中華13.1インチAndroidナビでタイヤ空気圧管理 Bluetooth TPMSセンサー

中華13.1インチAndroidナビで空気圧管理 bluetooth TPMSセンサー

クルマのタイヤの空気圧管理システム、通称Tire Pressure Monitoring System (TPMS)は、近年多くの車両で標準装備されるようになってきました。TPMSは、タイヤの空気圧が適正かどうかを常に監視し、異常があればドライバーに知らせることで、安全な運転をサポートします。日本ではまだ義務化されていませんが、海外ではすでに義務化が進んでいる国もあります。また、標準装備のTPMSに加え、後付けタイプのTPMSも手軽に購入できるようになってきました。ネットショップでは、4,000円前後で購入できる安価な製品も見かけますが、注意が必要です。特に、Amazonなどで販売されている安価な中国製TPMSは、技適マークがないものが多く、433MHzや315MHzの電波を発することがあります。これらを迂闊に使用すると電波法違反になり利用者が罰せられる可能性があるため、十分に注意しましょう。

TPMSセンサーには、以下のような種類があります。

  • センサーがバルブキャップ型
  • センサーがホイール内にあるバルブ型
  • 車輪の回転数の差で空気圧低下を検知する疑似型(非センサー)

TPMSのセンサーには主に「キャップ型」と「バルブ型」の2種類があり、どちらもタイヤ側に取り付けてワイヤレスでデータを送信します。電波を使って情報を送るため、ワイヤレスで簡単にデータが取得できます。一方で、「疑似型」という方式もあります。こちらはタイヤの回転数を車載コンピュータから取得するタイプで、電波を使わずにタイヤの大きさから空気圧を間接的に検知します。しかし、疑似型はタイヤの空気圧を即座に検知できないため、走行しないとデータが更新されませんし、温度の測定もできないという欠点があります。

キャップ型のセンサーは、後付けのTPMSとして非常に取り付けが簡単です。しかし、見た目がやや不格好で、空気圧を調整する際にはセンサーを取り外す必要があるため、使い勝手に欠ける部分があります。さらに、センサーを無理に締めすぎると、パッキンが傷つき、空気が漏れる可能性もあるため、慎重な取り扱いが必要です。一方、バルブ型のセンサーはタイヤの内部に取り付けられるため、外観がスマートで、空気圧の調整も通常のバルブと同じ方法で行うことができます。デメリットとしては、キャップ型よりもやや高価で、取り付けや電池交換の際にビードを落とす必要があるため、専門的な工具や技術が必要になります。このため、整備工場に依頼する場合、別途費用がかかります。電池寿命は2〜3年ほどで、その間に多く走行してタイヤ交換時にセンサーも一緒に交換するという使い方が合理的です。キャップ型は電池交換が容易で電池も市販のボタン電池が使われます。バルブ型は樹脂で電池が覆われており、電池交換が難しい製品が多いため、購入時には注意が必要です。

TPMSセットは以下のような種類があります。

  • タイヤの数と同数のセンサーと受信機+ディスプレイ
  • タイヤの数と同数のセンサーと受信機+USB
  • タイヤの数と同数のセンサー (それぞれBluetooth)

受信機+ディスプレイタイプは、315MHz (北米向けの特定小電力)、429.5MHz (特定小電力)、そして中国製に多い433.92MHz (特定小電力)などが使用されています。日本でもTPMS用に433.92MHzの周波数が検討されていたようですが、現在の状況は知りません。ごく一部の製品では技適を取得しているものもあるようですが、注意が必要です。受信機の電源は、シガーソケットから取るものやソーラーパネルを使って電力を供給するタイプがあり、簡単に取り付けられるシステムが多いです。また、受信機にディスプレイがなく、USBケーブルでPCやAndroidカーナビ、スマートフォン、タブレットと接続し、アプリを使用して情報を表示するタイプもあります。このタイプは大画面で確認できるメリットがある一方、ディスプレイが無いのに価格はさほど安くなく、利用者を選ぶかもしれません。日本でAndroidカーナビが普及すれば、このタイプの販売も増えるかもしれません。

