中華13.1インチAndroidナビにつなげる安物DVR/ADASカメラ

中華13.1インチAndroidナビにつなげるDVRとADASカメラ

中国では、Androidナビに接続できるリーズナブルなDVRカメラが多数販売されています。これらのカメラの多くはUSB接続を採用していますが、Wi-Fi接続に対応しているモデルも存在します。Wi-Fi接続は一見すると便利そうに思えるかもしれません。しかし、実際にはいくつかの不便な点もあります。Wi-Fiタイプを使用すると、カメラと接続中にナビやスマートフォン、タブレットのインターネット接続が一時的に切断されてしまうことがあります。これにより、他のオンライン機能の使用に制約が生じる可能性があるため、運転中にナビのインターネット機能を利用したい場合、少々不便です。その点、USB接続のDVRカメラは、物理的に接続されるため、より安定した通信が可能で、ストレスなく使えるでしょう。

さらに、USB接続のカメラは信頼性が高いだけでなく、インターネット接続を維持したまま利用できるため、長時間のドライブやナビのルート検索を頻繁に行うユーザーにとっては理想的な選択肢となります。ただし、注意すべき点もあります。これらのDVRカメラは汎用的なUSBカメラとは異なり、一般的なPCでの利用は想定されていません。多くの場合、PCに接続しても認識されないか、正しく動作しないため、DVRカメラを購入する際は、その点を理解しておく必要があります。

DVRカメラの多くは、映像の保存手段を内蔵しています。具体的には、カメラ本体にeMMCメモリが搭載されているか、またはTFカードスロットを備えているモデルが多く、外部デバイスに接続しなくても映像を直接録画することが可能です。さらに、車両の常時電源に接続することで、24時間録画が可能なモデルもあります。これは、駐車中の監視や、万が一の事故を記録する際に非常に役立つ機能です。また、一部のモデルでは、小容量のバッテリーやキャパシタを内蔵しており、エンジンが停止しても数十秒間は録画を続けられます。これにより、突然の電源断が発生した場合でも、重要な瞬間を逃さずに記録できるのです。このような設計は、万が一のトラブル時にも安心感を与えてくれます。
ただし、安価なDVRカメラはGPSを内蔵していないモデルが多く、時刻や座標をAndroidスマートフォンやAndroidナビから取得します。その情報取得のためにはDVRカメラ用アプリがAndroidスマートフォンやAndroidナビ上で動作している必要があります。DVRカメラ用アプリが動作していない状態では時刻と座標が無い状態で録画されます。この点に留意する必要があります。

DVRカメラで撮影された映像は、USB経由でAndroidナビやスマホ、タブレットに送信されます。これらのデバイスは、カメラの映像を処理し、DVRカメラ専用のAndroidアプリを通じて、AR (拡張現実)による情報表示を行うことができます。このARはADAS (先進運転支援システム)の一部として、運転者の支援を目的とした様々な機能を提供します。カメラの映像にリアルタイムで情報を重ね合わせることで、運転中に危険な状況を即座に視覚的に伝え、安全な運転をサポートします。

ADASには、高度な運転支援システムが組み込まれている自動運転車のように、ハンドルやブレーキを自動制御するものもありますが、一般的なDVRカメラに搭載されているADASは、主に音声や映像、光などを使ってドライバーに注意を促す役割を果たします。これでも、ドライバーの不注意や突然の危険に対処するのに役立ち、事故を未然に防ぐことができるでしょう。

特にAR表示付きのADASは、カメラ映像にリアルタイムで危険情報を重ねて表示することで、どこにどのようなリスクがあるかを明確に伝えます。これにより、ドライバーはより素早く反応でき、安全運転を強力にサポートします。
こうした機能を備えたDVRカメラが手頃な価格で購入できるため、「がとらぼ」の人も、このDVRカメラを購入し、実際に試してみることにしました。

今回購入したDVRです。
製品説明には「このDVRビデオの品質は夜間にはあまり良くない」と明記されています。非常に安価なカメラなので、この情報は信じても問題ないでしょう。低価格帯の製品は、特に夜間の撮影性能が劣ることが多いため、購入前に期待を調整しておくことが重要です。夜間の録画がメインの目的であれば、より高性能なDVRカメラの選択を検討する方が賢明かもしれません。

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このDVRカメラはAliExpressで購入しました。注文した他の商品と一緒に1つの大きな袋にまとめられて届きました。外装に大きな問題は無い状態で無事に到着しました。以下の画像は、袋から取り出した今回のDVRパッケージの様子です。

