古い車の近代化改修 フロントフェンダー・フェンダーライナーの静音化

古い車の近代化改修 フロントフェンダー・フェンダーライナーの静音化

車の静音化対策として、これまで後回しにしていたフロントフェンダー周りの施工にようやく着手しました。このフロントフェンダー周り、そしてキャビン(車室)のフロアは、ロードノイズ低減において非常に高い効果が期待できる部分であるため、今回の作業には特に期待を寄せていました。

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施工に必要なクリップやグロメットなどの小物純正パーツを特定します。まずは車のパーツ検索サイトでご自身の車種のページを開き、購入したいパーツを調べます。

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画像のサイトでは、、パーツの分解図が表示されており、欲しい部品の番号をマウスでクリックすると、パーツリストの中からその部品の項目が展開表示されます。そこに正確なパーツ番号が表示されるので、これをコピーします。図自体にパーツ番号が記載されている場合もあります。

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パーツの種類によっては、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった一般的な通販サイトでも購入できる場合があります。しかし、マイナーな純正パーツまで幅広く取り扱っているのはモノタロウです。もし整備士やディーラーに知人がいれば、取り寄せて貰う方がネット通販よりも安価になるかもしれません。
コピーしたパーツ番号をモノタロウなどのサイトで検索し、検索結果のリストから目当てのパーツを見つけます。モノタロウでは関連パーツが上位に表示されることがあるので、型番をよく確認して惑わされないようにしましょう。今回のタイヤハウス周りの小物パーツは、「1袋〇個入り」のような販売単位になっていることがあります。不必要な買い物をしないよう、入数(個数)をよく確認してください。

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注文から数日で届くことが多いですが、車のパーツの中には取り寄せに日数がかかるものもあります。モノタロウやAmazonなどの通販サイトでは、準備ができた商品から順次発送されることが一般的です。

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届いたパーツは、一見するとどれがどの部品なのか判別しにくいことがあります。写真に写っている一番右の黒い樹脂製グロメットは、実は購入する必要がないものでした(もともと付いていた柔らかいゴム状のグロメットも正しく購入していたため)。
このように、余計なパーツを購入することがないよう、購入する部品は、事前に十分な確認を行い、間違いがないようにしましょう。

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11月にバルクヘッドの制振化を行いましたが、ワイパーアームの下にある大きく長いパネル(カウルトップ)を外す際に、左右の長いクリップの脚が折れていたことを確認していました。今回は、その長いクリップも新しいものに交換しました。
左が古いクリップで、先端が折れています。脚折れ以外にも、経年劣化で胴の部分が膨らんで樹脂が崩壊しかけているのが見て取れます。右の新しいクリップは、脚の先端が合流し、胴の部分が膨らんでいない形状です。実際に新しいクリップを取り付けてみたところ、カウルトップの穴にスムーズに挿し込むことができ、アンカーピンを押すとしっかりと固定できた感覚がありました。

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右のフロントタイヤです。写真の右側が車の進行方向になります。フェンダーおよびフェンダーライナーの制振施工を行う際、作業スペースを確保するためにタイヤは外します。

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車を持ち上げる際はジャッキを使用しますが、写真のようなパンタグラフジャッキは、短時間のタイヤ交換程度であればそのまま使用しても問題ありません。しかし、長時間の作業や、車の下側を覗き込む作業、車体を揺らすような作業を行う場合は、安全確保のためにウマ(リジッドラック)をかける必要があります。今回は適切なリジッドラックを持ち合わせていなかったため、手持ちの木の柱で代用しました。

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タイヤハウス内の、タイヤの前方から上を通って後方側までを覆っている部分は、薄い樹脂でできた柔らかいカバー(フェンダーライナー)です。フェンダーライナーはクリップやグロメットで車体に固定されています。このフェンダーライナーはロードノイズを車内に伝える原因の一つであるため、今回はフェンダーライナーの裏側(車体側・上側)に制振材を貼る作業を行います。
まず、フェンダーライナーを固定しているクリップやグロメットの位置をすべて確認します。また、車種によってはネジで固定されている部分があるかもしれません。

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穴が開いた形状のグロメットは、うちの車ではゴム状の柔らかいタイプが使用されていました。一方、アンカーピンを差し込んで固定するクリップは黒い硬い樹脂製でした。固定具はわかりにくいところに隠れていることもあるため、すべての取り付け位置を把握しておきましょう。