BluetoothタイプのTPMSは、センサーがBluetoothでビーコンを発信し、Androidナビやスマホ、タブレットなどで受信します。専用の対応アプリがAndroidおよびiPhone向けに提供されます。しかし、日本ではまだAndroidナビがそれほど普及していないため、Bluetoothタイプを選ぶユーザーは少ないかもしれません。また、Bluetoothタイプは2.4GHzの小電力データ通信を使用しているため、技適マークの取得が必要です。しかし、多くの中国製Bluetooth製品は技適を取得しておらず、そのまま使用すると違法になる可能性があります。技適マークのない製品でも、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を活用すれば、届け出をすることで合法的に使用することも可能です。この制度は無料で利用でき、手続きが完了すればすぐに使用できます。ただし、製品がFCCやCEなどの外国認証を取得しいることを確認するのが難しい場合が多いので、購入前に販売店に確認するなど調べる必要があります。

今回はキャップ型のBluetoothセンサーを購入しました。正直なところ、製品が実用的かどうかは分かりませんが、安価で海外の認証情報があるものを選びました。

今回購入したTPMSセンサーと同モデルのbluetoothのキャップ型センサーです(販売店は異なります)
今回購入したTPMSセンサーとは異なるbluetoothのバルブ型センサーです
今回購入したキャップ型センサーよりやや小型のbluetoothのセンサーで、管理アプリも良さそうです

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発送が注文から3日後とやや遅めだったこともあり到着まで10日程度かかりました。灰色のビニールの中に箱があることがわかりました。

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中の箱は、小さいこともあり潰れはありませんでした。

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箱の背面です。iPhoneとAndroidに対応していることが謳われています。

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箱を開けたところ、中には折りたたまれた説明書、シール、そしてスパナが見えます。その下には黒いセンサーも確認できます。AliExpressの商品ページには、センサーの蓋に「FL」「FR」「RL」「RR」と直接印刷されている画像が掲載されていましたが、実際にはこれらの文字のシールを貼る仕様になっています。ただし、シールの文字が黒い丸の中で微妙にズレており、仕上がりがやや不均一です。このタイプのセンサーはタイヤの位置が固定されていないため、取り付け作業が比較的簡単です。例えば、センサーIDとタイヤ位置が固定されている製品の場合、タイヤローテーション時にはセンサーを付け替える必要があります。今回は見た目を確認するためにシールを貼りましたが、風雨や太陽光に長時間さらされるとシールが汚くなる恐れがあるので、長期的に見れば貼らない方が無難かもしれません。

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センサーと金色のナットがそれぞれ4セットずつ入っているのが確認できます。

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こちらはセンサーの蓋側を写したものです。見ての通り、バルブキャップとしては巨大サイズです。普通の車のタイヤに取り付けると、見た目が不格好になるかもしれません。外見にこだわらなければ問題ありません。

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センサーのバルブ側(右)とロックナット(左)の写真です。バルブと接する部分は金属製で、樹脂製ではありません。この金属部分がバルブと接触することで電蝕(金属の腐食)のリスクがありますが、直ちに影響が出るわけではありません。それでも、数カ月ごとに取り外して点検や再装着を行うことが推奨されます。タイヤは時間が経つと空気が少しずつ抜けるため、その際にセンサーを取り外して空気を入れることで十分でしょう。

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取扱説明書は小さな折りたたみの紙で、数カ所に画像が印刷されていますが、その画像が非常に小さく、詳細を読み取るのが困難です。重要なポイントとしては、「SYTPMS」というアプリを使用するように指示があることです。Android用のアプリは、バーコードを読み込んで直接インストールするか、Google Playからダウンロードすることができます。

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センサーのバルブ側が六角形の形状をしているため、付属のレンチを使って簡単に蓋を脱着できます。キャップの蓋を反時計回りに回すと、簡単に取り外せるようになっており、メンテナンスも比較的楽です。