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折り返しを使った丈夫な造りの小さい箱ということもあり箱の潰れは全くありませんでした。

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箱の裏面には、同じ箱を共有する複数のバリアント製品に対応した取扱説明書のリンクが記載されているQRコードが印刷されています。取説を紙で同梱するのではなく、オンラインで提供するスタイルは最近のトレンドです。製品をアップデートした際も、簡単に最新の情報にアクセスできるので、この方法は非常に合理的です。

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中身は箱のサイズのわりに非常にシンプルで、少しスカスカしていました。緩衝材や保護用のスポンジなどは一切なく、本体のみ袋に入れられ、ほかは直接箱の中に入っている状態でした。この点は少し残念ですが、壊れやすい部品がないことを考えると、そこまで気にする必要はないかもしれません。

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同梱物は、紙の取扱説明書(英語版)、本体、そしてUSBケーブルのみでした。内容が少ないですが、必要なものは全て揃っています。この手の製品は、基本的にシンプルな構成で済むことが多いので、無駄なものが入っていない点は好印象です。

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本体には両面テープが既に上面に貼られており、簡単にクルマに設置できるようになっています。その横には小さな穴があり、どうやらこれはマイクのようです。右側面にはTFカード (microSDカード)スロットがあり、記録メディアの挿入が可能です。レンズには保護シールが貼られているため、設置直前に剥がす必要があります。

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私は別途購入したLenovoと書かれた真贋の怪しいのmicroSDカードをこのDVRに挿入しました。このカードに録画データが保存されます。録画した映像は、DVRカメラ用アプリから再生することができるので、カメラ本体での再生機能がない場合でも安心です。安価な製品ではこのように再生機能がカーナビに依存することが多いですが、特に問題はないでしょう。microSDカードを抜き取ってPCで録画映像を再生することも可能です。

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フロントガラスにこのDVRを貼り付けた際、レンズがきちんと真正面を向くように調整が必要です。特にこの手のDVRは横方向の調整ができないため、湾曲しているフロントガラスのなるべく中央に設置します。上下方向はあるものレンズの向きを調整可能です。うちの車の場合、レンズの上下可動範囲が限られている中で、上手くレンズが正面を向くように設定することができました。しかし、上下の可動が狭いDVRカメラのモデルでは、トラックやバスのようにフロントガラスの角度が急な車種や、スポーツカーのように車高が低く、ガラスが傾斜している車種では、うまく調整ができない可能性があります。この点は購入前にしっかり確認しておくべきでしょう。上下の可動域が広いDVRカメラも存在するため、車種に合わせた選択が重要です。

フロントガラスに貼り付けた後、レンズとガラスの間のスペースが非常に狭くなるため、保護シールを剥がすのが難しくなることがあります。設置前に忘れずに保護シールを剥がしておくことを強くお勧めします。この小さな一手間を忘れると、後で作業がかなり面倒になる可能性があります。
また、レンズの上下方向の調整も、DVRカメラをフロントガラス貼り付け後では難しい場合があります。

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DVRカメラ上面の本体奥から両面テープまでの長さは約6cmです。この長さをもとに、フロントガラスの適切な位置にデバイスを設置することが大切です。保安基準には、フロントガラスの上辺から縦方向の長さの20%以内に設置する必要があります。これは運転者の視界を妨げないためのルールです。一般的な乗用車であれば、「なるべく上の方に取り付ける」で、上から20%の制限内に収まる筈です。または、ダッシュボード上に置くのに近い形でフロントガラスに貼る場合は、フロントガラスの下から15cm以内となります。これは、フロントガラスの傾斜がきつい車種だと厳しい場合があります。このあたりは車種による個体差もありますので、実際に確認しながら設置位置を探ることをおすすめします。

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(まだ両面テープの保護フィルムを剥がさずに)慎重に貼り付け位置を決めます。うちのクルマでは、ルームミラーの近くの中央上部に黒いドットのエリアがあるため、その部分を避ける必要があります。できるだけ視界の妨げにならないよう、かつ中央に近い位置に設置したいところです。このDVRカメラは、左右にレンズの向きを調整できない仕様です。そのため、中央からずれると、フロントガラスの曲面の影響でレンズの方向が右または左に少しずつずれてしまいます。今回は、ルームミラーの支柱に隣接するような位置に決めました。このように設置すると、レンズが最も自然に前方を向くため、録画された映像が「明後日を向く」ということにならないでしょう。
(画像はありませんが)両面テープで貼り付ける際には、デバイスが傾かないように注意が必要です。簡単な方法として、箱をフロントガラスと天井の角に押し当てて定規代わりにすることで、垂直を保ちながら正確に貼り付けることができます。ただし、中央から離れた位置にカメラを貼る場合にはガラスに対してわざと斜めに貼る必要があることにご注意ください。カメラをAndroidナビやスマートフォンに接続してDVRカメラ用アプリで映像を見ながら貼り付ける方が確実です。