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アンカーピンで固定されているクリップは、クリップ外しのような専用工具を使って外します。写真のクリップ外しのように、梃子てこの原理を効かせて外すことができる、折れ曲がった金属タイプの購入を強くお勧めします。このタイプは力が加えやすく、クリップを外しやすいです。

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うちの車は15年を超える古い車ということもあり、全体の半分ほどの樹脂製クリップが崩壊したり、脚が折れたりしていました。制振材を貼ってフェンダーライナーが重くなるかどうかに関わらず、古い車ではクリップの劣化によりフェンダーライナーが剥がれてしまう可能性もあるということです。一部はグロメットやネジ、S字クリップで固定されているため、完全に脱落するには至らないと考えられます。
古い車の樹脂クリップは、再利用せずに新しいものを使用すべきです。たとえ脚が残った状態で抜き取ることができたとしても、固定力が落ちていては安全ではありません。

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中央に穴の空いたゴム状(軟質樹脂?)のグロメットは、硬い樹脂クリップのように崩壊したり脚が折れたりすることはなく、しっかりとした固定力が保たれていました。この部品は、再利用可能な状態で綺麗に引き抜くのは難しいと思われます。写真のようにニッパーなどで切り取ってしまうのが最も簡単で確実な方法です。

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うちの車では、フロントフェンダーの片側につきS字型のクリップが2箇所使用されていました。これらはそれぞれ形状が異なります。写真に写っているものは、フェンダーの前方斜め上に位置するもので、一見マイナスドライバーで回すように見えますが、実際はクリップ外しで普通に引き抜くだけでした。これはアンカーピンが長いタイプのクリップでした。

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S字型のクリップの部分はピンを引き抜いてから、フェンダーライナーごとタイヤハウス内側にずらすと外れます。

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フロントバンパーの下側です。バンパーの底とフェンダーライナーを留める外側のネジとクリップを確認します。ネジはプラスネジに見えますが、サビていることもあり、電動ドライバーでは外すことができませんでした。この場合は、舐めてしまうのを避けるためにも六角レンチを使うべきでしょう。ネジを抜いたら、S字クリップを車の後方側にズラして外します。
ただし、これだけではフェンダーライナーは完全に外れません。もう一つ、バンパーの底とアンダーパネル部分にフェンダーライナーが留められています。

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外れかけたフェンダーライナーの隙間から、バンパーの内側の底の部分を覗き込みました。バンパー底の残りの固定部分は、グロメットで留められているようです。

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写真では既にネジを外した状態ですが、ネジを外すとアンダーカバーとバンパー底とフェンダーライナーの3枚重ねの固定部分の内、ネジで固定されていた一番下の1枚(アンダーカバーまたはフェンダーライナーの一部)を浮かせることができます。その浮かせた状態で隠れていたグロメットが見えるので、これもニッパーで切り落とすと固定を解除できます。この部分は、後で新しいグロメットを嵌めるときに苦労する箇所です。

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バンパー底部分のS字クリップには長い金属ネジが使われていました。グロメットの側は短いネジですが、ワッシャーが付いています。どちらのネジもひどくサビていたため、新しいネジを用意しておくべきでした。今回は準備していなかったため、やむを得ずサビたネジを再利用しました。

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タイヤハウス内側の非常に見えにくいところにもグロメットが残っていました。フェンダーライナーがどうしても外れない場合は、このような見落としやすい固定箇所があるはずです。この場所は、タイヤを外さないと確認も取り外しも難しいと思われます。

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これでようやくフェンダーライナーを外すことができました。写真に見えているフェンダーボディの鉄板の裏側(上側)は、埃と砂が溜まってひどく汚れていました。このままでは制振材をしっかりと密着させて貼ることができません。

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外したフェンダーライナーを、洗剤を付けて丁寧に洗いました。ライナーが乾くのを待っている間に、フェンダーの鉄板の裏側に制振材を施工していきます。

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タイヤハウスの内側(タイヤがあったところ)から後方(フロントドアのヒンジがある方)を見ています。うちの車では、この部分が素通しではなく、樹脂製の隔壁が付いていました。軽い樹脂のため、単体での遮音効果は高くはなさそうですが、この部分に何もない車種よりは静音効果があり、風切り音も軽減しているはずです。
この隔壁は、上下の2つのクリップで固定されており、クリップを外してから隔壁を上下のどちらかにずらすと外すことができるはずです。外して裏側に制振材を貼る方法も考えられましたが、古い車のため隔壁周囲に貼られているスポンジが崩れそうでした。そのため、今回は外さずに隔壁の上に直接制振材を貼ることにしました。施工前に、雑巾で水拭きした後、シリコンオフでしっかりと脱脂します。