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センサー内にはCR1632ボタン電池が使用されています。この電池は、側面から押し出すことで簡単に取り外すことができます。

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付属の電池の電圧をテスターで測定した結果、2.8Vから2.9V程度であることが確認されました。噂通り、初期状態で電池が少し消耗しているようです。Bluetooth Low Energy(BLE)を利用して省電力で動作しているとはいえ、製造後からずっとセンサーが動作し続け、電波(ビーコン)を発信しているため、多少の電池消耗は避けられないようです。

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CR1632ボタン電池は、ダイソーなどの100円ショップでも簡単に手に入ります。今回はセンサーの数に合わせて、必要な個数のボタン電池を購入しました。こうして予め準備しておいて正解でした。

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中華のAndroidカーナビでGoogle Playを開き、「SYTPMS」というアプリを検索してインストールします。インストール後、アプリを開いて準備を進めます。

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このSYTPMSアプリは、主に縦長のスマートフォン画面を想定して設計されているようです。そのため、カーナビのような横長の画面で表示すると、画面レイアウトが想定外の表示になるようです。画面中央に小さな車のアイコンが表示され、その四隅には大きな四角が配置されます。この四角形は、タイヤを上から見たイメージを表しているのでしょうが、デザイン的に不格好に見えるかもしれません。
最大の問題点は、横長画面では「ペアリングボタン」が表示されないことです。このアプリが横長画面で表示がおかしくなることを知らず、さらにAndroidの操作に慣れていないと、この段階で先に進めなくなる可能性があります。

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アプリのメイン画面下部中央にある「設定」をタップして、必要な項目を設定します。センサーの数は、二輪車、三輪車、四輪車によって異なるため、使用する車両に合わせて適切に選択します。さらに、タイヤの空気圧の最大値と最小値を指定し、その範囲を外れた際には警告が出るように設定します。走行中、タイヤの温度が上がると空気圧が変動するため、高温になりすぎた場合にも警告が出るように設定するのがおすすめです。その他の細かな設定も、この段階で確認しておきましょう。

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Androidのタスクメニューを開き、SYTPMSと別のアプリを選び、それぞれのタイトルバーをドラッグして、画面の左右どちらかに移動させます。これで、2つのアプリを画面分割して表示できるようになり、SYTPMSアプリが若干縦長に表示されます。

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画面分割により、SYTPMSでペアリングボタンが見えるようになりますが、ボタン内の文字が表示されないのは少し不便な点です。それでも、少なくともペアリングの操作は可能です。この段階では、まだペアリングボタンを押さず、画面はそのままにしてこの状態で一旦ナビ操作から離れます。

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タイヤのバルブに付いているキャップを反時計回りに回して外します。

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バルブの先端が綺麗であることを確認し、TPMSセンサーに付属していた薄い六角ナットをバルブに取り付けます。ナットは少なくとも5mm以上奥に差し込んでください。もしバルブの先端が汚れている場合は、しっかりと清掃することが重要です。ただし、水分がつかないように注意し、もし濡れてしまった場合は完全に乾燥させる必要があります。水分が残ると、電気的な腐食が進行しやすくなるため、特に注意が必要です。

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六角ナットを取り付けた状態はこのようになります。

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センサー自体をバルブにねじ込みます。センサーは非常に大きく、まるで巨大なバルブキャップのように見えますが、緩みがないようにしっかりと締めてください。ただし、あまり力を入れすぎるとバルブとの接触部分にあるパッキンが損傷する可能性があるため、手で締める際には強く締めすぎないように注意しましょう。何度もセンサーを取り外しすると空気漏れが発生しやすくなるので、回らなくなった時点で無理に回さず、止めるのがポイントです。

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最初に取り付けた六角ナットを付属のレンチで半時計回りに回し、センサー側にしっかりと締め付けていきます。画像ではレンチだけを持っている様子が見えますが、実際にはもう片方の手でセンサー本体を固定し、センサーが動かないようにしっかり支えておくことが重要です。このとき、強すぎない適度な力で締め付けることがポイントです。あまり強く締めすぎるとセンサーやバルブにダメージを与えてしまう可能性があるので、注意しましょう。しっかりと締め付けることで、振動や子供のいたずらでセンサーが外れる心配もなくなります。
ただし、センサーのカバー部分は手で回せば簡単に外れる構造になっているため、完全にイタズラを防ぐわけではありません。

