スマートフォンで動画 (DVDFab9)

「がとらぼ」のアクセスログを見ると未だに10年近くも前の携帯電話でDVD動画を観るに多くのアクセスがある。でも、せっかく見に来て貰っても内容が全く現状に合っていない。

やっぱり今だったら携帯電話ではなくスマートフォンで動画だよね。

今回はとりあえず操作が簡単なDVDFab9を使い、外国人の講演会を収めた自主製作のBlu-ray(ブルーレイ)またはDVDをスマートフォン・タブレット用に変換するとする。

DVDFab 1
DVDFab9を起動すると怪しいロゴが表示される。

DVDFab 2
ライセンスのステータスが表示される。これは表示しないようにもできる。
DVDFabは使用する機能だけを購入できる。この記事では「Blu-rayリッピング」か「DVDリッピング」(または両方)が必要になる。リストにある「動画変換」は任意の動画を変換するためのライセンス。「Blu-rayリッピング」「DVDリッピング」ライセンスにはBlu-ray,DVDから動画に変換する機能が含まれている。(勘違いして動画変換ライセンスまで買わないよう注意)
右下の[DVDFabを起動]を押す。

DVDFab 3
メイン画面が表示され上部タブで「リッピング」を選択し、Blu-rayディスクをロードした状態の画面。
Blu-ray(DVD)では動画が複数入っているかもしれない(というかそれが普通)。DVDFabではそれらの動画がタイトル別に表示されるが、作り方によっては同じ1つの動画が複数表示されることもある。(再生時間列に表示される時間が同じだと可能性が高い)
たくさんある筈なのに少ししか表示されない、ある筈の動画が無い場合は「その他タイトル」の[+]を押すとそこに表示される場合がある。リストのタイトルを見てもどれが何の動画かは普通はわからないので緑塗りの (再生)ボタンを押すと動画のプレビュー窓が表示される。
音声と字幕はそれぞれのタイトル毎に指定する。ここの指定を間違えると日本語音声に日本語字幕が付くなどマヌケなことになるので注意。
変換したい動画のタイトルの左にあるチェックボックスにチェックをする。

DVDFab 4
動画の設定を指定することもできる。(タイトルリストの動画毎に指定)
上の画像だとタイトルリストでKOUENKAI_AKIHABARA.Title21を選択し、左の[詳細設定]ボタンを押そうとしている。
複数タイトルを選択状態だと左の[詳細設定]ボタンは押すことができない。(変換対象のチェックは関係ない。タイトル行選択で[Shift]+[↓]とかやった場合の話。)

DVDFab 5
DVDFab8から暫くは動画変換で作成対象のスマートフォンやタブレットを選択するようになっていたが、正直iPhone用以外は酷い画質の動画しか作れなくて結局何でもかんでも設定はiPhone用で解像度だけ目的のスマートフォンに合わせて作成するしかなかった。DVDFab9の何時からか機種選択はなくなってコーデックでH.264かMpeg4を選択する程度のすっきりしたものに変わった。
コーデックはおそらくH.264から変更する必要はない。
解像度は閲覧用のスマートフォン・タブレットの画面の解像度に合わせる。動画によっては縦横のピクセル数が合わないかもしれないが縦横それぞれが閲覧用のスマートフォンの画面解像度を超えないように指定する。正直なところFullHD以上の解像度の画面を持つスマートフォンでもHD画質の1280x720程度で十分だとは思う。もちろんFullHDで作るのもアリだが動画のファイルサイズがどうしても大きくなってしまう。
ビデオ画質は「高品質」にしておけば元の動画と比べて目立つ劣化は発生しない。エンコード方式は常に「高速エンコード(1-パス)」で良い筈。1-パスと2-パスの画質の違いを判別するのは難しい程度のわりに2-パスは変換時間がほぼ倍になるので時間の無駄。
音声はビットレートを128kbps程度にするならコーデックはAACで良い。チャンネルもスマートフォン・タブレットでの再生ならステレオで。
外国人が喋るのを原語で聴きたいがその言語が苦手なら字幕を付けることになると思われるが字幕の付け方は「直接動画にレンダリングする」を選択する。字幕だけ別出しは殆ど上手くいかないし再生環境も極めて限定される。
たいていは詳細設定の指定は毎回細かく変えるものではないので一番上の「全てに適用」にチェックすると現在の指定が標準設定になる。
指定が終わったら右下の[確認]を押すとメイン画面に戻る。

メイン画面の右下にある緑の[開始]ボタンを押す。DVDFabをインストールしているPCの性能や変換設定に左右されるものの最近のPCならかなり高速に変換される。
動画の保存先は特に変更しなければ「ドキュメント」フォルダ下の「DVDFab9」の中になる。

いまさらだけど、Blu-rayから元解像度&「高画質」ででつくればもちろん大型モニターで観ても元のBlu-rayとほぼ遜色ない画質。つまりこの記事はスマートフォン用としているけど実際はスマートフォン用に限るものではないということ。

なお、DVDFabは頻繁にインターフェースが変更になっているので今後もいつ変更になるかわからない。何年後かには操作方法が全く違うものになっているかもしれないのでご承知のほどを。

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PHP Password Manager // ppma

時代の流れか最近はオンラインのサービスを利用する機会が非常に増えている。ブラウザが賢くなっていてIDとパスワードを複数憶えてくれるしそれらの情報を違うPCやタブレットなどで同期することもできるので便利にはなってるけどアカウントの管理機能はないので何かしらでしっかり管理しないとそのうち困ることに。