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実際にデバイスを貼り付けてから、外側から見た様子を確認しました。特に問題はなく、位置もきれいに収まっています。まだUSBケーブルは接続していませんが、後から結線する予定です。また、写真ではデジタルルームミラーのケーブルが垂れ下がっていたり、デジタルミラーのレンズが変な方向を向いていたりしていますが、これは後で調整しました。デジタルミラーやドライブレコーダーの設置位置や角度は、最終的な使い勝手に大きな影響を与えるため、ここでしっかり調整しておくことが大切です。

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USBケーブルをDVRに接続し、フロントガラスの上部から天井裏に沿って隠しながら配線します。助手席側のAピラーのドア付近までケーブルを通し、さらにその後、ゴムモール(ウェザーストリップ)の裏に通しました。この手順でケーブルを隠すことで、見た目もすっきりしますし、車内の美観を損ないません。以前設置したデジタルルームミラーのケーブルは、グローブボックス下まで通しましたが、今回はAピラー下のパネルを開け、その底の穴を通してグローブボックスの裏側に配線しました。そして、アッパーボックスに通しておいた中華製のAndroidナビのUSBコネクタに接続しました。
ちなみに、同じ中華ナビに接続しているGPSアンテナは、逆にこのグローブボックス横の底の穴から上に通し、フロントガラス下の左端に配置しています。この配線方法は、ナビやDVRの配線が干渉しないよう工夫しています。

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Androidナビ(またはAndroidスマートフォンなど)を起動したら、まずドロワーからファイル管理アプリを開きます。今回は、個人的に操作に慣れているRoot Explorerを使用しました。もし他に使い慣れているファイルマネージャーがあれば、そちらを使用しても問題ありません。慣れているファイラーを使うほうが作業がスムーズです。

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Androidナビ(またはAndroidスマートフォンなど)に接続したDVRカメラは、1つのUSBメモリとして認識され、自動的に/mnt/media_rw/udiskとしてマウントされます。このディレクトリを開くと、内部にbdCarDvr.apkというアプリが保存されています。このファイルをタップし、DVR専用アプリのインストールを開始します。(次)

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DVRカメラメーカー製とはいえGoogle Playからインストールするのではないため「中華の怪しい野良アプリ」扱いです。気にする方もいるかもしれませんが、ここではアプリを信頼してインストールします。
インストールするには「インストール」をタップします。

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Google Playからのインストールではないので「不明なアプリのインストール」になります。「この提供元のアプリを許可」のスイッチをオンにします。

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「HD DVR」というアプリのインストール確認表示が出るので「インストール」をタップします。

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野良アプリ扱いなので「安全ではない」としてインストールをブロックされるので「インストールする」の「OK」をタップします。

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インストールが完了したら「開く」をタップします。

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権限の確認画面が表示されます。ここでは、アプリが必要とする各権限の用途について詳しく説明します。まず、「位置情報」はナビ/スマホのGPS機能を活用して、DVRカメラが現在地や時刻を正確に取得するために必要です。これにより、録画映像に時刻と座標を書き込んだり録画ファイルを保存する際のタイムスタンプになります。また、「ストレージ」の権限は、DVRカメラが内部(microSDカード)に録画した映像を中華ナビのUSBストレージとして保存し、その動画をアプリ内で再生するために不可欠です。

一方で、「電話」と「マイク」の権限については疑問が残ります。「電話」に関しては全く関係ないはずですし、「マイク」に関しても、録画と録音がDVRカメラ本体で完結していて、Android側でのリアルタイムプレビューや録画再生では音声取得を行わないため、権限を必要とする理由が明確ではありません。このあたりの権限については、今後のアップデートによる改正や詳細な説明が期待されるところです。

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DVRカメラ内蔵ストレージに入っているアプリが提供している主な機能は、リアルタイムの映像表示と、録画された映像のリプレイ再生です。これらの基本機能以外は提供されません。つまり機能制限版です。メイン画面の右下にある歯車アイコン「」をタップし、次に「 About」を選択すると、アプリの詳細情報や設定が表示されます。

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AR ADAS機能を含むフル機能版に更新するために「Check new version」をタップします。事前にAdnroid中華ナビまたはAndroidスマートフォンがWi-Fiでインターネットと通信できる状態にしておきます。