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センサーを1つタイヤのバルブに取り付けた後、車載ナビの画面でそのタイヤに対応するペアリングボタンを押します。それから待たされることなくすぐにセンサーとのペアリングが完了します。ペアリングが完了すると、ナビ画面にそのタイヤの空気圧、温度、そしてセンサーの電池電圧が表示される仕組みです。画像の画面では空気圧が赤く表示されていますが、これは設定でわざと適正範囲外の空気圧にしているためです。赤い表示の時には警告音が鳴り続け、注意を促します。また、センサーの電池電圧は2.8Vと表示されていますが、これはセンサーに付属していた交換前の電池を使用した状態です。

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この作業を各タイヤごとに繰り返し、4つ全てのタイヤにセンサーを取り付けてペアリングを完了させました。最終的に、全てのタイヤの空気圧と電池電圧が正常に表示され、問題なく作動しています。ちなみに、全ての電池は新しいものに交換済みです。
本来であれば、ペアリングが完了するとペアリングボタンの部分にセンサーのIDが表示されるはずですが、ナビの画面が十分に縦長でないためか、IDが表示されません。これについては特に大きな問題ではないので、気にする必要はないでしょう。

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画面分割モードを解除し、通常のアプリ表示に切り替えました。ただ、全体として画面の使い勝手には少し残念な点があります。特に、表示領域の使い方があまり最適化されていない印象を受けましたが、機能的には十分に使える状態です。

Bluetooth対応のTPMSは、基本的にセンサーの製造元が提供する専用アプリと組み合わせて使うことが一般的です。つまり、どのTPMSアプリでも使えるというようにはなっていません。センサーが出力するデータ形式がアプリ側で正しく対応していない場合、そもそも使用できません。今回購入したセンサーはSilergy Corp.製のものですが、調べたところ、このモデルはすでに廃番になっているようです。後継モデルも見当たらないため、今後のソフトウェアアップデートは期待できないかもしれません。これが、このセンサーが比較的安価であった理由の一つかもしれません。

GitHubで調べたところ、VincentMasselis / TPMS-advancedプロジェクトが、今回購入したセンサーに対応する開発をちょうど進めていることを発見しました。この進展により、2024年中にはGoogle PlayのTPMS Advancedアプリで利用できるようになることを期待しています。ただし、このTPMS Advancedアプリが現行のSYTPMSアプリよりも優れているかどうかは現時点では分かりません。今後の動向に注目していきたいところです。

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2024年1月22日追記: 外径7mm、内径3mm、厚さ0.5mmのやや硬めのPVC樹脂製ワッシャーが手元に届きました。これを、センサーの取り外しや取り付けの際にバルブ部分が傷ついた場合に使う予定です。ワッシャーの硬さが程よく、空気漏れを防ぐ効果が期待できます。センサーの長期的な使用を考えると、こういった細かい部分でのメンテナンスが非常に大切になってきます。ただし、パッキン・ワッシャーの交換が地味に面倒です。

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中華の怪しいタイヤの空気入れとタイヤゲージ

中華の怪しいタイヤの空気入れとタイヤゲージ
©いらすとや.

