れたり抜けたりしないようしっかり固定します。このとき、ケーブルコネクタと通線ワイヤを重ねて留めると太くなりすぎるので気をつけます。カメラケーブルとコネクタ(とガムテープ)にもシリコンオイルをつけて結束バンドを車内に引き戻します。無理やり引っ張るのはNGですが、引っ張らなさすぎてもケーブルが動きません。先程と同じように蛇腹の部分を握ったり曲げたり揉んだりしてケーブルを通します。中で通線ワイヤもどきやカメラケーブルが通っている感触は少しだけあります。バッキン横の穴からコネクタ出すところが最難関です。穴のサイズがぎりぎりすぎるのと穴のところだけゴムが厚いので通しにくいです。ケーブルのコネクタを通しきれば、あとはケーブルをどんどん車内に引っ張るだけでした。

車内側からドア側にカメラの中継ケーブルを通すのはケーブルの太いコネクタ側を蛇腹に通すことになるので難易度がさらに上がるか無理です。この記事のようにドア側から細いコネクタを蛇腹に通す方が良い筈です。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 77
車内側にケーブルを引っ張って、ドア側のケーブルのあまりは少なくします。写真ではまだドアの穴の中にケーブルがだいぶ余っています。余りがゼロでピンと張るほどにはしなくて良いですが余りを僅かにします。
ドアと車体の間の蛇腹のパッキン(先ほど抜いた部分)を車体の穴に押し込んで嵌めます。
カメラからドアミラーの付け根まで来ているカメラから生えているケーブルと中継ケーブルを接続し防水のために自己融着テープで巻きました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ ドアミラーへのカメラ取り付け 78
ドア側のカメラケーブルは既存のドアミラーのケーブルに数箇所で結束バンドで固定します。
半分剥がしたドアの内側のビニールシートを元の位置に戻してブチルゴムを押さえます。ブチルゴムは古くても元通りにひっつきます。
外したドアの内張りを元に戻します。内張りのピンは正しい位置に当てて内張り側から強く押さえれば、外すときよりは弱いもののバンバンバンと音を立てて嵌っていきます。窓の開閉ボタンなどのコネクタを嵌めて2本のネジで内張りを固定します。車内に引き込んだカメラの中継ケーブルはグローブボックスの裏を通すなどしてナビの裏のコネクタに繋ぎます。余ったケーブルは結束バンドなどで処理します。

運転席側も作業内容は同じですが、助手席側を終わらせた時点で既に辟易していたので、この日は助手席側だけで終了して運転席側は翌日に行いました。運転席側の作業でも再び辟易したので、この手の作業は素人が自分でやろうなどと思わずに手慣れたプロに任せた方が絶対に良かったとメチャクチャ後悔しました。

次回は取り付けた4つのカメラのキャリブレーションです。

関連記事:

360度カメラ対応の中華13.1インチAndroidナビ 前後カメラの取り付け

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け

新しいAndroidナビに接続する360度カメラをクルマに取り付けます。1台のカメラで360度ではなく、クルマの前後左右に計4つ取り付けてクルマの周囲をグルリと表示可能にするものです。このカメラの取り付けるためにはクルマのあちこちをバラすことになりますし配管にケーブルを通すのは苦労するのでこの手の作業がキライな方は費用はお高めですが素直にカー用品店や整備工場などに持っていって取り付けて貰う方が良いでしょう。今回は自分で取り付けましたが専用工具が無いのと素人なのでかなりの時間を要しました。手も真っ黒になるし二度とやりたくない作業だったといえます。

この記事は、前半がバックカメラの取り付けで後半がフロントカメラの取り付けです。大変な作業であることは間違いありませんが、左右のドアミラーにカメラを付けるのと比べると前後のカメラは格段に容易です。