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インターネット経由で新しいバージョンのチェックが行われます。最新のバージョンが見つかると、ADAS機能が追加されることが通知されます。最近のAndroidナビ用の中華ノーブランドカメラは、多くが同様にインストール後のアップデートでADAS機能が追加されるようになっています。これは、カメラの基本機能を拡張し、安全運転を支援するための重要なアップデートです。中国製の安価なAndroid用DVRカメラは、ドライブレコーダーとしての性能はお世辞にも良いとはいえないためAR ADASこそがメインの機能となります。アプリの更新は必ず行うべきでしょう。
更新ファイルが見つからずに更新に失敗する場合は購入店に相談して新しいバージョンのDVRカメラ用アプリを入手してください。先にインストールしたDVRカメラ用アプリはアンインストールしてから入手したアプリをインストールし、同様にアプリを更新します。おそらく、AR ADAS機能が入った状態のアプリファイルを入手することはできません。AR ADAS機能を入手するためにはアプリを更新する必要がある筈です。
「Download apk」をタップします。

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今回のアプリサイズは5MB未満と非常にコンパクトで、容量に余裕があるデバイスでも気軽にインストールが可能です。インストールが完了したら、「開く」をタップしてアプリを起動します。

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アップデートのインストールの確認を求められるので「インストール」をタップします。

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アプリのインストールが完了したら「開く」をタップします。

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新しいバージョンを表示した状態です。
この段階では、ADAS機能が初めて追加された状態となり、アプリが自動でキャリブレーションを開始します。キャリブレーションは、画面上部中央に表示されますが、車両が走行していない場合は完了しないため、この時点では無視しても問題ありません。アプリのバリアントによってはキャリブレーションは手動で行うようになっている場合があります。

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本来であれば、カメラには前方の映像が表示されるはずですが、今回のテストでは夜間のガレージ内でシャッターが閉まっているため、映像は真っ暗です。キャリブレーションは、車両が数百メートルほど走行すると、前方の景色を解析し、自動的に消失点を認識して完了します。カメラのレンズがまったく不適切な方向を向いている場合は、正しくキャリブレーションが完了しないことがあるので、設置時にはできるだけレンズの向きを正面方向にします。
アプリのバリアントによっては、自動キャリブレーションではなく、手動でカメラのレンズ(またはカメラの設置位置)を調整して画面中央の十字の中心に消失点が来るようにレンズ向けてキャリブレーション終了扱いにするものがあるようです。これは、横方向にレンズの向きを調整することができないDVRカメラでは難しいことがあります。

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アプリの更新でADAS機能が追加されたことにより、設定画面に新たにADASの設定タブが追加されました。このタブの中で、一番上に位置する「ADAS Calibrate」は、キャリブレーションを行う(やり直す)ときに使用します。また、「Capture Car」では、前の車との距離をメートル単位で表示するか、その車に到達(衝突)するまでの時間を秒単位で表示するかを選択できます。さらに、「Warning Sensitivity」は警告の感度を調整する機能であり、あまり高く設定しない方が無難でしょう。

「Lane Departure Warning」は、車線を逸脱した際に警告を発する機能です。日本では、センターラインや交差点近くの車線が黄色で表示されることが多いですが、この機能はそれに反応しないことがあるようです。そのほかの設定は、画面を下にスクロールすると表示されます。特に、信号待ちの後に前の車が動き始めた際に知らせてくれる機能は便利なので、オンにしておくのが良いでしょう。

率直に言って、「画質が悪すぎる」という点が最も気になります。数年前に購入した1万円程度の中華製デジタルルームミラーと比較しても、はるかに映像が劣って見えます。製品説明では1080pという解像度が謳われていましたが、実際には720pかそれ以下のセンサーで動作している可能性があり、出力だけが1080pということも考えられます。中国の低価格帯の製品には、このような手法がよく見られるため、ドラレコとしての画質に期待はしていませんでしたが、これほど画質が低いと困ってしまいます。
また、HDRやWDRといった映像制御機能がないため、白飛びや黒潰れがひどく、映像の色味も不自然で、画質の悪さが一層際立っています。特に明るい環境では、車のナンバープレートが読み取れない映像になることがあり、これは致命的な欠陥です。
さらに、DVR内蔵のマイクも非常に粗悪で、ルームミラー型ドラレコではウインカーの音を拾えるのに対し、今回のDVRではその音を拾うことができません。車両からの直接的な振動を音として捉えることはできるようですが、車内の通常の音は拾えないようです。