車のタイヤは、頻繁に運転していても、しばらく乗らずに駐車していても、少しずつ空気が抜けていくものです。タイヤの空気圧が低いまま走行すると、タイヤが不均一に摩耗するだけでなく、最悪の場合、バースト(破裂)を引き起こす可能性もあります。ガスステーション(SS)で燃料を入れるついでに、スタッフに空気圧を確認してもらうこともできますが、正直なところ、給油以外のことで車に触れてほしくありません。そこで、中国製の安価なタイヤ空気入れとタイヤゲージを購入してみました。最近の空気入れには、たいていタイヤゲージが付属していますが、安価な中国製品は信頼性に欠ける印象があるため、検証用として別途エアゲージも用意しました。タイヤ空気圧のわずかな誤差であれば問題ありませんが、大きな狂いがあると安全にかかわるリスクがありますので、慎重になる必要があります。
また、最近ではバッテリー駆動の電動空気入れが非常に安価に手に入りますが、中国製の怪しいバッテリーは爆発などのリスクが怖いので、今回はあえて車のシガーソケットから電源を取る有線タイプの空気入れを選びました。

空気入れ

今回購入したモデルとは異なります。
今回購入したモデルと同等品と思われますが購入店が異なります。

今回もいつものようにAliExpressで購入しました。CARSUNというブランドの空気入れで、安価な製品を探しているとたまに見かける名前です。
日本のAmazonでもCARSUN製品は販売されており、Amazonではバッテリータイプのモデルが主に取り扱われているようです。Amazon販売(ただしマケプレ)のモデルはホースが適度な長さで使いやすそうです。(ホースが長いと、タイヤのバルブに接続するのが楽になります。)

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商品の包装は、なぜか大きなビニール袋に入っており、スカスカな印象でした。

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写真に写っている手前の物体は、サイズ比較用の3.5インチのハードディスクです。空気入れは、コンパクトなサイズで、特に外箱が大きく潰れていることもなく、右側に少しシワが寄っている程度でした。

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箱の裏面には、製品の仕様が中国語と英語で記載されていました。

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箱の中身はややスカスカで、左から本体、ホース、シガープラグ付きの電源ケーブル、3種類の口金、そして手前に有線版のマニュアル(中国語と英語)が入っていました。Amazonで販売されている製品には布製の巾着袋が付属しているようですが、今回購入したものにはただの白いビニール袋が入っていました。このビニール袋は、おそらく数年後には劣化してパリパリに割れてしまう素材です。個人的には、この袋は不要だと感じました。

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本体は樹脂で覆われており、持ち手が付いているため持ち運びがしやすい構造です。CARSUNブランドの空気入れは、このような黄色と黒の樹脂ボディが多く、形状が異なっても基本的なデザインは似たようなものです。

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シガーソケットに挿して使うタイプの電源ケーブルです。ケーブルの長さは約2.5m以上あり、セダンやミニバンといった車種であれば、少し大きめの車でも十分に届く長さだと思います。ただし、ハイエースのような大型の箱車だと、届かないかもしれません。

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ホースはネジ込んで接続するタイプで、ホース自体が硬めのため、タイヤのバルブに口金を接続する際にホースをひねると、本体との接続部分が緩んでしまうことがあります。これが緩むと、そこから空気が漏れてしまうので注意が必要です。米国式の口金にはロック用のレバーが付いており、口金を固定することができますが、品質が悪いためかロックレバーが跳ね上がって口金が外れることがあるので、ロック中は手をレバーに添えておく方が良さそうです。
また、ホースが短いため、最近増えている大径ホイールを装着している車では、バルブが上に来ると空気入れ本体を地面に置いて使えないことがあります。その場合は、空気入れ本体を手で持ち上げながら作業する必要があります。しかし、空気入れ自体は軽量ですが、ポンプが作動するとそれなりに振動するため、できれば手持ちは避けたいところです。

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ホースに取り付けられている口金は、一般の車のタイヤに採用されている米国式のバルブに対応したものです。この商品には、他に3種類の口金が付属しており、それぞれ異なる用途に使われます。まず、左側にあるのが浮輪やエアベッドなどに対応するタイプの口金です。これは、キャンプやレジャーの場面で非常に役立ちます。中央にあるのはボール用の口金で、サッカーボールやバスケットボール、バレーボールなど、スポーツ用具に使用されます。右側は自転車用の口金ですが、取扱説明書によると「自転車用」と書かれているものの、日本の多くの自転車のタイヤで採用されている英国式バルブで使用できるかどうかは不明です。