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タイヤハウス内側(タイヤのあった場所)から、フェンダー(ボディの鉄板)を見上げました。既に制振材を貼っています。フェンダーの鉄板を外側から叩いてみて、音が響かない程度に、全体の面積の半分ほどに制振材を貼りました。

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同じく、タイヤハウス内側からAピラーに続くあたりのフェンダー内側の鉄板(タイヤハウス上側)です。フロント側と同様に、鉄板を叩いて響かない程度に、全体の半分ほどの面積に制振材を貼りました。

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タイヤハウス内側の後部側です。この部分のフェンダーの鉄板は広い平面であるため響きやすく、全体の7割ほどの面積に制振材を貼りました。これだけ貼らないと、叩いたときの響きが十分に抑えられませんでした。フロントドアに続く隔壁と、エンジン側のフレームの薄い部分にも、わずかですが制振材を追加で貼っています。

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水洗いしたフェンダーライナーが乾いたので、裏側(車体側・上側)に制振材を貼っていきます。シリコンオフで拭き掃除したところ、何故か表面が白っぽくなりました。また、クリップで留める部分の穴の周囲に砂が固まって残っていたため、これは改めて水拭きして完全に取り除きました。
フェンダーライナーはペラペラで柔らかく自立しないため、タイヤに被せるようにすると、制振材を貼る作業がしやすくなります。
最近の少し良い車はフェンダーライナーの上側あたりにシンサレートのような吸音材が貼られていることが多いようですが、うちの古い低グレード車には吸音材の類は1㍉2も貼られていませんでした。

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フェンダーライナーの裏側(上側)に制振材を貼りました。クリップ穴の部分は、固定を妨げないように避けています。

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フェンダーライナーのフロント側にも制振材を貼るべきか迷いましたが、泥跳ねや水跳ねの音を低減できると考え、一応貼ってしまいました。その結果、ライナーは重くなりました。ただし、フェンダーライナーのバンパー下のアンダーパネル部分は、貼り付けを省略しました。

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制振材を貼った上に、吸音材であるシンサレートを重ねて貼りました。これまでの静音化施工では、制振材を貼ったところまでは撮影するものの、吸音材を貼った後は作業完了の嬉しさからすぐに内張りを取り付けてしまい、吸音材を施工した写真を撮り忘れることがよくありました。しかし今回は忘れずに撮影できました。
…と書きましたが、この写真は左フロントタイヤのときのものです。右フロントタイヤのときは、やはり写真を撮り忘れてしまいました。

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吸音材はフロント側1/3には貼っていません。

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S型クリップは、劣化がひどくなく、汚れているだけのため再利用もできそうでしたが、今回は新品を購入していたため、念のため取り替えました。写真では、古いクリップが上側に付いています。その下の手に持っているのが新しいS型クリップです。

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フェンダーライナーのフロント側で、バンパー底の外側を留めるS型クリップです。取り付ける向きが分かりにくいですが、S型の上側の溝にフェンダーライナー、下側の溝にバンパーの底のパネルが嵌合かんごうします。この状態で固定したら、長いネジを貫通させて完全に固定します。

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クリップとグロメットは、全て新しいものを使用しました。制振材を貼ったフェンダーライナーは、施工前の4倍以上の重量になっているため、砕けかけた元のクリップを再利用すると、その重量を支えきれない可能性があります。
また、制振材施工後は、ライナーの重量が増していることから、3~4年に一度はクリップを新品に交換した方が良いかもしれません。一方で、ゴム状のグロメットについては、頻繁な交換は不要だと考えられます。

フェンダーの鉄板の内側とフェンダーライナー裏側に制振材を施工したことで、ロードノイズの一部を抑えることができるようになりました。アスファルトの状態が良い路面では、60km/hまでの走行で明らかな静かさを感じることができました。
ただし、荒れた路面では施工前とまったく変わらないようです。これは、荒れた路面ではフロアから振動と音が伝わっているからだと推測されます。つまり、フロアの制振と吸音施工を行わなければ、効果は限定的だと言えそうで、フェンダーの静音化による効果を過大に期待していたのが少し期待外れでした。本命のフロアの制振・吸音・遮音の必要性はますます高まったといえます。
「静かになった」と書きましたが、音量が単に下がった下がったということではなく、「コー」という高い音が「ゴー」という低い音に、「ガタガタ」という音が「ゴトゴト」という低い音に、といった具合に、ロードノイズの音域が低い方へ移動した部分が大きい感じです。
高速道路で100km/h走行でも、路面が良ければ静かになっていることを実感できましたが、今度は車内後方からこれまで聞こえなかった「シュコーー」という風切り音が聞こえ、それが気になりました。これは、これまで聞こえなかった音が聞こえるようになるほど静かになったとも言えますが、モグラ叩きのように気になる部分が次々に出てくるため、車の静音化はやはり「沼」であると改めて痛感しました。