付加機能としてのADASは、AndroidナビでのAR(拡張現実)表示が非常に面白く、今後の進化が期待されるところです。今回のDVRアプリで実現できるADAS機能は、車線逸脱警告(LDWS)、速度に応じた前方衝突警告(FCWS)、前方車両発車警告(FVDW)といった基本的なもののみです。他社製品では青信号通知や歩行者・二輪車警告、横断歩道警告といった多彩な機能が提供されているものもあります(これらの機能は製品やサービスによって異なります)。高度な検知能力には、低スペックなAndroidナビの性能だけでは十分ではないかもしれませんが、信号認識や歩行者・二輪車の警告はぜひとも実装してほしい機能です。

日本では、ナビタイムのAirCAMアプリが非常に興味深いAR表示のADASを提供していますが、残念ながら「ビルトイン背面カメラ」を前提に開発されているため、利用は背面カメラを搭載したスマホやタブレットの一部に限定されています。Androidナビでは専用ポートのアナログカメラやUSBカメラを接続できるものの、AirCAMアプリではそれらのカメラを利用できないのは非常に残念です。加えて、AirCAMの利用には高速なCPUやGPU、NPUが求められるため、数年前のエントリー帯スマホ並みの性能しか持たないAndroidナビでは、満足に動作しないかまったく動かない可能性も高いです。AirCAMは有料サービスに契約することで、ADASだけでなくARナビも利用できるようです。

今回購入したDVRカメラ製品用アプリには、中国向けにARナビ機能を備えたバージョンが存在するようですが、アプリで使用される地図サービスが「高徳地図」であるため、日本では利用できません。中国以外にはそのARナビ付きバージョンのアプリは提供されていないようです。

中華ノーブランド製品はカメラの画質が悪いですが、類似の仕様で似たようなアプリを搭載し、安価に大量生産されています。ほとんどがクローン製品と思われます。
中国メーカーでも、画質とコストパフォーマンスに優れた製品としては、MINIEYE、DDPAI、70mai、東莞市卡卡電子科技有限公司(Dongguan Kaka Electronic Technology Co. Ltd)の製品を扱うLINGDUやAZDOMEブランドなどが挙げられます(これらの会社の関係は不明ですが、比較的良い性能を持っています)。一方で、日本企業(コムテック、ケンウッド、ユピテル)は、DVR単体では信頼性のある製品を提供していますが、付加機能においては周回遅れの感があります。これからのさらなる改善と進化を期待したいところです。

AR ADASについては、大手メーカーのDVR製品はWi-Fi接続が多く、Androidナビとの接続が考慮されていないため、DVR本体側にAR ADASのリアルタイム映像処理用の高性能なチップを内蔵しなければならないことからリアルタイムのAR ADAS機能を持つ製品は殆ど無いようです。音声警告だけのADAS機能は各社各様で存在するようです。

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中華13.1インチAndroidナビでタイヤ空気圧管理 Bluetooth TPMSセンサー

中華13.1インチAndroidナビで空気圧管理 bluetooth TPMSセンサー

クルマのタイヤの空気圧管理システム、通称Tire Pressure Monitoring System (TPMS)は、近年多くの車両で標準装備されるようになってきました。TPMSは、タイヤの空気圧が適正かどうかを常に監視し、異常があればドライバーに知らせることで、安全な運転をサポートします。日本ではまだ義務化されていませんが、海外ではすでに義務化が進んでいる国もあります。また、標準装備のTPMSに加え、後付けタイプのTPMSも手軽に購入できるようになってきました。ネットショップでは、4,000円前後で購入できる安価な製品も見かけますが、注意が必要です。特に、Amazonなどで販売されている安価な中国製TPMSは、技適マークがないものが多く、433MHzや315MHzの電波を発することがあります。これらを迂闊に使用すると電波法違反になり利用者が罰せられる可能性があるため、十分に注意しましょう。

TPMSセンサーには、以下のような種類があります。

  • センサーがバルブキャップ型
  • センサーがホイール内にあるバルブ型
  • 車輪の回転数の差で空気圧低下を検知する疑似型(非センサー)

TPMSのセンサーには主に「キャップ型」と「バルブ型」の2種類があり、どちらもタイヤ側に取り付けてワイヤレスでデータを送信します。電波を使って情報を送るため、ワイヤレスで簡単にデータが取得できます。一方で、「疑似型」という方式もあります。こちらはタイヤの回転数を車載コンピュータから取得するタイプで、電波を使わずにタイヤの大きさから空気圧を間接的に検知します。しかし、疑似型はタイヤの空気圧を即座に検知できないため、走行しないとデータが更新されませんし、温度の測定もできないという欠点があります。