また、ローカルのネットワークでも複数のサーバーやPCを管理する業務となると、まさか今どき憶える量を減らすためにIDやパスワードを使いまわしするというのはありえないしホスト名/ID/password一覧ファイルを社内の他の社員が閲覧できるネットワーク/インターネットに繋がっているPCに保管するとか印刷して持ち歩くとかもありえない。でもアカウント情報一覧が無いと全くもってログインも何もできなくて困る。そこでネットワークの入り口のセグメントの1台にアカウント管理ツールを置けばマスターパスワード1つで全てのアカウント情報を調べることができる。

で、今回はPHPで動くパスワードマネージャのppma。
ppmaは名前が「パスワードマネージャ」由来だけど、正直パスワードマネージャとしてはかなり貧弱で使いやすいわけでもない。でも、シンプルで解りやすく見易いので「アカウントの管理用」としてはとても良い。当然ウェブに限らずTELNET,SSH,FTPなどあらゆるアカウントを管理できる。
ただし、今どきウェブツールとしては珍しく一人用なのでグループ/組織の各自それぞれで使うというのは無理。

ppmaはPHP5.2以降で動く。PHP7.0にも対応。php*-pdo_mysqlモジュールが使えること。
データベースはMySQL5.0以上。一人用程度のデータ量と更新の仕方ならSQLiteで十分だと思うけど。
ウェブサーバはPHPが使えればApacheでもNginxでも。
だいぶ昔のバージョンではyii frameworkが別途必要だったと記憶しているが現在はppmaに入っているのでインストールは非常に簡単になっている。

ppmaの入手は基本的にはGitHubで、Zipファイルで欲しいならSourceForgeから取ってくる。

ウェブサーバのドキュメントルートまたはドキュメントルート下の何処か適切なディレクトリにppmaを展開。パーミッションも適切に。
MySQL側はppma用のユーザーを1つ作成。ppma用の空のデータベースを作成しppma用のユーザーが全権でアクセスできるようにする。(下は例)< /p>

mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON ppma.* TO ppma@localhost  IDENTIFIED BY 'password' WITH GRANT OPTION;
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)

mysql> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)

ここまで準備ができたら

ppma 1
ブラウザでhttps://example.com/index.phpやhttps://example.com/subdir/index.phpのようなURLを開く。
ppmaが必要とするスペックを満たしていればEnvironmentの全ての項目がTrue、ppmaのディレクトリ/ファイルがウェブサーバから書き込み可能になっていればPermissionsの全ての項目がwritable(書き込み可能)の緑表示になる筈。
全ての条件を満たしたら[次へ]を押す。

ppma 2
ppmaがMySQLに接続するための設定。
Serverの欄の初期値は127.0.0.1になっているのでMySQLのppma用ユーザーのアクセス権がlocalhostのみ有効の場合は(127.0.0.1=localhostだと思って油断しているとMySQL的には)接続できないので注意。MySQLのppma用ユーザーに127.0.0.1を許可するか上の画像のように「localhost」に指定し直す。
全て指定したら[Create Config]を押す。

ppma 3
管理者IDとパスワードを指定。ppmaは管理者1人以外のユーザーは作成できない。つまりこの管理者IDが常用IDとなる。ローカルネットワークで密かに使用するなら別としてインターネットからアクセスできる状態に置くならとんでもなく難しいIDとパスワードにしておくべき。

ppma 4
上の画面が表示されたらインストール完了。水色のloginリンクを押すか
http://example.com/index.php?r=user/login のようなURLのページを手動で開く。
ここでインストール開始画面が表示される場合は再表示するなどしてログイン画面を開かせる。

ppma 5
ユーザー名とパスワードは当然さきほど入力した管理者IDとパスワード。

ppma 6
ppmaのメイン画面。まだ管理するアカウントが1つも登録されていないのでリストはNo results found.になっている。
この画面ではブラウザの横幅が非常に重要。横が950px程度は必要。横幅が狭いと上の黒帯の部分のEntries, Tag, Settings, Profileが表示されないので登録・設定系の操作が何もできない状態になる。レスポンシブにするならブラウザ窓の幅が狭い時はメニューボタン1つを表示してそれが押されたら子メニューが表示されるとかするものだと思うけどメニュー表示が無くなるのは酷い。そのうち改善されるとは思うけど不具合レベルだと思う。

ppma 7
上の黒帯部分のEntriesプルダウンからCreateを選択する。

ppma 8
管理するアカウントの登録画面。上の画像はインターネットのサービスを利用するためのアカウントではなく会社内で管理しているサーバのアカウント情報を模したもの。(当然だが実データではない)

パスワード欄は右の方の「目」の形のアイコンをクリックすると伏せ字からパスワードの文字列に変わる。もう一度押すと伏せ字に戻る。
Tags(タグ)はppmaで多くのアカウントを管理するにはとても重要。例えばインターネットの買い物サイトのアカウントが幾つかあるなら「買い物」など(日本語可)をタグとして登録する。ようするにアカウントの分類に使う。上の画像だとサーバー室のラック番号で分類するという想定。

ppma 9
1つのアカウントしか登録していないのでこんな感じ。上の画像だと右上のTagcloud(タグクラウド)に大きな「ラック3」というのが表示されているが、アカウントを沢山登録し分類タグが増えるとここにそのタグが並ぶ。そこからタグを1つクリックするとそのタグを付けられたアカウントが左ペインにリスト表示される。つまりアカウントがタグで抽出される。

最初はシンプル過ぎて不満に思ったけど使ってると意外とこれで十分だと思うようになった。
でも、やっぱり一人用というのが痛い。複数ユーザー利用可で必要に応じて登録したアカウント情報の共有もできると良かったんだけどなぁ。

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