交通情報案内電光掲示板から次の信号までクルコンで60km/hちょうど(制限速度)で走行し、走行条件を揃えています。途中に路面状態が極めて悪い部分があり、そこでは制振材・吸音材の施工が役に立っていないことが判ります。スマホに外付けマイクを接続して録画した動画を公開しましたが、偽音だらけで録音されてしまい、スマホ本体のマイクより圧倒的に酷くなってしまいました。フロントガラスの上部にDUDUAUTO 2K DVR(ドラレコ)を付けていたのを思い出し、その録画から動画を再作成してYouTubeの動画を差し替えました。このドラレコはマイクの感度が低いため動画では施工前後で同条件で音声を増幅しています。悪い路面を走るときにロードノイズというより駅などの雑踏にいるような喋り声にっぽいノイズがありますが、偽音です。低めのゴーという音に注目していただければと思います。

2025年12月22日追記:
うちの車はフロアでロードノイズが響くためフェンダー周りの静音化がイマイチ効果が高くないように感じていましたが、雨の日や水溜りを通ったときは恐ろしいほどの効果を発揮することがわかりました。特に水溜りを走行すると、施工前はタイヤが巻き上げた水がフォンダーライナーに当たってズゾゾッゾゾという非常に大きな音が発生していました。しかし、施工後はジャっとささやくような音に変わっています。雨で濡れた路面でもフェンダーライナーに水がかかったときに音が全くしないレベルに変わったため水関係の音は非常に軽減されたといえます。これまでは大きな水溜りに突入したときに大きな音で水の量を認識してハンドルを取られないように気をつけましたが、施工後は音がほとんどしないため油断して水溜りでハンドルを取られる可能性があるなと思いました。

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格安の15インチ中華モバイルディスプレイを買ってみた

ネットワークメディアプレーヤーとして使用するTVボックス用に、手元の24インチモニターを接続してみたものの、大きくて重いため設置場所に困りました。そこで、より扱いやすい小型・軽量のモバイルディスプレイを購入することにしました。なお、購入したのは10月で、既にTVボックスの記事で写真に写っているものです。

このディスプレイは、時期によって5,000〜6,000円台前半で販売されています。日本のAmazonでも同じモデルが購入できますが、やや割高です。ただし、AliExpressで購入しても日本のアマゾンで購入しても出荷元は同一です(後述)。
なお、AliExpressの商品説明には実際のモニターと異なるモデルについての記述が混在しているようです。中華あるあるです。

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AliExpressの表記ではカラーは「白」のみとなっていますが、実際に届くのは「黒」のようです。黒が欲しかったので結果的には良かったものの、商品説明と異なる点は良いこととは言えません。今回は日本倉庫から発送され、注文から到着まで3〜4日程度でした。

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日本出荷のためか、ガムテープでギチギチに巻いたビニール小包ではなく、紙袋での梱包でした。

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配送はヤマト運輸で、出荷元はAmazonのフルフィルメントセンターでした。つまり、Amazonで購入しても中身は同じということです。購入時はAmazonとAliExpressで価格差を確認するのがおすすめです。。

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紙袋の中には、製品の外装であるダンボール箱が入っていました。日本発送ということもあり、外装に潰れなどはありません。

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中身です。ドキュメント類はすべて日本語表記でした。緩衝材のスポンジもしっかり入っており、中国発送であっても問題なさそうなレベルです。

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モニター本体の画面側です。右下の穴にボールペンなど細い棒を挿すと簡易スタンドとして利用できるようです。左下には設定用と思われるボタンが3つ並んでいます。ボタン自体には養生テープが貼られていませんが、その周囲だけ覆われており少し不思議な養生です。赤いタブを引いて保護フィルムを剥がします。

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モニター左側面にはI/Oポートがあります。写真左から mini HDMI、Type-C映像入力、Type-C電源入力、OTG、電源ボタンです。Type-Cはどちらも電源入力として使用できます。電源ボタンを押しても反応がないため用途は不明です(OTGポートも動作が不明)。