キャップ型のセンサーは、後付けのTPMSとして非常に取り付けが簡単です。しかし、見た目がやや不格好で、空気圧を調整する際にはセンサーを取り外す必要があるため、使い勝手に欠ける部分があります。さらに、センサーを無理に締めすぎると、パッキンが傷つき、空気が漏れる可能性もあるため、慎重な取り扱いが必要です。一方、バルブ型のセンサーはタイヤの内部に取り付けられるため、外観がスマートで、空気圧の調整も通常のバルブと同じ方法で行うことができます。デメリットとしては、キャップ型よりもやや高価で、取り付けや電池交換の際にビードを落とす必要があるため、専門的な工具や技術が必要になります。このため、整備工場に依頼する場合、別途費用がかかります。電池寿命は2〜3年ほどで、その間に多く走行してタイヤ交換時にセンサーも一緒に交換するという使い方が合理的です。キャップ型は電池交換が容易で電池も市販のボタン電池が使われます。バルブ型は樹脂で電池が覆われており、電池交換が難しい製品が多いため、購入時には注意が必要です。

TPMSセットは以下のような種類があります。

  • タイヤの数と同数のセンサーと受信機+ディスプレイ
  • タイヤの数と同数のセンサーと受信機+USB
  • タイヤの数と同数のセンサー (それぞれBluetooth)

受信機+ディスプレイタイプは、315MHz (北米向けの特定小電力)、429.5MHz (特定小電力)、そして中国製に多い433.92MHz (特定小電力)などが使用されています。日本でもTPMS用に433.92MHzの周波数が検討されていたようですが、現在の状況は知りません。ごく一部の製品では技適を取得しているものもあるようですが、注意が必要です。受信機の電源は、シガーソケットから取るものやソーラーパネルを使って電力を供給するタイプがあり、簡単に取り付けられるシステムが多いです。また、受信機にディスプレイがなく、USBケーブルでPCやAndroidカーナビ、スマートフォン、タブレットと接続し、アプリを使用して情報を表示するタイプもあります。このタイプは大画面で確認できるメリットがある一方、ディスプレイが無いのに価格はさほど安くなく、利用者を選ぶかもしれません。日本でAndroidカーナビが普及すれば、このタイプの販売も増えるかもしれません。

BluetoothタイプのTPMSは、センサーがBluetoothでビーコンを発信し、Androidナビやスマホ、タブレットなどで受信します。専用の対応アプリがAndroidおよびiPhone向けに提供されます。しかし、日本ではまだAndroidナビがそれほど普及していないため、Bluetoothタイプを選ぶユーザーは少ないかもしれません。また、Bluetoothタイプは2.4GHzの小電力データ通信を使用しているため、技適マークの取得が必要です。しかし、多くの中国製Bluetooth製品は技適を取得しておらず、そのまま使用すると違法になる可能性があります。技適マークのない製品でも、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を活用すれば、届け出をすることで合法的に使用することも可能です。この制度は無料で利用でき、手続きが完了すればすぐに使用できます。ただし、製品がFCCやCEなどの外国認証を取得しいることを確認するのが難しい場合が多いので、購入前に販売店に確認するなど調べる必要があります。

今回はキャップ型のBluetoothセンサーを購入しました。正直なところ、製品が実用的かどうかは分かりませんが、安価で海外の認証情報があるものを選びました。

今回購入したTPMSセンサーと同モデルのbluetoothのキャップ型センサーです(販売店は異なります)
今回購入したTPMSセンサーとは異なるbluetoothのバルブ型センサーです
今回購入したキャップ型センサーよりやや小型のbluetoothのセンサーで、管理アプリも良さそうです

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発送が注文から3日後とやや遅めだったこともあり到着まで10日程度かかりました。灰色のビニールの中に箱があることがわかりました。

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中の箱は、小さいこともあり潰れはありませんでした。

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箱の背面です。iPhoneとAndroidに対応していることが謳われています。

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箱を開けたところ、中には折りたたまれた説明書、シール、そしてスパナが見えます。その下には黒いセンサーも確認できます。AliExpressの商品ページには、センサーの蓋に「FL」「FR」「RL」「RR」と直接印刷されている画像が掲載されていましたが、実際にはこれらの文字のシールを貼る仕様になっています。ただし、シールの文字が黒い丸の中で微妙にズレており、仕上がりがやや不均一です。このタイプのセンサーはタイヤの位置が固定されていないため、取り付け作業が比較的簡単です。例えば、センサーIDとタイヤ位置が固定されている製品の場合、タイヤローテーション時にはセンサーを付け替える必要があります。今回は見た目を確認するためにシールを貼りましたが、風雨や太陽光に長時間さらされるとシールが汚くなる恐れがあるので、長期的に見れば貼らない方が無難かもしれません。