バックカメラの設置

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 24
ナビ裏からバックカメラのケーブルを助手席のグローブボックスの裏に出し、助手席のドアのサイドシル(ドアステップ)のカバー下にケーブルを通しました。後席もサイドシルを通しました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 25
後席のサイドシルを通ったケーブルをそのままドアのモール(ドアトリム)の裏に通して天井付近まで登らせました。そこから荷室の天井と壁の境にケーブルを押し込み、リアハッチまで通しました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 26
リアハッチを跳ね上げた状態。車体の天井に穴がありドアへケーブルを渡すジャバラのパイプが通っています。車体側、リアハッチ側の両方でジャバラのゴムをちぎらないように浮かして外します。天井の内張りの中までケーブルが来ているので穴を通してジャバラの横に出します。天井の内張りは柔らかいので留具を外さなくても指が入る程度の隙間を作れます。その隙間からケーブルコネクタを穴に通しました。穴の部分には白い樹脂のジャバラ留めがあって太いコネクタ(写真の黄色のやつ)は通りにくいですが全く通らないということではありませんでした。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 27
ゴムのジャバラは見た目は太いのですが、他のケーブルで半分埋まっていますしジャバラのボコボコが硬くて太いコネクタを通すのを邪魔してくれます。シリコンスプレーを使いましたがそれでもなかなか通らなくて苦労しました。ジャバラを通してリアハッチ側の穴の横に出します。リアハッチの内張りを剥がすと穴だらけなのでリアハッチの左下の方の穴からリアガラスの横を通ってジャバラ側の穴まで通線ワイヤを通します。このリアガラス横が意外と狭かったのですが他のケーブルも通っているのでガシガシやるのは危険です。既存のケーブルをドアの中で切ったらシャレになりません。通線ワイヤがジャバラ側の穴まで来たらカメラケーブルのコネクタとガムテープで余計な凸が無いように繋いで通線ワイヤを引き戻します。カメラケーブルはジャバラ部分と車体天井の穴の部分で大きな抵抗がかかるのでムリに引っ張らずに、先にそれぞれの箇所でしっかり引き出しておいた方が良いと思います。簡単に書いてますが、ジャバラを通すのと通線ワイヤをジャバラ側まで出すのはかなり苦労させられました。特に通線ワイヤを通すのはずっと上を向いての作業だったので首が痛いし。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 28
リアハッチのリアガラスの横をその下まで通したのでリアハッチ中央のリアワイパーのモーター下あたりまで配線しました。ナビ裏から通してきたケーブルはこの位置まで通せば十分です。適度に結束バンド(タイラップ)で留めます。ケーブルがプラプラだと走行中にケーブルがリアハッチ内で鉄板にコツコツ当たって異音の原因になりかねません。写真の左半分ではスポンジテープのようなものでケーブルが鉄板に貼り付けられていますがメーカー(トヨタ)の行った作業です。これは良さそうですが、このようなスポンジテープは持っていません。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 29
リアハッチの外側です。リアガラスの下(ワイパーの下)にナンバープケート用の庇のようになっているガーニッシュが取り付けられています。元から取り付けられていた純正カメラはこのガーニッシュの穴に隠れるようになっていましたが、そのせいでバックカメラの画角が狭められて後ろの遠くが見えないものでした。今回はこのガーニッシュのカメラ穴を通してガーニッシュの外側(下)にカメラを付けることにしました。カメラ丸見えの位置ですがガーニッシュの下の奥まったところに付けるのであれば保安基準を満たすと思われます。 このクルマのガーニッシュは左右に2本ずつ長いネジが出ていてリアハッチ内側で六角ナットを使って留められています。また、中央のトヨタエンブレムの裏側に樹脂のツメが付いています。ネットの情報では六角ナットを外すためにワイパーモーターを外す必要があるようなことが書いてありましたが、奥まったところに手と工具を入れることができたのでワイパーモーターを外す必要はありませんでした。このガーニッシュから生えている4本の長いネジを先にリアハッチから抜き、45度ほどクルンと裏返す感じで、最後にエンブレム裏のツメの順で上手く外すことができました。ガーニッシュには他にナンバー灯やリアハッチのオープナーのスイッチへのケーブルが繋がっているので気をつけて作業します。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 30
ガーニッシュ裏は普段掃除できない場所ですが、メッチャ汚いです。 元のカメラはガーニッシュの穴からそっと外を覗くようにリアハッチの外板に両面テープで取り付けられていました。リアハッチの外から内側にカメラケーブルを引き込む部分に丸いパッキンがあります。(これも汚かった) そのパッキンは新しいカメラでも使うので破ったり切ったりしないようにします。元のカメラのケーブルはもはや不要なので切断します。パッキンはこの切断したところから抜きます。純正カメラもゴミ箱行きです。そしてガーニッシュ裏を拭き掃除。穴があるので水をかけるのはダメ。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 31
カメラ側の細いコネクタに先程取り外したパッキンを通します。パッキン中央の穴は小さいですが細いコネクタならゴリ押しで通りました。このパッキンはケーブルの途中まで通しておきます。カメラ側ケーブルのコネクタをリアハッチの穴に通し、パッキンを元の位置にしっかり嵌めます。リアハッチの車内側でカメラコネクタを繋ぎます。元のカメラ穴からカメラーを外に出すようにしてガーニッシュを元通りに固定します。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 32
元のカメラが両面テープで留められていたのと同じように新しいカメラも両面テープで停めることにしました。また、今回はガーニッシュの下側です。元のカメラはガーニッシュの右端に近いところにありましたが、カメラが左右どちらかに寄るとバック時にクルマが斜めになりやすいので中央に近いところに設置します。ただし、ナンバープレートの文字にかかる位置に設置すると車検に通らないらしいのでクルマのナンバーを読むのに全く支障がない程度に右にずらしました。車体の外は過酷な環境なので両面テープは3Mの強力両面テープの「自動車用(外装)」を使いました。このテープは耐候性と耐水性が高いので劣化しにくい筈です。また、フロントカメラの取り付けに自動車部品取り付け用でない粘着テープを使用すると保安基準に適合しなくなるのでこのテープは必要だと思われます。バックカメラ取り付けには必須ではないかもしれませんが。この両面テープは接着剤に近いので剥がすことが考慮されていない点はご注意ください。貼った直後は弱そうな感じですが貼ってから数日以降(暑い時期)はガッチリひっつき、無理やり剥がしてもベッタリ残り手におえません。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 32a
拡大写真だとナンバープレートにカメラが大きくかかっているように見えるのでもう少し引きの画像です。カメラが大きくないので良さそうです。