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モニター背面です。中央には75mmピッチのVESAマウント穴があり、スタンドやモニターアームを追加購入して取り付けることができます。

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今回のモデルは背面左下に四角い切り込みがあり、ここを15度ほど開くことで自立する仕組みになっています。ただし安定感はあまりないため、横にあるスタンド用の穴にボールペンを挿す方が安定します。もしくは付属スタンドを使用するのが無難です。なお、この脚はAliExpressの商品説明とは異なる位置のようです。

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こちらが付属スタンドです。樹脂製で、接地部分やディスプレイ背面に触れる部分には滑り止めのゴムが付いています。

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スタンドを展開した状態です。角度は10段階で調整できます。ただしスタンド自体のサイズがモニターより小さめのため不安定です。持ち運ばない場合は、アクリル系の強力な両面テープでモニターとスタンドを固定し、角度調整の突起部分も固定するのがおすすめです。

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スタンドにモニターを設置し、背面側から見た様子です。今回はアクリル両面テープでスタンドとモニターを接着しています。この時点では角度調整の突起は未固定です。

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AliExpressの説明では本体重量は623gとされていますが、実測では666gでした。軽量ではあるものの、表記より40g以上重いのは残念です。(商品説明のモデルとは別モデルのためと思われます)

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付属品のType-C - Type-Cケーブル1本、HDMI - mini HDMIケーブル1本です。Type-Cケーブルの映像入力は確認していませんが、電源供給として問題なく使えました。電源には写真左に写っているACアダプタを使用しました(付属しません)。
HDMI - mini HDMIケーブルはやや太く硬めですが、特に動作には問題ありません。細いケーブルを使いたい場合は、写真右のようなHDMI - mini HDMIアダプタ(付属しません)を使うと良いですが、モニターから大きく飛び出します。後述する方向転換アダプタのほうが実用的です。

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付属のType-CケーブルとHDMIケーブルをモニター左側面にそのまま挿してみました。ケーブルがモニター横に大きく広がるので見た目が少し気になります。

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説明書はすべて日本語で記載されていました。設定項目は多くありませんが、Type-Cで映像入力を行う場合は一度目を通しておくと安心です。

Type-C - Type-Cアダプタを使用する場合は、変換方向と、180度転換させるタイプなら隙間の広さを必ず確認してください。モニターの厚みによっては使用できない場合があります。
mini HDMIポート用の方向転換アダプタは、反対側が標準サイズのHDMIになるタイプしか見つかりませんでした。HDMIポートの向きを確認し、適合するタイプを選んでください。中華モニターの場合、商品説明が正確でないことも多いため、届いた実物のHDMIポートの向きを確認してから購入することをお勧めします。180度転換タイプを購入する場合は、ポート位置と背面までの距離を必ず測ってからにしてください。

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Type-CとHDMIの180度方向転換アダプタを購入しました。

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アダプタの背面側です。HDMIアダプタには小さなLED穴があり、通電時には白く光ります。

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2つのアダプタをモニターのポートに装着しました。事前に確認したとおり、モニターが薄いこともあり問題なく装着できました。

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180度転換アダプタを使うと側面はすっきりしますが、背面はケーブルがややごちゃつきます。余分なケーブルは結束バンドなどでスタンドに留めると見た目がすっきりします。

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正面から見ると、ケーブルが横に飛び出さないため非常にすっきりしました。TVボックスとスタンドのサイズが近かったので、アンプ横に置いていたTVボックスをモニタースタンド下(アンプの上)に移動しました。さらに省スペース化できました。

15インチ(15.6インチ)モニターは、TVボックス用としてサイズ・重量ともにちょうど良く、満足度の高い買い物でした。今回のモデルは近頃としてはやや珍しいアンチグレア (磨りガラス状で反射を抑える)タイプで、斜め上向きに設置する用途なら特に相性が良いと感じます。アンチグレアのため細部がわずかに滲んだり色が控えめに見えたりしますが、15インチの1080pなら気にならない程度です。IPSパネルで視野角も広く、斜めから見ても破綻しませんが、アンチグレア特有の白っぽさは多少あります。
また、側面の電源ボタンは反応しませんが、映像信号が入ると自動点灯し、信号が途切れると青画面後40秒で自動消灯します。結果として電源ボタンを使う必要はありません。新品の15インチ IPS 1080pパネルのモニターが5,200円(2025年10月中旬購入時)であれば、文句ないと言えるでしょう。

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