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取扱説明書は、中国語と英語の2か国語で記載されています。中国語がわからなくても、英語は比較的易しい表現が使われているため、英語に自信がない人でもなんとか理解できるレベルでしょう。必要な操作手順がシンプルに説明されているので、迷うことなく使いこなせるはずです。

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クルマの運転席ドアを開けると、Bピラー付近にその車両の適正な空気圧が示されたステッカーが貼られていることが多いです。このステッカーには、車種ごとに最適な空気圧がkPa(キロパスカル)やkg/cm2で記載されています。特に、日本車の場合、kPaとkg/cm2で表示されることが一般的です。Bar, kPa, kg/cm2は小数点の位置が異なるものの数値自体は同じです。一方で、Psiという単位はまったく異なる数値を示すため、モードを混同しないように十分注意しましょう。車種によっては前輪と後輪で異なる空気圧が指定されている場合もあります。なお、今回の画像にある車両では前後輪ともに同じ空気圧が設定されています。

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この空気入れには、自動で電源が切れる機能が搭載されています。ポンプが動いていない状態でしばらく操作しないと、自動的に電源がオフになります。電源をオンにするには、電源ボタンを2秒間長押しする必要があります。この電源ボタンは、ポンプの動作開始と停止も兼ねているため、一つのボタンで多機能を持たせたデザインとなっています。
Sボタンを使って空気圧の表示単位を切り替えることが可能です。
Mボタンでは、モードの切り替えが可能で、ボール、自転車、バイク、クルマ、SUVといった異なるモードを簡単に選択できます。モードを切り替えると、そのタイプに応じた標準的な空気圧が初期値として設定されます。そこから「+」や「−」ボタンで、適正空気圧に調整します。さらに、☀ボタンを押すことでライトを点灯させることができ、暗い場所での作業も安心です。ライトの光り方を複数のパターンに切り替えることも可能です。バッテリー駆動のバリアントの場合、ディスプレイに電池の残量も表示されるようです。今回購入したのは有線バリアントなので電池残量の表示はありません。

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車のタイヤバルブのキャップを反時計方向に回して外します。米国式バルブはバルブ中央のピンを押し込むと堰き止められていた空気が出入りできるようになります。(つまり空気が漏れます)
逆に、ピンを押し込まなければ空気は漏れません。バルブコアに砂や埃や水が入らないよう通常はキャップをしておきます。空気入れの口金をバルブにセットするとピンを押し込んで空気が出入りできる状態になります。

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ロックレバーを口金と一直線にした状態(ロック解除)で、口金をバルブに押し当てて素早くロックレバーを倒します。この操作で、空気が漏れないようにしっかりと固定することができます。空気が逃げてしまわないように、確実にロックレバーを操作しましょう。
取り外す際も、ロックレバーを解除したら、すぐに口金を抜き取ることがポイントです。このとき、ロックレバーの操作と口金の取り付け・取り外しをスムーズに行うことが重要です。操作が遅くなると、空気が漏れてしまうので、できるだけ迅速に行ってください。

タイヤの空気圧が空気入れ側で指定した数値より高い場合、スタートボタンを押しても作動しません。これは安全機能として、必要以上に空気を入れないように設計されているためです。空気を入れている際、指定した空気圧に達すると自動的に動作が停止します。指定した空気圧の数値が表示されていても、しばらく空気を入れ続けることがありますが、停止した瞬間が実際の設定値に達したタイミングです。空気圧を下げたい場合は、口金のロックレバーを一瞬だけ解除し、わずかに空気を漏らし、再度ロックレバーをロックし、空気圧の表示を確認する、という操作を繰り返すことで、目標の空気圧まで下げることができます。