今回、リアカメラの配線は少し遠回りで通しました。結果、ケーブルの余りが30cm程度でした。うちのクルマはハッチバックとはいえ小型で全長395.5mmしかありません。3列シートのような長いクルマで遠回り配線だと長さが足りない可能性があります。

フロントカメラの設置

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 33
ボンネットを開けてエンジンルームの中です。このクルマの場合は運転席側のハンドル裏近くに車内へのケーブル引き込み部があります。車種によってケーブル引き込み穴の位置は異なり助手席側のバッテリーの裏ということもあります。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 34
ケーブル引き込み穴の既存のケーブルが通っているところにはもう追加のケーブルを通すのは難しそうです。追加ケーブル用の予備穴がすぐ横にあるのでその先端をハサミかニッパーで切り落とします。なるべく先端寄りで切り取るのが良いと思います。これで運転席側までケーブルが通せます。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 35
カメラケーブルはエンジンルーム側から運転席に通します。細いコネクタ側を予備穴に差し込みます。このフロントカメラ用のケーブルには一部だけですがケーブル保護用のジャバラが付いているのでエンジンルーム内で予備穴ギリギリのところのまでジャバラ来るようにします。ジャバラの長さには余分はないようなのでジャバラを運転席まで通さない方が良さそうです。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 35a
予備穴は運転席裏側に直接繋がっているため、この予備穴に隙間があるとエンジンルームから直接空気や水気が入ります。キャビン用の通気孔はエンジンルームのワイパー下あたりにあることが多いので場所的には大して変わりませんが一応塞ぐ方が良さそうです。自己融着テープでしっかり塞ぎました。カメラのコネクタも(一応防水仕様ですが)同様に自己融着テープでしっかり巻いて防水防塵を確実にします。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 36
バンパー(とナンバープレート)上のスリットまで配線してフロントカメラを設置してみました。仮止めなので粘着力が高くない普通の両面テープを使っています
スリットは中央に近いほど隙間が狭まるためカメラをスリットの隙間に入れるとすると中央からかなり離れた位置になります。このクルマは先端中央が凸なので、この位置だとキャリブレーションシートの両端の■の片方が車体中央先端に隠れてキャリブレーションが難しくなり歪みのない映像にできません。高さ的には最も良いのですが、斜め下を向けられないのと画像の歪みを上手く修正できないことからこの位置はボツとしました。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 37
ナンバープレート下のスリットに入れてみました。ここのスリットは隙間が広めなので斜め下に向けることもできます。車体の左右のちょうど中央に設置できるのでキャリブレーションしやすいです。ただし、位置的には低すぎるのは気に入りませんし、この低い位置でさらに斜め下を向けるのも良くなさそうです。また、ナンバープレートが上から迫っているのでカメラ映像の上半分が遮られます。
しかし、フロントグリルを切り取るという荒業を避けたければこの位置がベストなようです。カメラケーブルはプラプラしないよう結束バンドで留めました。保安基準的にはケーブルが見える状態は良くないようです。両面テープを使う場合は前述のとおりです。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 38
エンジンルームから差し込んだカメラケーブルは運転席側のブレーキペダルの上の方に出てきます。ここからナビ裏は近いのでそのまま線を通してナビに接続しました。フロントカメラの設置は設置場所をどうするかを除けば悩むところが少なく簡単でした。

360度カメラ対応の中華13インチAndroidナビ 前後カメラ取り付け 39
エンジンルーム内ではケーブルが動いて熱い部分に触れたり稼働部品に噛み込まれたりしないよう結束バンド(タイラップ)で固定します。

ナビの360度カメラアプリ側は前後左右の4カメラが斜め下を向くように設置することを前提として作られているようです。今回のフロントカメラはほぼ水平に設置しましたが、斜め下を向けないとオートキャリブレーションがそのカメラだけ成功しません。ただし、オートキャリブレーションが失敗したカメラのキャリブレーションを手動で行えば問題ありません。簡単ですし。

次回は素人には最難関だったドアミラーへのカメラの取り付けです。

関連記事:
Up