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センサーと金色のナットがそれぞれ4セットずつ入っているのが確認できます。

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こちらはセンサーの蓋側を写したものです。見ての通り、バルブキャップとしては巨大サイズです。普通の車のタイヤに取り付けると、見た目が不格好になるかもしれません。外見にこだわらなければ問題ありません。

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センサーのバルブ側(右)とロックナット(左)の写真です。バルブと接する部分は金属製で、樹脂製ではありません。この金属部分がバルブと接触することで電蝕(金属の腐食)のリスクがありますが、直ちに影響が出るわけではありません。それでも、数カ月ごとに取り外して点検や再装着を行うことが推奨されます。タイヤは時間が経つと空気が少しずつ抜けるため、その際にセンサーを取り外して空気を入れることで十分でしょう。

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取扱説明書は小さな折りたたみの紙で、数カ所に画像が印刷されていますが、その画像が非常に小さく、詳細を読み取るのが困難です。重要なポイントとしては、「SYTPMS」というアプリを使用するように指示があることです。Android用のアプリは、バーコードを読み込んで直接インストールするか、Google Playからダウンロードすることができます。

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センサーのバルブ側が六角形の形状をしているため、付属のレンチを使って簡単に蓋を脱着できます。キャップの蓋を反時計回りに回すと、簡単に取り外せるようになっており、メンテナンスも比較的楽です。

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センサー内にはCR1632ボタン電池が使用されています。この電池は、側面から押し出すことで簡単に取り外すことができます。

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付属の電池の電圧をテスターで測定した結果、2.8Vから2.9V程度であることが確認されました。噂通り、初期状態で電池が少し消耗しているようです。Bluetooth Low Energy(BLE)を利用して省電力で動作しているとはいえ、製造後からずっとセンサーが動作し続け、電波(ビーコン)を発信しているため、多少の電池消耗は避けられないようです。

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CR1632ボタン電池は、ダイソーなどの100円ショップでも簡単に手に入ります。今回はセンサーの数に合わせて、必要な個数のボタン電池を購入しました。こうして予め準備しておいて正解でした。

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中華のAndroidカーナビでGoogle Playを開き、「SYTPMS」というアプリを検索してインストールします。インストール後、アプリを開いて準備を進めます。

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このSYTPMSアプリは、主に縦長のスマートフォン画面を想定して設計されているようです。そのため、カーナビのような横長の画面で表示すると、画面レイアウトが想定外の表示になるようです。画面中央に小さな車のアイコンが表示され、その四隅には大きな四角が配置されます。この四角形は、タイヤを上から見たイメージを表しているのでしょうが、デザイン的に不格好に見えるかもしれません。
最大の問題点は、横長画面では「ペアリングボタン」が表示されないことです。このアプリが横長画面で表示がおかしくなることを知らず、さらにAndroidの操作に慣れていないと、この段階で先に進めなくなる可能性があります。

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アプリのメイン画面下部中央にある「設定」をタップして、必要な項目を設定します。センサーの数は、二輪車、三輪車、四輪車によって異なるため、使用する車両に合わせて適切に選択します。さらに、タイヤの空気圧の最大値と最小値を指定し、その範囲を外れた際には警告が出るように設定します。走行中、タイヤの温度が上がると空気圧が変動するため、高温になりすぎた場合にも警告が出るように設定するのがおすすめです。その他の細かな設定も、この段階で確認しておきましょう。

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Androidのタスクメニューを開き、SYTPMSと別のアプリを選び、それぞれのタイトルバーをドラッグして、画面の左右どちらかに移動させます。これで、2つのアプリを画面分割して表示できるようになり、SYTPMSアプリが若干縦長に表示されます。

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画面分割により、SYTPMSでペアリングボタンが見えるようになりますが、ボタン内の文字が表示されないのは少し不便な点です。それでも、少なくともペアリングの操作は可能です。この段階では、まだペアリングボタンを押さず、画面はそのままにしてこの状態で一旦ナビ操作から離れます。

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タイヤのバルブに付いているキャップを反時計回りに回して外します。