小型ポンプなので0.2kg/cm2程度を上げるために20秒程度かかりますが遅すぎるほどではありませんでした。
動作音についてですが、「静か」というわけではありませんが、特別に近所迷惑になるほどの騒音ではありませんでした。日中であれば、他の作業音や生活音に紛れてしまう程度の音量ですので、気にせず使用できるでしょう。ただし、夜間や静かな場所での使用には少し注意が必要かもしれません。
また、電源コードに関しては少し細めで、強度があまり高くない印象を受けました。そのため、ドアを少し開けてそこからケーブルを出すという使い方は避けたほうが良さそうです。万が一ドアが意図せず閉まってしまった場合、ケーブルが挟まれて断線するリスクがあります。最も安全な方法は、運転席や助手席の窓を全開にし、そこからケーブルを通して作業することです。これならば、ドアをしっかりと閉めた状態でも安心して作業が行えます。

タイヤゲージ

2023年の夏から年末にかけて確認したところ、デジタルタイヤゲージの価格は非常に手頃な状態が保たれています。最も安価なモデルでは、300円前後で購入可能です。購入するストアによっては送料がかかる場合もありますが、それでも合計金額は500円程度に収まります。
一方、アナログタイプのタイヤゲージは200円程度から購入できます。価格に見合った品質で、特に精度面や耐久性に難があります。アナログゲージはメーターが壊れやすいという問題もあるようです。安価なゲージを購入するならデジタルゲージ一択だと思われます。

中華の怪しいタイヤの空気入れとタイヤゲージ 1
100円ショップで売られていても違和感のないような、安っぽい簡易パッケージです。

中華の怪しいタイヤの空気入れとタイヤゲージ 2
本体の素材と質感は安っぽいものですが、価格を考えるとその点は納得できるでしょう。

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このデジタルゲージは、電池が付属していません。電池を装着するためには、背面にある3本のネジを取り外す必要があります。驚くことに、新品にもかかわらず背面にはすでに擦れたような傷が多数見られます。この点も安価な中国製品にありがちな部分です。

中華の怪しいタイヤの空気入れとタイヤゲージ 4
電池を装着する際は、電池入れ部分にあるバネの位置を確認します。バネがある側がプラス極になります。通常の乾電池ではバネ側がマイナス極であることが多いため、ここは混乱しやすい部分です。

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スイッチの蓋は非常に緩く、ズレやすい設計です。背面カバーを嵌めようとすると、スイッチの蓋が外れてポロリと落ちてしまうことがあります。この点は少々イライラさせられます。

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裏蓋のネジをしっかり締めた後は、タイヤゲージの電源スイッチを押して起動させます。スイッチはディスプレイの下にある丸いボタンで、押すと数字が表示されます。表示される数字が「0」「0.0」「0.00」のいずれかであれば、電池が正しく装着されている証拠です。この状態で再度スイッチを押すと、表示される空気圧の単位が切り替わります。日本車の場合、PSI(ポンド毎平方インチ)以外の単位に設定するのが一般的です。個人的には、kg/cm2を選びます。

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空気圧が「0.0」と表示されている状態で、タイヤのバルブにゲージを押し当てると、一瞬で空気圧が測定されます。押し当てる際や外す際には、ゲージの口金部分とバルブが一直線になるように素早く行うのがポイントです。斜めに挿し込んだり、時間をかけすぎるとタイヤの空気が漏れてしまうため注意が必要です。

中華の怪しいタイヤの空気入れとタイヤゲージ 8
測定後、ゲージをバルブから外しても、数秒間はディスプレイに空気圧が表示され続けるので、バルブが見えにくい位置にある場合でも測定できます。

使い勝手も良く、予想外にも空気入れとこのタイヤゲージで測定した空気圧の数値に大きな差は見られませんでした。空気入れ、タイヤゲージ共に実用的で十分に使える製品だと言えるでしょう。

今回の空気入れとタイヤゲージは2023年の夏に購入しましたが、記事の公開は2024年にずれ込んでしまいました。元々、この内容をブログに掲載するか悩んでいましたが、中華製のナビに関する記事を公開する際に、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)についても触れることにしたため、関連する内容として空気入れとタイヤゲージの紹介も行おうと決めました。TPMSを紹介する前に、このタイヤゲージについての情報を提供するのが良いと思い、このタイミングで記事にすることにしました。

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