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バルブの先端が綺麗であることを確認し、TPMSセンサーに付属していた薄い六角ナットをバルブに取り付けます。ナットは少なくとも5mm以上奥に差し込んでください。もしバルブの先端が汚れている場合は、しっかりと清掃することが重要です。ただし、水分がつかないように注意し、もし濡れてしまった場合は完全に乾燥させる必要があります。水分が残ると、電気的な腐食が進行しやすくなるため、特に注意が必要です。

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六角ナットを取り付けた状態はこのようになります。

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センサー自体をバルブにねじ込みます。センサーは非常に大きく、まるで巨大なバルブキャップのように見えますが、緩みがないようにしっかりと締めてください。ただし、あまり力を入れすぎるとバルブとの接触部分にあるパッキンが損傷する可能性があるため、手で締める際には強く締めすぎないように注意しましょう。何度もセンサーを取り外しすると空気漏れが発生しやすくなるので、回らなくなった時点で無理に回さず、止めるのがポイントです。

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最初に取り付けた六角ナットを付属のレンチで半時計回りに回し、センサー側にしっかりと締め付けていきます。画像ではレンチだけを持っている様子が見えますが、実際にはもう片方の手でセンサー本体を固定し、センサーが動かないようにしっかり支えておくことが重要です。このとき、強すぎない適度な力で締め付けることがポイントです。あまり強く締めすぎるとセンサーやバルブにダメージを与えてしまう可能性があるので、注意しましょう。しっかりと締め付けることで、振動や子供のいたずらでセンサーが外れる心配もなくなります。
ただし、センサーのカバー部分は手で回せば簡単に外れる構造になっているため、完全にイタズラを防ぐわけではありません。

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センサーを1つタイヤのバルブに取り付けた後、車載ナビの画面でそのタイヤに対応するペアリングボタンを押します。それから待たされることなくすぐにセンサーとのペアリングが完了します。ペアリングが完了すると、ナビ画面にそのタイヤの空気圧、温度、そしてセンサーの電池電圧が表示される仕組みです。画像の画面では空気圧が赤く表示されていますが、これは設定でわざと適正範囲外の空気圧にしているためです。赤い表示の時には警告音が鳴り続け、注意を促します。また、センサーの電池電圧は2.8Vと表示されていますが、これはセンサーに付属していた交換前の電池を使用した状態です。

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この作業を各タイヤごとに繰り返し、4つ全てのタイヤにセンサーを取り付けてペアリングを完了させました。最終的に、全てのタイヤの空気圧と電池電圧が正常に表示され、問題なく作動しています。ちなみに、全ての電池は新しいものに交換済みです。
本来であれば、ペアリングが完了するとペアリングボタンの部分にセンサーのIDが表示されるはずですが、ナビの画面が十分に縦長でないためか、IDが表示されません。これについては特に大きな問題ではないので、気にする必要はないでしょう。

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画面分割モードを解除し、通常のアプリ表示に切り替えました。ただ、全体として画面の使い勝手には少し残念な点があります。特に、表示領域の使い方があまり最適化されていない印象を受けましたが、機能的には十分に使える状態です。

Bluetooth対応のTPMSは、基本的にセンサーの製造元が提供する専用アプリと組み合わせて使うことが一般的です。つまり、どのTPMSアプリでも使えるというようにはなっていません。センサーが出力するデータ形式がアプリ側で正しく対応していない場合、そもそも使用できません。今回購入したセンサーはSilergy Corp.製のものですが、調べたところ、このモデルはすでに廃番になっているようです。後継モデルも見当たらないため、今後のソフトウェアアップデートは期待できないかもしれません。これが、このセンサーが比較的安価であった理由の一つかもしれません。

GitHubで調べたところ、VincentMasselis / TPMS-advancedプロジェクトが、今回購入したセンサーに対応する開発をちょうど進めていることを発見しました。この進展により、2024年中にはGoogle PlayのTPMS Advancedアプリで利用できるようになることを期待しています。ただし、このTPMS Advancedアプリが現行のSYTPMSアプリよりも優れているかどうかは現時点では分かりません。今後の動向に注目していきたいところです。

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2024年1月22日追記: 外径7mm、内径3mm、厚さ0.5mmのやや硬めのPVC樹脂製ワッシャーが手元に届きました。これを、センサーの取り外しや取り付けの際にバルブ部分が傷ついた場合に使う予定です。ワッシャーの硬さが程よく、空気漏れを防ぐ効果が期待できます。センサーの長期的な使用を考えると、こういった細かい部分でのメンテナンスが非常に大切になってきます。ただし、パッキン・ワッシャーの交換が地味に面倒です。

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